趣味目的から災害現場の調査まで、さまざまな用途で活躍している「ドローン」。初心者や子供でも手軽に操縦や空撮を楽しめるモデルがラインナップされています。ただし、さまざまなタイプやモデルから選ぶ際に迷ってしまう場合も少なくありません。

そこで今回は、おすすめのドローンをタイプ別にピックアップ。あわせて選び方も解説するので、気になる方は参考にしてみてください。

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ドローンのおすすめメーカー

ディー・ジェイ・アイ(DJI)

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ドローン市場で圧倒的なシェアと知名度を有する世界的な大手メーカーです。アクションカメラやスマホ用スタビライザーなどでも知られています。世界トップクラスのメーカーならではの豊富なラインナップが魅力。比較的買い求めやすい価格のモデルからプロ仕様のハイグレードモデルまで、用途やレベルに合わせて選べます。

なかでも、高機能ながらコンパクトなモデルに注目。高性能なCMOSセンサーを搭載し、本格的な空撮を楽しめます。最大45分もの長時間飛行を実現しているモデルも。高い映像伝送技術により、最大20km先からでも映像を伝送可能です。

RYZE

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2017年に中国の深センで設立されたドローンメーカーです。豊富なラインナップで、子供から大人まで手軽に楽しめるモデルを販売しています。なかでも、トイドローン「Tello」が人気。DJI社やインテルから技術提供を受けており、直感的な操作性や高画質な空撮に対応しています。

ドローンの操縦だけでなく、Telloを通じてプログラミング学習できるのもポイント。初心者の方はもちろん、子供用として購入したい方にもぴったりです。ワンタッチ操作で自動的に離着陸する「ビジョンポジショニングシステム」を搭載しているなど、はじめてドローンを使用する方にも適しています。

ジーフォース(G-FORCE)

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ラジコン機器の輸入卸販売などを展開している日本の企業です。リーズナブルな価格のトイドローンを豊富にラインナップしているのが特徴。GPS機能を搭載し、高度なインテリジェントフライトを実現するモデルを販売しています。

送信機からチルトコントロールできるモデルなら、高画質な撮影を手軽に楽しめるのが魅力。高出力・高効率なブラシレスモーターを4基搭載し、フルHDカメラも備えたハイスペックモデルもラインナップしています。スマホやタブレットをライブモニターとして活用できる機能にも注目です。

ドローンのおすすめ|トイドローン

RYZE トイドローン Tello

RYZE トイドローン Tello

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重量約80gのトイドローンです。コンパクトモデルながら大容量バッテリーを搭載し、最大約13分の飛行が可能。最大飛行距離100mを実現しているなど、手軽に本格的な操縦を楽しめるおすすめモデルです。1回タップするだけで離着陸できる簡単な操作性で、初心者の方にも適しています。

高品質映像プロセッサーを搭載し、高解像度な写真や動画の撮影にも対応。2本のアンテナを内蔵し、安定した動画伝送が可能です。バッテリー残量が少なくなるとアラートで警告するローバッテリー保護機能を搭載。接続が切れても安全に着陸できるフェールセーフ保護機能を備えています。

正確なホバリングをサポートする「ピジョンポジショニングシステム」を搭載しているのもポイント。MIT開発のコーディングシステムを活用して、プログラミングの基礎を学べるのも魅力です。

Holy Stone ドローン HS130

Holy Stone ドローン HS130

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安価なドローンを求めている方におすすめのコンパクトモデル。タイプとしては100g未満、申請不要の製品で、子供でも十分楽しめるのが特徴です。

飛行時のサイズは23.6×20×4.8cmで、収納時のサイズは12.6×7.9×4.8cm。重さは95.2gで、片手でも気軽に持てるのが魅力です。

バッテリーひとつあたりの充電時間は約70分間で、飛行時間は約11分間。なお、パッケージには計3本のバッテリーが同梱されているので、トータルの飛行時間は約33分間が目安です。

Holy Stone ドローン HS420

Holy Stone ドローン HS420

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重量約31gの軽量モデルながら多機能なトイドローンです。手投げテイクオフモード・ヘッドレスモード・ホバリングモードなど初心者の操縦をサポートする機能が充実しているおすすめモデル。高速旋回モードや3Dフリップといったアクロバティックな機能も備えています。

プロペラガードを搭載し、安全性に配慮しているのもポイント。送信機でスピードを2段階で切り替えでき、操作レベルに合わせて楽しめます。720pカメラ内蔵で空撮も可能。アプリを活用したジェスチャー撮影や軌跡飛行モードなどにより、リアルな撮影に対応しています。

Holy Stone ドローン HS430

Holy Stone ドローン HS430

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バッテリー1個を装着した状態で重量75gと軽いトイドローンです。プロペラを折りたたんでコンパクトに収納可能。バッグやリュックなどに入れて持ち運びやすく、手軽に屋外で操縦を楽しみたい方におすすめのモデルです。機体の登録や申請手続きが不要なモデルを求めている方にも適しています。

手投げテイクオフやワンキー着陸など、操作に不安を感じている初心者の方をサポートする機能が充実。操縦者から見た飛行方向の前後左右をキープできるヘッドレモードを搭載し、送信機のスティックに慣れていない方でも安心です。3つのバッテリーを活用して、合計最大39分の飛行が可能。HD画質で撮影できるカメラも搭載しています。

4DRC ドローン 4D-V8

4DRC ドローン 4D-V8

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コンパクトサイズのミニドローンです。リモコンで操作できるほか、ハンドドロップで自動誘導する飛行モードも搭載。本体を持ち上げて空中に放り投げるだけで飛行をスタートし、室内で手軽に楽しみたい初心者の方や子供用におすすめのモデルです。

低速・中速・高速の3つの速度モードを操縦レベルやスキルに合わせて切り替え可能。720pカメラを内蔵しており、スマホで映像を確認しながら撮影できます。Wi-Fiリアルタイム送信FPVに対応し、ライブ配信を楽しめるのも魅力です。付属のバッテリー3個を使って、約21分飛行できます。

ドローンのおすすめ|カメラ付き

ディー・ジェイ・アイ(DJI) DJI Avata 2 Fly More コンボ

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プロペラ4基を備えたおすすめのドローン。ヘッドギアとセットで使うFPVタイプで、運用限界高度は5000m、最大航続距離は13km‌、バッテリーひとつあたりの飛行時間は約23分が目安です。

操作はシンバルでの片手操作で、前後フリップ、左右ロール、180°ドリフトなど、アクロバット飛行を簡単に行えるのが特徴。着陸時にひっくり返ってしまった場合は「タートルモード」が便利で、離陸時のポジションへと自動に戻るのが魅力です。

サイズは185×212×64mm、重さは約377g。カメラは超広角レンズを採用した4K対応で、迫力ある写真やスリリングな映像を撮影できるのもポイントです。

ディー・ジェイ・アイ(DJI) DJI Mavic 3 Pro

ディー・ジェイ・アイ(DJI) DJI Mavic 3 Pro

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高性能な3眼カメラを搭載しているドローンです。望遠カメラや中望遠カメラを搭載し、本格的な空撮に使用したい方におすすめ。最大飛行時間43分と、長時間の撮影も可能です。HD動画の伝送距離が最大15kmで高画質なライブ映像の伝送に対応しているほか、スムーズな飛行制御も実現しています。

8個のセンサーと高性能な視覚情報計算エンジンによる、全方向障害物検知機能を搭載しているのもポイント。障害物が入り組んでいる場所でも安心して飛行できます。専用ゴーグルやモーションコントローラーを用意すれば、FRVにも対応。臨場感あふれる操縦体験を楽しめます。最大風圧抵抗12m/sの優れた耐風性も魅力です。

ディー・ジェイ・アイ(DJI) DJI Mini 4 Pro

ディー・ジェイ・アイ(DJI) DJI Mini 4 Pro

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コンパクトなカメラ付きドローンです。プロペラを折りたたんでコンパクトに収納できるのが特徴。屋外で持ち運びやすく、手軽に本格的な操縦や空撮を楽しみたい方におすすめのモデルです。安全な飛行をアシストする全方向障害物検知機能を搭載しています。

高性能カメラを搭載し、高品質な映像制作でも活躍。SNSに適した縦向き撮影や写真モードで約3倍、動画モードで最大4倍のデジタルズーム機能を備えています。夜でもクリアな映像を撮影できるナイトモードやスポーツシーンで役立つスローモーションなど、撮影をサポートする機能が充実しているのが魅力です。

ディー・ジェイ・アイ(DJI) DJI FPV

ディー・ジェイ・アイ(DJI) DJI FPV

FPV機能を搭載しているドローンです。航空力学に基づいて設計されたスタイリッシュなボディが特徴。優れた耐風性や長持ちするバッテリー駆動時間など、本格的な操縦や撮影をサポートするおすすめモデルです。

FPVゴーグルとFPV送信機が付属しており、マウンテンバイクの後ろを追従するようなダイナミックな撮影に対応。3つのフライトモードから自分の操縦レベルに適したモードを選べるのも魅力です。別売りのモーションコントローラーを利用すれば、より直感的な飛行体験を楽しめます。

超広角150°FOVにより、迫力のある映像を楽しめるのもポイント。スマートRTH機能やローバッテリーRTFH、前方&下方障害物検知機能などを搭載しており、安全性の高い飛行を実現しています。

ジーフォース(G-FORCE) INGRESS BEYOND GB170

ジーフォース(G-FORCE) INGRESS BEYOND GB170

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高出力・高効率なブラシレスモーターを4基搭載しているドローンです。GPSセンサーの搭載とあいまって、高度なフライトを実現。着陸したポイントへ自動で帰還するRTHや、ホバリングしながら一定距離を保ちながら追従してフライトするフォローミーモードなどにより、操縦をサポートするおすすめモデルです。

機体底部のカメラに搭載しているビジョンセンサーの働きで、GPSの電波を受信できない場所で映像のズレを検知。気圧センサーが高度を保ちながら、自動でホバリングします。Wi-Fi接続に対応し、スマホ専用アプリでライブ中継も可能。HD画質で撮影でき、広角レンズ搭載のカメラとの組み合わせでダイナミックな撮影を楽しめるのも魅力です。

ジーフォース(G-FORCE) LEGGERO FPV GB075

ジーフォース(G-FORCE) LEGGERO FPV GB075

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重量60gの小型ドローンです。スマホ用VRゴーグルが付属し、スマホを使って手軽にFRVフライトを楽しめるのが特徴。機体とスマホの映像伝送に2.4GHzのWi-Fiを使用しており、アマチュア無線の免許なしで本格的な空撮を楽しみたい方におすすめのモデルです。

静止画800万画素、動画200万画素の高解像度カメラを搭載しているのもポイント。チルト回転機構を備え、さまざまな角度の自由な構図で狙えます。機体底部のビジョンセンサーや気圧センサーによって、自動ホバリングも簡単。高輝度LEDヘッドライトを搭載し、暗い場所で視認性を確保できるのも便利です。

ジーフォース(G-FORCE) moova GB451

ジーフォース(G-FORCE) moova GB451

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超小型サイズのポケットドローンです。アームを折りたたんで収納でき、持ち運びしやすいモデルを求めている方におすすめ。手のひらサイズで、ポケットに入れて持ち歩きたいときに役立ちます。離陸や着陸もボタンひとつで操作でき、慣れていない初心者の方にもぴったりです。

真下に向けられるチルト構造のカメラを搭載し、高い位置から見下ろすようなダイナミックな撮影が可能。スマホやタブレットを使ってライブ中継にも対応できます。画面に描いたラインをトレースするとドローンが自動で飛行する「トラッキングフライトモード」で、新しい操作感覚を楽しめるのも魅力です。

ジーフォース(G-FORCE) LUCIDA GB120

ジーフォース(G-FORCE) LUCIDA GB120

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1080pFHDカメラを搭載しているドローンです。手のひらサイズのコンパクトモデルながら、HD画質で撮影を楽しめるおすすめモデル。広角レンズを採用しており、FPV飛行時に広範囲をとらえるダイナミックな撮影が可能です。

高度な空間認識機能を実現する「オプティカルフローポジショニングシステム」により、初心者の方でもホバリングが簡単。Wi-Fi接続でスマホやタブレットをモニターとして使えるなど、慣れていない方の操作をサポートします。名刺サイズのフォルダブルドローンで持ち運びも楽々です。

ドローンのおすすめ|水中ドローン

POWERVISION PowerRay

POWERVISION PowerRay

4K UHDカメラを搭載している水中ドローンです。水中撮影に適したレンズとの組み合わせで、きれいな画質で撮影できるおすすめモデル。水深30mまで潜航でき、本格的な水中撮影からダイビング・釣りといったレジャー目的までさまざまな用途に対応できます。一度のフル充電で最大4時間航行可能です。

撮影角度を-30~+10°まで調節できるティルトモードを搭載しているのもポイント。安定した滑らかな映像を撮影できます。2つの高輝度LEDを備え、水中撮影での色収差を減らしている点にも注目です。

QYSEA FIFISH V6 水中ドローン

QYSEA FIFISH V6 水中ドローン

166°FOV広角レンズを搭載している水中ドローンです。4K UHDカメラ内蔵とあいまって、映像のきれいな水中撮影を楽しみたい方におすすめ。4000ルーメンのLEDを搭載し、光の弱い水中でも鮮明な映像の撮影が可能です。モーションセンサーヘッドセットを利用して、頭を動かす操作でドローンの方向をコントロールできます。

「FIFISHスマートコントローラー」が付属しているのもポイント。人間工学に基づいた設計により、快適な操作性を実現しています。HDMI出力端子を設けているほか、Wi-Fiを利用してHDストリーミング配信に対応できるのも魅力です。「FIFISHアプリ」を活用すれば、プロのような映像編集にも対応します。

CHASING DORY 水中ドローン

CHASING DORY 水中ドローン

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重量わずか1.1kgの水中ドローンです。テザーケーブルを本体とつなげて、専用アプリでWi-Fiと接続するだけで起動できるおすすめモデル。初心者の方に適しています。潜水深度最大15mで、釣りで水中の様子を確認するといったレジャー用途にぴったりです。

スマホをコントローラーとして活用できるのも便利。本体の上下左右の方向や傾き、推進移動、深度ロックを制御できます。船体を動かすのに役立つスラスターを5基搭載しており、水中を秒速0.77mで移動可能。1080pのF1.6 レンズの高解像度カメラを内蔵し、色鮮やかな水中撮影を楽しめるのも魅力です。

シーエフデー(CFD) GLADIUS MINIS 水中ドローン

シーエフデー(CFD) GLADIUS MINIS 水中ドローン

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水深最大100mまで対応できる水中ドローンです。レジャー目的にくわえて、海底調査や作業でも活躍するおすすめモデル。電子防振システムを搭載した4K UHDカメラを内蔵し、高精細な水中撮影が可能です。別売りのVRゴーグルを活用すれば、より臨場感あふれる潜水体験を楽しめます。

小石や砂などの巻き込みを防ぐモーター技術を採用しているのもポイント。複雑な水中環境でもトラブルを減らして安全な航行を実現します。システム言語を日本語に設定したコントローラーが付属。専用アプリにも対応しており、スマホやタブレットを利用して操作できるのも魅力です。

ドローンとは?

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ドローンとは、無線での遠隔操作や自動操縦によって飛行する小型の無人航空機です。個人が飛行や撮影を楽しむ用途から気象観測、農薬散布、災害現場の調査までさまざまな場面で活躍しています。最近は、はじめての方でも操作しやすいおすすめのモデルも。初心者でも高度なテクニックを使って撮影やレースを楽しめます。

なかには、小さな子供でも扱いやすいおすすめのモデルもあり人気。プログラミングを学ぶ教育用としても、ドローンが用いられています。ただし、すべてのドローンを自由に飛ばせるわけではない点に注意が必要。100g以上のドローンを飛行させる場合は、機体の登録申請やリモートID機器の搭載が義務づけられています。

また、飛行させる場所によっては飛行申請も必要。空港の周辺や人口が集中している地域などでは飛行禁止空域が設けられているほか、事前に国土交通省の許可が必要です。ドローンを飛行させる際には、あわせて法令や条例などを確認のうえ安全に楽しみましょう。

ドローンの選び方

種類をチェック

手軽に使える「トイドローン」

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重量100g未満の軽量コンパクトなタイプがトイドローンです。小型で持ち運びやすく、手軽に使いやすいのが魅力。趣味として楽しみたい方や子供用として適しています。リーズナブルなモデルも多く、これからドローンの操作を覚えたい初心者の方にもおすすめです。

屋内で飛行を楽しむために設計されているモデルもラインナップ。「おもちゃドローン」や「ホビー用ドローン」とも呼ばれているものの、高精度なホバリング機能や高度なアシスト機能を備えたモデルも販売されています。

コンパクトで扱いやすい反面、風の影響を受けやすかったり、飛行時間が短かったりするのがデメリット。また、100g未満なら航空法の無人航空機規定の対象外ですが、屋外で飛ばす際には飛行禁止区域に注意が必要です。

撮影目的なら「カメラ付きドローン」

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空撮に対応しているのがカメラ付きドローンです。製品の種類が多く、中級者〜上級者まで操縦レベルや用途に合わせて選べるのがポイント。なかには、本格的な空撮や自動追尾などの高度な飛行テクニックを手軽に楽しめるモデルも販売されています。

よりきれいな高解像度の映像を撮影したい場合はカメラの性能も重要なので、チェックしておきましょう。ただし、2022年から重量100g以上のドローンには、機体の登録申請やリモートID機器の搭載が義務づけられているので注意しましょう。

釣り・マリンスポーツで活躍する「水中ドローン」

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ドローンのなかには、水中で使うタイプもあります。カメラやLEDライトを搭載しており、水中の様子を確認しながら撮影できるのが特徴です。ジャイロコンパスや圧力センサー、推進器などによって機体を制御。深度や方位、機体の傾きなどの情報をリアルタイムに確認可能です。

水中ドローンは世界規模で急成長しており、釣りやマリンスポーツに活用できるほか、土木建築・インフラ設備点検・救助活動などさまざまな用途で活躍しています。とくに、人が進入できないような狭い場所や水深のある場所で威力を発揮。魚を養殖しているイケスで海中の様子を確認したり、網の損傷具合を確認したりなどと役立っています。

飛行可能時間をチェック

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ドローンはモデルによって飛行可能時間が異なります。どの程度飛行できれば十分なのか、用途に合わせてチェックしておきましょう。飛行可能時間はバッテリーの容量が大きいほど長い傾向があり、一般的にドローンが連続で飛行できる時間は10~30分程度です。

用途によるものの、飛行可能時間が10分以下だと不便。予備のバッテリーを用意しても、交換する作業が多くなります。バッテリーの残量を気にせず使いたい場合は、30分以上連続して飛行できるモデルもラインナップされているのでチェックしてみてください。

サイズをチェック

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ドローンのサイズはモデルによってさまざまです。本体が大きくなると重量が増えて航空法も考慮する必要があり、注意しなければなりません。サイズの大きなモデルは、高性能なカメラや大容量バッテリーを搭載しているのが特徴。本格的に空撮できるモデルを求めている方に適しています。

手軽に楽しめるドローンを探しているなら、小型サイズがおすすめ。プロペラやアームを折りたためるモデルは、バッグにも収納可能です。

なかには、手のひらサイズのミニドローンや5cm以下のマイクロドローンも。屋内で操縦の練習をしたり、子供が遊んだりするのに適しています。持ち運ぶ際には、本体にくわえてバッテリーや送信機なども荷物になる点は留意しておきましょう。

操作性をチェック

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はじめてドローンを操縦する初心者や子供用として購入するなら、操作性をチェックしておきましょう。操作が難しく失敗してしまうと人やモノにぶつかったり、墜落したりする心配があります。重大な事故やトラブルを防ぐためにも、操作しやすい機能を搭載したモデルがおすすめです。

より簡単に操作できるモデルを探しているなら、ヘッドレスモードを搭載したモデルをチェック。コントローラーのレバーを倒した方向にドローンが飛行するモードで、前後左右が対称のモデルでも向いている方向を確認しやすくなります。機体の向きに関係なく、操縦者の目線で操作しやすいのが特徴です。初心者で操作に不安のある方はチェックしてみてください。

耐風性をチェック

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ドローンを屋外で飛ばす場合、耐風性をチェックしておきましょう。耐風性の低いドローンだと、強風を受けてひっくり返って破損する恐れがあります。風速が5m/s以上になると操縦が難しくなるので、突風が発生している状況では飛行を見送るのが賢明です。

安心して使いやすいのは耐風性8m/s以上が目安。ただし、風の強さは常時同じではありません。また、建物の近くや海・山などでは風の状態を判断しにくいので、不規則な風に注意が必要です。くわえて、雨の日に飛行させると浸水して故障するリスクが高まる点にも留意しておきましょう。

安全機能をチェック

障害物検知機能

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ドローンには、人やモノを検知する機能を搭載しているモデルがあります。障害物を検知して停止したり、迂回したりするのが特徴。とくに、操縦にまだ慣れていない初心者の方は障害物検知機能を搭載しているモデルをチェックしておきましょう。

障害物検知機能を搭載していないモデルの場合、壁や木などにぶつかって破損してしまう場合も。ドローン本体の破損だけでなく、操縦者や周囲にいる人にぶつかると重大な事故になりかねません。なかには、多数のセンサーで全方向から障害物を検知して、自動ブレーキをかける高性能なモデルも販売されています。

落下防止機能

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ドローンの操縦に慣れていないと、墜落させてしまうリスクがあります。また、機体のメンテナンス不足や天候の急変、電波障害などによっても落下の危険性が高まるので注意が必要です。購入したばかりのドローンを破損させたり、人やモノにぶつけたりなどのトラブルを低減できるのが落下防止機能。操縦に不安がある初心者の方はチェックしておきましょう。

操縦技術が未熟なうちは、万一落下しても人やモノに被害を与えない場所で楽しむのも重要。高性能な落下防止機能を搭載したモデルでも、バッテリー切れや突然の故障で墜落を防げないケースがある点は留意しておきましょう。

GPS機能

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GPS機能を搭載したドローンなら、より安全な飛行をサポートします。GPSが衛生からの電波を受信して、位置と現在時刻を把握。端末に届くまでの時間差を計算し、正確な現在位置の特定が可能です。GPS機能を搭載していれば、同じ場所に留まって浮遊するホバリングを初心者の方でも簡単に操作できます。

ただし、山間部や渓谷など障害物が多い場所では、GPSとの通信が切れてしまう場合も。GPSを受信できないと、ドローンが風に飛ばされてしまい危険です。森林の中で突然GPSを受信できなくなると、ドローンを見失って紛失してしまうケースもあります。また、悪天候時の分厚い雲によっても信号が遮断されてしまうほか、屋内ではGPSを使用できない点にも留意しておきましょう。

自動帰還機能

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GPSによって記録された位置情報をもとに、離陸した地点に自動的に戻ってくるのが自動帰還機能です。「リターントゥホーム(RTH)」とも呼ばれており、ドローンの紛失やトラブルを防げます。とくに、操縦に慣れていない初心者の方はチェックしておきましょう。

自動帰還機能は、作動する条件によって種類があります。送信機との通信が途絶えた場合に発動する自動機能にくわえて、操縦者がボタンを押す手動の機能も。また、バッテリーの容量が一定以下になると警告を表示し、時間内に警告を解除しないと発動する機能もあります。

ただし、GPSの電波が弱い場所やコンパスが異常をきたすエリアでは、正常に自動帰還機能が働かないケースもあり注意が必要。なかには、通信状態が悪くなったら自動帰還モードに切り替えて、離陸した地点に自動で戻ってくるモデルも販売されています。

ジャイロ機能

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ドローンを選ぶ際には、角速度センサーや加速度センサーによるジャイロ機能を搭載しているのかをチェックしておきましょう。センサーによって振動や傾きを検知して、自動的に水平を保つのが特徴。風が強いときなど、安定したドローンの飛行をサポートします。

ジャイロ機能はほとんどのモデルに搭載しているものの、より安定した飛行にはセンサーの数が重要です。センサーが多いほどより安定した飛行が可能なので、チェックしてみてください。

その他便利な機能をチェック

自動ホバリング機能

By: rakuten.co.jp

ドローンを空中で静止させるホバリングを自動でおこなえる機能を搭載しているモデルがあります。センサーやGPS機能を活用して、機体が位置を自動的に把握するのが特徴。操縦に慣れていない初心者でも、安定して空中で静止させられます。

なかには、GPSの電波が届かない屋内で自動ホバリングできるモデルも。加速度センサーやジャイロセンサーなど姿勢を制御する機能により、GPSの信号を受信しにくい場所でも安定したホバリングを実現します。

自動追尾

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設定した被写体をドローンが自動で追尾しながら撮影する機能が自動追尾です。動きが速い、もしくは複雑な被写体を撮影したい場面で活躍。たとえば、マウンテンバイクで走行している様子を撮影できるなど、スピード感のある撮影を手軽に楽しめます。手動では難しい撮影に対応できるので、はじめて操作する初心者の方にもおすすめの機能です。

なかでも、画像認識によって動く被写体を追尾する仕組みの「アクティブトラック機能」に注目。アプリ内で追いかける被写体をタップすると安全な距離を保って自動追尾する機能で、GPS電波の受信が不安定な場所で使えます。ただし、公道に沿っての飛行が禁じられているなど、場所によっては許可が必要になる点は留意しておきましょう。

FPV機能

By: dji.com

ゴーグルのようなヘッドマウントディスプレイを見ながらドローンを操縦するのがFPV機能です。モニター外の視界をさえぎった一人称視点で、画像を見ながら操縦するのが特徴。没入感を高められ、まるで自分がドローンのコックピットに乗って操縦しているような臨場感を楽しめます。

ドローン本体とヘッドマウントディスプレイの受信にタイムラグが少なく、正確に操縦しやすいのもポイント。空撮に対応しているモデルあります。操縦技術を競うドローンレースにも採用されていますが、5.8Ghz帯を利用する場合はアマチュア無線4級や第三級陸上特殊無線技士の資格が必要です。

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