「スーパーセブン」の進化形?
故障するけど、そのサウンドやドライブフィーリングの虜になる人が続出のイギリスのスポーツカー「スーパーセブン」。軽量であるゆえに、その人馬一体感はたまらないそうです。今回、同様のコンセプトで Kickstarter のプロジェクトとして登場したのが、Specter Motor Works の究極のスポーツカーです。きっと一度乗ってみたいと思うはず!
ハンドル操作が楽しい!
現代の車は、トラクションコントロールやABS、パワーステアリング、電子制御サスペンションなどによって、性能や効率が上がった反面、「路面とつながっている」走る喜びが激減したのも事実。
しかし、このスポーツカーの開発ターゲットは「走る楽しさ」。地上約11.4cmを、わずか590kgのボディーでの滑るような走りは、まるでフォーミュラー・カーのようだとされています。
パワーステアリングがついてないため、曲がる、カーブを駆け抜けるときなど、ステアリングホイールからダイレクトに路面情報が伝わってくる感覚に、きっと驚くはず。
人馬一体感がスゴい
リアミッドエンジンで重心が低く、ドアがないことによる高剛性のボディーのおかげで、鋭くコーナーを攻めてもボディーロールを最小限に。その曲がり方は、まるでゴーカートです。
2.0リッター直列4気筒ターボエンジンの発生する252馬力は、決してモンスターではありません。
でも、軽量ボディーと6速の最適化されたギアリング、低回転で高トルクが期待できるエンジンのために、コルベット Z06 やフェラーリ458に勝るとも劣らない、胸のすくような加速を楽しめます!
乗ってしまうと、すっかり心奪われてしまうに違いない Specter Motor Works の究極のスポーツカー。人生で一度は所有してみたいですね!
画像の車はプロトタイプですが、市販モデルは約40,000ドルになるとのこと。趣味としてはぎりぎりアリの値段!?