上空から地上を撮影する空撮を楽しみたい場合は、カメラ付きドローンを使うと便利。高性能なカメラを搭載しているモデルだけでなく、比較的リーズナブルな価格で購入できるコスパに優れたモデルも販売されています。
しかし、ディー・ジェー・アイやホーリー・ストーンなどのメーカーから多種多様なモデルが展開されており、購入する際にはどれを選ぶべきか迷ってしまいがち。そこで今回は、おすすめのカメラ付きドローンをご紹介します。
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- 目次
- ドローンとは?
- ドローンの操縦に免許は必要?
- カメラ付きドローンの選び方
- カメラ付きドローンのおすすめメーカー
- カメラ付きドローンのおすすめ
- カメラ付きドローンの売れ筋ランキングをチェック
- ドローンを飛ばす際の注意点
ドローンとは?

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「ドローン」とは、コントローラーなどで操作できる複数のプロペラを搭載した飛行体のこと。ドローンの飛行音が蜂の羽音に似ているため、英語で蜂のオスを意味する「drone」の名が付いたとされています。
航空法上において、ドローンは「無線航空機」に分類。人が乗れず、遠隔操作や自動操作できる飛行機・回転翼航空機・滑空機などを無線航空機といいます。しかし、航空法にあるのは無線航空機の定義だけで、ドローンの定義はありません。
さらに、改正航空法で、重量100g未満のモノは無人航空機から除外されています。100g未満のドローンは、航空法上、無線航空機の定義から外れてしまう点も留意しておきましょう。
ドローンの操縦に免許は必要?

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趣味でドローンを飛ばしたい場合、免許は不要です。ただし、屋外で飛ばす際は航空法などのルールがあり、飛行できる場所や条件が決められているので、基本的なルールは理解しておきましょう。
なお、ドローン操縦における免許とは、正確には技能証明という国家資格のこと。資格には一等無人航空機操縦士と二等無人航空機操縦士の2種類あります。技能照明を取得すると、申請手続きが簡略化されたり、一定のスキルを有している証明になったりするメリットがあります。
操縦に慣れてきて、ドローン関連の仕事を目指したい場合や高度な飛行を楽しみたい場合は、資格取得を検討するのがおすすめです。
カメラ付きドローンの選び方
飛行可能な時間をチェック

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カメラ付きドローンは製品ごとに飛行可能な時間が異なります。購入する際は、事前にスペックをしっかりとチェックしておきましょう。
スタンダードモデルのドローンは、10〜20分の飛行が可能。本格的なモデルのなかには、30分以上の飛行ができるドローンもあります。
カメラ付きドローンの飛行可能時間が短いと、被写体までたどり着くのに時間がかかって撮影時間が十分に確保できない場合も。撮影にこだわりたい方は、飛行可能時間の長いモデルを選択するのがおすすめです。
画質重視なら4K対応を選ぼう

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カメラ付きドローンの解像度は、「HD」「フルHD」「4K」など製品ごとに異なります。趣味程度で使用するカメラ付きドローンであれば、フルHD対応モデルでも十分。撮影する映像のクオリティを重視する場合は、4K対応モデルがおすすめです。
しかし、カメラ付きドローンは、画質に優れたモデルほど価格も高くなる傾向がある点に注意が必要。ドローンのカメラ性能をチェックする際は、予算もあわせて検討しましょう。
便利な機能をチェック
ダイナミックな映像が撮影できる「自動追尾機能」

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自動追尾機能とは、設定した被写体を自動で追尾できる機能のこと。被写体が移動した場合でも一定の距離を保ってドローンが追従するので、コントローラーを操作する手間が省けます。
動く被写体を追ってドローンで撮影を行うには、高いレベルの操縦技術が必要。しかし、自動追尾機能が搭載されているモデルであれば、初心者でも簡単にクオリティの高い映像が撮影できます。
ドローンからの視点を楽しめる「FPV」

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飛行中にドローンからの視点を楽しみたい場合は、「FPV」と呼ばれる機能に対応したモデルがおすすめ。FPVは「First Person View」の略称で、日本語で一人称視点を意味します。
FPV対応のカメラ付きドローンは、専用ゴーグルやモニターを使うとドローンに乗っているような景色を味わえるのが魅力。ドローンからの映像をリアルに感じながら操作できる点もメリットです。
安全な飛行に欠かせない「障害物検知」「落下防止機能」

カメラ付きドローンを安全に操縦したい場合は、「障害物検知機能」や「落下防止機能」を搭載したモデルが便利です。障害物検知機能は、ドローンに障害物が近付いてきた際にセンサーが感知して回避できる機能のこと。白い壁や透明なガラスなどカメラで把握するのが難しい障害物をセンサーで検知できるのが魅力です。
落下防止機能は、バッテリー残量の低下やGPSの接続状況を検知してドローンを自動的に帰還させる機能のこと。バッテリー切れや接続が不安定になった際のドローン落下トラブルを予防できるのがポイントです。
自動ホバリングができる「GPS機能」

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「GPS機能」とは、地球の周りにあるGPS衛星から発信された電波を受信する機能のこと。GPS機能を利用すれば、ドローンの位置を簡単に把握できます。
自動ホバリングや自動追尾、自動帰還などの機能は、GPSに対応しているドローンでしか使用できません。カメラ付きドローンを正確かつ安全に飛行させたい場合は、GPS機能が搭載されているか事前にしっかりとチェックしておきましょう。
ドローンの向きを問わず操縦可能な「ヘッドレスモード」

「ヘッドレスモード」とは、ドローンの向きにかかわらず、操縦者から見た方向で前後左右に直感的な操作ができるモードのことをいいます。
ドローンは飛行中に旋回すると向きが変わりますが、操縦者の向きは基本的に変化しません。慣れるまではドローンと自分の向きが違うと違和感を覚える場合があります。ヘッドレスモードを備えている製品であれば、初心者でも比較的簡単にドローンを操縦できます。
サイズ・重さをチェック

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カメラ付きドローンは、製品ごとにサイズや重量が異なります。購入する際は用途に合うモデルを選択しましょう。
外出先で短めの動画を撮影する場合は、携帯性に優れたコンパクトかつ軽量なドローンが便利。折りたたんでポケットに収まるほどの大きさで、持ち運びやすいモデルも展開されています。
重量が100g以下のドローンは無人航空機の範囲に含まれず、航空法の制限を受けずに使用可能。100g以下の軽量のドローンは、初心者にもおすすめです。
カメラ付きドローンのおすすめメーカー
ディー・ジェイ・アイ(DJI)

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2006年に創業されたディー・ジェー・アイは、ドローンやポケットサイズのジンバルカメラなどを製造する中国のメーカー。世界中のドローン市場で高いシェアを占めています。
ディー・ジェー・アイは、一般向けからプロ向けまでさまざまなカメラ付きドローンを展開しているのが特徴。特に「Mavic Mini」と呼ばれるコンパクトなシリーズのドローンで人気を集めています。
ホーリー・ストーン(Holy Stone)

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2014年に創設された「ホーリーストーン」は、ドローンやドローンの周辺機器を取り扱うメーカー。特に入門用のドローンで高い人気を集めています。
ホーリーストーンが製造するカメラ付きドローンは、ラインナップが豊富。子供向けの小型ドローンから4Kの高解像度に対応しているモデルまで多彩な製品を展開しており、好みや用途に合うモデルを選びやすい点もおすすめです。
カメラ付きドローンのおすすめ
ディー・ジェイ・アイ(DJI) Tello
ドローン初心者におすすめのカメラ付きドローンです。重量は約80gと軽量で、機体登録が不要。最大飛行時間は13分、カメラの解像度はHDです。
自動離着陸機能やホバリング機能を搭載しており、操作に慣れていない方でも安心。また、低バッテリー警告など、安全面もしっかりと配慮されています。FPV対応でVRヘッドセットを使えば、臨場感あふれる飛行体験が可能です。
自動撮影モードを備えているほか、360°回転やサークル飛行などのユニークな飛行も手軽に楽しめます。ブレ補正機能により、安定した映像を撮影できるのも嬉しいポイントです。
本製品は、プログラミング学習に対応。遊びながら技術を習得できる点も魅力です。
ディー・ジェイ・アイ(DJI) Neo
全面保護プロペラガードを有したカメラ付きドローンです。重量は約135gと比較的軽量。解像度は4Kに対応しています。アウトドアシーンで高画質な空撮映像を楽しみたい方におすすめです。
最大飛行時間は約18分で、気軽に撮影したい方にぴったり。また、AIによる自動追尾機能を備えており、自転車やスケートなど動きが激しい被写体でも、常にフレーム内に被写体を収められるのがメリットです。
サークル飛行をはじめとした多彩な撮影モードがあり、ダイナミックな映像を手軽に撮影できます。ブレを補正する機能を搭載しているため、安定した映像撮影も可能です。
スマートフォンで直感的に操縦できるうえ、音声操作も行えます。優れた操作性も特徴です。
ディー・ジェイ・アイ(DJI) Mini 2 SE Fly More コンボ
折りたたみ式のカメラ付きドローンです。最大飛行時間は31分と長いのが特徴。空撮を存分に楽しみたい方におすすめです。
自動帰還システムを搭載しており、初心者でも安心して操縦できるのがポイント。強風に影響されにくく、さまざまな環境で撮影できます。
耐干渉性に優れた技術を備え、遠距離からでも安定した撮影ができるのもメリットです。
本体重量は249g未満で、片手に収まるコンパクトサイズ。持ち運びやすく、ハイキングや旅行など、多様なシーンで活躍します。
ホーリー・ストーン(Holy Stone) カメラ付きドローン HS330
重量わずか33gの軽量性に優れたカメラ付きドローンです。機体登録が不要で、気軽に使えるのが魅力。バッテリーは3個付属しており、合計で最大21分の飛行ができます。
赤外線センサーによる障害物検知機能と、全方位プロペラガードを搭載。安全性に配慮された設計で、初心者でも安心して使えます。
操作方法はリモコンとハンドジェスチャーの2種類に対応。また、360°宙返りなどアクロバットな飛行も楽しめます。特に安い価格のモデルを探している方におすすめのカメラ付きドローンです。
ホーリー・ストーン(Holy Stone) カメラ付きドローン HS420
手のひらサイズの小型カメラ付きドローンです。重量はわずか31gと100g未満のため、機体登録は不要。バッテリーは3個あり、合計約18分の飛行が楽しめます。
角度調整が可能なカメラは、HD画質。FPVに対応しており、ドローンからの視点も堪能できます。また、ヘッドレスモードと高度維持機能を備え、初心者でもスムーズに操縦できるのがメリットです。
手投げ離陸や高速旋回などのアクロバティックな飛行も行えるのが特徴。プロペラガード付きで、安全性にも配慮されています。
専用収納ケースや予備プロペラなど付属品が充実。屋内から屋外での本格撮影まで、幅広く活用したい方におすすめのカメラ付きドローンです。
ホーリー・ストーン(Holy Stone) ドローン HS155
GPS機能を搭載したカメラ付きドローンです。常に機体の位置を把握でき、安定した飛行を実現できるのが魅力。重量は98gです。
カメラは120°の広角撮影に対応し、90°まで角度調整できます。サークルモードなどの多彩な撮影モードを備えているのも特徴。迫力のある空撮を楽しみたい方におすすめの製品です。
リターンモードを有しているため、低バッテリーや通信途絶時には自動で帰還します。紛失のリスクが少ないのも嬉しいポイントです。
専用収納ケースが付属しているので、外での撮影にも安心して持ち出せます。
Potensic カメラ付きドローン ATOM SE
4K撮影に対応したカメラ付きドローンです。センサーと118°の広角レンズを採用しているのが特徴。独自開発のブレ補正機能により、安定した撮影が可能です。サークル飛行や追従飛行など、多彩な飛行モードを搭載しています。
バッテリー1本あたり、約31分の飛行ができるのもメリット。また、GPS機能も有しています。
信号途絶時やバッテリー残量低下時に自動帰還する落下防止機能を備えているのも魅力。風速38km/hまでの強風下でも、安定した飛行を実現するのもポイントです。
多機能なモノを求めている方におすすめのカメラ付きドローンです。
TOMZON A23-W Mini Drone カメラ付き 21597
七色に輝くLEDライトを搭載した小型カメラ付きドローンです。プロペラがキラキラと光るのが魅力。子供へのプレゼントにもおすすめの製品です。
スマートフォンでリアルタイム映像を確認できるのも特徴。カメラの解像度はHDを採用しています。また、ヘッドレスモードにより、機体の向きに関係なく直感的な操縦ができるのもポイントです。
3段階の速度調整機能を有し、操縦技術に応じて徐々にスピードを上げられるのもメリット。手投げ離陸や自動ホバリング機能を備えた、ドローン初心者にもおすすめのカメラ付きドローンです。
飛行時間は最大10分、通信距離は30mまで対応。プロペラガードがあり、衝突時の安全性を確保しています。重量は30gと軽量で扱いやすいサイズです。
ジーフォース(G-FORCE) LEGGERO GB180
4K/2K対応のカメラ付きドローンです。静止画800万画素、動画200万画素の高画質撮影ができるのが魅力。また、前方には高輝度LEDライトが付属し、暗所での視認性が確保されているのもポイントです。
チルト機構により正面から真下まで自由に角度調整でき、多彩な構図での空撮も楽しめます。専用アプリで、スマートフォンにリアルタイム映像を表示できるのも特徴です。
ホバリング機能を搭載しており、初心者でも安定した飛行が可能。スナップフィット式のプロペラガードがあるため、障害物が多い場所での練習も安心して行えます。
重量はわずか60g。専用ケース付きで、持ち運びに優れています。アウトドアでの撮影を手軽に楽しみたい方にもおすすめのカメラ付きドローンです。
夢帆 カメラ付きドローン
携行性に優れたカメラ付きドローンです。持ち運びに便利な収納ケースが付属し、屋外にも容易に持ち出せます。重量は約90gと軽く、登録不要で気軽に始められるモデルです。
バッテリーは3個あり、合計約50分の長時間飛行も可能。また、安定したホバリング機能と、向きを気にせず操縦できるヘッドレスモードも備えています。初心者でも扱いやすい設計です。
本製品は、4K広角カメラを採用。ジェスチャー撮影機能も搭載しています。手をかざすだけで、写真や動画の撮影ができるのも魅力です。
専用アプリで、映像にフィルター加工や音楽の追加ができるのもポイント。特にSNSでの発信を楽しみたい方におすすめのカメラ付きドローンです。
ドローンを飛ばす際の注意点

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ドローンを飛ばす際は、航空法をしっかりと遵守することが重要。許可を得て飛ばす場合はもちろん、許可が必要ない場所でも航空法の規制内で使いましょう。
日本で許可された電波を使用しているかも注意が必要なポイント。日本で操縦できるドローンには技適マークが付いているので、事前に確認してみてください。
はじめてドローンを飛ばす場合は、熟練者と一緒に行うのがおすすめ。慣れた方が一緒であれば、安心してドローンを操縦できます。
上空から美しい景色が撮影できるカメラ付きドローン。4Kの高解像度に対応したモデルだけでなく、初心者向けのリーズナブルな価格のモデルも展開されています。購入する際は、カメラ性能や飛行可能時間、備えている機能などをしっかりとチェックするのがポイント。外出先まで持ち運びやすいかも確認しておきましょう。