ドライヤーの機能とブラシが一体になったカールドライヤーは、髪のブローをしながらカールを作りたいときなどに便利です。毎日のヘアセットが簡単にできるので持っておくと便利なアイテム。
各メーカーからさまざまなカールドライヤーが発売されていますが、自分に合ったカールドライヤーを選ぶためにはいくつかチェックしておくべきポイントがあります。そこで今回は、カールドライヤーの選び方に加えて、おすすめの製品をランキング形式でご紹介します。
カールドライヤーの選び方
ブラシの形状で選ぶ
ロールブラシ

By: amazon.co.jp
毛先のカールをしっかりと付けたいときや、前髪をふんわりとブローしたいときは360°ブラシが付いたカールドライヤーが便利。太いブラシなら大きいカールを、細いブラシならきつめのカールを作れます。
ロングヘアなら太めのブラシ、ショートやミディアムヘアなら細めのブラシを使うなど、セットしたい髪型のイメージに合わせて太さを選びましょう。ロングへアの場合、毛先から根本に向かって巻いていけばカールドライヤーだけで巻き髪が作れます。
ハーフブラシ

By: amazon.co.jp
カールを作るのではなくナチュラルなストレートヘアに仕上げたいときに向いているのが、半面だけブラシが付いたハーフブラシタイプのカールドライヤーです。通常のヘアブラシにドライヤーの機能が付いているタイプなので、ブローをしながら髪をとかしてツヤを出したい時や、髪のクセを伸ばしてストレートにしたい場合などにもおすすめです。
マイナスイオンの有無で選ぶ

By: amazon.co.jp
カールドライヤーは髪に直接熱を当てるため、使っているうちに髪が傷みやすくなってしまいます。そこで髪にできるだけダメージを与えないために、マイナスイオン機能が付いたカールドライヤーがおすすめです。
マイナスイオン機能付きドライヤーは、空気中の水分からマイナスイオン粒子を作り出し、髪の内部に入り込ませることによって熱によるダメージを防ぎ髪にツヤを与える効果が期待できます。
風量の強さで選ぶ

By: amazon.co.jp
カールドライヤーは、製品によって500~1000Wまで消費電力が異なります。消費電力の高いドライヤーは風量が多く、髪を乾かしたいときや強めにカールを付けたいときには向いていますが、その分髪を痛めてしまう恐れもあります。
風量の強いカールドライヤーを購入する場合は、マイナスイオンなど髪を労わる工夫がされているかどうかチェックしましょう。700W程度のものであれば、ほどよい風量でドライヤーとしても使えるのでおすすめです。
カールドライヤーのおすすめメーカー
パナソニック(Panasonic)

By: amazon.co.jp
パナソニックは、”Panasonic Beauty”という美容家電のラインナップが充実しており、カールドライヤーの種類も豊富です。パナソニックのドライヤーはヘアケア技術へのこだわりが特徴。マイナスイオンの約1,000倍という水分に包まれた微細なイオン「ナノイー」の技術を採用したドライヤーが人気です。
ブラシのアタッチメントの種類が豊富で付け替えができるタイプのカールドライヤーも充実しています。高性能でヘアケアにこだわったカールドライヤーを探している方におすすめです。
コイズミ(KOIZUMI)

By: amazon.co.jp
コイズミはヘアケアを中心とした美容家電が充実しているメーカーで、マイナスイオン機能付きカールドライヤーのラインナップが充実しています。シンプルで使いやすいカールドライヤーが多く、他メーカーと比べて比較的リーズナブルなのもポイントです。
テスコム(TESCOM)

By: amazon.co.jp
テスコムは美容家電を中心としたメーカーで、カールドライヤーの種類も豊富です。マイナスイオン機能だけではなく、マイナスイオンとプラスイオンを同時に放出し、静電気を抑制する効果が期待できる「プロテクトイオン」機能付きの製品も登場しました。比較的リーズナブルで高機能な製品を購入できるので、価格重視の方にもおすすめです。
カールドライヤーのおすすめランキング
第1位 パナソニック(Panasonic) くるくるドライヤー ナノケア EH-KN89

消費電力650Wのカールドライヤーです。温風と冷風の切り替えができ、セットした髪を簡単にキープできます。ロック機能も付いているため、常に冷風を出すことも可能です。
本製品は、サロンブローブラシを採用しているのが特徴。両側から髪を抑えることで、まとまりにくい毛先や強いくせ毛も直して艶やかに仕上がります。
さらに、サロンブローブラシのほかにワイドブローブラシ、太ロールブラシも付属。ストレートにしたい時や前髪を巻きたい時、大きめのカールを作りたい時などにもおすすめです。
また、パナソニックのナノケアシリーズは微細なマイナスイオンを髪へ吹き付ける「ナノイー」技術を搭載しているのが魅力。髪や頭皮の水分バランスを保ち、乾燥によるうねりやかゆみを抑える効果が期待できます。
第2位 パナソニック(Panasonic) くるくるドライヤー ナノケア EH-KN79

消費電力650Wのカールドライヤーです。マイナスイオンを吹き付けるのが魅力的なナノケアシリーズ。イオンチャージパネルを握って使うだけで、髪や地肌の乾燥を抑える効果が期待できます。
本製品は、ワイドブローブラシを採用しており、ストレートにしたい方や毛先にニュアンスカールを付けたい方におすすめです。ワンタッチで冷風への切り替えられることに加え、セットを長持ちできます。
第3位 パナソニック(Panasonic) くるくるドライヤー 騒音抑制タイプ EH-KA18

髪を痛めにくい適度な温度でセットできるカールドライヤーです。手元のスライド式スイッチで温風2段階と冷風への切り替えが可能。髪を労わりたい時やセットを長持ちさせたい時など、シーンに合わせて使い分けられるのが魅力です。
ハーフブラシを採用しているため、ストレートにしたい方へおすすめ。ブラシにはシリコン素材のラバーを搭載しているため、髪を捉えやすく毛先まで整えられるのがポイントです。
また、静音性にも優れており、わずか62dBと話し声程の大きさで使用できるため、周囲への騒音が気になる深夜や早朝でも気兼ねなく使用できます。
第4位 泉(IZUMI) Allure カーリングドライヤー CD-TM77

消費電力400Wのカールドライヤーです。遠赤外線を利用した80℃の低温風で髪を労わりながら使用できるのが魅力。冷風への切り替えもできるため、セットを長くキープしたい方にもおすすめです。
ハーフブラシタイプのヘアキャッチブラシが付属。短い髪もしっかりとキャッチできるため、ショートヘアでもさまざまなスタイリングが楽しめます。さらに、アイロン風カールブラシも付属しており、ふんわりと大きめのカールを作りたい方におすすめです。
第5位 コイズミ(KOIZUMI) マイナスイオンカーリングドライヤー KHC-5302

消費電力700Wのカールドライヤーです。350Wの「SET」モードを搭載しており、髪を労わりたい時やカールを付けたい時におすすめです。セットのキープに便利な冷風にも対応しています。
本体長さ22cmとB5用紙の長辺よりも短く、手の小さな方でも扱いやすいコンパクトサイズなのも魅力。クセを直すのに適したワイドスタイリングブラシとカールに便利なロールキャッチブラシが付属するため、さまざまなスタイリングを楽しめます。
マイナスイオンにも対応しており、髪のごわつきが気になる方にもおすすめ。利便性の高いモデルですが3,000円以下と安く、価格重視の方にもおすすめのモデルです。
第6位 テスコム(TESCOM) windy カールドライヤー TS20

長時間のセットでも腕が疲れにくい300g以下のコンパクトなカールドライヤーです。カールに便利な「hot」とキープに便利な「cool」モードを搭載しています。
本製品は、幅の広いロールブラシを採用。広範囲をブラッシングできるため、シャンプー後はロングヘアの方でもスピーディにドライやブロー、カールなどができます。
マイナスイオンには非対応ですが、シンプルな機能を備えているため、カールドライヤー入門機としてもおすすめです。
第7位 テスコム(TESCOM) マイナスイオンカールドライヤー TIC295

カールを付けるのに適した「DRY」モードのほか、冷風を当ててセットを長持ちさせる「COOL」モードを搭載したカールドライヤー。手元のスイッチで簡単に切り替えられます。
約1,000円と比較的リーズナブルにも関わらず、マイナスイオン機能も搭載。髪の水分バランスを整える効果が期待できるため、髪のごわつきやパサつきが気になる方もおすすめです。
静電気防止剤を配合したワイドクッションブラシも魅力。静電気による髪へのダメージを防止でき、指通りも滑らかです。
第8位 テスコム(TESCOM) プロテクトイオンカールドライヤー ACC11

消費電力400Wのカールドライヤーです。低めの温度設定で髪を労わりながらセットできるほか、耐熱仕様のウィッグや人毛のウィッグにも使用できます。冷風モードを搭載しており、セットをキープしたい時にも便利です。
3種類のブラシが付属するのもポイント。1本目のキャッチブローブラシはうねりを伸ばすのにおすすめです。シリコン素材のベースが髪へ密着し、毛先までしっかりカールできます。
2本目の独特な形状をしているボリュームアップブラシは、髪をふんわりさせたい時におすすめ。髪を根元から立ち上げ、自然なボリュームのある髪にできます。
3本目のロールタイプのカールアイロンブラシはカールを作りたい時におすすめ。19mmと細いためショートヘアの方でも簡単にセットできます。ブラシは全種類水洗いに対応。ヘアースプレーなどを使用した後も清潔です。
第9位 テスコム(TESCOM) マイナスイオンカールドライヤー BIC40

海外での使用にも対応しているカールドライヤーです。AC120V/240Vと、AC100V/200Vに対応。消費電力は650Wと450Wです。
国内で使用するには十分な温度でセットできますが、海外で使用する場合は少し温度が下がってしまう点がネック。ただ、C2タイプの変換プラグが付属するためすぐ使用できます。
スタイリングブローブラシには、髪に艶を与える椿オイルを配合。さらに、髪の水分バランスを保つ効果が期待できるマイナスイオンも吹き出すため、髪や地肌のパサつきが気になる方にもおすすめです。
第10位 パナソニック(Panasonic) くるくるドライヤー ZIGZAG EH-KA60

海外対応のカールドライヤーです。AC100V/120と、200V/240Vに対応。消費電力は700Wと500Wで、海外でも強めの風量で使用できます。C-2プラグアダプターが付属しすぐに使用できるのも魅力です。
ブラシは2種類から選択でき、シーンに合わせて使えます。1つ目はハーフタイプのワイドブローブラシ。毛先までしっかりと捉えてくせを直します。2つ目はカールに便利なフリーロールブラシです。
フリーロールブラシはロールの大きさを自由に変えられるのが魅力。25mm、30mm、40mmの4段階に調節できるため、好みの大きさにカールできます。
番外編:カールドライヤーの使い方 男性編

ほとんどのカールドライヤーが女性をターゲットに売り出されていますが、メンズヘアのスタイリングにも使えます。最近は男性向けのヘアケア用品も充実しているので、カールドライヤーを使ってブローをマスターすれば毎朝のヘアセットも思い通りに決まりやすくなります。
特に髪のクセやうねりが気になる男性には、普通のドライヤーよりカールドライヤーがおすすめです。ドライモードよりも出力を下げたヘアセットモードと、ハーフブラシが付いたタイプを選びましょう。クセやうねりを直したい部分はブラシで引っ張るようにとかしながらブローし、ボリュームを出したい部分は髪の根元から毛先に向かってブローすれば自然なヘアスタイルに仕上げられます。
ドライヤーとして使えるだけでなく、自宅で簡単にサロン並みのスタリングができるカールドライヤー。髪をパサつかせず潤いをキープしながらスタイリングができるマイナスイオン機能も進化しています。自分にぴったり合ったお気に入りのカールドライヤーを見つけて、毎日のヘアスタイリングを楽しんでください。