PlayStation 4で『フォートナイト』や『FF14』といったオンラインゲームを遊ぶときにあると便利なのが「マウス」。PS4はUSB接続およびBluetooth接続のマウスに正式対応しており、PCゲームのような感覚で操作できます。
そこで今回は、PS4用におすすめのマウスをご紹介。また、コントローラー専用のゲームもマウスで遊べるようになる「コンバーター」についても解説するので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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PS4でマウスを使う方法は?
PS4本体に直接接続する
PS4はマウスに正式対応しているため、本体とUSB接続またはBluetooth接続するだけで認識されます。ただし、「認識される=使える」というわけではありません。
マウスで操作できるのは『フォートナイト』『FF14』『ボーダーブレイク』など、マウス対応しているソフトのみ。PS4で使うマウスを探している方は、ソフトがマウスに対応しているかどうかをチェックしておきましょう。
コンバーター(変換器)を介して接続する
PS4本体はマウスに対応していますが、ソフト側が対応していない場合だとマウスは使えません。ただし、例外としてPS4とマウスの間にコンバーターをかませれば、マウスで操作することも可能です。
「コンバーター」とは、マウス信号をコントローラー信号に変換する機器のこと。コンバーターを介すれば、PS4本体は“コントローラーによって操作している”と認識するため、マウス使用を制限している『オーバーウォッチ』などのゲームであっても、マウスで遊べます。
ただし、コンバーターは非ライセンス品のモノがほとんど。ソフトウェアのアップデートによって使えなくなる可能性があるほか、ゲームによってはBAN(アカウント凍結)されることもあるので注意しておきましょう。
PS4マウスの選び方
接続方法をチェック
有線タイプ
有線タイプのマウスは、遅延が発生しないのがメリット。操作してから反映されるまでのタイムラグがほとんどないので、ストレスなくプレイできます。
また、充電する必要がないのもポイント。バッテリーの残量を気にすることなく使いたい方におすすめです。
無線タイプ
無線タイプのマウスは、ケーブルから解放されるのが魅力。無線タイプは遅延が起こりやすいためゲームには不向きといわれることもありますが、なかには有線タイプとほとんど操作感が変わらないモデルも存在します。自由度の高い操作性を求めている方におすすめです。
読み取り方式をチェック
光学式
光学式とは、マウスでもっともスタンダードな読み取り方式のこと。製品ラインナップが多く、リーズナブルなモデルが揃っています。木製・金属製・プラスチック製の素材の上では問題なく使えますが、光沢面やガラス面といった一部の素材では動作しない可能性があるので注意しておきましょう。
IR LED式
IR LED式とは、光源に赤外線LEDを採用した方式のこと。読み取り性能は光学式マウスとほとんど同じですが、省エネなのがポイントです。ほかのタイプと比べて、電池の交換回数を抑えられます。
レーザー式
レーザー式は名前の通り、光源にレーザーを採用した方式。読み取り性能が高く、光学式マウスでは認識しにくい光沢面でも使えるのが魅力です。かつては上位機種を中心に採用されていた方式でしたが、最近はお手頃価格のモデルもラインナップされています。
Blue LED式
Blue LED式は、光学式やレーザー式よりも読み取り性能が高い方式。光源に波長の短い青色光を使っているのが特徴で、わずかな凹凸も感知することが可能です。従来では読み取りが難しかった透明に近いガラス面をはじめ、カーペットなどの布面でも操作できます。
ボタンの数をチェック
マウスを選ぶ際はボタン数も要チェック。ボタン数によってそれぞれ適したゲームが異なるので、プレイしたいゲームに合わせて選んでみてください。
親指部分でクリックして使用するサイドボタンの数や配置場所も重要なポイント。FPSやTPSなど細かい操作が必要なゲームをプレイする方は、サイドボタンを2個程度搭載しているモデルがおすすめです。
また、多数サイドボタンを搭載しているモデルは、複雑なコマンド入力を必要とするMMOやMOBAなどにピッタリ。頻繁に入力するコマンドをショートカットキーに登録して快適に操作できます。多数ボタンが備わったマウスの場合「オンボードメモリ」を搭載しているかも併せてチェックしましょう。
機能をチェック
DPI調整機能
DPIとは、Dots Per Inchの頭文字で、1インチ(2.54cm)動かすことでポインターがどれくらいのドットを移動するのかを表したものです。たとえば、1000dpiのマウスは、1インチ動かすと1000ドット移動します。
DPI調整機能が搭載されているマウスならば、操作感を微調整することが可能。FPSのような、繊細な操作が求められるゲームをプレイする方におすすめの機能です。
レポートレート調整機能
レポートレートとは、マウスの操作データをどれくらいの頻度で送信しているのかを表した数値のこと。ポーリングレートとも呼ばれています。単位は1秒間に何回送信しているのかを表す「Hz(ヘルツ)」が一般的です。たとえば、500Hzのマウスは1秒間に500回の情報を送っていることを意味しています。
送信頻度が高いほどゲームに反映されるまでのタイムラグが減るので、FPSやリズムゲームのようなコンマ数秒が結果を左右するソフトでは重要です。ただし、レポートレートが高すぎると人によっては手ブレも反映されてしまうため要注意。レポートレートを調節する機能があると安心です。
オンボードメモリ
オンボードメモリとは、PCで変更した設定をマウス本体に記録できる機能のこと。PC上でボタン割り当てやマクロ設定をすれば、PS4に接続してもその設定を引き継げます。多数のボタンが備わっているマウスを購入する場合は必須の機能です。
PS4でマウスを使うときの注意点
PS4でマウスを使う場合は、事前にプレイするゲームが公式で定めている規則を確認しておくのがおすすめです。マウスはコントローラーに比べて高精度な操作が可能で、ほかのプレーヤーよりも有利な状態になりやすいため、ゲームによってはマウスの使用自体がチート行為として原則的に禁止されている場合もあります。
マウスの使用禁止で有名なのが人気FPSゲームの「Apex Legends」。公式のeスポーツイベントはもちろん、通常のオンライン対戦でも禁止されており、使用が発覚すると最悪の場合アカウントを永久凍結されることもあります。また、コンバーターを使う場合も同様です。PS4ではゲームのルールを守ったうえでマウスの使用に注意しましょう。
PS4向けマウスのおすすめモデル
ホリ(HORI) タクティカルアサルトコマンダー キーパッドタイプ K2 for PlayStation4 PS4-124
キーパッドとセットになった公式ライセンス品のPS4向け有線マウス。確実な接続で安心して使えるマウスを探している方におすすめです。
マウスには光学式センサーを搭載しており、DPIを1600〜3200dpiの4種類で調節できるのがポイント。また、ケーブルに摩擦がかかりにくいように根本が斜め上向きに設計されているので、FPSなどで激しくマウスを動かす場合にもストレスなく使えます。
場の状況に適した行動を瞬時に行える付属キーパッドも便利。専用のスマホアプリからボタンアサインを手軽に変更できるほか、最大8種類までのプロファイル保存にも対応しています。
ロジクール(Logicool) ゲーミングマウス G502 HERO
プロゲーマーも愛用する人気のPS4向け有線マウスです。高精度を有する光学式センサー「HERO 25K」を搭載。トラッキング速度が400IPSと高速で、100〜25600の全DPIで誤差がほとんどないため、操作の正確性が要求されるFPSなどのオンライン対戦にもおすすめです。
合計11個のプログラマブルボタンを搭載しているのも魅力。専用ソフト「Logicool G HUB」を使用して各ボタンの機能を細かく割り当てが可能です。作成したプロファイルは内蔵オンボードメモリに保存できるので、出先のパソコンでプレイする場合にも重宝します。
重量3.6gのウェイトが5個同梱するのもポイント。マウスの重みや重心を細かく調節できるため、プレイスタイルやシーンに応じて操作感をカスタマイズできます。
ロジクール(Logicool) MMOゲーミングマウス G600t
MMOのプレイに特化したPS4向け有線マウスです。本体には12個のサムボタンを含む合計20個のプログラマブルボタンを搭載。親指だけで12種類のスキルや動作を瞬時に発動できるため、MMOプレイ時の対応力を向上させたいゲーマーの方におすすめです。
12個のサムボタンは形状や押下圧が細かく調節されているため、慣れれば指先の触感だけで正確に操作できるのもポイント。さらに、「Gシフトボタン」を押すと、各ボタンに割り当てた機能が瞬時に切り替わるので、呼び出せる機能が倍増します。
高感度なレーザー式センサーを採用しているのも魅力。レポートレートは1000Hzと高速で、DPI設定も200〜8200の範囲で調節できます。加えて、オンボードメモリを内蔵しているため、使いやすい設定内容をマウス内に保存が可能です。
ロジクール(Logicool) LIGHTSPEEDワイヤレス ゲーミング マウス G304
USBレシーバーを利用した「LIGHTSPEEDワイヤレス」に対応しているPS4向けのゲーミングマウス。ワイヤレス接続ながら、低遅延を実現しているのが魅力です。
読み取り方式には光学式を採用。ロジクールが設計した「HEROセンサー」を搭載しており、DPIは200〜12000の間で調節できます。さらに、オンボードメモリを内蔵しているのもポイント。プロファイルが5つまで保存でき、各プロファイルには最大で5つのDPIを設定しておけます。
また、電力効率に優れているのも特徴。単三乾電池×1本で最長250時間駆動するので、電池交換によるランニングコストを抑えたい場合にもおすすめです。
レイザー(Razer) ゲーミングマウス RAZER VIPER 8KHz
eスポーツ向けに作られた高性能なPS4向け有線マウスです。レポートレートが最大8000Hzと高いため、一般的なゲーミングマウスと比べてもより高速かつ低遅延な動作が可能。125〜8000の範囲でレポートレートの調節も行えるため、高速性を重視しつつ汎用性の高いマウスを探している方にもおすすめです。
99.6%の解像精度を有する光学式センサー「RAZER FOCUS+」を搭載しているのもポイント。高精度の照準が可能なので、FPSでヘッドショットの成功率を高められます。DPIは400〜3200の5段階で調節が可能です。
どちらの手でも使える左右対称形のデザインを採用しているのも魅力。また、重さ71gと軽量ながら頑丈な作りのため、素早く動かしやすいのがメリットです。さらに、最大5つのプロファイルを保存できるオンボードメモリや、8個のプログラマブルボタンも備えています。
スティールシリーズ(SteelSeries) Sensei Ten
利き手を問わず使用できる左右対称なデザインが特徴のPS4向けのマウスです。手にフィットしやすい形状を採用しているため、長時間でも快適に使用できます。
また、追跡性能に優れた「TRUEMOVE PRO」と呼ばれるセンサーを搭載しているのもメリット。マウスをいったん持ち上げたり傾けたまま置いたりした場合にも、高精度の読み取りが可能です。
本製品は、バネを2本備えたメカニカルスイッチを搭載。耐久性の高さを重視する方にもおすすめのマウスです。
スティールシリーズ(SteelSeries) ゲーミングマウス RIVAL 3 WIRELESS
遅延が少ない2.4GHz接続と、日常使いに便利なBluetooth接続に対応したワイヤレスマウスです。バッテリー寿命は400時間以上と長持ち。PS4用としてはもちろん、仕事用や授業用など、多目的に使えます。
エルゴノミクス形状のデザインが採用されており、マウスを指だけでつかむフィンガーグリップやクローグリップも快適。長時間のゲームプレイを想定している方にもおすすめです。
また、耐久性に優れたメカニカルスイッチを搭載しているのもポイント。6000万回のクリック保証がされているので、FPSのような激しいゲームでも安心して使えます。コスパが高いワイヤレスマウスを探している方はチェックしてみてください。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) ゲーミングマウス AIR LIGHT 400-MAG200
本体重量が約66gと軽く、長時間使用した際の負担が少ないPS4向けのゲーミングマウスです。軽い力で、マウスを素早く動かせるのが魅力。広い範囲にマウスを動かして操作する場合にも適しています。デザインはシンプルで、ロゴなどのないスタイリッシュな外観を備えているのも特徴。エルゴノミクス形状のボディで、つかみ持ちとつまみ持ちの両方に対応しています。
読み取り方式はIR LED式を採用。PixArtの「PAW3395センサー」を搭載しており、DPIはカウントボタンを押して100〜26000の間で5段階の調節が可能です。また、数値は50DPIごとに設定および切り替えができます。
接続は有線・Bluetooth・2.4GHzワイヤレスの3種類に対応。使用する環境に合わせて選択できます。
バッファロー(BUFFALO) BSMBW325
Blue LED式の読み取り方式を採用しているPS4向けのマウス。読み取り性能に優れており、わずかなホコリや凹凸までしっかりと照らし出せるのが特徴です。ガラス面や透明のシート上でもマウスが操作できます。DPIは、スイッチを押せば1000と1600の2段階で簡単に切り替えできます。
また、握り心地を追求してデザインされているのもポイント。長時間使用した際の疲労を軽減できます。クリック音は静かで、使用する際の音を気にしたくない場合にもおすすめのモデルです。
コルセア(Corsair) KATAR ELITE WIRELESS Gaming Mouse CH-931C111-AP
69gの軽量なボディとつかみ持ち・つまみ持ちの両方に対応するデザインが特徴。操作性に優れたPS4向けのマウスを探している方におすすめです。
読み取り方式には光学式を採用。独自の「CORSAIR MARKSMAN センサー」によって、高い精度でマウスの動きをキャッチできます。接続は、有線とBluetoothに加えて独自の「SLIPSTREAM WIRELESS」にも対応。USBレシーバーを利用した低遅延のワイヤレス接続が利用できる点もメリットです。
また、「CORSAIR QUICKSTRIKE ボタン」を搭載。ばね懸架式の設計により、素早いクリックを実現しているのもおすすめポイントです。
PS4マウスコンバーターのおすすめモデル
サイバーガジェット(CYBER Gadget) CYBER・マウス&キーボード変換アダプター SWITCH/PS4用 CY-NSP4MKCA-BK
手頃な価格で入手できるPS4向けマウスコンバーターです。PS4やPS4 Proで動作確認が済まされており、高い互換性を備えているのが特徴。安心して使用でき、価格も安いため、PS4で初めてマウスコンバーターを導入する方にもおすすめです。
各機器を接続するだけですぐに使用を開始できるのも初心者には嬉しいポイント。加えて、接続したマウスやキーボードのボタン配置を自由に変更できるカスタマイズ機能も搭載しています。
なお、本製品を介してPS4でマウスを使用する場合は、コントローラーアイコンのあるポートにPS4純正コントローラーを接続しておく必要があるので注意。また、PS5でも接続は可能ですが、PS4用ゲームをプレイする場合にのみ使用できます。
Answer Switch/PS4用 マウス&キーボードコンバーター ツナガールDX ANS-SW111
USBポートを4基搭載しているPS4向けのマウスコンバーター。マウスだけでなく、キーボードの接続にも対応しています。使用できる家庭用ゲーム機は、PS4とNintendo Switch。PS4で使う場合には、ワイヤレスコントローラー「DUALSHOCK 4」が別途必要な点は留意しておきましょう。
また、連射機能が搭載されているのも魅力。「TURBO」機能と自動で連射する「AUTO TURBO」機能の2種類が使用できます。
さらに、キー割り当て機能も利用可能。キーボードの配列を自由に変更して設定できて便利です。
REASNOW ReaSnow S1
PS4だけでなく、PS3・PS5・Nintendo Switch・Xbox One・Xbox 360など、幅広い家庭用ゲーム機に対応しているマウスコンバーターです。USBポートは2基備えており、マウスやキーボードのほか、ジョイスティックなども接続できます。
また、「アンチリコイル」と呼ばれる機能を搭載しているのもメリット。ゲーム内で銃などを撃った際のブレを抑えられます。マクロの設定はスマホアプリから行う設計。OSは、iOSとAndroidに対応しています。
LEADJOY LeadJoy VX2 AimBox
「VLEADアプリ」を使って、設定をカスタマイズできるPS4向けのマウスコンバーターです。PS4やPS5、Nintendo Switch、Xbox Oneなど幅広いゲーム機で使用できるのが魅力。マウスやキーボード、ジョスティックなどを接続できるポートは3基備えています。
また、本体側面に3.5mmオーディオポートが付いているのもポイント。ヘッドセットを接続し、オンライン上のチームメイトとコミュニケーションを取りながらゲームをプレイする場合に便利です。
PS4でマウスやコンバーターを使えば、コントローラーとはまた違った操作感でゲームを楽しめます。多くのボタンが搭載されているタイプであれば、素早くコマンドを実行することが可能。とくにFPSやMMOで遊ぶ方にはおすすめです。興味がある方は、ぜひ購入を検討してみてください。