現実味をおびる近未来交通システム。

目的地に到達するために、場合によってはいくつもの交通機関を利用する必要があるメガシティでの移動。渋滞のことを考えると車だけでの移動は考えられないかもしれせん。でも、近い将来に都市部での移動手段が劇的に変わる可能性も。あのエアバス社が非常にリアルな近未来型交通システムのコンセプトを公開しました。

ドローンカー・ハイブリッド

今回のコンセプト、pop.upは、空飛ぶドローンと道路を走る車のハイブリッド。人はカプセル部分に乗ったまま、グラウンドモジュールやエアモジュールに自動接続する乗り換えなしのラクラク交通機関です。

エアバス×イタルデザイン

pop.upは、航空機メーカーとしての分厚い経験があるエアバス社と、数々の車両の名デザインを手掛けてきたイタルデザインの協業。7-10年後には実現させたいとしている輸送システムモデルなのです!

専用アプリでオンデマンド走行&飛行

pop.upは専用アプリでの予約でその場所まで来てくれる超便利なシステム。たとえば「14時までにAに到着」したい場合、予約したら玄関までお迎えに。ここまでは通常のタクシーの配車と同じですね。

次にpop.upは、リアルタイムで時間、コスト、道路の渋滞状況などで、もっとも効率のいいルートを判別。ある地点までグラウンドモジュールで地上を走り、迎えに来たエアモジュールに接続し、そこからは空の旅で目的地Aに到着!

また公共交通機関の駅も道路もない場所にいる場合でも、専用アプリでの予約で空からその場まで迎えに来てくれ、目的地まで直行! 場合によっては、カプセルのまま列車の専用スペースに格納されて移動することも。移動が3Dすぎます!


カプセルと、グラウンド&エアモジュールのバッテリーはシェアすることで効率よく使用できるpop.up。エアバスのコンセプトなだけに、すぐにでも実現しそうな勢いですね!