シアターシステムのかわりになる?
お気に入りのゲームや映画をよりリアルに楽しめる7.1チャンネルなどのシアターシステム。でも残念ながらいつでもスピーカーを鳴らして爆音で楽しめるわけではありません。そこで登場したのが、かつてない没入感に浸ることができる3Dオーディオヘッドホン OSSIC X。これからその詳細を見てみましょう!
いまだかつてない3Dオーディオヘッドホン
VRヘッドセットで得られるはずの没入感も、貧相な音響システムでは台無し。まだ視界に入ってない「敵」が後ろから迫りくる「効果音」の方向や響きなどは本当に大切ですね。
開発チームによると、市場のどのゲーミングヘッドホンよりも優れた3Dオーディオ体験ができるという OSSIC X はいったいどんなテクノロジーを採用しているのでしょうか?
どんな仕組み?
まず、OSSIC X を装着すると解剖学的に、また音響学的に頭のサイズや耳のそれぞれの人独自の形状のデータの取得を開始します。
次に OSSIC アルゴリズムにより解析したら、片方に4つあるドライバーユニットでユーザーにいちばん合った”オーダーメイド”の音響効果を作り出していくのだそうです。普通のヘッドホンではできない芸当かも!
どんな楽しみ方ができるの?
たとえば、ゲームの中で音を出す物体の位置が固定されているなら、頭を動かしても音の出どころは動きません。VRヘッドセット使用するならココ大事!
そして出先でライブ音源を楽しむ場合は、そのコンサート会場のもっともいい席で理想的な音響で聴くことだってできてしまいます。
映画を楽しむのにもはやシアターシステムがいらなくなるかもしれない OSSIC X は Kickstarter で219ドル! 目標額の3倍以上に達しているのもなっとく!
ステレオやモノラルといった"普通"のソースでもワクワクするようなサウンドに変えてしまうという OSSIC X。あとは装着感がどんな感じなのか気になります。