腹筋運動などのトレーニングをする際に活躍する「シットアップベンチ」。なかには、腹筋運動以外に背筋や腹斜筋などのトレーニングを行える製品もラインナップされています。
しかし、さまざまな製品が展開されているので、どれを選べばよいのか迷ってしまう場合も。そこで今回は、おすすめのシットアップベンチをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
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シットアップベンチとは?
シットアップベンチとは、腹筋運動をする際に脚を固定するバーや、傾斜角度を調節できるシートが付いているトレーニング機器です。背中を支えるシートが柔らかいほか、脚をしっかりと固定できるのがメリット。腹筋を鍛える際に脚を固定する場所を確保できない方におすすめです。
製品によっては腹筋運動だけでなく、背筋運動や腹斜筋運動などができるのも嬉しいポイント。鍛えたい部位などを考慮して適したモノを選んでみてください。
シットアップベンチの選び方
シートの種類で選ぶ
腹筋運動以外のトレーニングでも使える「フラットタイプ」
フラットタイプのシットアップベンチは、シートが平らな形状をしており、幅広いトレーニングを行えるのが特徴です。地面と平行にできるタイプなら、器具を使ったトレーニングとも相性がよく、効率的に身体を鍛えられます。
また、折りたたみ時に厚みを抑えられるのもポイント。家具やベッドの隙間に収納しやすいため、スペースが限られている方におすすめです。
腹筋運動を強化したいなら「アーチタイプ」
アーチタイプのシットアップベンチは、フラットタイプより可動域が広く、より負荷をかけやすいのがメリット。腹筋を重点的に鍛えたい方におすすめのタイプです。
なかには、背中や腕などもしっかりトレーニングできるモデルもラインナップ。ただし、アーチタイプのシットアップベンチはカーブ形状なので、ダンベルなどの器具を使ったトレーニングには不向きな点は留意しておきましょう。
角度調節ができるかチェック
角度調節を行えるシットアップベンチなら、身体の可動域が広がるため、腹筋や背筋にかかる負荷を上げられます。さらに、トレーニングの幅を広げられるので、効率よく鍛えられるのがメリットです。
背もたれ以外に座面部分の角度調節もできるモデルなら、より安定してトレーニングを行えるのもポイント。腹筋はもちろん、さまざまな部位を鍛えたい方はぜひチェックしてみてください。
耐荷重をチェック
安心してシットアップベンチを使用するためには、耐荷重のチェックも重要なポイントです。耐荷重は80〜110kg程度のモデルを多数ラインナップ。なお、設定された値より負荷がかかると、破損する可能性があるので注意が必要です。
耐荷重は自分の体重に加えて、トレーニングに使用する器具の重量や負荷のかけ方をプラスして計算するのが大切。高重量の器具を扱い、強度の高いトレーニングをする上級者は、できるだけ耐荷重の高いモデルを選んでみてください。
サイズをチェック
シットアップベンチは、機能性が豊富だったり安定性に優れていたりするモデルほどサイズが大きくなりがち。サイズが大きくなるとその分設置スペースが必要なため、部屋によっては置けない可能性もあります。
特に、奥行きは製品によって約1100~1400mmと長くなりがちなので注意が必要。購入時はサイズを確認して、自分の部屋で使用できる大きさなのか判断してみてください。
折りたためれば収納にも便利
シットアップベンチは大型のトレーニング器具のため、設置する際にスペースが必要です。折りたためるタイプなら、使わない際はコンパクトに収納できるので便利。設置スペースが限られている方におすすめです。
ただし、折りたたみ式は固定式に比べて耐荷重の低いモデルが多い点に注意。行いたいトレーニングのレベルに合わせて、バランスよく選ぶのが重要です。
シットアップベンチのおすすめ
山善(YAMAZEN) ホームシットアップベンチ FT1046-3
比較的リーズナブルな価格で購入できるフラットタイプのシットアップベンチです。レッグパイプに高さ調節機能を搭載しているのが特徴。負荷を調節しやすいので、効率のよいトレーニングを行えます。
コンパクトに折りたたみが可能なので、使わないときは省スペースで収納しやすいのもメリット。コスパのよいシットアップベンチを求めている方におすすめです。
鉄人倶楽部 フラット&シットアップベンチ IMC-84N
シットアップベンチやフラットベンチとして使用できる2WAYモデル。1つでさまざまなトレーニングを行えるのが魅力です。
高さは4段階で調節可能。自分のレベルに合わせた負荷を設定できるため、初心者にもおすすめです。
折りたたみ式を採用しているので、使わないときはコンパクトに収納できるのがメリット。汎用性と収納性を兼ね備えたモノを求めている方に適しています。
リオレス(RIORES) シットアップベンチ sit-up-benchx
コンパクトで収納性に優れた、フラットタイプのシットアップベンチ。折りたたみ時の厚みが180mmと薄く、狭い隙間でも保管しやすいのが特徴です。
本製品は、傾斜角とバーの位置を3段階調節できる仕様。トレーニングメニューによって、適した位置に設定できます。また、広げてピンをセットするだけと、組み立てが簡単なのもおすすめポイントです。
アルインコ(ALINCO) トレーニングベンチ200 FA200
シットアップベンチとフラットベンチを切り替えられる2WAY仕様のモデル。厚みのあるクッションシートや柔らかいフットレストなど、身体の負担を軽減する設計を採用しているのが魅力です。
座面の角度は、4段階に調節できるのがメリット。運動時の可動域を変えて、自分に適した負荷で筋トレを行いやすいのが魅力です。
不使用時は足部分を折りたためるので、コンパクトに収納できるのもポイント。使い勝手のよいモノを求めている方におすすめです。
ユーテン(YouTen) マルチシットアップベンチ YT-MSUB02SV
汎用性に優れたマルチタイプのシットアップベンチ。シンプルなデザインと使いやすさで、初心者から上級者まで幅広い方におすすめです。
6通りの付け方ができるハンドルと、4段階調節のレッグクッションを組み合わせて、さまざまな使い方が可能。工具を使わずに調節できるため、スムーズにトレーニングを行えます。
シート幅は日本人の体格に適した270mmに設計。仰向け時のトレーニングで、肩甲骨の動きを妨げにくいのが魅力です。また、耐荷重は300kgあるため、負荷のかかるトレーニングや重量のある器具を使用できます。
リーディングエッジ(LEADING EDGE) マルチシットアップベンチ LE-B40
1台で腹筋運動とダンベルトレーニングができる、2WAY仕様のシットアップベンチ。腹筋や背筋だけでなく、さまざまな部位を鍛えたい方におすすめです。
接続部に大型のボルトを採用しており、ガタつきにくいのもポイント。さらに、強度のあるフレームを使用しているほか、耐荷重110kgを実現しています。
HONSAN マルチシットアップベンチ
太いスチール製のフレームを使用した、頑丈なシットアップベンチです。耐荷重は150kgを実現しているのが特徴。丈夫なシットアップベンチを探している方におすすめです。
ベンチには、高密度のPUレザーパッドを採用。柔らかい質感に加え、通気性も有しており、快適な使用感が期待できます。
ゴム製の滑り止めパッドを搭載しているのもポイント。さらに、底の高さと足部分を調節できるため、自分のレベルに合わせて細かく負荷を変えられます。
リーディングエッジ(LEADING EDGE) カーブベンチ LE-B50
6段階の高さ変更に加え、フットレスト位置も3段階の調節ができるシットアップベンチです。腹筋や背筋などでかかる負荷を変えられるので、効率的なトレーニングを行えます。また、腹直筋に負荷をかけやすいアーチ設計をしているのもメリットです。
折りたたみができるため、収納場所に困りにくいのも嬉しいポイント。さらに、ワンタッチピンで固定できるので運びやすく、簡単に移動できます。
耐荷重は110kgあり、強度面も良好。細かい設定が行えるモノを探している方におすすめです。
ボディデザイン(BODY DESIGN) アーチベンチ
腹筋運動時の可動域を広くする、アーチタイプのシットアップベンチです。シートの角度を5段階調節できるため、レベルに合わせた設定が可能。また、シットアップ・バックエクステンション・レッグレイズなど、幅広いトレーニングを行えます。
フレーム部分の折りたたみができるので、不使用時は狭いスペースで保管できるのもメリット。省スペースで収納したい方におすすめです。
ファイティングロード(FIGHTING ROAD) 腹筋アーチベンチDX FR21TAK024
腹直筋に高強度の負荷をかけられる、アーチ状のシットアップベンチです。背筋や腕立てなど、1台でさまざまなトレーニングが可能。さらに、シートを5段階に調節できるため、自分のレベルに合わせて負荷を上げられます。
耐荷重は100kgを実現しているのもポイント。また、シートは程よいクッション性を備えており、安定して使いやすいのも魅力です。
使用後はコンパクトに折りたたみができるので、狭い場所に収納しやすいのもメリット。収納性を重視する方におすすめです。
東急スポーツオアシス(TOKYU SPORTS OASIS) シェイプアップベンチ SU-100
シットアップベンチとしても使用できるアイテムです。エクササイズバンドを備えているため、さまざまなトレーニングを行えるのが特徴。汎用性を重視する方におすすめです。
ベンチ部分は背中にフィットしやすいよう、カーブのある形状を採用。さらに、3段階の高さ調節機能付きなので、好みの高さに調節しやすいのがメリットです。
シートの種類や角度調節、耐久性などによってトレーニング方法が異なるシットアップベンチ 。長期的なトレーニングを考えている方は、さまざまなメニューを行える製品がおすすめです。今回ご紹介したシットアップベンチを参考に、自分にぴったりの製品を選んでみてください。