マウスやキーボードは葬られる運命にあるのか?
今日、人によってはマウスやキーボードは”日用品”かもしれません。でも、すべてをタブレットやスマートフォンで済まして、入力デバイスを必要としない人が増加しているのも事実。今回は、そんな時代の流れを反映しているかのような Kickstarter のプロジェクト、手に装着してPCを操作できるウェアラブルデバイス Gest をご紹介いたします。
手や指の動きでコントロール
Gest は手や指の動きをセンサーで感知して、PCやモバイルデバイスをコントロールできる新しい入力デバイス。
マウスやキーボードに触れることなく、ハンドジェスチャーだけでアプリを操作する…。パソコンを使わない人にとっては、むしろなじみやすいのかもしれません。
たとえば、指のちょっとした動きでアプリ間の移動をしたり、ディスプレイ上の3Dモデルを”つかんで”好きな方向へまわす、なんてこともできるのです。
また、今のところ英語にのみ対応ですが、キーボードがないところでタイピングすることも可能。スマートフォンでのタイピングなら大活躍しそうですね。
マウスやキーボードはいらなくなる?
上記の機能をざっと見ると、マウスやキーボードが葬り去られそうな勢いですが、現段階では Photoshop などの特定のソフトウェアに限定されているため、開発チームは”併用”をすすめています。
まだ機能や性能に制限があるかのように見える Gest ですが、ファンディングが成功し勢いがつくと、本当にマウスやキーボードを窮地に追いやる日がやってくるかもしれませんね。
Gest が実現したら、ディスプレイに触れず、入力デバイスも持たずに、華麗なプレゼンテーションができそう!?