京都土産の定番として広く親しまれている八つ橋。近年では定番のニッキや抹茶味に加え、チョコ・キャラメル・コーヒーなどの変わり種や季節限定の八つ橋などがバラエティ豊かにラインナップされており、選ぶ楽しさや食べ比べる楽しさも堪能できます。
そこで今回は、京都のさまざまな菓子店が手がける八つ橋のなかからおすすめの商品をご紹介。選ぶ際のポイントも詳しく解説します。本記事を参考に、京都の風情を感じる味わい豊かな八つ橋を見つけてみてください。
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八つ橋の選び方
好みのタイプを選ぶ
賞味期限が長く硬めな食感の焼き八つ橋

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「焼き八つ橋」とは、米粉・砂糖・ニッキを主原料にした生地を薄く伸ばして焼き上げた八つ橋のことです。焼き菓子ならではの香ばしい風味とふんわり漂うニッキの香りに、パリっとした食感を堪能できるのが魅力。基本的に、硬い瓦のような形状をしているのが特徴です。
また、商品によっても異なりますが賞味期限が1~3ヶ月程度と長く、日持ちがするのも焼き八つ橋のポイント。さらに、ほとんどの商品が個包装されており小分けしやすいので、職場や近所の方などへのバラマキ用お菓子にもぴったりです。
もちもちで柔らかい生八つ橋

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「生八つ橋」とは、米粉・砂糖・ニッキを主原料に練り上げた生地を蒸し、焼かずに仕上げた皮のみの八つ橋のこと。上品なニッキの風味と、もちもちの柔らかな口あたりが特徴で、八つ橋のおいしさをシンプルに楽しめます。
しかし、生菓子のため、賞味期限は7~10日前後と短めなのが留意点。生八つ橋は、直射日光の当たらない場所で保存し、なるべく早く食べきるようにしましょう。
いろいろな味を楽しみたいなら餡入りの生八つ橋

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甘いモノが好きな方には、「餡入り生八つ橋」がおすすめ。文字通り、生八つ橋で餡を包み込んだ八つ橋のことで、生地のもちもち食感に餡の甘さが絶妙に溶け込んだ上品な味わいを堪能できるのが特徴です。基本的には、三角型の形状をしています。
また、定番のつぶ餡や抹茶餡をはじめ、いちご餡・黒胡麻餡・キャラメル・チョコレートなどと販売先により餡のバリエーションが豊富に展開されているのも魅力のひとつ。いろいろな味の八つ橋を食べ比べたい場合にもぴったりです。
しかし、餡入りの生八つ橋も生菓子のため、賞味期限が7~10日程度と短めな点には留意しておきましょう。
生地や餡の味を選ぶ
定番のニッキ味

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八つ橋をはじめて食べる方や定番の八つ橋を味わいたい方には、「ニッキ味」がおすすめです。ニッキとは、クスノキ科に属する常緑樹「ニッケイ(肉桂)」の樹皮から作られるスパイスのこと。おもに、八つ橋をはじめとする和菓子の風味づけに使用されています。
ニッキは、甘くさわやかな香りとほのかな甘みに、ふくよかな辛味が魅力。焼き八つ橋、生八つ橋、餡入り生八つ橋とさまざまなタイプで展開されているため、食べ比べも楽しめます。
しかし、ニッキの独特の風味は好みが分かれる傾向があるので注意が必要。とくに、贈答用としてニッキ味の八つ橋を選ぶなら、贈る方の食の好みを事前にリサーチしておくと安心です。
京都らしい味わいの抹茶味

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京都らしい味わいを楽しみたい場合には、ニッキと並ぶ定番の八つ橋「抹茶味」もおすすめです。生地に抹茶を練りこんだ八つ橋で、鮮やかな緑色と豊かな芳香が魅力。ニッキと同様、焼き八つ橋・生八つ橋・餡入り生八つ橋のおもに3種類で展開されています。
京都名物のひとつである宇治抹茶を使用した八つ橋なら、より風味豊かで贅沢な味わいを堪能できるのが魅力。なかには、生地だけでなく餡にも抹茶を使用した抹茶づくしの八つ橋もあるので、抹茶好きの方はぜひチェックしてみてください。
変わり種のチョコやキャラメル味にも注目

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さまざまな八つ橋を食べてみたい方は、チョコレート味やキャラメル味などの変わり種に注目。生地や餡にチョコやキャラメルが練りこまれており、洋菓子のような風味を堪能できます。
ほかにも、パインアメやミルキーなどの昔懐かしいお菓子とコラボしたモノなど、話題性のある八つ橋がラインナップ。お店によっては、ラムネ味やもも味など季節限定の八つ橋を販売している場合もあるので、気になる方は公式サイトもこまめにチェックしてみてください。
有名店・メーカーをチェック
美十

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「美十」は、八つ橋の人気銘柄「おたべ」を手がける食品メーカーです。1966年に、つぶ餡を生八つ橋の生地で包んだ「おたべ」を発売。八つ橋と聞いて多くの方が思い描く、三角形の餡入り生八つ橋を生み出したパイオニアとして知られています。
美十の「おたべ」には、定番のニッキ味や抹茶味に加え、キャラメルを挟んだとろける口あたりの「きゃらめりぃ」や期間限定味種など変わり種をラインナップ。ひと口サイズで食べやすい小さな八つ橋「こたべ」も人気商品のひとつです。
井筒八ッ橋本舗

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1805年に創業し、京都祇園に本店を構える八つ橋の名店「井筒八ッ橋本舗」。水上勉の小説「五番町夕霧楼」の主人公、夕子の名を冠したつぶ餡入り生八つ橋「夕子」がフラグシップ銘柄で、京都を代表する八つ橋ブランドのひとつとしても人気を集めています。
ニッキや抹茶味に加え、チョコレート味やいちご味、有名なお菓子とタッグを組んだミルキー味やパインアメ味などが揃う多彩なラインナップが魅力。パリパリ食感の焼き八つ橋や、生地のみで仕立てたシンプルな生八つ橋なども展開されており、好みに合わせて選べます。
聖護院八ッ橋総本店

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京都で300年以上続く老舗の八つ橋専門店「聖護院八ッ橋総本店」。聖護院八ッ橋総本店の代表銘柄は、焼き八つ橋の「聖護院八ッ橋」とつぶ餡入り生八つ橋の「聖(ひじり)」です。定番のニッキや抹茶のほか、コーヒー・生姜・黒胡麻などの変わり種や、柚子・みかん・ももなどのフルーティーな季節限定品も手がけています。
八つ橋のおすすめ
美十 おたべ にっき抹茶
京都の定番お土産「おたべ」のニッキ味と抹茶味を詰め合わせた生八つ橋セット。とくに、生八つ橋の伝統的な味を食べ比べたい方や、八つ橋の素材にこだわる方などにおすすめの商品です。
生地には、福井県と京都府京丹後産の特別栽培米コシヒカリを自社製粉した米粉を使用。仕上がる生八つ橋はふっくらとコシがあり、米の旨みを感じられるのが特徴です。
生八つ橋に包み込む餡にも、特別栽培された北海道十勝産の小豆を、自社工場で少量ずつ丁寧に炊き上げている自家製つぶ餡を使用。口に含めば、小豆本来の風味が引き立つ上品な甘みを堪能できます。
なお、ニッキ味は昔懐かしい素朴な味わいが、抹茶味はニッキを使わずに仕立てた繊細な風味が魅力。1点ずつ個包装されているので、来客時のお茶請けや職場などへのバラマキ用お菓子にもぴったりです。
美十 おたべ とろける生八つ橋 きゃらめりぃ

ニッキやあんこが苦手な方などでも親しみやすい生八つ橋です。餡には、北海道産の生クリームと砂糖をじっくりと煮詰めた芳醇なキャラメルを使用。石臼搗きのコシヒカリ米粉で作った、おたべ伝統の生八つ橋で包み、洋風テイストに仕上げられています。
柔らかな生地からまろやかにとろける、キャラメルのほろ苦さが魅力。ビターで大人の味わいは、ブレイクタイムなどにコーヒーと合わせても豊かなマリアージュを楽しめます。
また、1つずつ個包装されており食べやすいのもうれしいポイント。洋菓子風のおしゃれなパッケージでプレゼントにもおすすめです。
美十 ちいさいおたべ こたべ チョコあん

生八つ橋のおたべを小さなひと口サイズに仕上げた「こたべ」。本製品は、白餡やチョコレートなどで作ったチョコ餡を、ココア味の生八つ橋で包んだ期間限定のチョコ味です。
生地にニッキが使用されていないため、ココアとチョコの風味を豊かに感じられるのが特徴。コーヒーのお供や子供のおやつなどにもおすすめです。
なお、「こたべ」には自家製つぶ餡を包み込んだ、定番のニッキ味と抹茶味も展開されています。ぜひ、好みに合わせてセレクトしてみてください。
井筒八ッ橋本舗 井筒八ッ橋 化粧箱入り
店名を冠した井筒八ッ橋本舗の人気銘柄のひとつ「井筒八ッ橋」。砂糖・米粉・ニッキ・きな粉・白胡麻を独自に配合し、薄く伸ばして焼き上げたこだわりの焼き八つ橋です。
パリっとした軽やかな歯ごたえに、口中へ心地よく広がる、ニッキの甘い香りと香ばしい風味が魅力。素朴な味わいは、おやつやお茶請けとしてそのまま食べるのはもちろん、アイスクリームやプリンなどを乗せて一緒に食べてもおいしく楽しめます。
3枚ずつ個包装されているうえ、賞味期限が出荷日から約60日と日持ちするため、パリパリの食感を長く堪能できるのもうれしいポイント。職場などへの差し入れにもおすすめです。
井筒八ッ橋本舗 井筒八ッ橋 ミルキー 31031
ペコちゃんでおなじみの「不二家ミルキー」とコラボした焼き八つ橋です。開封した瞬間に漂う、ミルキーの甘くふくよかな香りが好印象。焼き八つ橋ならではのカリカリ食感で、ニッキの風味とミルキーの柔らかな甘みが絶妙に重なり合います。
賞味期限が出荷日から約30日と長めで日持ちするのもうれしいポイント。チャック付きのスタンドパック入りで開封後の保存もしやすいため、好きな量をマイペースに楽しめます。
また、ペコちゃんのイラストとミルキーの包み紙の絵柄をまとった、レトロでかわいいパッケージも魅力のひとつ。ちょっとしたギフトにもおすすめです。
井筒八ッ橋本舗 井筒八ッ橋 化粧缶詰合せ
ひと口サイズの「衣かけ」と「水尾の柚子」、定番のニッキと、焼き八つ橋が3種揃う味わい豊かな詰め合わせセットです。ニッキは、軽やかな口当たりと、甘く香ばしい風味が魅力。3枚ずつ個包装されており、食べるたび開封したてのパリパリ感を堪能できます。
「衣がけ」は、オーソドックスな八つ橋に砂糖をまぶしたモノで、ニッキと砂糖が織りなすふくよかな甘みが魅力。「水尾の柚子」は、柚子栽培発祥の地とされる京都・水尾の柚子を砂糖と一緒にまぶしたモノで、甘みとともにさわやかな香りが広がります。
パッケージに「井筒八ッ橋」の名を刻んだ、おしゃれな化粧缶が採用されているのもおすすめポイント。見映えがよいうえ、賞味期限が出荷日から約60日と長めなので、贈答用にも適しています。
井筒八ッ橋本舗 井筒の生八ッ橋 ニッキ
八つ橋本来の風味をシンプルに堪能したい方におすすめの商品です。ニッキで仕立てた伝統的な生八つ橋で、しっとり柔らかな口あたりが特徴。ニッキの香りとともにやさしい甘みが広がる味わいは、お茶請けにもぴったりです。
なお、井筒八ッ橋本舗が手がける生八つ橋には、ニッキ味のほかに抹茶味も展開されています。抹茶味は、宇治抹茶が香るさわやかな味わいが魅力。比較的手に取りやすい価格なので、両方の味を食べ比べするのも楽しみ方のひとつです。
井筒八ッ橋本舗 夕子 ニッキ・宇治抹茶・いちご詰合せ
ニッキ・宇治抹茶・いちごの3種の味を楽しめる、餡入り生八つ橋「夕子」の詰め合わせセット。もちもち食感の柔らかな生八つ橋に、程よい甘さの餡がしっとりと重なり、後をひく味わいに仕上げられています。
ニッキ味と抹茶味には砂糖・小豆・寒天で作った小豆餡を、いちご味には、いんげん豆・いちごピューレなどで仕立てたいちご餡を使用。いちごにはニッキ不使用の生八つ橋を使っているのも特徴です。
また、小説「五番町夕霧楼」のヒロイン、夕子のイラストを描いたかわいらしいパッケージデザインもおすすめポイント。京のはんなりとした風情を感じられ、贈り物にも重宝します。
井筒八ッ橋本舗 夕子 パインアメ味 8個入り 31037
「夕子」と「パインアメ」のコラボによって生まれた変わり種の生八つ橋です。パインアメのおいしさを白餡に練りこみ、伝統の生八つ橋で包んだこだわりの商品。口に含めば、生八つ橋のもちもち感とともにパインアメの甘酸っぱい香りと風味が豊かに広がります。
本家パインアメのパッケージを模した、ポップでかわいい佇まいも好印象。夕子のイラストも小さく描かれており、京都らしさをほんのりと漂わせています。話題性もインパクトもあるので、自宅用にはもちろん、お土産や贈り物などにもおすすめです。
聖護院八ッ橋総本店 聖・抹茶詰合せ
1967年の商品化より長く愛され続けている、京都土産の定番生八つ橋のひとつ「聖」。本製品は、ニッキの生八つ橋と抹茶の生八つ橋でつぶ餡を包み込んだ、食べ比べを楽しめる2種詰め合わせセットです。
つぶ餡は、北海道産小豆を丁寧に炊き上げ、上品な甘みに仕上げた自家製。程よく残ったつぶ感が、生八つ橋のもちもち食感にやさしくアクセントを添えます。
「聖」の文字を古代文字風に大きく記した、味のあるパッケージも好印象。目上の方へのちょっとした贈り物やお礼ギフトなどにもおすすめです。
聖護院八ッ橋総本店 聖・黒胡麻
黒胡麻を生地と餡の両方に練りこんだ黒胡麻味の生八つ橋です。パッと目をひく真っ黒の生地に、ふんわり漂う黒胡麻の香ばしい香りが特徴。生地はふんわりもちもちで、口に含めば、小豆餡と黒胡麻が織りなすコクのある味わいを堪能できます。
とくに、定番モノとはひと味違う生八つ橋を食べてみたい方におすすめ。黒を基調としたおしゃれで品のあるパッケージデザインは、自宅用のほか、お世話になっている方への贈り物やお呼ばれ時の手土産などとしても重宝します。
京都利休園 八ツ橋 生八つ橋 抹茶 チョコレート item-M-yatsuhashi
およそ400年続く老舗茶屋「京都利休園」が宇治抹茶で作る贅沢な生八つ橋です。上質な宇治抹茶を生地に練りこみ、餡に宇治抹茶チョコレートを包み込んでいるのが特徴。さらに、最後にお濃茶を振りかけて仕上げた、抹茶尽くしの商品です。
1つの八つ橋につき1杯分以上の抹茶が使用されていると謳われており、口中で豊かにあふれる、抹茶のふくよかな香りと深くほろ苦い味わいが魅力。甘さを控えた上品な味わいを楽しめます。
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味わい豊かに揃う京都の八つ橋。はじめて食べる方には八つ橋の元祖とされるニッキ味のスタンダードな焼き八つ橋が、甘党の方には餡を包んだ生八つ橋がおすすめです。また、お土産や贈り物なら話題性のある変わり種八つ橋にも注目。自分好みの八つ橋を見つけて、ぜひ甘い風味と京都の風情に浸ってみてください。