ノートパソコンでゲームや映像編集など処理の重い動作ばかリ行っていると、熱暴走によって画面がフリーズしてしまうことがあります。重たいデータを処理することで本体に負荷がかかり、熱を発するのが要因ですが、製品自体がさまざまなパーツで構成されているので、熱ごもりや内部温度の上昇を避けることが対策としては重要です。

問題を解決する手段はいくつかありますが、別途「冷却台」を導入するのが手軽な方法です。そこで今回はおすすめの冷却台をご紹介。気になる方はぜひチェックしてみてください。

冷却台とは?

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冷却台とは、一般的にノートパソコンの下に置くPC周辺機器で、付属するファンによって空気を送り込み、パソコン本体の温度を下げる装置のことです。その他排気口より熱を吸い出す冷却台もあります。

特に扇風機で通気性を向上させるタイプはラインナップが豊富で、ファンの風量などをコントロールできるモノや冷却台の角度を調整ができるアイテム、人間工学を取り入れて身体への負荷や疲れの軽減を促す製品などもリリースされています。なお、価格帯的には1万円以下が相場です。

ノートパソコンを冷やすメリット

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ノートパソコンは狭い筐体のスペースに熱を発するパーツを多数搭載しているので、熱が滞留しやすい構造となっています。特にハードディスクは非常に熱がこもりやすく、場合によってはパソコンの発熱が原因でハードディスクが壊れてしまうということもあります。

また、発生した熱によってノートパソコンが熱暴走しやすくなり、CPUやGPU、その他部品にダメージが加わり、パソコンの寿命が短くなってしまうこともあります。そうしたトラブルを事前に軽減させるのが冷却台です。

特に夏の暑い日はパソコン内の温度が上昇しやすいので要注意。パソコンに限らず基本的に精密機器は熱に弱いものなので、効率的に熱を逃がすことが重要です。

積極的に冷却したいパーツは?

CPU

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パソコンの頭脳であるCPUは専用のCPUクーラーで冷却が行われますが、供給される空気の温度が高いと冷却効果は当然低くなります。冷却台から効果的にCPUに空気を送り込み、温度上昇による熱暴走が発生しないようにすることが大切なポイントです。

VRM(Voltage Regulator Module)

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VRMとはCPU用電源安定化回路のことで、CPUに電源供給を行っています。クアッドコアCPUではより多くの電力を使用することから、VRMの構成は非常に重要です。

メモリ

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高速なメモリほど冷却は重要です。特にメモリは近接配置されていることが多く、エアフローが悪くなる傾向があります。そのような状態の場合は冷却台を活用してパソコンの状態を安定化させましょう。

電源

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電源自体にはたいてい吸気用のファンを備えていますが、電源の配置状態によっては冷却効率の悪い場合があります。例えば、筐体の上部に電源を配置している場合、パソコン筐体内で溜まった熱気が電源ファンに取り込まれてしまうため、冷却効率が低くなってしまいます。そんな時は別途冷却台の購入をおすすめします。

GPU

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CPU以上にGPU(グラフィックボード)は発熱が大きく、動画編集やゲームなど負荷のかかるソフトの起動や作業をするほど発熱量は上がってしまいます。

GPUをしっかり冷却できないと映像のカクつきや、最悪の場合PCの電源が落ちてしまう可能性もあるので、動画編集やゲームをする場合は特に注意しましょう。また、ノートパソコンのモデルによってはCPUにGPUを内蔵しているモノと、グラフィックボードを別途搭載しているモノがあります。

ハードディスク

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ハードディスクは熱に弱く、高温状態が続くと熱暴走の原因ともなります。また、パソコンの寿命にも大きく影響するので、ハードディスクを効率的に稼動させるためは、エアフローや冷却させる仕組みで対策を講じることが重要です。

ノートパソコンの冷却方式

パソコン全体に送風するタイプ

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冷却台のラインナップで主流のタイプ。冷却台とノートパソコンをUSB端子で接続することによって稼動させることができます。未使用時と比較して、おおむねCPUやグラフィックカードに関しては最大10℃前後、ハードディスクに関しては5℃ぐらい熱を下げる効果が期待できます。

使用方法はノートパソコンを冷却台に設置するだけ。懸念すべき点としては「設置が傾斜してしまうこと」「ノートパソコンと同等の大きさの冷却台は持ち運ぶ際に不便」「製品によってはファンの運転音が気になる」などが挙げられます。

排気効率を高めるタイプ

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冷却台のラインナップでは少数派ですが、ノートパソコンの側面の排気口に接続するタイプもリリースされています。電源供給はUSB端子。効率的に熱を吸気し、排気効率を強化することができます。コンパクトで持ち運びやすいのがメリットです。

ノートパソコンのおすすめ冷却台

イープランス(E-PRANCE) ノートパソコン 冷却パッド

4つの大型ファンを採用したノートパソコン用の冷却台。高い放熱性能を誇るメタルメッシュパネルが使われており、ノートパソコンの熱を数十分以内に15℃ほど下げられると謳っているのが特徴です。

ファン自体が静音仕様であるため、使用中の動作音が小さく抑えられているのも魅力。また、本体の角度は16°まで傾けられるので、タイピングしやすいように調節できるのもポイントです。

ノーベルバード(Nobelbird) ノートパソコン 冷却パッド

内蔵ファンの動作音が28dBにまで抑えられている静音仕様のノートパソコン用冷却台。会社のオフィスなど、騒音に配慮する必要がある場所で冷却台を使いたい方におすすめです。

本体の角度は7段階で調整が可能で、ノートパソコンの滑りを防ぐスリップ防止板が付属しているのもポイント。なお、同モデルは5万時間までの使用寿命を誇り、一般的なパソコン用クーラーよりもタフに活躍してくれるのも魅力です。

エレコム(ELECOM) PC&タブレット冷却台 FAN-U177

縦置きと横置きの好きな置き方で使用できる冷却台。縦置きの場合は卓上タワー型扇風機として、横置きの場合は冷却台として機能します。

ノートパソコンに加え、タブレット端末の冷却にも使えるのが特徴。風量は弱・中・強の3段階に調整可能で、ダイヤルタイプのスイッチを回すだけの簡単操作で調節できます。

1.5mの電源ケーブルが付いており、電源からある程度離れた位置からでも使用可能。汎用性の高いおすすめの冷却台です。

ベステック(BESTEK) ノートパソコン冷却台 BTCPN2BK

11.6~17インチのノートパソコンに対応する冷却台。傾斜角度を6段階で調整可能なため、自分にとって使いやすい角度でノートパソコンが使えるのがポイントです。

また、本体に2つ搭載されている冷却用ファンは、騒音レベルが24~30dBという静音設計のため、ファンの音に悩まされることなくノートパソコンを操作しやすいのもメリット。ファン自体の使用寿命を長くするために、液圧駆動ファンが採用されているのも魅力のひとつです。

ローリー(RooLee) ノートパソコン 冷却パッド

中央に大きめのファンが1基、その左右に小さい扇風機が4基と、合計5つのファンを搭載したノートパソコン用冷却台。ファンの数が多くしっかり稼働することで、大きな冷却効果が期待できるモデルです。

高さは7段階まで調整することができて、自分の姿勢や使いやすい位置などに合わせて使うことが可能。また、本体の底部には、滑り止めゴムパッキン付きのスタンド、本体表面にはノートパソコンを支えるためのスリップ防止版が付属しています。使い勝手のよい冷却台を求めている方におすすめです。

フォネオ(Foneso) 6超静音ファンクーラー

動作音が小さめに抑えられている静音ファンを6基搭載したノートパソコン用冷却台。サイズは350×250×20mm、重量は851gとカバンに入れて持ち運びできるほどのコンパクトさと軽さが特徴です。

優れた放熱性を備えたメタルメッシュパネルも採用されているほか、本体にはUSBポートが2つ付属しており、「片方のUSBポートをスマホの充電に使用し、もう片方のUSBポートをノートパソコンに接続」といった使い方が可能なのもポイント。リーズナブルな製品なので、とりあえずノートパソコン用の冷却台がほしいという方にとっては候補となる製品です。

エレコム(ELECOM) ノートパソコン冷却台 SX-CL22LSV

強と弱の2段階で風量を調整できるノートパソコン用冷却台。汎用性の高いアルミボディを採用しているのが特徴です。

15.4~17インチのノートパソコンに対応でき、作業する机の高さや好みなどに合わせて角度を4段階に変えられるのも大きなポイント。20cmの大口径ファン1基を内蔵しており、最大で約10℃の冷却効果が期待できる製品です。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) ノートPCスタンド 100-CR007

20/30/35/40/45°の5段階で角度を調節できるノートパソコン用冷却台。本体の底部に回転する台が付属しており、好きな向きに切り替えてノートパソコンを操作できるのが特徴です。

本体内部には、USBポートからの電源で動く冷却ファンが搭載されており、ACアダプタを使うことなくノートパソコンを冷却できるのもポイント。また、本体をたたむとW240×H26×D305mmとスリムになるので、収納する際にもスマートに対応できます。重量は835gと比較的軽量なので、外出先でも使える冷却台を求めている方におすすめです。

オポラー(Opolar) PCクーラーノート 吸引式クーラー LC06

ノートパソコンを乗せるのではなく、ノートパソコンの排気口に取り付けて使用する吸引式のパソコンクーラー。ノートパソコン内部の熱を吸い込むことで、ノートパソコン本体を冷却します。

本体内部には、ノートパソコン通気口の温度を自動で測るためのセンサーが付いており、温度に合わせてファンのスピードが自動で切り替わるのが特徴。ファンのスピードを13段階で、好みに合わせて自由に切り替えられるのもメリットです。

ノートパソコンに装着して電源をONにすることで、数十分以内に7~10℃ほどパソコンの温度を下げられるのも魅力。なお、ノートパソコンによっては設置できなかったり、通気口の形によっては装着できないこともあるため、購入する際は事前にサイズを確認しておきましょう。

トップメイト(TopMate) 冷却パッド

角度を5段階調整できるノートパソコン用の冷却台。本体表面にスリップを防止する板が付いており、設置したノートパソコンが滑りにくいのが特徴です。

5つの高速静音ファンが内蔵されており、効率的ながら稼働音が気になりにくいのもポイント。本体上部にはファン操作用のパネルが付いており、ノートパソコンを乗せた状態でも自由にファンの風速をコントロールできるのも魅力です。

アバンテック(AVANTEK) パソコン冷却台 CPN-002

製品サイズが345×17×247mmと比較的薄手で、重さが641gと軽量なノートパソコン用冷却台。設置してからの持ち運びもスムーズに対応できるので、席が決まっていないフリーアドレスのオフィスでも使いやすいのが特徴です。

高い熱拡散効率を誇る金属メッシュに加え、6基のファンを内蔵しているのもポイント。それぞれのファンは静音仕様のため、稼働音を気にすることなる効率的な冷却が期待できます。リーズナブルな価格帯も魅力なので、コスパ良好の製品を探している方にもおすすめです。

ゼットタクティカル(Z-Tactical) 横置き 冷却ファン PS-4 3 H

ノートパソコンだけでなく、PS4などのゲーム機本体にも設置ができるおすすめの冷却台。本体内部にはファンが6つ搭載されており、本体内部にこもりやすい熱をスムーズに冷却してくれるのが特徴です。

それぞれのファンはいずれも静音仕様で、ファンが動いているときの騒音レベルは最大21dB。この程度であれば稼働音は気にならないので、パソコン作業やゲーム中であってもストレスなく、対応することができます。

また、本体底面に角度を付けられるスタンドが付属しており、ゲーム機本体を冷やす場合にはスタンドを寝かし、ノートパソコンを冷却する際にはスタンドを立てるといった使い分けができるのもポイント。汎用性の高い冷却台を探している方におすすめのモデルです。