車椅子ってデザイン性がない、と感じたことありませんか?
Carbon Blackはそんな印象を全く変える車椅子です。医療業界向けに開発されてきた従来の車椅子にはデザイン性が感じられませんでした。自転車や自動車のようにおしゃれにしたい、そんなコンセプトで作られたのがCarbon Blackです。
デザインのコンセプトは椅子ではなく人間らしく見える車椅子。部品の大半に強度の高いカーボンファイバーを採用することで、背もたれの部分を小さくすることが可能になりました。
カーボンファイバーは強度が高いだけでなく、とても軽量な素材なので、デザイン性を追及しつつ高い実用性も実現しています。ネジやボルトなどを使うことなく、一分以内にばらばらに分解、組立てることができます。分解した部品はとても小さくなるので、軽自動車にも乗っちゃいます。最大でも3.5Kgなので1人で車に乗せることもできますね。
製造元はイギリスの会社ですが、海外出荷も行ってくれます。イギリスでの販売価格は1,200ポンドですが、気になる方はまずはウェブサイトでパンフレッドを取り寄せてみましょう。
パッと見、競技用の車椅子かと思うほどスポーティーなデザインです。簡単に分解して小型自動車に乗せられるので、身障者の生活がずっと向上しそうな車椅子です。日本では同様の問題に取り組んでいるWHILLが有名ですが、2社とも応援していきたいですね。