IoTやウェアラブルデバイスに代表されるように昨今のテクノロジーの進化は目を見張るものがあります。その中でも一際注目を浴びているものの一つにドローンが挙げられます。
Amazonやソニーがドローンビジネスに取り組むなど民間企業の研究開発も進んでいます。
そんなドローンについてまとめてみました。
ドローンとは?
ドローンとは簡単に言うと無人航空機の総称です。元々軍事用として開発されていましたが、昨今では軍事用だけではなく、空撮や農業など幅広いシーンで活躍の場を広げています。
以下は様々なドローンの活用方法です。
1.農業
これまでIT化がなかなか進んでこなかった農業においてもドローンが一役買おうとしています。
例えば農場への農薬散布では、これまでは農地全体に農薬をまいていましたが、ドローンを導入することで、指定した箇所にのみ農薬をまくことができるので、コスト面や効率化といった点では大きなメリットがあります。
また、データの蓄積においても重要な役割を担っています。
ドローンであれば天気に左右されずに農場全体の状態をカメラで撮影することができるので、ドローンから取得した情報を分析することで、より効率的な農場運営を可能になります。
2.空撮
ドローンと聞いて一番最初にイメージするのはドローンが空撮した美しい景色ではないでしょうか。
ドローンにGoProなどのカメラを設置して、これまで撮影することのできなかった場所や景色を撮影した映像は私たちの想像を遥かに超えた感動を与えてくれます。
花火の中をドローンで撮影した映像は必見です▼
3.スポーツ
スポーツでの活用事例も増えています。ドローンのおかげでこれまで人力で限界のあったスノーボードなどの野外スポーツの撮影が一段レベルアップしました。
いつかオリンピックなどの公式な大会でドローンが使われると嬉しいですね。
こちらはスノーボードをドローンで撮影した映像です▼
4.災害
災害現場においてもドローンの活躍が目立っています。
土砂崩れや原発など人では探索することができない場所にドローンを飛ばし、空撮することで、被害者の安否や現場の状況確認が可能になりました。
また、インドでは地元の警察がカメラを搭載したドローンを徘徊させて事件を未然に防ぐような対策も検討されています。
5.配送
AmazonやDHLなど大手企業がドローンを使用した配送サービスに力を入れ始めています。
今まで郵送に時間のかかっていた離れ小島などに住む人にとっては非常に有り難い取り組みです。特に薬品など緊急を要するものが必要な場合はとても助かりますね。
法改正など導入のために解決しなければいけない問題はたくさんありそうですが、ドローンが自宅の前まで荷物を運んでくれる日も近いかもしれません。
ドローンメーカー毎の特長についてはこちらの記事にまとまっています。
「押さえておきたい人気のDrone(ドローン)まとめ11選−AR.Droneなどを含む−」
いかがでしたでしょうか。上記以外にもドローンの隠れた使用方法は今後もたくさん出てくると思うのでドローンの未来が楽しみです。