大手通信キャリアよりも月々の通信料金を抑えられる「格安スマホ」。毎日使う身近なモノだからこそ端末代や通信料はできるだけ安く抑えたいものです。

そこで今回は、格安スマホの魅力をわかりやすく解説します。いま押さえておきたいおすすめの端末や人気の事業者などもいくつかピックアップしてご紹介するので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。

格安スマホとは?

富士通(FUJITSU) arrows M04

By: line.me

格安スマホとは、その名の通り安い料金で使えるスマートフォンのこと。格安スマホを提供する事業者は「MVNO(仮想移動体通信事業者)」と呼ばれており、大手携帯電話会社から通信回線を借りてサービスを提供しています。維持費のかかる基地局や通信回線などの設備を自社で持たないことで、大手携帯電話会社よりもリーズナブルな料金で利用できます。

また、大手携帯電話会社は価格の高い最新モデルやハイスペックモデルを中心に扱っていますが、格安スマホを提供するMVNOは価格の安いロースペック・ミドルスペックの機種を中心に扱っているので、通信料だけでなくスマホ購入時の負担を安く抑えることもできます。

格安スマホのメリット

月々の価格が安い

大手携帯電話会社の場合、プランによって差はあるものの月にだいたい5000~8000円程度の通信費がかかります。これに分割購入した機種代の支払いが加わると、月々の支払いが1万円を超えてくることもあります。

一方で、格安スマホの平均利用金額は3000円以下とリーズナブル。ロースペック・ミドルスペックのスマホを選べば、機種代の支払いを合わせてもほとんど方は5000円以下に収まります。大手携帯電話会社から格安スマホを乗り換えるだけで、人によっては半額以上スマホ代を安くすることが可能です。

プランが選べる

格安スマホを提供するMVNOは、データ容量が月1GB未満で安く利用できる「小容量プラン」や、データ容量を気にせず好きなだけ利用できる「容量無制限プラン」、決められた時間電話がかけ放題になる「通話定額プラン」など、大手携帯電話会社よりも料金プランの種類が充実しています。

もちろん大手携帯電話会社と同じように、SMS(ショートメッセージ)や、留守番電話機能などのオプションサービスを必要に応じて選ぶことも可能。MVNOによっては「動画を見たい方」「SNSを楽しみたい方」など、ユーザーに特化したサービスを提供しており、これらのなかから自分に合ったサービスが自由に選べるのも格安スマホの魅力です。

契約の縛りが短い

大手携帯電話会社の場合、契約してから2年以内に解約すると決められた契約解除料が発生する「2年縛り」があります。そのため、契約を更新する月に他社への乗り換えや解約をしないと高い違約金を支払うことになってしまうので注意が必要です。

一方で、格安スマホにはそもそも違約金自体がなかったり、最低利用期間があっても過ぎれば違約金が発生しなかったりする場合もあります。最低利用期間を設けているMVNOでも、6~12ヶ月と大手携帯電話会社よりも短めに設定されているので、サービス内容に不満があったら気軽に他社に乗り換えられるのも魅力です。

格安スマホのデメリット

キャリアメールが使えない

大手携帯電話会社でスマホを契約すると、ドコモなら「@docomo.ne.jp」、auなら「@ezweb.ne.jp」、ソフトバンクなら「@softbank.ne.jp」といったキャリアメールが使えますが、格安スマホに変えるとこれらのキャリアメールが一切使えなくなります。

格安スマホでもGmailやYahoo!メールなどのフリーメールを利用することで、メールのやり取り自体は可能です。セキュリティの観点から迷惑メールとして認識されたり、金融機関やゲーム関連の一部サービスでフリーメールが使えなかったりと、人によっては不便に感じることがあります。

大手に比べて通信速度が遅い

格安スマホは、大手携帯電話会社の通信回線を借りてサービスを提供しているため、アクセスが集中する時間になると通信速度が遅くなります。具体的には、通勤・通学の時間帯やランチタイムなど、利用者が集中する時間帯には通信速度が落ちる傾向があります。

通信速度が遅くなるといっても、Webサイトを閲覧したり、LINEやTwitterなどSNSを見たりする程度なら問題ないレベルなので、日常生活で使用する分にはそれほど心配する必要はありません。ただし、動画を見たり、容量の大きなアプリをダウンロードしたりすると、接続が不安定になるので注意が必要です。

キャリア決済が使えない

大手携帯電話会社の場合、商品代金を通信サービス料金と合算で支払いできる「キャリア決済」が使えますが、格安スマホに変えるとキャリアメールと同じく一切使えなくなります。普段から全くキャリア決済を使わない方なら問題ありませんが、ゲームの課金やネットショップの支払いなどでキャリア決済を頻繁に利用する方は注意が必要です。

また、なかにはキャリア決済でしか支払いに対応していないサービスもあるので、大手携帯電話会社から乗り換えを検討している方は、利用しているサービスの支払い方法を事前に確認しておきましょう。

格安スマホのおすすめ事業者

UQモバイル

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UQ mobileは、auのグループ会社であるUQコミュニケーションズ株式会社が運営するMVNO。通信速度の速さと安定感が魅力なので、アプリや動画をサクサク快適に楽しみたい方におすすめです。料金プランはシンプルで分かりやすい「Sプラン(3GB)」「Mプラン(9GB)」「Lプラン(14GB)」の3つから選択が可能。必要に応じて「電話かけ放題プラン」が選べるのも嬉しいポイントです。

データ消費を気にせず思う存分SNSが楽しめる「節約モード(送受信最大300Kbps)」や、使いきれなかったデータ容量を翌月に持ち越せる「データ容量くりこし」などのサービスも人気です。

LINEモバイル

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ユニークなテレビCMでお馴染みのLINEモバイルは「データフリー」が人気のMVNO。5つのサービス(LINE・Facebook・Twitter・Instagram・LINE MUSIC)のデータ通信量が無制限になるため、普段からこれらのサービスを頻繁に利用している方におすすめです。通信回線はドコモ・au・ソフトバンク回線のトリプルキャリアに対応しているのもポイント。

料金プランは、月額500円から使える「LINEフリー」、SNSが使い放題になる「コミュニケーションフリー」、SNSと音楽が好きなだけ楽しめる「MUSIC+」の3種類から選択できます。大手携帯電話会社と同じように使える「LINEアプリの年齢認証・ID検索」に対応しているのも魅力です。

楽天モバイル

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インターネット通販大手の楽天が運営するMVNO。料金プランは「Sプラン(2GB)」「Mプラン(6GB)」「Lプラン(14GB)」「LLプラン(24GB)」の4種類から選択可能。すべてのプランには10分以内の国内通話かけ放題がついているので、普段からよく電話を利用する方にもおすすめです。

楽天会員なら2年間500円割引になるサービスや、楽天スーパーポイントがお得に貯まるサービスなど、楽天ユーザーに嬉しい特典が充実しているのも魅力。取り扱っている端末のバリエーションが多いのも特徴なので、価格の安いエントリーモデルから、最新のハイエンドモデルまで、自分に合ったスマホが選べます。

Y!mobile

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ワイモバイルは大手携帯電話会社「ソフトバンク」がサブブランドとして運営しているMVNO。他の格安スマホと違って独自の通信回線を使用しているため、すべての時間帯で安定した通信速度を実現しています。キャリアメール「@ymobile.ne.jp」が使えたり、LINEアプリの年齢認証機能が使えたり、大手携帯電話会社と変わらない充実したサービスも魅力。

また、データ通信・通話料がセットで分かりやすい「S・M・Lの料金プラン」や、全国に店舗が複数あるのでサポートを受けやすいのもメリットです。初めての格安スマホを購入する方はチェックしておきましょう。

格安スマホのおすすめ端末

オッポ(OPPO) Reno 10x Zoom

オッポ(OPPO) Reno 10x Zoom

オッポの最新技術が詰まったハイエンドモデルです。細かなディテールもしっかりと映し出す4800万画素の「超高解像度メインカメラ」や、遠くの被写体をきれいに撮影できる「10X ハイブリットズーム」、AIが人物と背景を認識して自然な色合いを保つ「ウルトラナイトモード2.0」を搭載。プロレベルの本格的な写真が誰でも気軽に楽しめます。

ディスプレイには、画面占有率は93.1%の6.65型フルHD+有機ELを採用。迫力のある映像で動画やゲームが楽しめます。画面にタッチするだけでロックの解除ができる「ディスプレイ指紋認証」、端末上部からインカメラが立ち上がる「ピボットライジング構造」などのユニークな機能も魅力です。

富士通(FUJITSU) arrows M04

富士通(FUJITSU) arrows M04

高い堅牢性を備えた多機能スマホです。防水(IPX5/IPX8)・防塵(IP6X)に加えて、米国国防総省が定めたMIL規格の23項目に準拠。1.5mの高さからコンクリートへ落としても壊れない「堅牢設計」を採用しているので、日常からアウトドアまでさまざまなシチュエーションで使えます。汚れが気になったらハンドソープで直接洗えるのも嬉しいポイント。

押した瞬間にシャッターが切れる「ゼロシャッターラグ」や、小じわ・しみをキレイに補正する「美肌補正」、細部までクッキリと表現する画像処理エンジン「GRANVU(グランビュー)」など、カメラ性能に優れているのも魅力です。

シャープ(SHARP) AQUOS zero SH-M10

シャープ(SHARP) AQUOS zero SH-M10

軽くて使いやすいシャープの最軽量スマホ。背面パネルにはアラミド繊維の「テクノーラ」、側面フレームには「マグネシウム合金」、ディスプレイには薄くて軽い「シャープ製有機EL」を採用することで、重さわずか146gの軽量ボディを実現しています。

機能面では、カメラを見つめるだけでロック解除できる「顔認証」、水に濡れても壊れない「防水性能(IPX5/8)」、キャッシュレスで手軽に支払いが可能な「おサイフケータイ」に対応。8個のコアを搭載した高性能CPU「Snapdragon 845」や、大容量の「RAM 6GB」を採用しているので、最新のアプリやゲームもサクサク快適に楽しめます。

モトローラ(Motorola) moto g7

モトローラ(Motorola) moto g7

価格と性能のバランスに優れたスマホです。気軽に購入できるリーズナブルな価格でありながら、CPUには「Snapdragon 632」、メモリには「4GB RAM」、ストレージには「64GB ROM」を採用。画面サイズは6.2インチと大きめなので、動画やゲームを楽しむのにピッタリの1台です。

低価格ながら、わずか15分で約9時間分の充電ができる「ターボパワーチャージャー」や、4Gと3Gで同時待ち受けが可能な「DSDS」、遠くの被写体もきれいに撮影できる「ハイレゾズーム」など、便利な機能を多数搭載。フル充電で最長3日間使える5000mAhの大容量バッテリーも魅力です。

シャープ(SHARP) AQUOS R2 compact SH-M09

シャープ(SHARP) AQUOS R2 compact SH-M09

手のひらサイズのコンパクトなスマホです。自由に液晶の形を変えられる「フリーフォームディスプレイ技術」により、5.2インチの大画面ディスプレイを搭載していながら、横幅64mmのコンパクトボディを実現。手の小さな女性や子供でも片手でらくらく操作できます。

倍速120Hz駆動対応の「ハイスピードIGZOディスプレイ」や、液晶テレビAQUOSの技術を受け継いだ「リッチカラーテクノロジーモバイル」、臨場感あふれるサウンドが楽しめる「Dolby Vision・Atmos」など、最新の映像・音響技術を搭載しているのも魅力的な1台です。

ファーウェイ(HUAWEI) HUAWEI P30 lite

ファーウェイ(HUAWEI) HUAWEI P30 lite

トリプルカメラを装備したファーウェイの2019年モデルです。広角レンズ(約2400万画素)・超広角レンズ(約800万画素)・被写界深度レンズ(約200万画素)の3つのカメラを搭載。集合写真や風景をワイドに撮影できます。AIがシーンを認識してコントラスト・明るさ・色を自動調整する「カメラアシスタント」を使えば、誰でも本格的な写真が楽しめます。

リーズナブルな価格でありながら、高性能なオクタコアCPU「HUAWEI Kirin 710」や、大容量の「4GB RAM」を採用しているのも大きなポイント。スタイリッシュな「しずく型ノッチデザイン」により、ほかの製品とはひと味違ったおしゃれな見た目に仕上がっているのも特徴です。

エイスース(ASUS) ZenFone 6

エイスース(ASUS) ZenFone 6

最先端の180°回転フリップカメラを搭載したスマホ。カメラの角度を0~180°まで自由に動かすことが可能で、従来のスマホでは撮影が難しかった独創的な写真・動画が楽しめます。4800万画素のCMOSイメージセンサー「Sony IMX586」に加えて、高性能なレーザーオートフォーカスと2×1 OCL PDAFシステムを搭載。一眼レフに匹敵する高いカメラ性能も魅力です。

スマホの性能を大きく左右するCPUには、ハイエンドクラスの「Qualcomm Snapdragon 855」、メモリには大容量の「6GB LPDDR4X」を採用。高い処理能力が求められるゲームやアプリもノンストレスで快適に楽しめます。充電を気にせず一日中スマホが楽しめる大容量の「5000mAhバッテリー」を搭載しているのも大きなポイントです。

エイチティーシー(HTC) U12+

エイチティーシー(HTC)U12+

HTCが販売する高性能スマホです。最新のハイエンドCPU「SnapDragon 845」に加えて、大容量の6GB RAM・128GB ROMを採用。処理の重いアプリを複数起動してもサクサク快適に動きます。短時間で素早く充電できる「Quick Charge 4.0」や、画面に触れずさまざまな操作ができる「エッジ・センス2」、素早くロック解除ができる「指紋・顔認証」などの便利なオプションも魅力です。

アウトカメラには、まるで一眼レフで撮影したような本格的な写真が楽しめる「デュアルカメラ(1200万画素広角・1600万画素望遠)」を搭載。インカメラにも同等性能のデュアルカメラを採用することで、自撮りもきれいに楽しめます。スマホ内部が透けて見えるスタイリッシュなデザインも特徴のひとつです。

LGエレクトロニクス(LG Electronics) Android One X5

LGエレクトロニクス(LG Electronics) Android One X5

Googleの最新テクノロジーを搭載したスマホです。音声でさまざまなことができる「Googleアシスタント」や、見たものをそのまま検索できる「Googleレンズ」、ウイルスの脅威からスマホを守る「Google Playプロテクト」を搭載。2年間の無償OSアップグレードにも対応しているので、購入してから時間が経っても端末を常に最新の状態に保てます。

縦長・大画面で見やすい縦横比19.5:9の「FullVision」、クリアで高品位なサウンドが楽しめる「Hi-Fi Quad DAC」、スマホを置いたテーブル・台と共振して重低音を増幅させる「Boombox Speaker」など、大迫力の映像・サウンドが体験できるのも魅力。米国国防総省制定の「MIL規格(MIL-STD-810G)」をクリアしているので、スマホの耐久性を重視する方にもおすすめです。