鳥のように空を飛べたら・・・幼少の頃から鳥に憧れ、祖父と父親が60年代に世界で初めて機械の鳥を作ったというフランス人が、今度は世界初のスマホで操作できる鳥の姿をしたドローン(無人航空機)、Bionic Birdを開発しました。

高感度のフライング・アプリでコントロール

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Bionic Birdは、世界初のスマホで操作できる鳥ドローン。航続距離100m内の空を飛びます。手を振ると操作に従い、ドローンなのでもちろん室内でも飛ばすことができ、家具などを怖がることもありません。アプリストアで購入できるフライング・アプリは超高感度で簡単に操作できます。

特許技術の集大成

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Bionic Birdは、卵型の充電器で12分チャージすると、8分間の飛行が約10回可能。鳥の重さはわずか9g。マイクロテクノロジーの傑作であるこの鳥は、いくつもの特許技術で構成されています。

生物模倣技術を採用

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Bionic Birdは、biomimetics(生体模倣技術)を採用し、リアルな鳥に限りなく近い作りなので、他の鳥を脅かすどころかむしろ呼び寄せてしまうそうです。破壊できない発泡体で作られているので他の動物に襲われても大丈夫。カーボンファイバー製の翼と尾は交換可能です。支援金が目標額に達した場合、Bionic Birdは生産段階に入ると同時に、尾をリモコンで動かせるようにしたり、HDビデオカメラを搭載したり、2016年冬にかけて新たな機能開発を進めていくそうです。