ケーブルレスでどこでも快適に音楽や動画などを楽しめる完全ワイヤレスイヤホン。なかでも、高音質コーデックである「LDAC」に対応するモデルは、ワイヤレスでもハイレゾ相当の高音質を堪能できるため、音質にこだわりたい方にぴったりです。
そこで今回は、LDACに対応したおすすめの完全ワイヤレスイヤホンをピックアップ。選び方やおすすめのメーカーについても解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
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LDACとは?
LDACとは、ソニーが開発した高音質コーデックで、ハイレゾ音源の定義である「96kHz/24bit」のデータ転送に対応しているのが特徴。基本のSBCコーデックに比べて、約3倍のデータ量を転送可能で、ワイヤレスでも手軽に本格的な高音質をリスニングできます。
LDAC採用パートナー企業が増えてきたことで、完全ワイヤレスイヤホンだけでなく、ヘッドホン・スピーカー・カーオーディオ・メディアプレーヤーなど幅広い製品で楽しめるのもポイント。Androidスマートフォンでも、Android 8以降において多く採用されており、容易に高音質サウンドを堪能できます。
LDAC対応の完全ワイヤレスイヤホンの選び方
機能・性能で選ぶ
周りの騒音を低減してくれるノイズキャンセリング機能
完全ワイヤレスイヤホンを屋外で使うことを考えている方には、ノイズキャンセリング機能を搭載したモデルがおすすめです。ノイズキャンセリングとは、周囲の騒音と逆位相の音を出して打ち消し、ノイズを低減する機能のこと。カフェや電車など周りに騒音が多い状況でも、静寂のなかで音楽に集中できます。
ノイズキャンセリング機能は、小さい音量で音楽を楽しめる点もメリット。大音量による耳への負担が軽減し、長時間でも快適にリスニングできます。
しかし、周りの音が聞こえにくくなってしまう点には注意が必要。周囲に気をかけなければいけないシーンでは、外音取り込み機能に切り替えたり、ノイズキャンセリング機能をOFFにしたりして対処しましょう。
ランニングなどスポーツ中に使うなら防水性能をチェック
ランニングなどスポーツシーンで使う機会が多い方には、防水性能を備えたモデルがおすすめです。防水性能は「IPX◯」と表記され、◯に入る数値が高いほど優れた防水性能を実現しています。スポーツシーンで使う場合は、最低でもIPX4以上のモノを選んでみてください。
キャンプなど砂埃が発生する場所で使用する場合は、防塵性能があるかどうかもチェックしましょう。防塵性能は「IP◯X」と表され、◯に入る数が大きいほど良好な防塵性能を発揮。たとえば防塵性能が6で防水性能が8の場合は、IP68と記載されています。
通話するならマイク付きがおすすめ
完全ワイヤレスイヤホンをスマホと連携して使用する方には、通話性能の優れたモデルがおすすめ。基本的に、完全ワイヤレスイヤホンはマイクを搭載しています。しかし、マイク性能は製品によって異なり、マイク性能が低いとスムーズな通話がしにくく不便です。
テレワークなどで高品質な通話がしたい方には、ノイズを減らしてクリアな音声を相手へ届ける通話用のノイズキャンセリング機能を搭載したモデルがぴったり。風のノイズなども低減できれば、外出先でも快適に通話ができます。
バッテリーの持ち時間をチェック
時間を気にせずに音楽を楽しみたい方は、バッテリーの持ち時間もチェックしましょう。完全ワイヤレスイヤホンは、バッテリーを消費して使用するアイテム。有線イヤホンとは違い、バッテリーが切れると音楽を再生できません。長時間使いたい方は、バッテリー容量が大きいモデルを選ぶ必要があります。
完全ワイヤレスイヤホンの場合、イヤホン本体のバッテリー容量に加えて、充電ケースを併用したときのバッテリー容量もチェック。充電ケースと併せて24時間以上使用できるモデルなら、一日中音楽や通話、動画などを堪能できて便利です。
わずかな充電時間でイヤホンが使用可能になる「急速充電」に対応したモデルもおすすめ。充電を忘れてしまった場合でも、外出前の身支度の時間で素早く充電できます。
より音を楽しみたいならドライバーに注目
音にこだわりたい方は、ドライバーの種類にも注目しましょう。ドライバーとはイヤホンの心臓部で、音を出力する部分。大きく分けて「ダイナミック型」と「バランスド・アーマチュア(BA)型」の2種類が存在し、それぞれ音の特徴が異なります。
ダイナミック型は、幅広い種類のイヤホンに採用されている一般的なドライバーで、迫力と臨場感のあるサウンドが魅力。パワフルな重低音などを楽しみたい方におすすめです。
バランスド・アーマチュア型は、中高音域の表現に優れているドライバー。補聴器にも用いられている駆動方式で、繊細な音の表現が可能です。自分の音の好みに合ったドライバーを備えたモデルを選んでみてください。
LDAC対応の完全ワイヤレスイヤホンのおすすめメーカー
ソニー(SONY)
ソニーは、東京都港区に本社を置く世界的な電機メーカーです。イヤホン・ヘッドホン・ウォークマンといったオーディオ機器をはじめ、カメラ・ゲーム機・テレビ・ノートパソコンなど幅広い分野の製品を展開。最先端の技術を用いて高機能な製品を多数手掛けているのが特徴です。
LDAC対応完全ワイヤレスイヤホンに関しては、優れたノイズキャンセリング機能を搭載したモデルをラインナップ。高品質な通話ができる「高精度ボイスピックアップテクノロジー」を備えているモノがあるのもメリットです。
ファーウェイ(HUAWEI)
ファーウェイは、中華人民共和国に本社を置く、大手の通信機器メーカーです。スマートウォッチ・ノートパソコン・タブレット・イヤホン・スピーカーなど、さまざまな製品をラインナップ。高機能ながら低価格で導入できる製品を手掛けているのも特徴です。
LDAC対応完全ワイヤレスイヤホンは、ほかのメーカーと比べてコスパに優れた製品が展開されています。かわいらしい形状やカラーリングのモノを揃えているのもポイントです。
ロングバッテリーを内蔵したモデルもあり、時間を気にせず使える点もメリット。通話用のノイズキャンセリングを備えているので、通話品質の高さを求めている方にもおすすめです。
LDAC対応の完全ワイヤレスイヤホンのおすすめ
ソニー(SONY) ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WF-1000XM5
高性能なノイズキャンセリング機能を搭載したLDAC対応完全ワイヤレスイヤホンです。独自開発の8.4mmドライバーユニット「ダイナミックドライバーX」を備え、低音域から高音域まで高品位に再生できるのが特徴。小型かつ軽量化を実現しているので、快適にリスニングできます。
イヤホン本体を耳との接触面で支える「エルゴノミック・サーフェス・デザイン」を採用。耳にフィットし、優れた装着安定性を発揮します。
風ノイズ低減構造に加えて、「高精度ボイスピックアップテクノロジー」と骨伝導センサーを用いており、良好な通話品質を実現。幅広い用途で使える高機能モデルを求めている方におすすめです。
ソニー(SONY) ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット LinkBuds S WF-LS900N
カラーバリエーション豊富でかわいいデザインのLDAC対応完全ワイヤレスイヤホンです。小型軽量設計を実現しており、長時間快適に装着可能。耳から飛び出す量が抑えられているためイヤホンの重心が頭に近付き、安定して装着できるのも特徴です。
高性能なノイズキャンセリングと外音取り込みを備え、静寂のなかで音楽を聴いたり、ながら聴きしたりできるのもポイント。ノイズキャンセリング使用時で最長20時間再生できるロングバッテリーを内蔵しているので、一日中バッテリー残量を気にせず使えます。
ストリーミングサービスなどの圧縮音源をハイレゾ級の高音質で楽しめる、独自の「DSEE Extreme」を搭載している点もメリットです。
ファーウェイ(HUAWEI) ワイヤレスイヤホン FreeBuds 5
丸みを帯びたユニークかつエレガントなデザインが特徴的なLDAC対応完全ワイヤレスイヤホンです。人間工学に基づいた曲線デザインにより、快適に装着できるのが特徴。ケースも曲線デザインで触り心地がよく、スムーズに開閉できます。
マグネットダイナミックドライバーを搭載しており、迫力のある低音をリスニングできるのもポイント。「低オーディオ遅延モード」を使用すれば、映像と音声のズレが軽減し、動画やゲームを快適に楽しめます。
IP54相当の防塵・防水性能を備えているので、汗や雨を気にせず使用可能です。
アンカー(Anker) Soundcore Liberty 4
リッチなサウンドを楽しめる高機能なLDAC対応完全ワイヤレスイヤホンです。2つのダイナミックドライバーによる「A.C.A.A3.0」を搭載。繊細な高音質を堪能できるのが特徴です。
シーンの騒音レベルに応じてノイズキャンセリング強度を調節する「ウルトラノイズキャンセリング 2.0」を有しているのもポイント。幅広いシーンで音楽に集中できます。
クリアな音声を相手に届ける「ノイズリダクション機能」を備えている点もメリット。置くだけで充電できるワイヤレス充電に対応しており、利便性に優れています。
アンカー(Anker) Soundcore AeroFit 2
IP55相当の防塵・防水性能を備えたLDAC対応完全ワイヤレスイヤホンです。汗や雨などからイヤホンを保護。スポーツシーンやアウトドアシーンで気兼ねなく使用できるのが特徴です。
独自の「BassTurbo構造」を採用し、迫力ある重低音をリスニングできる点もメリット。また、「指向性音響技術」で耳道の方向にピンポイントで音を伝え、音漏れしにくい仕様です。
充電ケースと併せて最大42時間再生できるロングバッテリーを内蔵しているので、時間を気にせずリスニングできます。
パナソニック(Panasonic) Technics 完全ワイヤレスイヤホン EAH-AZ80
解像度の高い音を表現できるLDAC対応完全ワイヤレスイヤホン。EQブロックの処理をシンプル化することで、音質の劣化を予防して本来の音に近付けられるのが特徴です。
デジタルとアナログの両方を用いたデュアル制御によるノイズキャンセリングで、自然で違和感のないサウンドを楽しめるのも魅力のひとつ。人間工学に基づいたデザインで、外れにくく長時間装着しても疲れにくい仕様です。
3台のマルチポイント接続に対応しており、スマホやタブレット、パソコンなどを簡単に切り替えられるのもポイント。独自の通話音声処理技術により、クリアな音声を相手に届けます。
ジェイビーエル(JBL) 完全ワイヤレスイヤホン TOUR PRO 3
リアルな空間サウンドを実現するLDAC対応完全ワイヤレスイヤホンです。バランスド・アーマチュア型とダイナミック型の両方を備えた「デュアルドライバー」を搭載。低音域から高音域まで表現できます。
周囲の環境に合わせてリアルタイムで補正する「ハイブリッドノイズキャンセリング2.0」を有しているのもポイント。装着状態にも適応するため、ユーザーに合ったノイズキャンセリング効果が期待でき、快適に音楽をリスニングできます。
ディスプレイがある高機能なスマート充電ケースを採用している点もメリット。バッテリー状態や再生中の楽曲名、コーデックの表示などが可能です。
Noble Audio FoKus TRIUMPH NOB-FOKUSTRH
おしゃれかつ耳にフィットしやすいデザインが特徴的なLDAC対応完全ワイヤレスイヤホンです。周囲の音を聞きやすいヒアスルー機能を備えているのがうれしいポイント。クリアな通話品質を実現しているので、スマホと接続して通話する機会が多い方にもおすすめです。
LDACのほかに、AAC・aptX・aptX Adaptive・QSSなど、さまざまなコーデックに対応している点もメリット。多彩なコンテンツを楽しめます。
本製品の充電ケースには人工皮革高級素材を採用しており、シックな見た目が魅力。耐久性や耐水性に優れているため、イヤホンを入れたまま安心して持ち運びが可能で、長く愛用できます。
LDAC対応の完全ワイヤレスイヤホンは、ワイヤレスでもハイレゾ相当の音質を楽しめる便利なアイテムです。周囲を気にせず繊細なサウンドをリスニングしたい方には、ノイズキャンセリングに対応したモデルがおすすめ。屋外で使う場合は、防塵・防水性能を備えているかもチェックしましょう。