ケーブルの取り回しを気にすることなく使用できる「完全ワイヤレスイヤホン」。製品ラインナップが豊富で、なかにはリーズナブルなモデルも数多くラインナップされています。

そこで今回は、5000円以下で購入できるおすすめの完全ワイヤレスイヤホンをご紹介。チェックしておきたいポイントについても解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

5000円以下の完全ワイヤレスイヤホンの選び方

連続再生時間をチェック

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Bluetoothを用いてデバイスと接続する完全ワイヤレスイヤホンには、バッテリーが内蔵されており、充電の必要があります。

連続で再生できる時間は、製品やモデルによってさまざま。イヤホン単体での連続再生時間は、3~4時間前後のモデルがほとんどです。なかには、10時間前後の連続再生が可能な大容量バッテリーを内蔵したモデルもあります。外出先などのすぐに充電ができない場所での使用がメインの方は要チェックです。

また、筐体がコンパクトな分、左右一体型のワイヤレスイヤホンよりも再生時間が短い傾向にありますが、完全ワイヤレスイヤホンは収納ケースでの充電が可能。連続再生時間に加え、充電ケース込みでの最長再生時間もあわせてチェックしておきましょう。

そのほか、ワイヤレス充電や急速充電への対応状況なども確認しておきたいポイントのひとつです。

音質をチェック

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快適に音楽を楽しみたい方は、音質もチェックしましょう。完全ワイヤレスイヤホンは、Bluetoothによるワイヤレス接続で使用するため、コーデックに注目。コーデックとは、Bluetooth通信における音声データの圧縮方式で、遅延と音質に大きく関係しています。

すべてのBluetooth機器は、標準的な音質のSBCコーデックに対応。音質にこだわりたい方は、高音質・低遅延を実現しているAACやaptXなどのコーデックに対応しているモデルがおすすめです。iPhoneなどのiOS端末を使っている方はAAC、Android端末を使っている方はaptXをチェックしてみてください。

付け心地をチェック

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付け心地がよくないと耳から外れてしまったり、不快に感じたりする可能性があるので注意が必要。自分の耳にあわず、しっかりと奥まで装着できていないと、低音がスカスカになるなど、聴こえ方にも影響を及ぼします。

付け心地をチェックする際は、イヤホンの形状に注目しましょう。形状は大きく分けて、「カナル型」と「インナーイヤー型」の2種類に分類でき、それぞれ付け心地も異なります。カナル型は耳の奥まで入れるように装着し、インナーイヤー型は耳に引っ掛けるようにして装着するのが特徴です。

カナル型の場合は、イヤーピースを交換することで、装着感の改善や微調整ができます。付属のモノがしっくりとこない場合は、単体で販売されているイヤーピースを購入するのもひとつの選択肢です。

デザインをチェック

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音質のよさや性能の高さだけでなく、見た目にこだわりたい方は、イヤホン本体や充電ケースのデザインもチェックしましょう。最近では、豊富なカラーバリエーションを展開するなど、デザイン性にこだわったモデルも数多くラインナップされています。

自分好みのデザインを採用したイヤホンを選ぶことで、より愛着がわき装着時の気分も上がります。外出先や移動中の使用が多い方は、さまざまなファッションと組みあわせて、アクセサリーの一部として楽しんでみてください。

5000円以下の完全ワイヤレスイヤホンのおすすめ

アンカー(ANKER) 完全ワイヤレスイヤホン Soundcore Life P2i


長時間でも快適にリスニング可能

持ち運びしやすいコンパクト設計が魅力の5000円以下の完全ワイヤレスイヤホン。大型の10mmドライバーを搭載しており、コンパクトながらパワフルな低音を再生可能です。

低音を増強させた「低音モード」、音声を強調する「ポッドキャストモード」の2種類のイコライザーモードに対応しているのが特徴。好みのサウンドを楽しめます。

また、ノイズを低減しつつ人の声を大きく相手へ届けられる「AIノイズリダクション」を搭載しているため、クリアなハンズフリー通話が可能。片耳での使用もできるので、片方を使用しつつ、もう一方を充電するといった使い方もできます。

軽量なので、長時間でも快適にリスニング可能。複数サイズのイヤーチップを同梱しているため、自分の耳に合ったフィット感に調節できます。

アンカー(ANKER) 完全ワイヤレスイヤホン Soundcore Life P2 Mini


コンパクト設計で、手軽に持ち運びできる

コンパクトながらパワフルなサウンドを楽しめる5000円以下の完全ワイヤレスイヤホンです。迫力ある低音を実現する3層構造の10mmドライバーを搭載。バランスの取れた「通常モード」、低音を増強させた「低音モード」、音声を強調する「ボーカルモード」の3つのチューニングから好みで選べるのも特徴です。

イヤホンの重量がわずか約4.4gと軽量のため、長時間でも快適にリスニング可能。充電ケースもコンパクト設計なので、手軽に持ち運びできます。

イヤホン単体で最大8時間、充電ケースと合わせて最大32時間再生できるロングバッテリーを実現。また、わずか10分の充電で約1時間の再生が可能です。「AIノイズリダクション」を搭載したマイクを備えており、クリアなハンズフリー通話もできます。

ジェイビーエル(JBL) 完全ワイヤレスイヤホン JBLW100TWS


人間工学に基づいたミニマルなデザイン

フタのないミニマルなデザインが魅力の5000円以下の完全ワイヤレスイヤホン。8mmダイナミックドライバーを搭載し、コンパクトながら豊かな低音とパワフルなサウンドをリスニングできるのが特徴です。

イヤホン単体で約5時間、充電ケースと合わせて約20時間の再生が可能。1日中バッテリー残量を気にせず音楽を楽しめます。左右それぞれのイヤホンが独立して機能する「デュアルコネクト」に対応しているので、片方を使用しつつ、もう片方を充電するという使い方も可能です。

人間工学に基づいた形状を採用し、長時間快適にリスニングできる点もメリット。3サイズのイヤーチップを同梱しているため、フィット感もカスタマイズできます。

東芝(TOSHIBA) 完全ワイヤレスイヤホン RZE-ABT950


メタリック調の高級感がありつつスタイリッシュなデザインが魅力の完全ワイヤレスイヤホンです。高磁力マグネットを採用したダイナミック型ドライバーを搭載。低音域から高音域までバランスよく再生でき、さまざまなジャンルの音楽を快適に楽しめるのが特徴です。

また、独自のチューニングにより、パワフルな重低音を再生できるのも魅力のひとつ。音漏れしにくい独自形状を採用しているので、周囲に人がいる状況でも音楽を楽しめます。

タップで電源のオン・オフや曲の一時停止、音量調節などがこなせるタッチセンサーを内蔵しているのもポイント。スマホを取り出す手間を省けます。高音質コーデックであるAACに対応しているので、iPhoneユーザーにもおすすめです。

タオトロニクス(TaoTronics) 完全ワイヤレスイヤホン SoundLiberty 97

低価格ながら優れた性能を実現した高コスパな完全ワイヤレスイヤホンです。6mmドライバーを搭載しており、ダイナミックで重厚なサウンドを楽しめるのが特徴。高音質・低遅延を実現するaptX・AACコーデックにも対応しています。

イヤホン単体で9時間、充電ケースと合わせて最大36時間再生できるロングバッテリーも内蔵。10分の充電で2時間再生できる急速充電にも対応しています。

通話用のノイズキャンセリング機能を搭載し、高品質なハンズフリー通話ができるのも魅力のひとつ。IPX8相当の防水性能を備えているので、汗や雨に強いのもポイントです。

JVCケンウッド(KENWOOD) ワイヤレスステレオヘッドセット HA-A5T


手のひらサイズのコンパクトデザインが魅力の5000円以下の完全ワイヤレスイヤホンです。片耳3.9gの小型・軽量設計のため、長時間着用しても疲れにくいのが特徴。まるで体の一部のような着け心地を実現します。

高磁力ネオジウムマグネットを採用した高音質ドライバーを搭載しているのも魅力。クリアなサウンドだけでなく、パワフルなボーカルまでリスニングできます。

1度ペアリングすれば、ケースからイヤホンを取り出すだけで自動でペアリング可能。耳元のシンプル操作で楽曲操作や音量調節などがこなせるのもポイントです。IPX4相当の防水性能を備えているので、汗や軽い雨からイヤホンを保護できます。

サウンドピーツ(SoundPEATS) ワイヤレスイヤホン TrueFree+


ポケットに収まるほどのコンパクトサイズが魅力の5000円以下の完全ワイヤレスイヤホン。6mm複合振動板ドライバーを搭載しており、パワフルなサウンドを再生できるのが特徴です。

イヤホン単体で4時間以上、充電ケースと合わせて最大35時間再生できるロングバッテリーを内蔵。また、充電ケースからイヤホンを取り出すだけで、自動的に電源がオンになってペアリングモードに入る「自動ペアリング」も搭載しています。耳元のボタンで楽曲再生や通話の対応などを手軽にこなせるのもポイントです。

高音質・低遅延を実現するAACコーデックに対応しているため、iPhoneとの相性も良好。クリアなハンズフリー通話も可能です。

サウンドピーツ(SoundPEATS) ワイヤレスイヤホン T3


アクティブノイズキャンセリング機能を搭載した高性能な5000円以下の完全ワイヤレスイヤホン。周囲のノイズを検知して最大24dBまで低減できるので、幅広いシーンで音楽に没入できます。

イヤホンを装着したまま周囲の音が聞ける「外音取り込みモード」を備えているのも魅力のひとつ。スムーズに会話などもこなせます。「AI通話ノイズキャンセリング」の搭載により、クリアで高品質なハンズフリー通話ができるのもおすすめのポイントです。

機能性に優れた高コスパモデルを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

グルマンディーズ(Gourmandise) ミッフィー 完全ワイヤレスステレオイヤホン フェイス MF-169WH


かわいい人気キャラクター「ミッフィー」の顔がデザインされた5000円以下の完全ワイヤレスイヤホンです。充電ケースだけでなく、左右のイヤホンにもそれぞれ異なるミッフィーをデザイン。かわいい完全ワイヤレスイヤホンを探している方におすすめです。

耳栓のような形状のカナル型を採用し、音漏れしにくいのも魅力のひとつ。電車やカフェなど周囲の人がいる状況でも気兼ねなく使用できます。ハンズフリー通話も可能です。

イオーノ(Eono) 完全ワイヤレスイヤホン Eonobuds1

人間工学に基づいた片耳4.0gの軽量設計が魅力の5000円以下の完全ワイヤレスイヤホン。3サイズのイヤーピースを同梱しており、自分の耳に合ったフィット感を実現できるのが特徴です。

また、高音質なステレオを搭載しており、質のよいサウンドをリスニングできる点もメリット。接続安定性にも優れているため、移動中に通話や音楽が途切れにくく、より快適に使用できます。

イヤホン単体で最大4時間、充電ケースと合わせて最大24時間再生できるロングバッテリーを内蔵。わずか15分の充電で1.5時間再生できる急速充電機能も搭載しています。充電ケースにはLEDディスプレイを搭載しているため、バッテリー残量をひと目で把握できるのもポイントです。