状態維持に役立つだけでなく、高級感のある見た目にも仕上げられる「革靴用クリーム」。ビジネスシューズはもちろん、普段履きのローファーやブーツなどにも使用でき、革靴のケアには必須のアイテムです。

しかし、乳化性クリーム・油性ワックスなどさまざまな種類があり、どれを選ぶべきか悩む方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、革靴用クリームの選び方やおすすめの製品をご紹介します。購入を検討している方は、参考にしてみてください。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

革靴用クリームの選び方

目的に合わせてタイプ選ぶ

革をケアし自然なツヤを与える乳化性クリーム

By: amazon.co.jp

革靴のケアをこれからはじめるなら、まず「乳化性クリーム」を手に入れましょう。乳化性クリームとは、水分・油分・ロウ(ワックス)を配合したクリームのこと。革に必要な栄養を与え保湿するほか、配合されたロウで自然なツヤ感を出せるのが特徴です。

乳化性クリームは、革のコンディションを保ち、きれいな見た目を維持するために必要なアイテム。革は放っておくと、ひび割れの原因に繋がります。大事な革靴を劣化させないよう、乳化性クリームでケアすることが大事です。

鏡面磨きに適した油性ワックス

By: jewelweb.jp

革靴の内面的なお手入れだけでなく、高級感のある光沢を与えたいなら「油性ワックス」も検討しましょう。油性ワックスとは、ハイシャインと呼ばれる鏡面磨きに適したクリームのこと。乳化性クリームよりも強いツヤ感を出せます。

ただし、油性ワックスは輝きを出すためにロウ分を多く含んでおり、革に必要な栄養やうるおいを与える効果はほぼありません。そのため、乳化性クリームでケアしたあとに使用するのがおすすめです。

油性ワックスは、革靴に傷がつくのを防いだり、防水効果を与えたりできるのがメリット。ビジネスシューズにツヤを出したい方や、雨濡れ・傷から革靴を守りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

傷や色味の修復には色付き(カラータイプ)

By: amazon.co.jp

革靴用クリームには、色付き・無色(ニュートラル)などさまざまなカラーが用意されています。革靴の傷や色味を補修したいときは、色付きタイプが便利です。黒・ダークブラウンといった革靴の定番色から、赤・グリーンなどの色物まであります。

なお、手持ちの革靴と同じ色がみつからない場合は、少し明るめの色を選ぶのがおすすめ。はじめから濃い色を塗ってしまうと、色ムラに繋がることもあるため注意しましょう。

革靴を複数持っている方には、さまざまな革靴の色に対応できる無色がおすすめ。傷や擦れの補修効果は色付きには劣るので、あくまで幅広い革靴のケアを1つのクリームで対応したい方や、革靴本来の色味を維持したい方に適しています。

初心者には乳化性クリームがおすすめ

塗りやすさ重視なら柔らかくみずみずしいクリームを

By: mowbray.com

革靴のお手入れに慣れていない初心者は、柔らかいテクスチャーの革靴用クリームを選びましょう。とくに乳化性クリームは水分を含んでいるため、みずみずしく、伸びがよいのが特徴。少量でも革靴全体に伸ばしやすく、ムラを作りにくいのがメリットです。

ネットなどの通販で購入する際は、伸びがよいかどうか記載されているか確認しておくと安心。また、口コミなどを参考にするのもおすすめです。

ツヤ感を持続させるなら水分が少ない硬質のクリームを

By: mowbray.com

革靴のツヤ感を維持させたい場合は、水分が少なく、油分の多いモノを選ぶのがおすすめ。乾燥が進みにくく、ツヤを長持ちさせられるのが特徴です。

ただし、硬質なので、やや塗りにくいのが難点。塗りやすさとのバランスを考えながら選んでみてください。

光沢感を重視するならロウ分が多いクリームをチェック

By: mowbray.com

革靴のケアで光沢感を重視する方は、ロウ分を多く含んだモノをチェックしてみましょう。上品な光沢を出すことが可能です。

しかし、ロウ分が蓄積されていくと、ベタついて光沢が出なくなる恐れがあります。ロウ分の多いクリームを塗る際は、定期的に古いクリームを落としておくのがおすすめです。

ツヤを抑えマットに仕上げるならデリケートクリーム

By: mowbray.com

革靴にツヤ感を求めていないのであれば、デリケートクリームも検討しましょう。デリケートクリームとは、水分・油脂などを主成分としたクリームのこと。ロウ分が含まれていないためツヤは出ず、サラッと仕上げられます。

また、水分量が多いことから、乾燥した革靴に直接塗ってもシミになりにくいのが特徴。名前の通りデリケートな革製品に使えるのも魅力です。

革靴用クリームのおすすめブランド

コロンブス

By: amazon.co.jp

「コロンブス」は、日本のシューケア用品を手掛けるメーカー。人気の防水スプレー「アメダス」や、消臭・抗菌スプレーなどを展開しています。

コロンブスの革靴用クリームは、乳化性クリーム・鏡面磨き用など豊富なラインナップが特徴。多くの製品から選びたい方におすすめです。

エム・モゥブレイ

By: amazon.co.jp

「エム・モゥブレイ」は、シューケア用品を展開するブランド。革靴用クリームは、カラーバリエーションが豊富なシュークリームジャーが人気です。汚れ落としに使うリムーバーやブラシの取り扱いもあるため、一式揃えたい方はぜひチェックしてみてください。

革靴用クリームのおすすめ

コロンブス(COLUMBUS) ブートブラックシルバーライン シュークリーム

コロンブス(COLUMBUS) ブートブラックシルバーライン シュークリーム

コロンブスの人気シリーズ、ブートブラックシルバーラインの革靴用クリーム。革靴に美しいツヤを出したい方におすすめです。

極細粒子のなめらかなクリームで、革靴のシワや凹凸に馴染みやすいのが特徴。初心者でもツヤを生み出せるのが嬉しいポイントです。

カラーラインナップが豊富なのも魅力。定番の黒・ダークブラウンに加えて、ピンク・グリーンなどの色物も用意されています。自分の革靴に合う色がなかなかみつからない方は、ぜひ一度チェックしてみてください。

コロンブス(columbus) ブートブラック シューポリッシュ

コロンブス(columbus) ブートブラック シューポリッシュ

ロウ・油脂・有機溶剤で作られている油性の革靴用クリーム。革靴表面にしっかりと油膜を作るため、光沢の出る仕上がりを求めている方におすすめです。

磨いた後の曇りにくさも魅力のひとつ。撥水とコーティング効果が期待できるので、革靴表面の傷や汚れを防ぎたい場合にも適しています。ただし、水分量が少ないため、定期的に乳化性クリームを使用して、保湿する必要がある点に留意しておきましょう。

本製品は革靴の色に関係なく使用できるニュートラルを含め、全11色のラインナップを展開しています。コスパに優れており、これから油性クリームを試してみたい初心者にもぴったりです。

エム・モゥブレイ(M.MOWBRAY) シュークリームジャー

水分・油分・ロウをバランスよく配合した、エム・モゥブレイの革靴用クリーム。乳化性クリームで伸びがよく、初心者でも塗りやすいのが魅力です。

適度な光沢感を与えられるので、ビジネスシューズのツヤを蘇らせたい方におすすめ。カラークリームタイプで、色のバリエーションが豊富なのもメリットです。革靴の色を補色したい方は、ぜひチェックしてみてください。

エム・モゥブレイ(M.MOWBRAY) デリケートクリーム

エム・モゥブレイ(M.MOWBRAY) デリケートクリーム

革靴のみならず、革製の財布やバッグなどにも使える革靴用クリームです。デリケートクリームタイプで水分を多く含んでいるため、伸びがよく、やさしく浸透するのが特徴。お手入れ初心者にもおすすめのアイテムです。

本製品は「ラノリン」が含まれているのもポイント。ラノリンには革を柔らかくする効果があるので、革にしなやかさを与えたいときに重宝します。

ジュエル(Jewel) VIOLA シュークリーム

ジュエル(Jewel) VIOLA シュークリーム

油分を70%配合した、光沢感を強く出せる革靴用クリーム。磨いたあとの仕上がりが美しいだけでなく、撥水性も高められます。革靴を水濡れから守りたい方や、ビジネスシューズを上品な見た目に仕上げたい方におすすめです。

本製品は、染料系のクリームを使っているのも特徴。革に馴染みやすく、磨き上げ後は透明感のある仕上がりになります。42色の豊富なカラーラインナップも魅力です。

サフィール(SAPHIR) クレム1925

サフィール(SAPHIR) クレム1925

水分を含まない油性の革靴用クリーム。光沢と栄養を与えるビーズワックス、透明度の高いカルナバワックス、うるおいを与えて乾燥を防ぐシアバターを配合しています。革に必要な保湿をしながらツヤも出せる、おすすめのアイテムです。

カラーは、黒・ニュートラル・ダークブラウンに加えて、グレー・ベージュ・ブルーなども用意。自分の革靴に適したカラーをみつけやすいのも魅力です。ビジネスシューズに高級感のあるツヤを与えたい方は、ぜひチェックしてみてください。

サフィール(SAPHIR) ビーズワックスファインクリーム

サフィール(SAPHIR) ビーズワックスファインクリーム

革に栄養・光沢どちらも与えられる、使い勝手のよい革靴用クリーム。ビーズワックスベースでアーモンドオイルも配合しています。

本製品は補色効果の高い顔料タイプ。革靴の色褪せや傷などを目立たなくさせたい場合に適しています。豊富なカラーバリエーションも魅力。ピンクベージュやクリームなど淡いカラーもラインナップしているので、レディース用の革靴にもおすすめです。

サフィール(SAPHIR) ミラーグロス

サフィール(SAPHIR) ミラーグロス

サフィールから展開されている、鏡面磨き用の革靴用クリーム。カルナバワックスやモンタンワックスなど、高級天然ワックスを使っています。適度な光沢というよりも、革靴をしっかり光らせたい方におすすめのアイテムです。

ニュートラルカラー以外に、黒・ダークブラウン・バーガンディーなどのカラーを用意しています。傷や色の補修にもぴったり。革靴のコンディションを整えつつ、鏡面磨きに仕上げたい方に適しています。

コロニル(Collonil) 1909シュプリームクリームデラックス

コロニル(Collonil) 1909シュプリームクリームデラックス

シーダーウッドオイルやラノリンなど、浸透力に優れた天然オイルを使用した革靴用クリーム。革の奥までしっかり栄養とうるおいを与え、しっとり感のあるツヤに仕上げられるのが特徴です。フッ化炭素樹脂が配合されており、撥水効果も期待できます。

本製品は、革靴のみならず、ツヤありのスムースレザーのバッグや財布などにも使用できるのが魅力。幅広い用途で使える靴クリームが欲しい方にぴったりです。なお、ツヤのある仕上がりになるため、マットな質感のレザーには対応していない点に留意しておきましょう。

リーガル(REGAL) SHOE CREME TY15

リーガル(REGAL) SHOE CREME TY15

赤いパッケージがおしゃれな、リーガルの革靴用クリームです。高級ワックスとコラーゲンをブレンドして作られた、伸びのよいクリームが特徴。革にツヤのみならず、栄養もしっかり与えられるため、乾燥によるひび割れを防げるのがポイントです。

カラーは、黒・ブラウン・ダークブラウン・ニュートラルの4色を展開。定番カラーを押さえているのも魅力です。比較的リーズナブルなので、はじめての革靴用クリームにもおすすめです。

DABLOCKS 靴クリーム

DABLOCKS 靴クリーム

カルナバワックス・パラフィンワックス・セレシンワックスと、3種のワックスを配合した革靴用クリームです。パラフィンワックスには防水・防湿効果があり、大切な革靴を水濡れから守れるのが魅力。雨の日でも革靴を履く方におすすめです。

ワックスでツヤを出せるのはもちろん、水分・油分などにより栄養も与えられます。革靴のひび割れなど、乾燥対策にも適したアイテム。カラーは、幅広い革靴に対応できるニュートラルと、補色効果のある黒の2色展開です。

革靴用クリームの売れ筋ランキングをチェック

革靴用クリームのランキングをチェックしたい方はこちら。

革靴用クリームの使い方

By: amazon.co.jp

革靴用クリームを塗る前に、専用のブラシでホコリや汚れをしっかり落とします。また、以前塗布したクリームやワックスを取り除くために、リムーバーを使いましょう。

革靴に付着した汚れやクリームを落としたら、クリームを革靴全体に塗ります。クロスや余った布などを使うか、塗り上げ用のブラシを使用するのがポイントです。

クリーム塗布後は、革靴表面に残ったクリームを落とすように乾拭きします。磨き終わったあとに防水スプレーや撥水スプレーをかけると、雨などによる水滴も防げるのでおすすめです。