紙飛行機を飛ばしてワクワクしていた幼少期やヘリコピターのラジコンに憧れた少年期などを経て、空への憧れが尽きない大人は近年ドローンに注目しています。
なかでも“ドローン界のアップル”との呼び声が高いDJI社のPhantomシリーズは2012年の発売以来かなり評判です。そこで今回は2017年時点で話題の「Phantom4」、さらには旧モデルの「Phantom3」をピックアップ。おすすめポイントをご紹介します。
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2006年にフランク・ワンが創業したディー・ジェイ・アイ(DJI)は、マルチコプターの世界的カンパニー。本社は中国・深センにあり、アメリカやドイツ、日本など、世界中に拠点を拡大しながら民生用のドローンを開発しています。
DJI社 Phantom4とPhantom3が違う点
Phantom3と比較してPhantom4は飛行時間が5分長いのが大きな違い。その理由としてバッテリー容量が大きくなったことがあげられます。
カメラ性能については、phantom4はハイスピード撮影が可能になり、よりきれいな画質で撮影ができます。ビジョンポジショニング機能もPhantom3と比較して向上しており、室内でも安定的に飛行ができるようになったのも魅力。
機体下部には「ビジョンポジショニングカメラ」を2台搭載。地表のデータをより正確に取得できるようになっており、屋外はもちろん、屋内でも低高度で安心して飛行ができます。
そのほか、飛行中に危険な障害物やなどを検知した際に停止する「障害物回避センサー」を搭載。これにより衝突などの危険回避能力も大幅にアップしています。
スマホに表示された目的地をタップすると自動で目的地へドローンが飛行する「TapFly(タップフライ)」機能も搭載。障害物回避センサーと合わせて使用することで、リアルタイムな空撮映像をより安全に楽しむことができます。
DJI Phantom4がおすすめな人
DJIのPhantom4は特にスポーツや乗り物が好きな方におすすめです。Phantom4にはレース映像や被写体が高速に移動する時、最高時速72kmで被写体をおいかけて撮影する「スポーツモード」を搭載。
スポーツ観戦が好きな方や乗り物を多く撮影する方など、スピード感があるモノをより美しく撮影したい方におすすめです。
なお、スポーツモードをオンにすると、障害物回避センサーはオフになるので、十分に周囲に配慮して撮影する必要があります。
DJI Phantom3がおすすめな人
DJIのPhantom3は旧モデルとはいえ機能性や飛行性は十分です。Phantom4と比較して「スポーツモード」や「障害物回避センサー」はついていないものの、Phantom3 professionalには4Kカメラが標準装備しているので画質力は十分といえます。
Phantom4ほどの高スペックは不要だけど画質にはこだわりたい、価格面も安いものからまずははじめたい方におすすめです。
DJI Phantomシリーズのおすすめ機種
DJI(ディージェーアイ) Phantom4 Professional
DJI社Phantomシリーズの上位モデル。これまでの従来機種と比較して、高度な動画処理性能を持ち、2000万画素のCMOSセンサーを搭載。後方にはデュアル・リア・ビジョンセンサー、左右に赤外線センサーが追加され、合計で5方向にある障害物を認識できるのも特長。GPSがなくても、障害物を回避しながら安定した飛行が可能です。
DJI(ディージェーアイ) Phantom3 Professional
DJIのPhantom4と比較して外観のゴールドラインが美しいのが魅力。4K動画撮影が可能で高精細な画質を楽しめます。飛行距離最大2000mで長距離撮影も可能。「ビジョンポジショニング機能」も搭載しているので低空でも安心して飛行撮影ができます。
DJIのPhantom4はPhantom3と比較してみると、機能性や飛行性能が向上していることがわかりました。Phantom4ほどのハイスペックモデルがうまく使いこなせるか不安な方は、まず価格も安くかつ機能性の優れているphantom3の購入を検討してみてはいかがでしょうか。用途にあわせて自分にあったドローンを選んでくださいね。