スマホとワイヤレス接続して音楽を楽しめる「Bluetoothスピーカー」。さまざまなメーカーからBluetooth接続に対応したスピーカーが展開されています。価格帯が広く、1万円以下で購入できるモノから数万円程度するモノまで、予算に合わせて製品を選べるのも魅力です。
そこで今回は、ワイヤレスで音楽を楽しむために、1万円前後で購入できるおすすめの高音質Bluetoothスピーカーをご紹介します。
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1万円台のおすすめ高音質Bluetoothスピーカー
ソニー(SONY) ワイヤレスポータブルスピーカー ULT FIELD 1 SRS-ULT10
低音域から高音域まで、バランスのとれたサウンドを再現するBluetoothスピーカーです。低音と音圧を強化するための「ULTボタン」を搭載しています。ボタンを押すだけでダイナミックな重低音を再現可能です。コンパクトサイズながらパワフルなサウンドを届けられます。サウンドのジャンルに合わせて重低音のオン・オフを切り替えられるのがポイントです。
本体は縦置きと横置きどちらにも対応しています。マルチウェイストラップが付属しているので、吊り下げることも可能です。
IP67相当の防塵性・防水性を実現。水の影響を受けにくく、お風呂やキャンプ、バーベキューなどのアウトドアシーンでも利用できます。一度の充電で約12時間の再生が可能です。ロングバッテリーを実現しており、頻繁に充電することなく使えます。
ボーズ(Bose) Bose SoundLink Flex Bluetooth Speaker
コンパクトサイズながらパワフルなサウンドを再生するBluetoothスピーカーです。「PositionIQ テクノロジー」を採用しています。置き方やポジションに合わせて、音質を自動調節するのが特徴です。
Bluetoothを利用してスマホと接続すると、内蔵マイクを利用して相手と通話をおこなえます。Bluetoothの接続範囲は約9mです。スマホやタブレット端末、ノートPCなど、最大8台まで記憶します。
専用アプリ「Bose Connect」をインストールすると、スマホとBluetoothスピーカーの連携が可能。アプリから設定をカスタマイズしたりスピーカーのペアリングを行ったりと、さまざまな便利機能を利用できます。サウンド性能だけでなく、使いやすさに優れているのもポイントです。
ジェイビーエル(JBL) JBL Flip 6 JBLFLIP6
大音量かつ聴き取りやすいクリアなサウンドを再現するBluetoothスピーカーです。レーストラック型のウーファーを採用することで、高品質な低音域と中音域を実現。独立したツイーターのはたらきにより、伸びのあるサウンドを届けられるのもポイントです。コンテンツのジャンルを選ばず、クオリティの高いサウンドを楽しめます。
IP67相当の防塵・防水性能を備えているのもポイント。公園やプールサイド、キャンプなどのシチュエーションでも使用できます。また、最大約12時間の連続再生をおこなえるため、電源を確保できない環境でも使い続けられるのも魅力です。
本製品は、専用アプリ「JBL Portable」に対応。スマホからオーディオ増幅をしたり、低音を調節したりと、細かなサウンドコントロールが可能です。
ビクター(Victor) ポータブルワイヤレススピーカー SP-WS02BT
重厚なステレオサウンドを楽しめるポータブルワイヤレススピーカーです。片手で持ち運びできるコンパクトサイズを実現しています。リビングや寝室など、さまざまな場所で使用可能です。
一度の充電で連続12時間の再生ができます。ロングバッテリーを内蔵しているため、屋外でも気軽に使えるのがポイントです。充電しながらでも楽曲を再生できます。また、Bluetoothから外部入力の切り替えは自動に行われる便利な仕様です。
天然木のウッドデザインがやさしい温もりを与えます。周りのインテリアや空間にもマッチしやすいのが特徴。サウンド性能だけでなく、デザイン性の高さを重視している方にもおすすめです。本体天面には、高品質の証であるビクター独自の「犬のマーク」がデザインされています。
ジェイビーエル(JBL) Bluetoothスピーカー IPX7防水機能 CHARGE3
1万円台で人気のおすすめスピーカーです。円筒型のデザインで、横置きにも縦置きにも対応。省スペースで設置できるのが魅力です。また、20Wのアンプを内蔵しながらも、バッテリーの連続駆動時間20時間を実現しています。
パッシブラジエーターによる厚みのある低音も特徴。 50mm径ドライバーを2基搭載しています。IPX7の防水性を備えているため、アウトドアでも活躍。屋外用にもおすすめの製品です。
ケンウッド(KENWOOD) Bluetooth対応ワイヤレススピーカー AS-BT77
PCとのデジタル接続が可能な、USB入力対応のBluetoothスピーカーです。CDレベルの音源を高音質で聴くことができると謳われています。
幅203mmとコンパクトながら、サブウーファーを内蔵する2.1chシステムを採用。パッシブラジエーターも備えており、重低音を楽しめます。
重低音モードと、一層の立体感を生み出すサラウンドモードを搭載。好みや音源に合わせて音質を変えられます。比較的安価で、コスパが良好なのもおすすめポイントです。
ボーズ(Bose) SoundLink Color Bluetooth speaker
幅128×高さ135mmのコンパクトサイズながら、バランスのよいサウンドを実現したBluetoothスピーカーです。
本製品は、デュアル・オポージング・パッシブラジエーター技術を採用。2つの小型高性能トランスデューサーと独自の音響調整により、高音質を楽しめます。ステレオミニ入力も備えているため、幅広い機器と接続可能です。
1万円以内のおすすめ高音質Bluetoothスピーカー
ジェイビーエル(JBL) JBL Go 4 JBLGO4
メーカー特有のパワフルなサウンドを楽しめるBluetoothスピーカーです。コンパクトサイズながら、迫力のある低音を届けられると謳われています。
1回の充電で最大7時間の連続再生が可能。「プレイタイムブースト」をタップすることで、バッテリー寿命が最大2時間延長できます。電源を確保できないアウトドアシーンでもアクティブに使い続けられるのがポイントです。
ソニー(SONY) ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XB100
独自技術の偏心ユニットを採用したBluetoothスピーカーです。低音を増強させるためのパッシブラジエーターを配置しています。小型軽量モデルながら、インパクトのある低音域を届けられるのが魅力です。クリアなサウンドを広げる「Sound Diffusion Processor」を搭載するなど、細かい設計にもこだわっています。
通信規格はBluetooth 5.3に対応。スマホやタブレット端末と連携することで、楽曲や映像の音声をワイヤレス再生できます。料理や家事をしながらハンズフリー通話も可能です。
防塵・防水に対応した設計のため、プールサイドやキャンプなどのシチュエーションでも使用できます。また、ストラップが付属しており、バッグやリュックに装着して持ち運びできるのも便利です。
アンカー(ANKER) Soundcore 3
高音質を追求したBluetoothスピーカーです。軽量ながら優れた耐久性を発揮する「チタニウムドライバー」を採用しています。音の歪みをおさえて、聞き取りやすい高音を再現するのが特徴です。
本製品は、低音を強化する「BassUpテクノロジー」とデュアルパッシブラジエーターを組み合わせています。深みのある低音を届けられるのが魅力です。
「Soundcoreアプリ」にも対応しています。スマホと連携することで、イコライザーやボリュームなどのコントロールが可能です。音質だけでなく、使いやすさにもこだわっています。
アンカー(ANKER) Soundcore Mini 3
マグカップほどのコンパクトサイズながらパワフルなサウンド再生ができるBluetoothスピーカーです。独自の「BassUpテクノロジー」を採用しています。低音を力強く再現するので、より鮮明にサウンドを届けられるのが魅力です。
通信規格はBluetooth 5.0規格を採用。安定した接続をサポートします。1回の充電で最大15時間の連続再生が可能です。あらかじめ充電しておけば、屋外でも使用できます。
「Soundcoreアプリ」に対応しており、スマホからイコライザーの設定が可能。カスタム・デフォルト・ボイスなどのモードを切り替えたり、ボリュームコントロールをしたりと、さまざまな便利機能を利用できます。
エレコム(ELECOM) Bluetoothスピーカー LBT-MPSPP11
リーズナブルながら、NFCを使って簡単にペアリングができる、おすすめのスピーカーです。ハンズフリー通話も可能。同時に8台の機器とペアリングできるので、接続機器が多い方にも適しています。
充電には、USB Micro-B端子を使用します。余計なケーブルが増えないうえに、PCやモバイルバッテリーからも充電可能です。
アルティメットイヤーズ(Ultimate Ears) 防水機能 Volcano WS600BK
イヤホンで有名なメーカーである「アルティメットイヤーズ」のスピーカーです。音作り専門のメーカーならではのサウンドを楽しめます。
360°広がる、クリアなサウンドが特徴。また、優れた耐水性・耐久性を備えているのも魅力です。1回の充電で9時間の連続再生ができ、Bluetooth通信は20mまでに対応しています。
クリエイティブ・メディア(Creative) Sound Blaster 防水 B-FREE
横置きすることでワイドなステレオサウンドを、縦置きすることでより空間に広がるサウンドを楽しめるBluetoothスピーカー。Bluetoothによる再生だけでなく、背面のカードスロットにmicroSDカードを挿入すれば、直接データを読み込んで再生することも可能です。
Bluetooth機器を2台同時に接続できるマルチポイント接続にも対応。複数台の機器を使い分けるときにも、ペアリングし直す必要がなく便利です。
ヤマハ(YAMAHA) Bluetoothスピーカーシステム NX-B150
丸みを帯びたフォルムで、インテリアにもすっとなじむデザインのBluetoothスピーカーです。音楽を聴くときや、テレビ・映画を楽しむときに、躍動感のある音を楽しめます。
ホームシアターを導入したいと考えている方におすすめの製品です。
ジェイビーエル(JBL) GO ポータブルワイヤレススピーカー JBLGOORG
コスパに優れたおすすめスピーカーです。リーズナブルな価格ながら、良好な音質が魅力です。カラーラインナップは、オレンジ・レッド・ティール・イエロー・グレーの5色。コンパクトながら、しっかりとした低音を楽しめます。
本体サイズは、カバンに入れて持ち歩きやすい大きさ。安価なBluetoothスピーカーを買いたい方におすすめの製品です。
Bluetoothスピーカーの選び方
音質で選ぶなら
Bluetoothスピーカーを選ぶときは、あらかじめ音質をチェックしておきましょう。スピーカーの音は、周波数によって低音・中音・高音の3種類に分けられています。製品ごとに得意な音域が異なるため、普段から聴く楽曲のジャンルに合った製品を選ぶことが大切です。
ロックやヒップホップなどのバスドラムを響かせたいなら、低音域の再生が得意な製品が適しています。ボーカルがメインの楽曲は中音域、クラシックが好きな方は高音域の再現性を重視しましょう。また、スピーカーの特性をサポートする「イコライザー」機能を搭載した製品であれば、周波数帯の音量を調節可能です。
Bluetoothスピーカーのなかでも、ステレオ再生に対応した製品は、臨場感あふれるサウンドを届けられます。コンパクトサイズながら迫力のあるサウンド楽しめるのが魅力です。
防水性能で選ぶなら
Bluetoothスピーカーを選ぶときは、防塵・防水性能をチェックしておきましょう。製品ごとの防塵・防水性能は、国際電気標準会議で定められた「IPコード」で表されています。IPに続く数字が大きいほど、防塵・防水性能に優れているのが特徴です。たとえば、「IP68」の場合、6等級の防塵性能と8等級の防水性能を備えていると判断できます。
防塵性能と防水性能どちらかの等級だけを備えている場合は、「IP6X」や「IPX8」と表記しているので、あらかじめ確認しておきましょう。
海辺やプールサイド、キャンプなどのアウトドアシーンで使用する場合は、IP67相当の防塵・防水性能を搭載した製品が適しています。水だけでなくホコリの侵入をおさえられるため、環境の変化を受けやすいシチュエーションでもアクティブに使用可能です。
サイズで選ぶなら
Bluetoothスピーカーを持ち運びたい方は、コンパクトサイズかつ軽量モデルのポータブルタイプを選びましょう。なかには、カバンやリュックに取り付けて持ち運びできる製品も存在します。また、紐付きの製品であれば木やテントなどにも引っ掛けられるのが特徴。キャンプやバーベキューなどのシーンで音楽を流したいときにもおすすめです。
小型軽量モデルは取り回しやすいため、必要なときにBluetoothスピーカーから音楽を流せます。
使う場所で選ぶなら
Bluetoothスピーカーは、製品ごとに連続再生時間が異なります。そのため、フル充電でどの程度連続使用できるのかチェックしておくことが大切。旅行やキャンプなど、頻繁に充電できない場合は、10時間や12時間などなるべく長時間の連続再生を実現した製品を選びましょう。
自宅や店舗など、電源を確保しやすい環境で使用する場合は、5時間程度の再生をおこなえる製品でも対応できます。充電をしながらでも使えるモデルであれば、バッテリー切れの心配はありません。
Bluetoothスピーカーを頻繁に使用する方は、急速充電に対応した製品を選びましょう。充電を忘れてしまったときや、急にバッテリーが切れてしまったときもすぐにバッテリーを確保できます。また、専用アプリを利用してバッテリー残量を把握できるタイプであれば、充電のタイミングを逃しません。
対応するコーデックから選ぶ
コーデックとは、音声データを圧縮して転送する技術のことです。Bluetoothを利用した無線接続の場合、コーデックの仕組みを採用しています。Bluetoothのコーデックは、SBC・AAC・aptX・aptX HD・LDACなど種類が豊富です。圧縮効率が高く、大量の音楽データを送れるほど高音質であることが特徴。コーデックの種類ごとに特性が異なるので、あらかじめチェックしておきましょう。
Bluetoothの標準コーデックはSBCです。一般的なBluetoothスピーカーの多くに対応していますが、ほかのコーデックと比べると音質が劣る傾向があります。ソニー独自のコーデックであるLDACは、SBCと比べて約3倍の伝送量を実現。音の劣化が少なく、高音質のサウンドを楽しめます。
接続の安定性をチェック
Bluetoothスピーカーは有線タイプのスピーカーと比べて、接続が途切れたり映像と音がズレたりする可能性があります。高品質のサウンドを楽しみたい方は、接続の安定性に優れた製品を選びましょう。
音声データをどれだけ効率的に圧縮できるのかを表す「圧縮効率」は、接続の安定性を左右する重要なポイントです。高音質のコーデックほど高音質かつ低遅延であることが多く、接続が安定しやすい傾向にあります。
また、Bluetoothは2.4GHz帯を使用しているため、同帯域のWi-Fi環境の電波と干渉する可能性があることも注意点。近くにWi-FiルーターやBluetoothマウスなどがある場合は、Bluetoothスピーカーを離して置くことが大切です。
出力ワット数も要チェック
ワット数とは電力の大きさのことで、記号は「W」で表されます。数値が大きいほど迫力のある音を届けられるのが特徴。製品ごとにワット数が異なるので、あらかじめスペックを確認しておきましょう。
Bluetoothスピーカーをデスク上で使用するなら、5〜10W程度でも対応できます。屋外で音楽を流すときは、20W以上を目安にしましょう。
1万円前後のBluetoothスピーカーは、コスパに優れているのが特徴。アウトドアシーンで使用するなら、防塵・防水性能をチェックしておきましょう。バッテリー持続時間が長いほど、アウトドアシーンで使いやすいのが魅力です。コンパクトサイズかつ軽量モデルは携帯性に優れており、気軽に持ち運びできます。