敷き詰められたボールのなかで体を動かしながら楽しく自由に遊べる「ボールプール」。運動能力の向上をサポートできる人気の遊具です。しかし、タイプやサイズ、安全性などが製品によってさまざまで、どれを選べばよいか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ボールプールのおすすめアイテムをご紹介。コンパクトモデルからトンネル付きモデルまでピックアップしたので、お気に入りを見つけてみてください。
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ボールプールの魅力とは?
ボールプールとは、プールやハウスの中にボールを敷き詰める遊具のことです。商業施設やキッズルームなどにもよく設置されている人気のおもちゃ。囲いや屋根が付いているため、自宅でも思い切り遊びやすいのが特徴です。
ボールを掴んだり投げたりすることで指先を動かしながら遊べます。全身を使って遊べるので、運動能力の向上もサポート。また、色・数合わせやごっこ遊びなど、子供の成長や好みに合わせて遊び方のバリエーションが豊富です。まわりの子供や天候を気にせず、自宅で自由に遊べるのも魅力です。
ボールプールは何歳から遊べる?
家用のボールプールは製品によって対象年齢が異なりますが、1歳前後から使えるモノが多いのが特徴です。お座りやハイハイができる月齢であれば、ボールを触ったり転がしたりしながら親子一緒に楽しめます。
月齢や年齢だけでなく、子供の成長に合わせながら遊べるのもボールプールの魅力。色分けやボール投げ、数合わせなど、さまざまな使い方ができます。
製品を使用する際は、対象年齢を確認したうえで遊ばせることが大切です。対象年齢以外の子供が使うと、破損したりケガしたりする恐れがあります。とくに、小さい子供が遊ぶ場合は、パーツの誤飲や転倒などの事故を防ぐため目を離さないようにしましょう。
ボールプールの選び方
目的に合ったタイプを選ぼう
気軽に使いたいなら折りたたみ式がおすすめ
折りたたみ式のボールプールは、使わないときコンパクトに保管できるのがメリット。常設すると生活動線を圧迫したり、景観を損ねたりする場合に重宝します。気軽に出し入れできるため、使いたいときにすぐ設営できて便利です。
とくに、付加機能がないシンプルなモデルは、セットアップや撤収をスムーズに行えます。なかには、ベビーサークルとして使えるモノも。収納時のサイズは製品によってさまざまなので、保管スペースとの兼ね合いも確認しておきましょう。
メインのおもちゃにするなら付加機能付きを
トンネル・バスケットゴール・スロープ・滑り台などの付加機能が付いたモデルは、子供が遊ぶメインのおもちゃとして役立ちます。トンネルをくぐったりごっこ遊びをしたりと、遊び方のバリエーションが幅広いのもメリットです。
一人で遊ぶのはもちろん、きょうだいがいる方や友達がくる機会が多い方にもおすすめのタイプ。子供が飽きることなく、自由に遊べる空間を作れます。
屋根が付いたテントタイプであれば、秘密基地のような特別な場所として活躍。また、屋根が付いていれば、子供が激しく遊んでもボールが散らばるのを予防できて便利です。
安全に遊べるモノを選ぼう
安全マークが付いているかチェック
安全性が気になる方は、「STマーク」の有無を確認するのがおすすめ。STマークとは、14歳以下の子供向け玩具に付けられるマークのことです。玩具安全基準を満たした製品にのみ付けられており、安全面について注意深く作られたおもちゃの証といえます。
STマーク付きのボールプールには、対象年齢が記載されているのもポイント。対象年齢を低く設定しているモノは、誤飲しても喉に詰まらない大きさだったり尖った部分がなかったりして、より安全面に配慮されているのが特徴です。
ただし、STマークは日本の製品だけに付けられる安全マーク。アメリカ製なら「ASTM」、ヨーロッパ製であれば「CE」という独自基準を設けています。海外製のボールプールを選ぶ場合は、その地域の安全基準が付いているかをチェックしておきましょう。
遊んでいる様子を確認できる死角のないモノがおすすめ
子供は親が想像していない遊び方をするケースも少なくないため、ボールプールで遊ばせる際は目を離さないことが大切。屋根のないモデルや囲いが低いモノは、ボールプールの外からでも子供の様子をしっかり確認しやすいのがメリットです。
テントタイプやトンネルタイプのように死角が発生しやすいボールプールの場合は、メッシュ素材を使ったモノがおすすめ。中が透けて見えるので、離れた場所からでもしっかり確認できます。
閉めきっても通気性を確保できるため、蒸れや暑さを軽減。快適で安全に遊びやすいのもポイントです。また、入口を親が見やすい方向に設置しておけば、スムーズにチェックするのに役立ちます。
体を預けても倒れにくい構造かチェック
ボールプールでは体を大きく動かすため、子供が夢中になりがち。ボールを踏んでバランスを崩すケースもあるので、体を預けても倒れにくい設計のモノを選ぶのがおすすめです。
軽く寄りかかっただけでも倒れてしまうと、頭を打ったりケガをしたりする恐れがあります。事前に設置時の安定感をチェックしておきましょう。
基本的にボールプールにはやわらかい素材が使われていますが、ナイロンやポリエステルは丈夫で型崩れしにくいのがメリット。ウレタンを使ったモノは程よい弾力性や反発力を発揮しながら、しっかりとした安定感があるのが魅力です。
体の大きさに合ったサイズを選ぼう
ボールプールのサイズは、製品によってさまざまです。設置スペースだけでなく、子供の体格も選ぶ際の目安にするのがポイント。ストレスなく遊びやすいか、持て余すことのないサイズかなど、子供が使いやすい大きさかどうかチェックしてみてください。
動けるスペースが広いほうがゆったり遊べますが、そのぶん設置スペースが必要。また、小さい子供が使う場合、囲いの高さがあると登ってしまうリスクを軽減できます。
ボールプールは、リビングなど目が届きやすい場所に設置するのがおすすめ。無理なく設置できるサイズであれば、生活動線を圧迫することなく安全に遊びやすい環境を作れます。設置スペースの寸法を測ったうえで、バランスを考慮しながらサイズを決めましょう。
すぐに遊ぶならボールがセットになっているモノを
ボールプールのなかには、ボールが付属したモノも販売されています。別途ボールを用意する手間を省けるうえ、届いたその日から遊べるのがメリットです。
ただし、セットで付いているボールだけでは物足りなさを覚えるケースがあります。必要に応じて追加でボールを購入すると、遊びの幅を広げられて便利です。
ボールは製品によって色や大きさが異なります。ボールの色や大きさを揃えると、統一感が生まれるのがポイント。あえてバラバラにするのも選択肢のひとつなので、好みや部屋の雰囲気、遊び方などに合わせて選びましょう。
ボールプールのおすすめ
野中製作所 Sanrio Baby ころころボールプール 8610
かわいいサンリオベビーのキャラクターたちをあしらったボールプールです。白を基調とした優しい色合いで、リビングにも馴染みやすいのが魅力。パステルカラーのボールが30個付属し、すぐに使えて便利です。
ボールスロープが付属しており、ゲームや滑り台のような感覚でボールを転がして遊べます。また、形合わせやポケット遊びにも対応しているので、長く愛用できます。
折りたたみ式で収納バッグが付いているため、使わないときはコンパクトにまとめられるのがメリット。収納バッグは透明タイプで、ままごとのバッグとしても使えます。
本製品の対象年齢は1~3歳で、STマーク取得済みです。オープンタイプで壁面にはメッシュ素材も使用し、子供の様子を確認しやすいのもおすすめポイントです。
リコメン堂 ボールプール 折りたたみ Lサイズ
折りたたみ式のボールプールです。サークル状のシンプルタイプで、手軽に出し入れできて便利。コンパクトに折りたためるため、収納場所も節約できます。常設すると生活動線に影響が出てしまう方におすすめです。
素材には、厚みのある丈夫なオックスフォード布を採用。傷や汚れに強いので、長く愛用できます。また、中材にMDF板を使っており、体を預けても倒れにくいのがメリット。変形もしにくいため、子供が思い切り遊びやすい環境を作れます。
直径は約120cmあり、ボールを入れたあとも十分な広さを確保できるのが特徴。直径約100cmや直径約80cmの小さめモデルもラインナップされています。設置スペースや子供の体格に合わせて選びやすいのが魅力です。
リコメン堂 ボールプール
厚さ約5cmの低反発ウレタンフォームを使ったボールプールです。もっちりやわらかい質感で、子供が安心して使いやすいのが魅力。優れた安定感を発揮するのに加えて、隠しファスナー仕様でケガのリスクを軽減するため、思い切り遊べます。
張地はオールシーズン快適な使い心地を得られる綿と、温もりのあるフランネルの2種類から選択可能。カラーバリエーションも豊富です。また、カバーは着脱できて洗えるので、衛生的に使えます。
サイズは約直径90×高さ30cm。シンプルかつおしゃれなデザインで、出しっぱなしにしても部屋の景観を損ねにくいのがおすすめポイントです。
リズキズ(RiZKiZ) キッズプレイサークル
厚さ約4cmのマットを使用したボールプールです。底面はクッション性が高く、ハイハイや歩きはじめの子供でも安心して使いやすいのがポイント。側面のマットは底面より硬めに設計しているため、つかまり立ちしたり体を預けたりしても倒れにくいのがメリットです。
防音性や弾力性に優れており、子供にも近隣住民にも配慮できるのが特徴。軽量で、面ファスナーやベルトで接続するだけの簡単手順でスムーズに設営できます。お昼寝エリアやプレイエリアなど、シーンに応じて使いやすいのが魅力です。
設置時のサイズは約132×98×高さ54cm。カラーバリエーションが豊富で、ボールがセットのモデルもラインナップされています。おしゃれなデザインなので、出しっぱなしにしやすいモノを選びたい方にもおすすめです。
Happy Home ボールプール
ポップでかわいいデザインが特徴のボールプールです。やわらかいメッシュ素材を採用しているため、子供が快適に遊びやすい空間を作れます。外から子供の様子を確認しやすいのもメリットです。
バスケットネットが付属しており、ボールを掴んだり投げたりしながら遊べます。シンプル設計で、子供の想像力を活かしながらさまざまな使い方ができるのが魅力です。
サイズは約幅120×奥行120×高さ75cmで、2人で入って遊べるサイズ感。コンパクトにまとめられるので、省スペースで収納できます。設営や折りたたみが簡単なのもうれしいポイント。手軽に使えるモノを選びたい方におすすめです。
Aoakua ボールハウス ワンタッチテント
ワンタッチで完成するボールプールです。ポップアップテントのように設営でき、使いたいときに素早く出せて便利。コンパクトにまとめられるうえ収納ケースが付いているので、庭やアウトドアへも手軽に持ち運べます。
設営時のサイズは約幅88×奥行90×高さ90cm。メッシュ素材を使っているため、優れた通気性で蒸れや暑さを抑制します。また、外からでも、子供の様子を確認しやすいのがメリットです。
軽くてしっかりしたスプリングワイヤーを採用。安定感があり、倒れにくいのがポイントです。開口部は面ファスナーで固定でき、紐でしばることも可能。価格が安いので、コスパ重視の方におすすめです。
iKing ボールプール
トンネルが付属したボールプールです。六角形ボールプールとボールハウステントは連結でき、自宅にいながら体を思い切り動かして遊べるのが魅力。それぞれ独立して使うことも可能で、好みや気分に合わせながらさまざまな使い方ができて便利です。
通気性に優れたメッシュ生地を使っているため、熱がこもるのを予防。外から子供の様子を確認しやすいのもメリットです。また、ポップで多彩な色を使ったデザインなので、遊びながら色を覚えられます。
しっかりした骨組みを採用しており、長く愛用しやすいのがポイント。バスケットネットも付いているため、子供の想像力を活かしながら楽しめます。体を大きく動かしやすい大型モデルを探している方におすすめです。
パピー(PUPPY) ボールハウストンネルセット 618
トンネル付きながらコンパクトなボールプールです。設置時のサイズは約207×80×高さ90cm。セットアップや撤収をスムーズに行えるため、手軽に使いやすいのがおすすめポイントです。
狭いトンネルをくぐることで、運動量が向上。遊びのバリエーションを増やすのにも役立ちます。また、三角・四角テントは、それぞれ単品でも使用可能。秘密基地感を味わえます。
テントはメッシュを採用しており、子供の様子を確認しやすいのが魅力。外側・内側どちらからでも開閉できる両面ファスナーが付属し、子供自身で簡単に出入りできます。ボールセットも販売されているので、すぐに使えて便利です。
バンダイ(BANDAI) あそびたっぷり!全身であそぼう!ボールテントパンこうじょう
人気キャラクター「アンパンマン」のボールプールです。かまど・ネット・ボール入れなどのパーツが付いており、全身を使った10種類の遊びを楽しめるのがおすすめポイント。40個のカラフルボールが付属しています。
屋根が付いているので、秘密基地のような子供だけの空間を作れるのもメリット。通気性を確保しているため子供が快適に遊びやすいうえ、子供の様子を外から確認しやすいのが魅力です。
設置時のサイズは約幅80×奥行80×高さ102cm。コンパクトにまとめられて収納バッグも付属しているので、使わないときは省スペースで保管できます。
ピープル(People) 頭と体の知育ボールサーカス
対象年齢1歳以上のボールプールです。ボールの型はめ・くす玉バスケット・出し入れポケット・ABCトランプなど、20種類以上の遊び方が可能。ボールも50個付属しているため、飽きずにさまざまな遊びを楽しめるのが魅力です。
通常時はオープンモードなので、子供の様子を確認しやすいのがポイント。屋根として付属している「へんしんボード」を付け替えれば、壁やカウンターとして使えます。ハウスモードに変形できるため、ごっこ遊びやおままごとも楽しめるのがメリットです。
展開時のサイズは約幅85×奥行85×高さ85cm。直径約40cmまでコンパクトに折りたためるので、省スペースで収納できます。子供の成長に合わせながら、長く遊べるモノを選びたい方におすすめです。
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自宅で子供が楽しく遊べるボールプール。天候に左右されることなく使えるのに加えて、子供の想像力を活かしながら遊び方の幅を広げられるのが魅力です。設置スペース・安全性・収納性を確認したうえで選べば、さらに使い勝手が向上します。ぜひお気に入りのボールプールを見つけてみてください。