紙で作るんです!
ドローンや周辺機器の低価格化で一気に身近になってきたFPV(ファーストパーソンビュー・一人称視点)空撮。それでも数万円のドローンがはでにクラッシュすると涙ものです。たとえ墜落しても精神的ダメージが少ないFPV空撮ができたらいいですね。そこで登場したのが、紙飛行機に装着しパイロットの眺めを楽しめるドローンキット PowerUP FPV。ではご紹介しましょう!
紙飛行機にキットを装着
![snapshot-PowerUP FPV-1](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2015/10/snapshot-PowerUP-FPV-1.jpg)
PowerUP は元々紙飛行機に装着し、スマートフォンで操縦可能なドローンに変身させるキットを開発していました。今度はFPVで操縦できるというわけです。
![snapshot-PowerUP FPV-2](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2015/10/snapshot-PowerUP-FPV-2.jpg)
紙飛行機を折ったら、キットを説明通りに取り付けます。後方の二つのプロペラでドローンをコントロールするタイプです。
![powerup-fpv-3](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2015/10/powerup-fpv-3.jpg)
キットのスペックは侮れません。3軸ジャイロスコープ、コンパス、加速度センサー、気圧センサー、Wi-Fi、映像を保存するmicroSD、10分の飛行を可能にするバッテリーが小さなキットにつまっています!
PowerUP FPV の飛ばし方
![snapshot-PowerUP FPV-3](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2015/10/snapshot-PowerUP-FPV-3.jpg)
PowerUP FPV はスマートフォンの専用アプリのバーチャルパッドで操縦可能。360度回転するカメラからのライブ映像を楽しむことができます。
![snapshot-PowerUP FPV-4](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2015/10/snapshot-PowerUP-FPV-4.jpg)
ここからが PowerUP FPV 操縦の楽しいところ。Google Cardboard などのスマートフォンで手軽に実現するVRヘッドセットでパイロット視点で操縦できるから楽しいですよ!
頭を左右に振りながら操縦するとのこと。ちょっと慣れが必要かもしれませんが、墜落してもおそらく大丈夫です。なんと言っても本体が紙飛行機ですから…。
![powerup-fpv-1](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2015/10/powerup-fpv-1.jpg)
PowerUP FPV は先行予約で199ドルになる予定。これは市場に出るのが楽しみです!
海外ではFPVによるドローンレースの人気が高まっていますが、その映像はもうド迫力! まずは紙飛行機で手軽に試せるのがイイですね。