玩具ではなくツール。
ドローンを遊びではなく、仕事やアウトドアでの、真剣な空撮のためのツールとしてのドローンを必要としている人は増えているはず。そこで問題になるのがドローンの操作性と耐久性、そして持ち運びやすいこと。今回ご紹介するのは、まるで「サーモス」の水筒のような感じでバックパックに収納でき、どんな荒野にでも連れていけそうなタフさを持つドローン Sprite です。
ポータブルです
Sprite は普段見慣れているドローンとは異なる形。二つの大きなローターが特徴的で、自動で開閉し、閉じたときは円筒型でとてもポータブル。このローターのおかげで飛行音が比較的小さいです。
操作性がいい
最近は自動飛行が当たり前になりつつありますが、Sprite もドローン用の一般的なルート作成アプリを用いて、作成ルートを飛行させたりすることはもちろん、自動追尾空撮飛行にも対応。マニュアル飛行も可能なのがイイですね。
アウトドアで研究のための空撮をする場合、ベースキャンプにルート作成に使ったタブレットは残しておいて、Sprite だけをバックパックに。現場で Sprite 下部のボタンを押すだけで手から飛んでくれます。あとは帰還を待つだけ。荷物が少ないのが素晴らしい。
頑丈です
Sprite のデリケートなパーツは防水防塵の円筒型のポリカーボネイトのボディーにしっかり収納。水に落ちても浮きます!また、砂地に着地してジャリジャリになっても大丈夫。
安全な高度になると、Sprite はローターの回転を停止させ自動でたたんで「軟着陸」。 Sprite の開発者はイイ感じで軟着陸できる場所はやぶだということです。
HDカメラが標準搭載され、6kmの範囲で飛行可能な Spriteはプロユースを念頭に置いて開発された実力重視のドローン。扱いに気を使わないので、初めてのドローンにいいかも!
Sprite のボディー先端の部分を交換できる様々なモジュラーが開発進行中。カメラをアップグレードしたりして、Sprite を「育てて」長く付き合えそうですね!