革靴を選ぶ際にポイントとなるのが快適な履き心地。自分の足に合う革靴を選ぶためには、卓説した技術を駆使して作られた製品から選ぶことが重要です。
日本の靴メーカーは高品質なアイテムを取り揃えており、国内外から高い評価を得ています。そこで今回は、数あるブランドのなかでも人気のある「スコッチグレイン」と「リーガル」のおすすめ製品をご紹介。革靴選びで悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。
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スコッチグレインは1964年に創業した革靴ブランド。創業当時から、日本人の足になじむ木型作りとグッドイヤーウェルト製法に力を入れてきました。甲革の裁断から中底の加工、ヒールの貼り付けまで製造工程が細かく分けられており、それぞれに職人の手が行き届いています。
リーガルの特徴
リーガルは1902年に誕生した革靴ブランド。“靴を通して、お客さまに、足元から美と健康を提供する”という事業ビジョンのもと、バリエーション豊かな紳士靴を製造しています。
リーガルの革靴の多くは、甲部分と底部分を縫い合わせるグッドイヤーウェルト製法を採用。クッション材をたくさん入れられるため、長時間履いていても疲れにくいのが特徴です。防水性能のある素材を使った製品なども展開しており、数多くのラインナップから自分好みの1足を選べます。
スコッチグレインとリーガルの違い
構造の違い
リーガルとスコッチグレインはともにグッドイヤーウェルト製法を用いた質の高い革靴を展開していますが、内部の構造が大きく異なります。リーガルはクッション材にコルクを用いていますが、スコッチグレインはスポンジを使用しているため耐久性が高く、劣化を軽減することが可能です。
サイズ感の違い
リーガルとスコッチグレインは、どちらも日本人になじむサイズ感で展開されています。27.5cm以上のモノも用意されているので、足のサイズが大きい方でも安心です。リーガルの場合は23cm以下のスモールサイズもあります。
親指と小指の付け根をかこった足囲の大きさに関しては、リーガルもスコッチグレインもE・2E・3E・4Eの4段階が存在します。どちらもサイズ感については大きな違いがないため、デザインや機能面で自分好みのモノを選ぶのがおすすめです。
スコッチグレインとリーガルどっちがよい?
スコッチグレインは長く愛用したい方におすすめ
スコッチグレインは、創業当時から数えると1万足におよぶ木型が用意されている本格ブランド。作り方に関しては、全ての革靴にグッドイヤーウェルト製法が採用されています。履くほど自分の足になじんでいくのが魅力です。
また、甲部分と底部分を縫い合わせる製法を採用しているモノがあるので、劣化したら底部分だけを取り替えられます。修理がしやすいため、お気に入りの革靴を長く愛用したい方におすすめです。
リーガルはコスパ重視の方におすすめ
リーガルとスコッチグレインを価格面で比較すると、リーガルのほうが比較的リーズナブルで購入しやすいのが魅力です。また、リーガルの革靴はグッドイヤーウェルト製法のほか、甲部分と底部分を接着剤で貼り合わせるセメント製法を採用した安価な製品も展開されています。
セメント製法は雨に強いとされているので、高級感よりも実用性を重視した履き潰せる革靴を探している方におすすめ。用途やコーデに合わせて気軽に革靴を履き分けたい方は、リーガルの製品をチェックしてみてください。
スコッチグレインとリーガルの製品比較
ストレートチップ
つま先に横一直線の切り替えラインが入った革靴をストレートチップと呼びます。ベーシックな種類のひとつですが、もっともフォーマルとされている種類です。
シンプルなデザインのため、カジュアルスタイルでもフォーマルスタイルでも人気を集めるデザイン。1足持っていれば履き回しできる革靴として活躍します。
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN) SHINE OR RAIN III
さまざまな天候に対応できるように設計されており、雨の日にも重宝するストレートチップ。本革ならではのしなやかさや通気性を確保しながら、撥水性を向上させたレザーを使用しています。
デザインはシンプルで、さまざまなスーツに合わせやすい革靴を探している方におすすめ。また、合成素材で作られたアウトソールはグリップ力が高く、濡れた路面を歩きやすいのが魅力です。
リーガル(REGAL) ビジネスシューズ 11KRBD
ブラウンカラーのシンプルなビジネスシューズ。ベーシックなデザインでコーディネートしやすいため、スーツだけでなくジャケパンスタイルに合わせるのもおすすめです。幅広の3Eウィズで足に負担がかかりにくいのもポイント。仕事で歩くことが多い方にも適しています。
アッパーの内側には接触冷感素材の「クールマックス」を採用しており、暑い日でもさらっとした履き心地で足裏のベタつきを軽減できるのが魅力。柔らかな甲革には、程よい光沢があり高級感も感じられます。
かかと部分は合成ゴムで、滑りにくく雨の日でも安心して履くことが可能。機能性とデザイン性を兼ね備えているおすすめアイテムです。
プレーントゥ
プレーンなトゥ(つま先)という名前の通り、装飾が一切ないことが特徴。シンプルなので、さまざまなスタイルに合わせやすいのが魅力です。革の質感や靴全体のバランスにこだわって選んでみてください。
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN) ASSURANCE 3524BL
上質な国産カーフレザーで仕立てられた、高級感のあるプレーントゥです。シャープな印象を与える見た目ながらも、幅広な3E仕様。履き心地のよさを重視する方にもおすすめです。
ソールにはイタリアで鞣されたレザーを使用。フォーマルなファッションにも合わせやすいのが魅力です。また、滑りにくくなるように、アウトソールの一部にゴムを注入してグリップ力を高めています。
リーガル(REGAL) ビジネスシューズ 2504NA
誰でも履きこなせるシンプルなデザインと、グッドイヤーウェルト製法による足なじみのよさで人気がある製品。程よい光沢で品があるため、ビジネススーツだけでなくフォーマルウェアにも合わせやすいのがポイントです。
グッドイヤーウェルト製法により、履きこなすうちに中物が足裏に沿って変形してフィット感が高まるの魅力のひとつ。どんな服装にも合わせてもマッチしやすい、使い勝手に優れたビジネスシューズです。
Uチップ
Uチップは、つま先の切り替え部分が「Uの字」になっていることが特徴。海外ではもともとスポーツやアウトドアなどで着用されていた革靴です。
主に、カジュアルスタイルやビジネススタイルで人気を集めています。派手さを抑えながらも、個性がしっかりとあるデザインが魅力です。
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN) ASSURANCE 3529BL
幅広で履きやすい3Eタイプながらも、すっきりとしたシルエットに仕上げているUチップタイプの革靴。つま先部分には伸びやかなUラインの切り替えがあしらわれており、端正なデザインが魅力です。
主張が強すぎず、さまざまな場面で履きやすい革靴を探している方におすすめ。また、アッパーに国産のカーフレザー、ソールにイタリアで鞣された革を使用するなど、素材選びにもこだわっています。
リーガル(REGAL) Uチップ 16ELCC
吸汗性・速乾性に優れた機能素材を使用しており、内部が蒸れにくいUチップタイプの革靴。履き心地のよさを重視する方におすすめです。カジュアルコーデはもちろんスーツスタイルにもなじみやすい、絶妙なシルエットに仕上げています。
さまざまな路面状況に対応できる耐滑ソールを採用。また、底部に凹凸が施されたソールは存在感があるため、デザインのアクセントにもなります。
ウイングチップ
ウイングチップは、つま先の切り替え部分が翼のような形をしているのが特徴。つま先には、穴飾りによって華やかなデザインが施されています。
クラシックな雰囲気やカジュアルな雰囲気のデザイン性が魅力。ビジネスパーソンから人気を集めているだけでなく、アメリカントラディショナルスタイルにおける定番シューズとしても愛されています。
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN) ASSURANCE 3525BL
開け方を小さめに設定した穴飾りをあしらうことで、エレガントなデザインに仕上げたウイングチップタイプの革靴。クラシカルな雰囲気を好む方におすすめです。
シャープな印象を与えながらも、ウィズが3Eで履きやすいのも魅力。アッパーには国産のカーフレザーを使用しており、しなやかな履き心地を楽しめます。また、レザーソールの一部にゴムを注入することで、グリップ力を向上させている革靴です。
リーガル(REGAL) ビジネスシューズ 2235NA
明るいブラウンが爽やかなビジネスシューズ。暑い季節に履いた場合も軽やかに見えるので、1足持っていると重宝します。シンプルなデザインで履く人を問わずおしゃれに見えるのがポイント。スーツだけでなく、カジュアルトラッドな服装にもマッチします。
ソフトなクッション性があるレザーソールを採用しており、履き心地がよく疲れにくいのも魅力。グッドイヤーウェルト製法で製造されているため、履きこなすうちに中物が足に沿って変形しフィット感が高まります。ブラックの革靴に飽きた方にもおすすめの製品です。
モンクストラップ
バックルの付いた大きめのベルトで、足を固定して履くのが特徴の革靴。「モンク」と呼ばれる修道僧が履いていたことが名前の由来だといわれています。
ストラップ1本のモノを「シングルモンク」、2本のモノを「ダブルモンク」と分類します。ほかの種類にはないデザイン性で、ビジネスシーンでもカジュアルシーンでも個性を出せるのが魅力です。
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN) ODESSA 910BL
甲部分にあしらわれた2本のストラップが目を引く、インパクトのあるデザインのダブルモンクタイプの革靴。ハードな印象を与えすぎないように、ロングノーズ仕様の細長いシルエットを採用しています。
カーフレザー製のアッパーは品のよい光沢を放っており、ラグジュアリーな雰囲気の革靴を探している方におすすめ。また、レザーソールのつま先部分にゴムが取り付けられているため、減りの軽減が期待できます。
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN) ASSURANCE 3527BL
つま先部分にすっきりと伸びたUラインがあしらわれた、端正な印象のシングルモンク。バックル付きのストラップがデザインのアクセントとして効いています。細身のボトムスに合わせやすい革靴を探している方におすすめです。
アッパーには高級感のある国産カーフレザーを使用。シャープなフォルムながらも、幅広な3Eタイプで履きやすいのが魅力です。また、さまざまな路面を歩きやすくなるように、レザーソールの一部にゴムを注入してグリップ力を高めています。
リーガル(REGAL) モンクストラップ 17BLBF
正統派の木型を使って作られた、ドレッシーなデザインのシングルモンク。個性がありながらも主張が強すぎず、カジュアルからビジネスまでの幅広いスタイルに合わせやすい革靴です。
中底が軽量で反発力に優れているため、履き心地のよさを重視する方にもおすすめ。ソールの素材には、耐滑性と屈曲性を併せ持ったハイブリッドラバーⅢを採用しています。
ローファー
靴紐がなく、ジャンルとしてはスリッポンタイプに分類される「ローファー」は、足を入れるだけで履けるのが特徴です。
日本では学生が履くイメージが強いですが、清潔感のある大人コーデに取り入れると爽やかさがアップ。特に、7分丈のパンツにくるぶしソックスを合わせて足元の露出を意識すると、若々しさを取り入れたスタイルに仕上がります。革靴のバリエーションを増やしたい方はぜひチェックしてみてください。
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN) ヴェント 2268DBR
ベーシックなデザインで、履きやすいローファーを探している方におすすめの製品。ビジネスシーンだけでなくオフの日のカジュアルスタイルにも合わせやすいため、オールラウンドに活用できるのが魅力です。木型を改良して脱げにくく、歩きやすい形にデザインされています。
甲革には上質な国産カーフを採用し、高級感を演出しているのもポイント。屈曲性が高く、疲れにくいグリッパーソールが快適な歩行をサポートするので、歩く時間が長い方にも適しています。オンとオフの両方で使いこなせるおすすめアイテムです。
リーガル(REGAL) ビットローファー 13VRBF
馬具を模した装飾が特徴的なビットローファー。やや丸みを帯びたフォルムで、スーツに合わせるといつものスタイルがワンランクアップします。
甲革には撥水性の高い「スコッチガード」を採用し、汚れにも強いのがポイント。また、耐久性が高いため長く愛用できます。2Eウィズで程よい幅があるので、歩きやすいのも魅力のひとつ。トレンドを意識した足元を演出したい方におすすめの製品です。
ブーツ
スコッチグレインとリーガルのブーツはカジュアルなデザインで、汎用性の高さが特徴。使い勝手にも優れており、さまざまなシーンで活躍します。
レザーやスエードなど素材によって印象が変わるのもポイント。季節や着こなしに合わせてさまざまなコーデを楽しめるので、気になる方はぜひ購入を検討してみてください。
スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN) BOOTS 5400DBR
イギリスの有名なタンナーが作ったスエードを使用しており、毛並みや色合いのよさが目を引くチャッカブーツ。あたたかみのある雰囲気が魅力で、秋冬シーズンのコーディネートで活躍する革靴を探している方におすすめです。
デニムやチノパンはもちろん、ツイード製のスラックスやコーデュロイパンツに合わせてもおしゃれ。また、レザーとゴムを組み合わせたソールを採用しており、グリップ力が高く歩きやすいチャッカブーツです。
リーガル(REGAL) モカシンブーツ 52CLBA
程よい高さのミドル丈で、足元にボリューム感を出したい場面で重宝するモカシンブーツ。丸みを帯びたシルエットが特徴で、カジュアルコーデとの相性がよい革靴です。ダブルステッチを施すなど、ディテールにまでこだわっています。
クッション性や屈曲性に優れたクレープソールを採用しており、履き心地のよさを重視する方におすすめ。また、アッパーの素材にはシボ感のあるシュリンクレザーや品のよいスエードが用意されています。
リーガル(REGAL) レースアップブーツ 70ELCF
グッドイヤーウェルト製法で作られた、本格派のレースアップブーツ。足の形に合うように計算された木型をベースにしており、フィット感に優れています。丈は長めで、着こなしの主役として活躍するような革靴を探している方におすすめです。
アッパーは裏地のないシンプルな仕様で、足当たりのよさが魅力。また、コルクをミックスしたソールは屈曲性やクッション性が高く、履き心地に優れています。木型・素材・製法にこだわったレースアップブーツです。
リーガルとスコッチグレインは、どちらも日本を代表する革靴ブランドです。価格を抑えてたくさん履き回したいのであればリーガルがおすすめ。ひとつの革靴を長く使いたいのであればスコッチグレインがおすすめです。ぜひ自分の使い方に応じて選んでみてください。