2つのことを同時に集中してやるのって疲れますよね。
ドローンを操縦しながらカメラのアングルも操作して、常に画面内に動く対象物を捉えるのも一苦労です。そこで開発されたのが、撮影対象を追尾して画面の中心にくるようカメラを自動調整してくれるShiftです。
Shiftは計200gに満たない2つの装置で構成されており、ドローンにマウントさせるプロセッサーとカメラに取り付けて操縦者に映像をみせるShift Eyeです。一回の充電で約1時間使用できます。
WiFi接続によるユーザーとの通信可能距離は最大91m。スマホに映し出される映像から追尾したい対象をタップするだけで、あとはShiftが常にその対象が画面内におさまるようカメラを操作してくれます。さらに同時に2つの対象物も追ってくれます。
事前にプログラミングされた飛行パターンを選択することもでき、例えば「周回」を選べば、何もしなくてもドローンが対象物の周りを自動的に回りながら撮影してくれるなんて機能も。
類似製品の多くは撮影される側がスマホなどのシグナルを発信できる機器を保持していている必要がありましが、Shiftはまったく不要となっています。
先行予約で599USドル、2015年秋頃の出荷を予定しています。
スマホ用アクセサリーと同様、ドローン関連の外付け商品も今後増えそうですね。