長きにわたり、高級ウイスキーとして親しまれてきた「オールドパー」。その歴史は深く、日本に初めて伝わったスコッチウイスキーとされています。なかでも馴染み深いのが「オールドパー12年」。銘柄を代表するボトルとして愛され続けてきました。

そこで今回は、オールドパーの歴史や、オールドパー12年をはじめとするボトルの種類をご紹介。飲み方も解説するので、ぜひオールドパーの味わいを楽しむ参考にしてみてください。

オールドパーの歴史

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オールドパーは、イギリスでブレンデッドウイスキーを製造していたグリーンリース兄弟によって、19世紀後半に生み出されました。

唯一無二のウイスキー造りを追求するグリーンリース兄弟は、試行錯誤を重ね理想のブレンドに成功。誕生したブレンデッドウイスキーには、152歳まで生き、イギリス最長寿とされる伝説の人物トーマス・パーにあやかり「オールドパー」と名付けました。

オールドパーが日本にやってきたのは1873年頃。当時、海外視察のため欧米諸国を旅していた岩倉使節団により持ち込まれたといわれています。

オールドパー12年の味わい

明治期に渡来し、現在に至るまで親しまれてきた、オールドパーを象徴する伝統的なボトル。フルーツのような甘みを伴う上品で芳醇な香りと、柔らかくまろやかな味わいが特徴。スコッチ特有の、ピートによるスモーキーな風味も余韻として残ります。

水やお湯などで割ってもバランスのとれた味わいが崩れず、幅広い飲み方が楽しめるのも魅力。和食との相性もよいので、食事と一緒にじっくりと味わうのにもおすすめのボトルです。

オールドパーの種類

オールドパー シルバー

口当たりが軽く、まろやかでスッキリとした味わいが楽しめるボトル。柑橘系のフレッシュなフルーツのような爽やかさや、ハチミツにバニラといった甘い香りが広がります。キレがよくスムーズな後味に、余韻には、ほのかにスモーキーな風味が漂うのも特徴。

ストレートやロックで飲んでもオールドパーの深い味わいが楽しめますが、ソーダ割りにすれば、さらに味わいや風味を引き立たせます。発泡によりフルーティーな香りが際立ち、豊かで爽快な味わいが堪能できるのが魅力です。

オールドパー 18年

18年以上もの熟成を行った原酒のブレンドによって生まれた、豊かで重厚な味わいが堪能できるオールドパーの高級ボトル。モルトが醸し出すほのかな甘みに、バニラを思わせる芳醇な香りが漂う、バランスに優れた味わいが楽しめる逸品です。

舌触りが滑らかで飲みやすく、長く残る余韻がじっくりと感じられるのも魅力。円熟した奥深い味わいを存分に楽しむには、ストレートやロックで飲むのがおすすめです。オールドパー本来の味わいに魅了される、優雅なひとときが満喫できます。

オールドパー スーペリア

熟成の年数にこだわらずに厳選した原酒を、マスターブレンダーが熟練の技術によってブレンドしたプレミアムボトル。熟したフルーツのような濃厚な甘みのある風味に、ほのかに漂う磯の香りを伴います。

華やかで深みのある味わいには、フルーティーな甘さとナッツを連想させる芳ばしさが感じられるのも特徴。ラストには、ピート由来のスモーキーな風味が長く続く余韻も楽しめます。

上質で贅沢な味わいを存分に堪能する飲み方として、ストレートかロックがおすすめ。ストレートでは本来の味わいが直接楽しめ、ロックにすれば、時間経過とともに氷の溶け具合による微妙な味と香りの変化が体感できます。

オールドパー12年のおすすめの飲み方

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味と香りのバランスがよく、スコッチウイスキーの魅力が詰まったオールドパー12年は、さまざまな飲み方で楽しみやすい種類のボトルです。ストレートやロックではオールドパーそのものの魅力がじっくりと感じられるのが特徴。

水割りやお湯割りにしても、柔らかさが増すため、食中酒として適しています。また、より華やかで爽快感のある味わいが楽しめる飲み方はハイボール。炭酸の刺激により香りが引き立ち、爽やかな喉ごしでオールドパーの味わいが満喫できます。スコッチウイスキー初心者の方や、強いお酒が苦手な方にもおすすめの飲み方です。