リップの色落ちを防いできれいな状態を長持ちさせたいなら、「リップコート」を使ってみましょう。口紅を塗ってもすぐに落ちてしまったり、飲み物を飲んだときにカップに色がついてしまったりしがちな方におすすめです。
100均などでも取り扱いのあるリップコートですが、マットに仕上がるもの、保湿効果のあるものなど特徴はさまざま。そこで今回は、リップコートの魅力やおすすめのアイテムについて詳しくご紹介します。
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リップコートの選び方
目的に合わせて形状をチェック
コンパクトで持ち運びやすいチューブタイプ
外出先で塗りなおす機会の多い方には、チューブタイプのリップコートがおすすめ。中身を押し出して使用する形状の容器で、先端が唇にフィットしやすいよう、斜めにカットされたものが主流です。手を汚さずに中身を取り出して直接唇に塗れるため、衛生的かつ手軽に使い続けたい方にぴったり。
細かい部分にはみ出さずに塗るのには向いていませんが、コンパクトなアイテムが多いので、ポーチに入れて旅行などの外出先にも持ち運びやすいタイプです。
はみ出しにくく塗りやすいペンタイプ・チップタイプ
ペンタイプ・チップタイプのリップコートは、細長い形の容器と、スパチュラのような平たい形のアプリケーターを採用しているのが特徴。取り出す量を少しずつ調節しながら使えます。唇の縦じわに沿って塗ったり、口角部分にもしっかり塗ったりと、細かな部分にも使いやすいのがメリットです。
アプリケーターの先端を使って繊細に塗布できるため、指先を使って調整する必要がなく、手を汚さずに使いたい方にもおすすめ。使用したあとのチップをそのまま容器の中に戻すタイプが主流なので、衛生面には注意が必要です。使用前には唇を清潔にしておく、使用後はチップを拭き取るなどの工夫しましょう。
リップコートはチップタイプのアイテムが多いため、比較的豊富な選択肢から好みのアイテムを選べます。
リップクリームのように使いやすいスティックタイプ
手軽にリップコートを使いたい方には、スティックタイプがおすすめ。スティックタイプは、リップクリームのように棒状に固められた中身を繰り出して使用します。リップコートにはあまり展開の多くない形状ですが、さっと唇に塗れるので気軽に使えるのがメリット。
直接唇に塗るのはもちろん、あえて指先やブラシに取って唇に塗布するなど、好みに合わせて使い方を選べるアイテムです。直塗りする際は手を汚す心配がなく、チップやブラシなどのツールも必要ないため、メイク直しのタイミングで手早く塗りなおせるメリットがあります。
質感をチェック
クールでモードな雰囲気に仕上がるマットタイプ
マットタイプのリップコートは、ツヤ感が少なく、クールでモードな雰囲気に仕上がるのが特徴です。なめらかなテクスチャーのチューブタイプや、さらさらとしたパウダータイプで展開されているアイテム。かわいい雰囲気や華やかな雰囲気よりも、大人っぽく、洗練された印象を与えたい方におすすめです。
やや唇のかさつきが目立ちやすいのは懸念点ですが、マットな仕上がりのリップはやわらかくふっくらして見えるメリットがあります。テカったような仕上がりのリップメイクが好みではない方や、いかにも唇に何か塗ったような印象を与えたくない男性のメイクにもぴったりです。
フレッシュでぷるぷるな唇に仕上がるツヤタイプ
ツヤタイプのリップコートは、みずみずしくぷるぷるした唇に仕上がります。唇にぷっくりと厚みのある、つややかな印象を与えたい方や、乾燥が気になる方におすすめ。チップタイプやチューブタイプに多いアイテムです。
ツヤタイプのリップコートは、マットタイプよりも展開しているメーカーやブランドが多いのも特徴。選択肢が比較的豊富な点も魅力です。
パールのあり・なしをチェック
クリアなノンパールタイプはどんなリップにも合わせやすい
リップコートには、パールの配合されたものと配合されていないものがあります。リップコートの主流はノンパールタイプ。雲母チタンなどのパール剤と呼ばれる粉体を配合していないため、先に塗った口紅の色味や質感を邪魔しにくいのが特徴です。
ノンパールタイプはリップそのものの魅力を生かしたい方におすすめ。フォーマルなメイクにもカジュアルなメイクにも違和感なくなじみ、どんなタイプのリップにも合わせやすいアイテムです。
パールタイプは口紅のニュアンスチェンジに便利
パールタイプのリップコートは、ラメよりも小さな粉体のパール剤を配合したアイテム。真珠や虹のようなつややかな光沢を唇に与えて、品を感じる明るいメイクを演出します。手持ちのリップのニュアンスを変えたい方や、メイクにツヤ感をプラスしたい方におすすめ。
普段のメイクにはもちろん、デートやパーティーなど特別な日のメイクに華やかさをそえたいときにもぴったりです。
唇が乾燥しやすいなら保湿成分配合のものを
唇の乾燥によるかさつきが気になる方には、保湿成分が配合されたリップコートがおすすめ。リップの色落ちを防ぐ本来の働きに加えて、唇にうるおいを与えなめらかな状態に整える効果が期待できます。
唇のケアにおすすめの保湿成分は、セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなど。これらの保湿成分は唇や皮膚にもともと存在する成分で、唇へのなじみがよいなどのメリットがあります。そのほか、ホホバオイル・アルガンオイル・シアバターなど植物由来の油性成分も、肌なじみのよい保湿成分です。
リップコートのおすすめランキング|プチプラ
第1位 伊勢半 キスミー リキッドリップシールド
いつもの口紅に重ねるだけで、色の落ちないリップメイクに仕上げるリップコート。チップタイプではみ出しにくく、きれいに塗れるのが特徴です。ソフトフォーカス成分の働きで、メイクアップ効果によって唇の縦ジワをカバーします。
ヒアルロン酸・コラーゲン・ローヤルゼリーエキス・カミツレエキス・スクワランと複数種類の保湿成分も配合。香料は配合されていないため、強い香りのアイテムは避けたい方にもおすすめです。
第2位 チューシー(CHOOSY) リップオイルコート
リップメイクの落ちにくさと、プラスアルファの機能が備わった魅力的なリップコート。唇の表面にとどまる性質をもつオイルベールが、リップを色落ちから守ります。加えて、粘度の高いオイルと低いオイルをバランスよく配合。口紅の色と混ざりにくい性質で、発色をキープしながら唇にツヤも与えたい方におすすめです。
チューブタイプの容器で、先端はななめにカットされた仕様。唇にフィットしやすく塗りやすい形状のため、手を汚さずに直塗りできます。
第3位 シャンティ(Chantilly) スウィーツ スウィーツ ラスティングリップコート
ドラッグストアやバラエティーショップでも取り扱いのある、プチプラのリップコートです。ウォータープルーフ処方を採用しているため、飲食しても落ちにくいのがポイント。夏のレジャーでのリップメイク落ちを防ぐのにもおすすめです。
べたつきにくいテクスチャーと、手が汚れないスパチュラチップで使いやすいアイテム。メイク直しができない日でも、長時間リップメイクの色もちをキープします。スティックタイプの口紅はもちろん、リップグロスの上からでも使用可能です。
第4位 黒龍堂 キングダム リッププロテクトジェリー クリアタイプ
時間がたっても唇のツヤと口紅の発色がキープできるリップコート。唇の動きにあわせて形状を変えて密着する「リッププロテクトジェリー」が、こすれやヨレから口紅を守ります。ジェルには色が付いていないクリアタイプのため、リップメイクの色味を損ねずに使用可能です。
保湿成分として、カニナバラ果実 /(センチフォリアバラ / ダマスクバラ)花エキスを配合。メイクアップ効果によって、縦ジワの気にならないリップへと仕上げます。
第5位 メイクカバー キスショット
うるおいを感じる、シアーな仕上がりが魅力的なリップコート。ヒアルロン酸・ハチミツ・コラーゲン・ローヤルゼリー・植物幹細胞エキス・シアバターなど、保湿成分を複数種類配合しています。リップメイクの色もちをキープしたいけれど、唇の乾燥によるかさつきが気になる方におすすめです。
唇に溶け込むようなジェル状のテクスチャーが特徴のチューブタイプ。使用の際は口紅を塗った後に軽くティッシュで押さえてから塗布すると、より口紅の色が長持ちします。
第6位 クラッセ(CLASSE) ドーリーコスメ リップコート
マットな質感のリップコート。コスプレ用品を専門に手がけるメーカーらしく、口紅が落ちない処方とリップの発色を邪魔しない自然な仕上がりを追求しています。もちろん、デイリー使いにもおすすめ。マスクにつかないアイテムを探している方にぴったりです。
保湿成分としてはちみつ・コラーゲン・ヒアルロン酸を配合。乾燥から唇を守ります。また、フリー処方を採用しており、着色・香料・鉱物油・アルコール・パラベン・合成界面活性剤・紫外線吸収剤は使用していません。
第7位 ウィッチズポーチ(Witch’s Pouch) スムースリップコート
リップコートの塗り直しが面倒な方におすすめのアイテムです。1回の使用量が少量かつ、塗り直しは不要でコスパも良好。ロングラスティング成分が口紅をコーティングして守るため、リップの鮮やかな発色が長持ちします。
さらに、ビタミンE・アルガニアスピノサ核油・オリーブ油・ブドウ種子油・マカデミアナッツ油・野菜油と6種類もの保湿成分を配合。リップコートによる唇の乾燥が心配な方にもぴったりです。
第8位 リンメル(RIMMEL) ラスティング プロボカリプス リップカラー
バーム状のスティックタイプのリップコートと、チップタイプのリキッドリップがひとつになった、2in1タイプのアイテム。口紅とリップコートの相性が気になる方におすすめです。ジェル状の膜が唇を包み込む「スムースジェルマトリックス処方」によって、塗ったばかりの鮮やかな発色が長持ちします。
摩擦に強い設計のため、マスクにつかないリップコートを探している方にもぴったり。うるおいとツヤをキープする保湿成分サンフラワーオイルも配合されています。
第9位 コーセー(KOSE) コスメニエンス リップ ジェル マジック EX パールタイプ
ドラッグストアでも取り扱いのある、人気のリップコート。パールタイプかつコーセー独自のツヤ成分が配合されており、ひと塗りで唇に上品な光沢とつやめきを与えます。いつもの口紅で、ひとあじ違うニュアンスのメイクを楽しみたい方におすすめです。
1回の使用量は米粒1粒分が推奨されており、1本で約60回使用可能。ピンク色の容器のパールタイプのほかに、黒い容器でパールの配合されていないクリアタイプも展開されています。
第10位 伊勢半 キスミー フェルム リップコート
塗りやすさにこだわったチップタイプのリップコートです。木の葉型のスパチュラチップは、口角まではみ出さずに塗りやすい設計。洗練された印象のリップメイクに仕上げたい方におすすめです。
ヒアルロン酸・コラーゲン・ローヤルゼリーエキス・カミツレエキス・スクワランを保湿成分として配合しているため、唇の乾燥が気になる方にもぴったりなアイテム。また、すべての方に皮フ刺激が起こらないわけではありませんが、皮フ刺激テスト済みです。
リップコートのおすすめランキング|デパコス
第1位 カネボウ(KANEBO) リップラスティングコート LC1
独自処方によって口紅の色を定着させる、クリアタイプのリップコートです。独自の「ジェルフィットラスティング技術」を採用。口紅の油分を吸ってゲル化する吸油性パウダーと、口紅と混ざりにくくしっとりとした仕上がりを叶えるセパレートオイルが、唇の表面に層を形成します。
うるおいのある質感を保ちつつ、鮮やかな発色が長続きするのが特徴。スマートなリップグロスのような形の容器で、持ち運びにも便利です。
第2位 コスメデコルテ(DECORTE) リップフィックス コンフォート
デパコスの人気ブランドが手掛けるリップコート。飲食による口紅の色落ちや、カップ・マスクなどへの二次付着を防ぐ機能と、乾燥を防ぐリップケアアイテムとしての機能を兼ね備えています。
唇にジェルをムラなく塗り広げやすい、シリコーンチップを採用。香りはフルーティグリーンフローラルで、いい匂いのコスメを使いたい方におすすめです。
第3位 エレガンス(Elegance) リップコート パウダー
同ブランドの特徴である、デパコスらしい気品漂うゴールドのパッケージで、リッチな気分に浸れるリップコート。すりガラスのような質感を与えるパウダータイプのアイテムです。指先に適量を取って唇をやさしく押さえるように塗ると、塗りたての口紅の美しい仕上がりが持続します。
パウダーは透明性が高く、均一にのばしやすいものを採用。なじみがよく、口紅単体での使用よりも比較的やわらかな発色に仕上がる点が特徴です。
第4位 アナ スイ(ANNA SUI) ザ リップ コート
色移りの防止と色もちのキープだけでなく、保湿ケアもできる多機能なリップコートです。唇の動きにあわせてしっかりとフィットする、よれにくい処方が特徴。口紅と混ざりにくいため、カップやマスクなどに色移りしにくい点も魅力です。
保湿効果のある油溶性ノバラエキスや、エモリエント効果のあるローズヒップオイル・ピーチカーネルオイル・マカデミアナッツオイル・カメリアオイルなどを配合。カサつきがちな唇のお手入れにもおすすめです。
第5位 マリークワント(MARY QUANT) リップ トッパー
デザイン性の高いパッケージが魅力的なリップコートです。同ブランドらしい、ブラックのシックな印象と、花の形のかわいらしい印象を絶妙に組み合わせたパッケージを採用。ちょっとしたプレゼントにもおすすめです。
口紅を唇に密着させるゼリー層とさらさらに仕上げるパウダー層の、2つの層を唇に形成し、色移りを防ぐ処方を採用。さらに光を乱反射するメイクアップ効果により、唇の縦ジワもカバーできます。
リップコートを上手に使うコツ
リップコートを使用する際は、基本の使い方と注意点を押さえておくと、より美しく長持ちするリップメイクに仕上がります。
リップコートを塗るタイミングは、口紅などのリップカラーを唇に塗ったあと。液体状のアイテムは、フタを開ける前に容器をよく振りましょう。適量を取って、唇にムラなく薄めに塗り広げます。唇の内側や口角も、塗り残しのないように気を付けるのがポイント。
塗布後は、しばらく唇に触らないように気を付けましょう。リップを塗った直後にやりがちな上下の唇をこすり合わせる動作は、リップメイクが寄れてしまうおそれがあるので避けてください。リップコートを落とす際は、一般的なリップメイクと同様にクレンジング料でオフできます。
口紅の色落ちと色移りを防げる、便利なリップコート。使うと唇が乾燥するイメージを持つ方も多いアイテムですが、保湿成分の働きで唇のうるおいを守りながら使えるものも多く展開されています。メイクアップ効果によって縦ジワを目立たなくするものなどもあるので、うまく取り入れて理想のリップメイクに仕上げましょう。