めざましい勢いで普及し、さまざまな場面で活躍しているドローン。なかでも、カメラ付きドローンは手軽に空撮を楽しめるアイテムとして人気です。ただし、多種多様なモデルが発売されており、はじめて選ぶ際には迷ってしまうケースが少なくありません。

そこで今回は、カメラ付きドローンにフォーカスしておすすめモデルをピックアップ。あわせて選び方も解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。

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カメラ付きドローンとは?

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カメラ付きドローンとは、搭載したカメラにより、飛行しながら撮影できる小型無人航空機のことです。上空や水上を飛ばして、人が地上から撮影できない画像や動画を撮影可能。人の目線と同じ高さで飛行しながら撮影したり、走行している自転車やランナーを追尾したりできます。

軽量コンパクトで、人が立ち入りできない場所に飛ばして撮影できるのもポイント。趣味で楽しむ用途はもちろん、産業用や災害時などさまざまな場面で活躍しています。はじめての方でも気軽に楽しめる低価格ドローンも販売されており、普及につれて選択肢が増えているのも魅力です。

ドローンの操縦に資格や免許は必要?申請がいる場合とは?

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日本では従来、ドローンの民間資格のみで公的な資格はありませんでしたが、2022年12月5日より国家資格「無人航空機操縦者技能証明制度」がスタートしました。有人地帯での目視外飛行ができる「一等資格」と、無人地帯での目視外飛行ができる「二等資格」に分かれています。

国家資格がスタートしたものの、人の少ないエリアで日中の目視内飛行であれば従来どおり資格は不要。とはいえ、どこでも自由に飛ばせるわけではない点に注意が必要です。人・物との距離が30m未満や夜間飛行、人口集中地区などを飛行させる場合は、国土交通省に飛行申請する必要があります。

また、2022年6月20日に施行された改正航空法では、本体およびバッテリーの合計重量が100g以上のドローンの登録手続きが義務化。登録対象ドローンを飛行させる場合、一部例外を除き機体情報・高度・速度を発信する「リモートID機器」の搭載も義務づけられています。

カメラ付きドローンの選び方

カメラの画質をチェック

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カメラ付きドローンの画質はモデルによって異なります。高画質なモノを探している場合には、解像度をチェックしておきましょう。きれいな空撮動画を撮影したいなら、3840×2160の4K画質がおすすめ。風景や被写体を高精細かつ臨場感あふれる画像で撮影できます。予算を抑えたい場合は、次に高画質な1920×1080のフルHDモデルもチェックしてみてください。

ただし、高画質な動画を長時間記録する際にはメモリ不足に注意が必要。画素数が多いほどファイルのデータ容量が大きくなります。容量の大きなメモリをセットしておくほか、万一に備えて予備を用意しておくと安心です。

小型なモデルがほしいならサイズをチェック

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扱いやすさを重視したい場合は、小型サイズのカメラ付きドローンをチェック。小型のドローンは「トイドローン」と呼ばれており、はじめてドローンを購入する初心者用や子供の練習用として適しています。持ち運びしやすい手頃なモデルを探している方におすすめです。

100g未満のモデルなら、改正航空法の規制対象にならないのもポイント。最近は、コンパクトながら高性能なモデルも販売されています。買い求めやすい価格で購入できるのも魅力です。

飛行可能時間をチェック

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カメラ付きドローンを長時間楽しみたい場合は、飛行可能時間も確認してみてください。とくに、撮影が多いとバッテリーの減りが早い場合も。一般的なドローンの飛行可能時間はおよそ10~30分なので、空撮の途中で充電が切れてしまうケースもあり得ます。

大きなバッテリーを搭載したモデルほど長時間飛行できるものの、重量が増えてしまうのがデメリット。改正航空法の規制対象の100gを超えてしまう場合もあります。軽量コンパクトなモデルで長時間飛行を楽しみたい場合には、予備のバッテリーを用意しておくのがおすすめです。

また、急な充電切れに備えて大容量のモバイルバッテリーやポータブル電源を用意しておく方法もあります。

操作方法をチェック

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はじめてカメラ付きドローンを購入するなら、操作方法を確認しておきましょう。ドローンの向きに関係なく操縦者から見た前後・左右をキープする「ヘッドレスモード」や「オリエンテーションモード」を搭載したモデルが扱いやすくおすすめ。進行させたい方向に送信機のスティックを倒すだけで直感的に操作可能です。

ドローン初心者には難しいテクニック「ホバリング」を自動でおこなうモデルにも注目。高度センサーやGPSの活用により、ドローンが位置を自動で把握して空中で静止します。とくに、上空の撮影ポイントで停止させて撮影に集中したい場面で役立つのでチェックしてみてください。

便利な機能をチェック

自動追尾機能

被写体を後ろから追いかけながら撮影できるのが、自動追尾機能を搭載したカメラ付きドローンです。メーカーによっては「フォローミーモード」や「フォーカストラック」などと呼ばれています。対象の被写体にセットすると、コントローラーが発信する信号をキャッチして自動で追いかけるのが特徴。コントローラーを操作せずとも、一定の距離をキープして自動で撮影します。

飛行しながら斜め後ろ上空から撮影するなど、人が追いかけるのでは対応できないアングルで撮影できるのが魅力。カメラ付きドローンならではの、リアルで臨場感あふれる撮影を楽しめます。とくに、はじめてドローンを購入する初心者におすすめの機能です。

障害物検知・落下防止機能

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障害物センサーを搭載しているカメラ付きドローンなら、初心者の操縦をサポート。障害物を検知して自動で回避するのが特徴です。衝突を防いでドローンを破損から守るほか、周囲の安全確保にも役立ちます。さまざまな方向の障害物を検知する、複数のセンサーを搭載したモデルにも注目です。

送信機との接続が切れたり、バッテリーが切れたりした際の落下を防ぐ「フェールセーフ保護機能」も要チェック。飛行中の機体に異常が発生した際に危険を回避するシステムで、自動帰還機能の作動や緊急着陸などを自動でおこないます。

GPS機能

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カメラ付きドローンの多くに搭載されているのがGPS機能です。現在地の緯度や経度などの位置情報を測定し、正確で安全な飛行をサポート。あらかじめ設定したルートを飛行させる自動航行や、電波が届かない状況で自動に帰還するなどの場面で役立ちます。また、高度を一定に保って上空で待機を続ける「自動ホバリング」にも欠かせない機能です。

ただし、GPSの受信状態が悪い山間部や障害物が多い場所では注意が必要。GPSの受信が突然途切れてしまうと、衝突や墜落する危険性が高まります。

初心者でも操作しやすい自動帰還機能

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カメラ付きドローンの安全な飛行に役立つのが自動帰還機能です。「リターントゥホーム(RTH)」や「ゴーホーム」などとも呼ばれており、飛行場所から操縦地点まで自動的に戻ってきます。とくに、操縦に不慣れた初心者におすすめの機能。万一操縦困難になったときや見失っても、ボタンひとつで自動的に戻ってくるので安心です。

なかには、バッテリー残量が少なくなったり、送信機との電波状況が悪くなったりすると自動で自動帰還機能を起動するモデルも。より安全性を重視したい場合はチェックしてみてください。

カメラ付きドローンのおすすめメーカー

ディー・ジェイ・アイ(DJI)

中国の深センに本社を置き、ドローンや小型ジンバルカメラなどを展開している映像機器メーカーです。ドローン市場において世界的に高いシェアを誇り、カメラ付きドローンのラインナップが充実しているのが特徴。低価格なエントリーモデルからプロ向けのハイスペックモデルまで、さまざまなタイプを発売しています。

高性能なカメラを搭載したモデルも豊富で、高画質にこだわりたい方にもぴったり。FPVゴーグルを装着し、一人層視点の没入感あふれるスリリングな飛行を楽しめるモデルにも注目です。

ジーフォース(G-FORCE)

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東京都千代田区に本社を構えている、ドローンやホビー製品などを取り扱っているメーカーです。カメラ付きドローンも豊富にラインナップ。買い求めやすいリーズナブルなモデルも発売しており、ドローンをはじめたい初心者にも人気です。

重量わずか60gのモデルは持ち運びが楽々。コンパクトに収納できるフォルダブル構造を採用しています。5方向に対応した障害物回避センサーを同梱したモデルにも注目。初心者の安全な飛行をサポートします。Wi-Fi接続対応で、スマホやタブレットをモニターとして使えるモデルも魅力です。

カメラ付きドローンのおすすめモデル

ディー・ジェイ・アイ(DJI) カメラ付きドローン DJI Mini2

ディー・ジェイ・アイ(DJI) カメラ付きドローン DJI Mini2
クオリティの高い動画を撮影したい方におすすめ

自動撮影モードを搭載しているカメラ付きドローンです。スマホをタップして被写体を決めるだけで、さまざまなアングルの自動撮影を実現。プロの撮影したようなクオリティの高い動画を手軽に楽しみたい方におすすめのモデルです。4Kカメラを搭載しており、高画質にこだわりたい方にも適しています。

アプリの動画編集機能を活用すれば、テンプレートからワンタッチで動画編集が可能。撮影した動画を屋外からそのままSNSでシェアできるのも魅力です。フル充電で最大18分飛行できるほか、ビューフォート風力階級スケール5相当の風にも耐えられるのも特徴。山間部や海岸線での安定した撮影をサポートします。

ディー・ジェイ・アイ(DJI) カメラ付きドローン DJI Air 2S

ディー・ジェイ・アイ(DJI) カメラ付きドローン DJI Air 2S
さまざまな環境で高画質撮影ができる

大型イメージセンサー「1インチCMOSセンサー」を搭載しているカメラ付きドローンです。HDR対応で高精度な色再現性を備えており、さまざまな環境で高画質撮影ができるおすすめモデル。色鮮やかな映像を楽しめます。

ハイパーラプス映像やパノラマ映像を手軽に作成できるのもポイント。高度インテリジェント機能「マスターショット」や「フォーカストラック」を活用すれば、映画のような印象的な映像を撮影できます。障害物検知機能を搭載し、安全な飛行をサポートするのも魅力です。

ディー・ジェイ・アイ(DJI) カメラ付きドローン DJI Mavic3

ディー・ジェイ・アイ(DJI) カメラ付きドローン DJI Mavic3
ダイナミックな映像を空撮できるドローン

焦点距離24mmのレンズを搭載しているカメラ付きドローンです。広い画角で撮影でき、一面を見渡せるダイナミックな映像を空撮したい方におすすめ。ビジョン検知オートフォーカス技術によってフォーカス速度を最適化するなど、プロレベルの本格的な撮影を楽しめます。

望遠レンズ機能を搭載し、動物などの被写体に近づきすぎず撮影できるのもポイント。センサーを活用した全方向障害物検知機能により、障害物を避けて安全な飛行をサポートします。RTH機能で安全な飛行ルートを決定し、すばやく帰還できるのも魅力です。

ディー・ジェイ・アイ(DJI) カメラ付きドローン DJI FPV

ディー・ジェイ・アイ(DJI) カメラ付きドローン DJI FPV

FPV機能を搭載しているカメラ付きドローンです。FPVゴーグルを装着して、ドローン視点の景色を映し出すのが特徴。没入感あふれるスリリングな飛行を楽しみたい方におすすめのモデルです。アプリを活用すれば、シミュレートされたバーチャル環境で飛行練習もできます。

緊急ブレーキとホバリング機能を搭載しているのもポイント。モードや速度にかかわらず、ボタンを押せば数秒内に停止してホバリングします。独自の伝送システムにより、映像を最大10kmまでリアルタイムで伝送可能です。

なお、屋外でFPVゴーグルを装着した状態での操作は目視外飛行になり、飛行の許可が必要になるのでご注意ください。

ディー・ジェイ・アイ(DJI) カメラ付きドローン Mini3 Pro

ディー・ジェイ・アイ(DJI) カメラ付きドローン Mini3 Pro

縦向き撮影に対応しているカメラ付きドローン。ジンバルが90°回転する構造で縦向き撮影が可能です。飛行時間が最大34分と長く、時間をかけてじっくりと撮影したい方に適しています。

4Kカメラ搭載で画質を重視したい方にもぴったり。細部までクリアな高画質映像を楽しめます。3方向障害物検知機能を搭載しているのもポイント。障害物にぶつかって破損する危険性を低減でき、操縦をサポートします。

ジーフォース(G-FORCE) カメラ付きドローン Leggero GB181

ジーフォース(G-FORCE) カメラ付きドローン Leggero GB181

高性能な4K/2Kカメラを搭載しているカメラ付きドローンです。静止画800万画素、動画200万画素の高画質記録が可能。チルト回転で向きをフレキシブルに調節できるため、自由な構図で撮影できるモデルを探している方におすすめです。

機体底部に搭載したボトムカメラとセンサーにより、映像のズレを検知して姿勢を自動制御するのもポイント。安定したホバリングも簡単で、操縦に慣れていない初心者でも安心です。重量わずか60gで持ち運びも楽々。コンパクトに収納できるフォルダブル構造を採用しています。

ジーフォース(G-FORCE) カメラ付きドローン LUCIDA GB120

ジーフォース(G-FORCE) カメラ付きドローン LUCIDA GB120

フルHDカメラ搭載のカメラ付きドローンです。広角レンズを備えており、広い範囲を撮影可能。プロペラのアーム部分を折りたたんでコンパクトに収納できるフォルダブル構造を採用し、持ち運びやすさを重視したい方におすすめのモデルです。

Wi-Fi接続対応で、スマホやタブレットをモニターとして使えるのも便利。機体がどこを向いていても操縦者が見た向きに操作できるオリエンテーションモードにより、初心者でも直感的に操作が可能です。万一障害物にぶつかったときの破損を防ぐ専用プロペラガードを搭載しています。

ジーフォース(G-FORCE) カメラ付きドローン INGRESS BEYOND GB170

ジーフォース(G-FORCE) カメラ付きドローン INGRESS BEYOND GB170

高出力・高効率ブラシレスモーターを4基搭載しているカメラ付きドローンです。安定性を向上させているのが特徴。GPS機能搭載とあいまって、ハイレベルな空撮をサポートするおすすめモデルです。

離陸したポイントに自動帰還するRTH機能や、自動で被写体を追従しながらフライトするフォローミーモードなど、役立つ機能が充実しているのもポイント。GPSを受信できない場所で飛行を安定させるビジョンセンサーや、高度を自動でキープする気圧センサーも備えています。

ジーフォース(G-FORCE) カメラ付きドローン DE:LIGHT GB340

ジーフォース(G-FORCE) カメラ付きドローン DE:LIGHT GB340

重量わずか99gのカメラ付きドローンです。5方向に対応した障害物回避センサーにより、自動で衝突を回避。初心者でも簡単に操作ができます。また、改正航空法の規制対象外の軽量モデルを探している方におすすめです。

4K/2Kカメラを搭載し、高画質な映像を記録できるのもポイント。スマホに専用アプリをインストールすれば、リアルタイムで映像のライブ中継も可能です。飛行用バッテリーが2個付属しており、合計20分のフライトに対応します。

ジーフォース(G-FORCE) カメラ付きドローン MOOVA GB451

ジーフォース(G-FORCE) カメラ付きドローン MOOVA GB451

機体がどこを向いていても操縦しやすい、オリエンテーションモードを搭載しているカメラ付きドローンです。自分の視点を基準として直感的に操縦でき、ドローン初心者におすすめ。簡単に360°の宙返りを楽しめるフリップモードも備えています。

水平から垂直まで角度を調節できるチルト構造のカメラを搭載し、高い位置から見下ろすアングルで撮影できるのもポイント。Wi-Fiカメラ搭載でスマホとタブレットをリアルタイムモニターとして活用できるのも便利です。

ライズ(Ryze) カメラ付きドローン Tello

ライズ(Ryze) カメラ付きドローン Tello

自動離陸・自動着陸機能を搭載しているカメラ付きドローンです。1回タップするだけで簡単に離着陸が可能。手からトスするとその場でホバリングするなど、初心者でもすぐに操縦を楽しめるおすすめモデルです。プログラミング飛行も可能なので、子供の教育用としても適しています。

高品質プロセッサーを搭載しており、高画質な画像や動画を撮影できるのも魅力。スマホを使ってSNSにも簡単にシェアできます。ローバッテリー保護機能により、バッテリー残量が少なくなると知らせるのも便利。万一接続が切れても安全に着陸するフェールセーフ保護機能を備えています。

ホーリーストーン(Holy Stone) カメラ付きドローン HS700E

ホーリーストーン(Holy Stone) カメラ付きドローン HS700E

GPS搭載のカメラ付きドローンです。GLONASS衛生測位システムとの組み合わせにより、高精度な位置把握をサポート。電子手ブレ補正システムも搭載し、安定した飛行と撮影を実現するおすすめモデルです。緊急時に自動的に戻るリターンモードも備えています。

4Kカメラ搭載で高画質な映像を重視したい方にもぴったり。高出力なブラシレスモーター採用により、風の強い環境下でも安定した飛行をサポートします。フル充電で最大21分飛行可能。バッテリーが2個付属しており、合計42分の飛行が可能なのも魅力です。

ホーリーストーン(Holy Stone) カメラ付きドローン HS210

ホーリーストーン(Holy Stone) カメラ付きドローン HS210

80×80×48mmのコンパクトなカメラ付きドローンです。手のひらサイズで、手軽に飛行を楽しみたい初心者や子供用としておすすめ。機体がどこを向いていても操縦者目線で飛ばせるヘッドレスモードを備えています。

ワンキー起動ボタンを押してスロットルスティックを動かすだけなので、離着陸も簡単。また、柔軟な素材を採用しており、衝撃による破損を防ぎます。バッテリーが3個付属しているのもポイント。最大21分飛行でき、突然の充電切れを心配せずに楽しめるのも魅力です。

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