立体的な絵を描ける3Dアートペン。手軽に立体造形を楽しめるツールとして人気を集めています。しかし、種類が多いため、どれを選ぶべきか悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、3Dアートペンのおすすめをご紹介します。選び方のポイントも併せて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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3Dアートペンとは?

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3Dアートペンは、立体的な造形物を手軽に作成できるペン型のツールです。プラスチックやレジンなどの材料をペン先から押し出し、空中に絵を描くように立体作品を製作可能。ペンから出た材料が固まることで、自由な形の3D作品が完成します。

3Dアートペンの活用シーンは多様。オリジナルアクセサリーやスマートフォンケースなどの小物制作、壊れた日用品の修理や子どもの創造力を育む知育玩具としても人気です。立体的な空間認識能力が養われ、アイデアを形にする喜びが体験できるのもうれしいポイントです。

3Dアートペンの選び方

種類で選ぶ

高機能で色が豊富な溶解プラスチック

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溶解プラスチックタイプの3Dアートペンは、PLAやABS樹脂などのフィラメントを内部で加熱して溶かし、ペン先から押し出して形を作ります。冷えると固まるため、空中に自由な形を描けるのが魅力です。カラーバリエーションも豊富で、複雑なアート作品が作れます。

本格的な造形を楽しみたい方や創作の幅を広げたい方におすすめ。ただし、ペン先が高温になるため、使用時は火傷に注意しましょう。フィラメントの種類も選べるので、作品の硬さや質感を調整できて便利です。初心者の方は低温で扱いやすいPLAフィラメント対応モデルから始めてみてください。

子ども用ならやけどの心配が少ない光硬化樹脂

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光硬化樹脂タイプの3Dアートペンは、UVライトを当てて液状の樹脂を硬化させる仕組みです。ペン先が高温にならず常温で操作できるため、火傷の心配が軽減されます。ペンにライトが内蔵されているモデルもあり、硬化のタイミングをコントロールできるのも特徴です。

直感的な操作で楽しめるのも魅力。溶解プラスチックタイプに比べるとカラーバリエーションはやや少なめですが、安全に創作活動を楽しめるのがポイントです。小さな子どもと一緒に使いたい方に適しています。

カラー数をチェック

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3Dアートペンを選ぶ際は、使用できるカラー数も重要なポイントです。多色展開のモデルは色の組み合わせを楽しめますが、その分価格も高くなる点に留意しましょう。

本格的なアート制作には7色以上あると表現の幅が広がります。色が豊富なほど作品の完成度も上げやすく、子どもも飽きずに楽しめるのがメリット。初心者は基本色セットから始めて、慣れてきたら追加フィラメントで色を増やしていくのもおすすめです。

機能や仕様をチェック

ペン先のつまり防止機能

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3Dアートペンを使っていると、温度変化や異物混入によってペン先がつまってしまうことも。つまりはスムーズな作業の妨げになるだけでなく、ペンの寿命を縮める原因にもなるため、つまり防止機能の有無は重要なチェックポイントです。

防止機能には、自動的にフィラメントを逆送りする機能やつまり検知機能を搭載したモデルがあります。また、分解してペン先を掃除できるタイプを選ぶと、万が一、つまりが発生しても自分で対処できて便利です。長く使いたい方や初心者はメンテナンスがしやすいモデルを選んでみてください。

扱いやすいコードレス仕様

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コードレスタイプの3Dアートペンは、USB充電式で電源コードに縛られずに自由に動かせるのが魅力です。立体作品を作る際には、さまざまな角度からペンを操作する必要があるため、コードがないことで作業効率も向上します。

バッテリー持続時間は製品によって異なりますが、一般的に1~3時間程度の連続使用が可能。長時間使いたい場合はバッテリー容量の大きいモデルを選びましょう。また、充電しながら使えるハイブリッドタイプも展開されています。子どもが使う場合も、コードに引っかかる心配が少ないため安全面でもおすすめです。

対象年齢や安全性をチェック

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3Dアートペンを選ぶ際は対象年齢をしっかりチェックしましょう。子ども向けモデルは一般的に8歳以上を対象としており、安全性に配慮した設計が採用されています。溶解プラスチックタイプは高温になるため、低年齢の子どもには光硬化樹脂タイプがおすすめです。

安全性を高める機能として、温度調節機能やオートオフ機能が搭載されたモデルもあります。溶解プラスチックタイプを選ぶ場合は、低温で使える製品だと火傷のリスクが低減されます。使用後はペン先が冷めるまで触らないよう注意しましょう。

3Dアートペンのおすすめ

メガハウス 3Dドリームアーツペン レインボーセット 7色

メガハウス 3Dドリームアーツペン レインボーセット 7色

光で固まるジェル状インクを使って立体造形が楽しめる3Dペン。熱を使わずにライトで固めるため、子どもでも安心して使用できます。レインボーカラーの7色セットで、カラフルで多彩な作品づくりが可能です。

付属のエアーアップライトを使って、型の上に描いたりイラストをなぞったり、空中に直接描いたりできます。持ちやすいサイズのペンで操作も簡単なため、初めての3D造形にチャレンジしたい子どもから、クリエイティブな作品を作りたい方まで幅広い方におすすめです。

メガハウス 3Dドリームアーツペン マイ地球クリエイトセット

メガハウス 3Dドリームアーツペン マイ地球クリエイトセット

自分だけの地球儀が作れる3D造形セット。光で固まる特殊なジェル状インクを使用しているのが特徴です。

付属のデザインシートや地球儀ベースを活用して、美しい3Dアートが簡単に作成可能。創造力を育みながら、大陸や海などについて学べるため、工作が好きな子どもや知育教材としてプレゼントを探している方におすすめです。

3Doodler 3Doodler Start+

3Doodler 3Doodler Start+

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子どもの安全を第一に考えた低温設計の3Dペンです。ペン先が熱くなりにくい構造で、対象年齢は6歳以上。USB端子で充電できるので、動きを妨げるコードがなく自由な創作活動が楽しめます。大きなスイッチで操作も簡単。専用フィラメントは、有機材料から作られておりベタつきにくく扱いやすいのが特徴です。

豊富なフィラメント約72本とガイドブックが同梱されています。シンプルな操作で立体的な表現が可能なため、創造力を育みたい子どもや家族で新しい工作体験を楽しみたい方におすすめです。

3Doodler 3Doodler FLOW

3Doodler 3Doodler FLOW

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フィラメントを加熱して立体的な造形を楽しめる3Dペン。握りやすいデザインで、内部のモーターとギアが溶けたプラスチック素材をペン先から押し出す仕組みです。フィラメントの状態に応じてLEDライトの色が変わるため、加熱状況や準備完了がひと目でわかります。

ABS素材使用時は青、PLA素材使用時は緑のLEDが点灯し、素材にあわせた温度管理が可能。押し出されたフィラメントはすぐに固まるため、空中に立体的な線を描けます。小学生以上の子どもから大人まで、自由研究や創作活動を楽しみたい方におすすめです。

MYNT3D スーパープリンティング3Dペン

MYNT3D スーパープリンティング3Dペン

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目づまりしにくい超音波シール式ノズルを採用した3Dペン。1.75mmのABSやPLA素材のフィラメントに対応しており、溶かしたプラスチックを押し出して自由な形を作り出せます。

シンプルなボタン操作で直感的に使えるため、3D造形初心者でも扱いやすい設計。安全対策も施されており、スムーズな押出速度を制御する機能も備えています。アート作品から実用的な小物まで、立体的な創造を楽しみたい方にぴったりです。

MYNT3D プロフェッショナル印刷 3Dペン OLED

MYNT3D プロフェッショナル印刷 3Dペン OLED

細かな温度調整と速度コントロールができるプロ仕様の3Dペン。OLEDディスプレイで設定状態を確認しながら操作可能なので、フィラメントの種類に応じた温度調整ができます。

ABS・HIPS・PC-ABSなど多様なフィラメントに対応。さらに、スライダー式の押出速度調整により、細部の繊細な表現から大きな造形まで自在に制作できます。アート作品や精密モデルの製作に挑戦したいクリエイターにもおすすめです。

3Dアートペンの使い方

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3Dアートペンは、電源を入れてノズルが加熱され終わったら使用可能です。フィラメントを挿入口に差し込み、送りボタンを押すとノズルから溶けたフィラメントが出てきます。

フィラメント出力スピードは調整できる製品が多く、細い線や太い線など幅広い表現が可能です。アンカーポイントと呼ばれる土台から描き始めると立体作品が作りやすくなるのがポイント。初心者は平面図形から練習し、慣れたらパーツごとに制作して組み合わせると複雑な作品も作れます。ノズルは高温なので、触れないように注意して使ってみてください。