かつては男の子の遊びだった「ミニ四駆」。そんな懐かしのホビーが時を経て大人を中心に再ブームとなっています。接着剤を使わない構造のシンプルなおもちゃながら、セッティングでオリジナリティを出せることが人気の理由です。
今回は、ミニ四駆のおすすめ車種をランキング形式でご紹介。かつてミニ四駆で遊んでいた方もそうでない方も、ぜひお気に入りの1台を手に入れましょう。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。ミニ四駆とは?
ミニ四駆とは、模型・プラモデルメーカーのタミヤが販売するモーター付きの自動車模型です。単3形乾電池2本を内蔵した全長約15cmのレーシングホビーは、初代製品の発売が1982年。2017年には35周年を迎えました。
思わず懐かしさを感じるミニ四駆は、過去に三度のブームを起こしており、そのブームには少年雑誌「コロコロコミック」が大きく関係しています。
一度目のブームは「ダッシュ!四駆郎」の連載が始まった1987年から、二度目は「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」の連載が始まった1994年から起こっています。30代であれば「ダッシュ!四駆郎」を、20代であれば「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」を思い浮かべるでしょう。
2つのブームの後、2012年には30周年を迎え、その年に全国大会である「ジャパンカップ」が復活しました。これをきっかけに昔ミニ四駆で遊んでいた方々が復帰。三度目のブームとなりました。近年のジャパンカップは、動員数2万人を超える人気イベントに成長しています。
ミニ四駆の種類
オンロードタイプ
専用コースを走行させ、スピードを競わせるタイプのミニ四駆。一般的にミニ四駆とはこのオンロードタイプとされています。シャーシの重心が低く設定され、ギヤ比が高く設定されているためスタートからスピードが出ることが特徴。高速かつ安定した走りが可能です。
2大ブームを作った作品はこのオンロードタイプのマシンを扱った漫画であり、ジャパンカップもオンロードタイプのマシンで競われます。大会に興味がある方は、このタイプのミニ四駆を購入しましょう。
オフロードタイプ
整備されていない地面や道路を走行させられるタイプのミニ四駆。力強く走ることを優先させるためにシャーシが高く、大きな作りになっているのが特徴で、ギヤ比もパワーが重視されています。
公園や広場など、ありとあらゆる場所をコースに見立てられるので、専用コースを用意する必要がないのが魅力のひとつ。大自然を舞台にして、自由にミニ四駆を走らせたい方におすすめです。
シャーシの種類
シャーシとは?
ミニ四駆の各モデルの個性を決めているパーツのひとつがシャーシです。車体の外装を外した際に見える、電池やモーター、タイヤなどを載せたフレームのことを指します。シャーシごとに特徴があり、各種カスタムパーツの搭載や、車体の重心に影響を与えるため、自分の好みや戦略に合わせたチョイスが必要です。
スーパー1シャーシ
タイヤがボディにすっぽりと覆われているフルカウルの一部に採用されているシャーシ。地上高5mmと専用コースを安定して走れるように超低重心に作られているため車体が浮きにくく、コースアウトしにくいのが最大の特徴です。
「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」の作中で扱われたミニ四駆の多くがこのシャーシを利用していたこともあり、第2次ミニ四駆ブームを牽引。昔からある型ながら現在でも主力として使用するユーザーが多い、人気の高いモデルです。
スーパーTZシャーシ
スーパー1をベースにし、前輪の中心から後輪の中心までの長さを表すホイールベースを伸ばして高速安定性を高めたモデル。タイヤの左右幅がほかのシャーシに比べて広いワイドトレッドに加え、電池を低い位置に配置した低重心になっており、高速走行時に力を発揮します。衝撃や振動を和らげるバンパーの剛性が優れている点も魅力です。
スーパーTZ-Xシャーシ
スーパーTZの拡張型として開発されたシャーシ。トレッドが68mmとワイド仕様になっているので、高速走行時の安定性に優れるモデルです。フロントバンパーのビス穴追加や、車体の強度を上げる2点止め式リアステーを採用しており、グレードアップパーツの一種であるSX用GUPなどが取り付けられる改良がなされています。
拡張性が高く、改造しやすいのもポイント。ギヤをむき出しにし、回転をスムーズにする「抵抗抜き」を行うことで、より加速を実感できます。ミニ四駆を自分なりにカスタマイズしたい方におすすめです。
スーパーFMシャーシ
モーターが本体の前置きになっているのが最大の特徴であるシャーシ。フロントタイヤを回すのでスタートダッシュに優れ、上り坂でも力を発揮します。
フロントから車体の中心にかけて重心があるため、安定したコーナリングが可能。コーナー後のストレートで、すぐにトップスピードに入ります。アップダウンの激しいコースやストレートとコーナーが複合するコースで走らせるのにおすすめです。
スーパーXXシャーシ
最大の特徴はトレッドの広さ。他シャーシが60mmのシャフトを使うなか、唯一72mmのシャフトを使っています。そのため、ジャンプと着地時の安定性が高く、近年のオンロードコースで主力のシャーシです。
通常ボディを外し上から取り外すモーターが、下から取り外せるのもポイント。ワイドなローラーセッティングが可能で、剛性強化やサイドステーの機能強化など優れた安定性を備えます。
MSシャーシ
優れた剛性を実現するためにノーズ・センター・テールの3分割式になっているのが最大の特徴。ワンタッチで脱着でき、スピーディーで幅広いセッティング変更が楽しめます。
モーター両端のシャフトを伸ばしたダブルシャフトモーターやバッテリーといった重いパーツをシャーシ中央に配置したミドシップレイアウトと、ミニ四駆伝統の4WD機構で高速走行時にも優れた安定性を発揮します。
MAシャーシ
MAは、Midship AEROの略。全長156mm、全幅97mmとタテにもヨコにも広い作りになっており、スピードのロスが少なく終始安定した走行が可能なシャーシです。2本のメインフレームがフロントバンパーからリアバンパーまで貫かれ、強度も十分にあります。
現在のレースでは欠かせないリアローラーステー下のスキッドバーを標準装備。スロープセクションなどの坂道を通過するときに、低摩擦樹脂製のスキッドバーがブレーキ効果を発揮することでマシンの姿勢を整え、安定した走行を実現しています。
ARシャーシ
一体成型のリアモーターシャーシ。リアモーターシャーシのなかでは最高レベルの強度を備えます。ディフューザーは後部のボタンを押しながら引き上げれば取り外しでき、モーターやギヤのチェックが可能。アンダーパネルを前にずらせばモーターが取り外せます。
空力の追求はもちろん、整備性や剛性、拡張性など、現代のミニ四駆レースに必要な要素をすべて兼ね備えたモデル。電池を下から交換できるのも特徴です。
タイプ2シャーシ
オンロード競技用として最初に開発されたシャーシです。大径でゴムを用いることによって路面に吸着させるスリックタイヤ、ガイドローラーを標準装備。ホイールベースが82mmと長く、ストレートで力を発揮します。
人気のミニ四駆である「アバンテJr」に採用されており、昔からのミニ四駆ファンなら一度は憧れたモデルです。
ミニ四駆の選び方
シャーシで選ぶ
シャーシによって直線に強い、カスタマイズ性が高いなどさまざまな特徴があります。速さを追求するのか見た目を追求するのか、目的に応じてシャーシを選ぶようにしてみましょう。
走行性能で選ぶ
初心者は「ミニ四駆PRO」がおすすめ
初心者の方でも扱いやすくおすすめなのが「ミニ四駆PRO」。本物の車とデザインが近く、走行性能の向上を実現した新シリーズです。車体の中央部分に「ダブルシャフトモーター」が配置されており、重心が低く高い安定性を備えます。
また、パワーロスも少なく済むので、走行のための効率がよいのも特徴です。スピードとパワーのバランスに優れ、合理的な走行や操作が可能なため、幅広いユーザーの使用に適しています。
空気抵抗の少ない「ミニ四駆REV」
2012年に、ミニ四駆30周年の記念によって誕生した「ミニ四駆REV」。以前、ミニ四駆に熱中した世代の方が馴染み深い「エアロボディ」を採用し、走行性能や剛性、メンテナンスのしやすさも向上しています。
ボディとともにシャーシへの空気抵抗も軽減されている設計なので、パワフルで無駄の少ない走行が可能。昔のミニ四駆モデルの取り扱いに慣れている方におすすめのシリーズです。
安定した高速走行の「スーパーミニ四駆」「エアロミニ四駆」
ただ走らせて楽しむだけでなく、大会に出場してレースで勝利を目指したい方におすすめなのが「スーパーミニ四駆」や「エアロミニ四駆」。スタイリッシュなデザインもさることながら、走行性能を高めるさまざまな機能が搭載されているのが特徴です。
スーパーミニ四駆には、「ダウンスラスト」が搭載されたバンパーと「大径軽量ホイール」も標準装備。安定感の高い高速走行を可能にし、大会の優勝マシンを多く輩出しているタイプです。
エアロミニ四駆は、一部を除き小型タイヤと超速ギアが標準装備。さらに、走行性・剛性・整備性にも優れた新タイプのシャーシが導入され、スピード性の向上にも貢献しています。また、リアウィング搭載で、空気抵抗を軽減するエアロダイナミクスを考慮したデザインもおしゃれです。
大会に出場可能かで選ぶ
大会に出場可能かどうかで選ぶのも基準のひとつ。オンロードの大会にオフロード用のミニ四駆で出場することは当然できません。大会ごとに規格が設けられているので、確認してから選ぶようにしましょう。
カッコよさで選ぶ
ミニ四駆は大会に参加させたり速さを追及したりするだけのモノではありません。最近では、「デコ四駆」と呼ばれる、見た目のカッコよさを追求するレーサーも増えています。
格好いいデザインや可愛らしいデコレーションを施し、自分だけのオリジナルマシンへとカスタマイズさせましょう。
ミニ四駆のおすすめランキング
第1位 タミヤ(TAMIYA) アバンテJr.30周年スペシャルキット 95474
かつて、アラフォー世代を中心にミニ四駆ファンを熱狂させた「アバンテJr.」の復刻モデル。ブルーのオリジナルとブルーメッキの2タイプボディに、オリジナルデザインと30周年記念のデザインが加えられたステッカーもセットされています。
オンロード用のタイプ2シャーシを復刻版でも採用しており、発売当時そのままのスピードも再現。また、本体には軽量化を目的として穴あけ加工が施されているのも特徴です。
さらに、大径ホイールとスリックタイヤにより、直進コースでの安定性と速度を高めます。ガイドローラーも標準装備されているため、コーナリングでのスムーズな走行もサポート。往年のアバンテJr.に憧れた方におすすめのマシンです。
第2位 タミヤ(TAMIYA) エアロアバンテ(ARシャーシ) 18701
初代アバンテJr.の名を受け継いだ、ミニ四駆REVシリーズの第1段マシン。空力をはじめとするレースでの高い走行性能を実現するARシャーシを採用したモデルです。重心が低く、シャープに曲線を描いたボディには、空気から受ける力を軽減させるあらゆる機能が備わっています。
また、コクピットサイドにあるインテークだけでなく、シャーシ側面にもモーターを冷却するためのエアダクトを搭載。走行風を2ヶ所より取り込み、モーターを効率的に冷却できるため、トルクの低下を防ぎます。
アバンテJr.を彷彿とさせるデザインと性能で、さらにレースでのハイパフォーマンスを実現させるマシンを求める方におすすめです。
第3位 タミヤ(TAMIYA) ホットショットJr.(MSシャーシ) 18624
「ダッシュ!四駆郎」に登場するキャラクター「戸田弾九郎」が使用していた、ミニ四駆PROシリーズNo.24。剛性が高いMSシャーシを採用し、本体中央のダブルシャフトモーター搭載と4WD機構により、優れた駆動効率や安定感のある高速走行を実現します。
また、ワンタッチの脱着も可能なので、スムーズに幅広くセッティング変更ができるのも特徴。前後に設置されたモノショックや大型のリアウイング、そして最小限にとどめたボディカウルといった、迫力がありワイルドなデザインも魅力です。
パワフルな走行ができるマシンが好きな方や、四駆郎の友であるタンクローのファンだった方におすすめします。
第4位 ダッシュ1号 皇帝(エンペラー) プレミアム(スーパーIIシャーシ)18069
「ダッシュ!四駆郎」の主人公「日ノ丸 四駆郎」の愛車である「エンペラー」が進化したプレミアムバージョン。ミニ四駆界におけるエンペラーといえば、漫画に登場しブームの火付け役ともなったマシンとして知られます。
シャフトドライブには四輪駆動を採用した、高性能なレーサー仕様です。シャーシは、剛性の強化と高い拡張性を備えたスーパーIIシャーシ。ターン式スイッチに2点固定式リアステー、さらにオープンとロックがワンタッチでできるワンロックギヤカバーが装備されているのも特徴です。
バンパーとリアステーには、好みによって幅広くセッティングが楽しめるように、複数のパーツ取り付け穴が設置されています。自分なりのカスタマイズも楽しみたい方におすすめの名車です。
第5位 タミヤ(TAMIYA) グレートマグナムR(リボルバー )(FM-Aシャーシ) 19453
「爆走兄弟レッツ&ゴー!! Return Racers!!」の主人公のひとり「星馬豪」が中学生時代に使用したマシン。大型リアウイングを搭載し、角ばったワイルドなボディデザインが印象的です。拳銃をイメージした、歴代マシンのフォルムがさらに強調されているのも特徴。
リアウイングが空気の流れを調節し、低重心のため安定した力強い走行を可能にします。シャーシには、エアロデザインが取り入れられ、フロントにモーターをレイアウトしたFM-Aを採用。車体前方よりに重心があるため、アップダウンのあるコースでの走行でも安定感を維持します。
さらに、低摩擦樹脂製の4個のローラーと、スキットバーがフロント下部に標準装備。摩擦を抑えスムーズなコーナリングをサポートします。カッコいいデザインで、パワーに溢れた走行を実現したい方におすすめのモデルです。
第6位 シャイニングスコーピオン プレミアム(スーパーIIシャーシ)19436
「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」のスーパーファミコンソフト「ミニ四駆シャイニングスコーピオン レッツ&ゴー!!」で登場したマシンのプレミアムバージョン。フルカウルミニ四駆シリーズとしてラインナップされているモデルです。
サソリをモチーフとしたデザインのフロントカウルが特徴的で、取り外しも可能。スーパーIIシャーシを採用しており、高い剛性と拡張性も備え、ブレの少ない安定した走行を可能にします。また、4WDによる優れた駆動効率も実現。
改造によって、自分の求める走行性能をさらに高めていきたい方にもおすすめのマシンです。
第7位 タミヤ(TAMIYA) ダッシュ01号・超皇帝(スーパーエンペラー)(MSシャーシ) 18632
「ダッシュ!四駆郎」で、四駆郎の愛車であるダッシュ1号エンペラーを引き継いだマシン。エンペラーのフォルムを残したデザインに、MSシャーシを新たに採用したミニ四駆PROシリーズです。安定感のある高速走行に加え、車体中央にダブルシャフトモーターが搭載され、駆動効率の高さも備えます。
また、ノーズ・センター・テールの各パーツがワンタッチ脱着できるのもMSシャーシの特徴。幅広く細かいセッティング変更がスピーディーに行えるのも魅力です。漫画やアニメのファンだけでなく、本格的なレースに挑戦できるマシンを手に入れたい方にもおすすめします。
第8位 タミヤ(TAMIYA) ビクトリーマグナム 19406
「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」では、主人公「星馬豪」が使用する二代目マシン。ボディがシャープに設計されており、トップスピードを重視した小型リアウイングが搭載されています。前後に設置されたフェンダーは高い空力効果を発揮。フロントフェンダーは後部取り外しができ、空力設定も幅広く行えます。
シャーシは、低重心で安定したレース運びを可能にするスーパー1シャーシです。また、優れた強度を備え、ワイドタイプで取り外し式のサイドガードを搭載。カスタマイズにより、さらなるグレードアップを楽しみたい方にもおすすめのモデルです。
第9位 タミヤ(TAMIYA) ブロッケンギガント ブラックスペシャル 19414
「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」に登場するキャラクター「近藤ゲン」が使用するマシンがモデルのミニ四駆。重厚感のあるワイルドなボディデザインが特徴で、コクピットの後部にカラーリングされているゴールドラインがいっそう力強さを引き立たせます。
シャーシには、直進コースの高速走行や安定したコーナリングに威力を発揮する、スーパーFMシャーシを採用。トップスピードにまで素早く達し、トップダウンのあるコースでもパワフルな走行が可能です。レースでインパクトのある走りを実現させたい方におすすめします。
第10位 タミヤ(TAMIYA) サイクロンマグナム メモリアル(スーパーTZ-Xシャーシ)95126
「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」の主人公のひとり「星馬豪」が使用した三代目のマシンのメモリアルバージョン。フルカウルミニ四駆25周年を記念して、2019に発売に発売された製品です。
スーパーTZシャーシの採用により、スピーディなレース運びを可能にします。さらに、直進での安定性を高めるミディアムホイールベースとワイドトレッドスペーサーも搭載。
また、コックピットの屋根部分はフラットに設計されており、スリットが入った大型リアウイングにより、空気抵抗も抑えます。拡張性も高いため、カスタマイズしやすいのも魅力。自分好みの性能に仕上げ、理想のレースを楽しみたい方におすすめのモデルです。
第11位 タミヤ(TAMIYA) ニッサン キングキャブ Jr. 17007
直径5.2cmのビッグタイヤを搭載したオフロードタイプのミニ四駆です。ボディにはワイルドな膨らみが特徴のブリスターフェンダーを備え、存在感を引き立たせています。
モーターはシャーシの中央に配置され、ギヤにより前後へパワーを伝達するサイドワインダーギヤトレイン方式を採用。パワフルで迫力ある走りが魅力で、ウイリーや片輪での走行も難なく行えます。あらゆる場所での走行ができる、パワー重視のオフロードタイプが欲しい方におすすめのマシンです。
第12位 タミヤ(TAMIYA) ブラストアロー 18635
組み立てやすいのが特徴で、初心者の方にもおすすめのミニ四駆PROシリーズ。MSシャーシの特徴であるモーターの中央への配置と、ARシャーシの空気抵抗を軽減するデザインを取り入れたMAシャーシの採用により、優れた駆動効率を実現したマシンです。
また、大きめのサイズのため走行が安定し、スピードロスを抑えるのも特徴。低摩擦ローラーが6個と、リヤスキットバーも標準装備されており、コーナリングや坂道でも高い走行性能を発揮します。
小さな大会から大きな大会のコースにまで対応できるマシンです。これからレースに参加してみたい方にも、大会常連の上級者の方にも適しています。
第13位 タミヤ(TAMIYA) サンダーブーメラン W10 94930
「ダッシュ!四駆郎」と同じ作者である、徳田ザウルス氏のミニ四駆漫画「ダッシュボーイ天」に登場するマシン。また、鈴木雅洋氏のミニ四駆漫画「ウイニング嵐」にも、主人公の「軸丸 嵐」が使用するマシンとして登場します。
ワイドトレッドスペーサーとロングホイールの搭載や低重心設計により、安定した高速走行を可能にするスーパーTZシャーシを採用。さらに、付属の直径1.3cmのボールベアリングの装備によって、滑らかなコーナリングをサポートします。
スピーディな走行で、コーナリングもスムーズにクリアできるマシンを求めている方におすすめのモデルです。
第14位 タミヤ(TAMIYA) ブリッツァーソニック ブラックスペシャル 19615
スモークブラックのカラーがスタイリッシュなエアロミニ四駆シリーズのモデル。「爆走兄弟レッツ&ゴー!! ジオラマストーリー」に「星馬烈」の五代目ソニックとして登場したマシンのブラックスペシャルバージョンです。
軽量でコンパクトなのが特徴で、カーブのあるカースに力を発揮するMSシャーシを採用。低重心に加え、高い強度も備えており、ブレを抑え安定した高速走行を可能にします。
また、小径ナロータイヤをホイールに組み合わせて、3:5:1というギヤ比により、優れたダッシュ力と伸びを備えているのも魅力。レベルの高いレースでの勝利を狙っている方におすすめのハイスペックマシンです。
第15位 タミヤ(TAMIYA) 第15位 リバティーエンペラー GPA 19514
徳田ザウルス氏の「風のレーサー侠」の主人公「侠仁義」が使用していたマシンがモデルのスーパーミニ四駆シリーズ。合計で8本のダクトが前後に装備され、さらにアーチ型のリアウイングにより、迫力のある雰囲気を感じさせます。
また、コクピットの後部に設けられた複数の小さな穴が、軽量化と高い放射性に貢献。シャーシには、軽量かつコンパクトで小回りの利いた走行ができるVSシャーシを採用し、整備性に優れているのも特徴です。
ダウントラスト効果によりコーナリングをスムーズにするゴムリングを備えたローラーと、軽快な走行をサポートする3本スポークホイールに大径タイヤも付属。本格的なレースでの戦いに挑みたい方におすすめの高性能マシンです。
第16位 ナックルブレイカー ブルースペシャル(スーパーXX)19620
「爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX」に登場する主人公のひとり「一文字烈矢」が使用するマシンのスペシャルバージョン。コンパクトなうえ非常に重心が低く、クリアボディカラーでスタイリッシュなのが特徴です。
カッコよさだけでなく、空気抵抗を抑えた高速走行を可能にするエアロミニ四駆シリーズのマシン。シャーシには、剛性を高め、優れた安定性を備えるスーパーXXシャーシを採用しています。アップダウンの激しい、難易度の高いコースでも安定した高速走行をサポート。
おしゃれなデザインと、レースでの勝利も狙える性能も兼ね備えたマシンを愛用したい方におすすめのモデルです。
第17位 タミヤ(TAMIYA) ライキリ ピンクスペシャル(ポリカボディ/MSシャーシ)95486
ピンクカラーでクリアなボディとシャーシがおしゃれな、ライキリのスペシャルバージョン。刀が流れるような優雅でシャープな動きをイメージして作られたボディはポリカーボネート製で、耐衝撃に優れ軽量なのも特徴です。
シャーシには、本体中央にダブルシャフトモーターを配置したMSシャーシを採用。低重心で重量のバランスもよく、高い走行性能を備えます。さらに、前後に設置されたモーターピニオンはドライブシャフトと噛み合って、パワーがタイヤに直接伝わるため、高い駆動効率を実現。
また、4WDにより安定感のある高速走行もサポートします。拡張性も高いので、カッコよさや性能を理想的なマシンにカスタマイズしたい方におすすめのスタイリッシュなミニ四駆です。
第18位 サンダードラゴン プレミアム(VSシャーシ)18068
シャープでウェッジシェイプなボディスタイルと、直線的なデザインが特徴のミニ四駆。第一次ミニ四駆ブーム渦にいた方には懐かしい「サンダードラゴンJr」のプレミアムバージョンです。
シャープで風を切り裂くようなフォルムにより、空気抵抗を軽減させ、スピード感のある走行を可能にします。シャーシには、軽量でコンパクトなVSシャーシを採用。小回りも利き、効率的でスピーディなレースを実現できます。
往年の「サンダードラゴンJr」を愛用していた方はもちろん、鋭く空気を切り裂くような素早いレースを展開したい方におすすめのマシンです。
第19位 タミヤ(TAMIYA) ブルヘッド Jr. 17008
大型のタイヤでパワーに溢れた大迫力な走りを実現する、オフロードタイプのミニ四駆。パワフルな走行に加え、ウイリーや片輪での走行も存分に楽しめます。
シャーシ中央にモーターを配置し、ギヤによってパワーを前後に伝える、サイドワインダーギヤトレイン方式を本製品にも採用。パワー伝達の性能が、ダイナミックな走りをアシストしているのも特徴です。
また、付き出したボンネットが力強さを強調し、小さいキャビンが特徴的なトレーラーヘッドスタイルのパワフルさをいっそう引き立たせています。重厚感とカッコよさを兼ね備えたオフロードタイプのマシンを求めている方におすすめのモデルです。
第20位 タミヤ(TAMIYA) ダッシュ0号 ホライゾン プレミアム(スーパーIIシャーシ)18073
「ダッシュ!四駆郎」で、四駆郎の父「源駆郎」が生み出した伝説のマシンのプレミアムバージョン。第一次ミニ四駆ブームにおいて、ミニ四駆に熱中した方の多くが、その存在と登場に興奮や憧れを抱いたマシンです。
力強さを感じる、フロントやリヤ部分のパワーダクトは当時の面影を彷彿とさせます。シャーシには、剛性と拡張性を強化したスーパーIIシャーシを採用。パワフルで安定感のある走行を可能にします。
発売当時に熱中した方はもちろん、進化した「ホライゾン」の走行を楽しみたい方にもおすすめの名車です。
ラジコンとは違って自分では操作を行わないミニ四駆。どのモデルを選ぶかが重要になってきます。大事なのは目的を明確することです。自分が求めている条件を整理することで愛着の湧く1台を手にすることができます。また、見た目にとにかくこだわるデコ四駆からも目が離せません。ぜひ、自分だけのマシンを手に入れてみてください。