革靴の汚れを落とし、美しい状態を保つために欠かせない革靴クリーナー。お気に入りの革靴を長く愛用するには、定期的な手入れが重要です。製品によってタイプや効果などが異なるので、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、革靴クリーナーのおすすめをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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革靴クリーナーの役割は?

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革靴クリーナーの主な役割は、革の表面に付着した汚れを落とすことです。ホコリや泥汚れはもちろん、ブラッシングだけでは除去しにくい古い靴クリームやワックス、シミ、カビなどもきれいにします。
クリーナーを使うことで革の通気性が回復し、あとに続く栄養クリームが浸透しやすくなります。お手入れの効果を引き出すための準備工程です。
適切なクリーナーを正しく使うことは、革への負担を減らすことにもつながります。革を健康な状態に保ち、美しい見た目を長く維持できるようになるのがメリットです。
革靴クリーナーの選び方
タイプを選ぶ
水性タイプ

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水性タイプは、革への作用が穏やかでマイルドな使い心地が魅力。革に優しく、お手入れに慣れていない初心者の方でも安心して使用できます。スムースレザーやデリケートな革製品のお手入れにもぴったりです。
製品のなかには保湿成分を配合し、潤いを補給しながら汚れを落とせるモノもあります。
油性タイプ

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油性タイプは、洗浄力の高さが特徴です。頑固な汚れを落としたいときに向いています。
また、革をなめらかにしたり保湿したりと、コンディションを整える効果を備えた製品が豊富。革靴の汚れを落としながら、革への栄養補給も同時に行いたい方におすすめのタイプです。
汚れ落とし以外の効果にも注目

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革靴クリーナーのなかには、汚れ落としに加えて、さまざまな効果を持つ製品があります。代表的なモノが保湿効果で、革に潤いを与えて乾燥によるひび割れなどを防ぐのがポイント。また、革の柔軟性を保つ栄養成分を配合した製品も人気です。
さらに、雨や飲みこぼしなどの水分から革靴を守る、防水・撥水効果を備えたクリーナーもあります。ほかにも、カビの発生を抑える成分が入った製品は、長期間保管するときのカビ対策として有効です。
起毛革であるヌバックやスエード専用の製品も展開されています。素材や求める効果に合わせてクリーナーを選ぶのがおすすめです。
革靴クリーナーのおすすめ
エム・モゥブレィ(M.MOWBRAY) 革靴用汚れ落とし ステインリムーバー
軟水をベースとした水性の革靴クリーナー。革の表面の汚れや古いクリームまで効果的に除去できます。革本来の風合いを保ちながら優しく汚れを落とすのが特徴です。
色落ちリスクを抑えた処方で、靴磨き初心者でも安心して使用できます。試しに使ってみたい方におすすめの60mlに加えて、300mlと大容量500mlの3サイズを展開しているのも魅力です。
エム・モゥブレィ(M.MOWBRAY) ステインクレンジングウォーター
ソルベントフリーで革に優しい処方を採用した革靴クリーナー。天然成分のオリーブオイルやホホバオイルを配合しています。ブラッシングと併用して効果的に汚れをかき出せるのが魅力です。
容量は100mlと300mlの2サイズ展開。革靴だけでなく財布やバッグなどさまざまな革製品にも対応しています。刺激の少ない成分で作られているため、初めて革靴ケアに挑戦する方にもおすすめです。
コロンブス(Columbus) ブートブラック レザーローション
ホホバ油配合により革に潤いを与える透明タイプの革靴クリーナーです。低臭・無香設計で使いやすく、臭いを気にせずに革靴のケアができます。カビ止め剤入りで、シーズンオフのブーツなどのメンテナンスにもおすすめです。
クリームのノリをよくする下地作りとしても適している仕様。本製品を使用後、クリームで磨くことで革本来の風合いに戻ると謳われています。汎用性が高いモノを求めている方におすすめです。
コロンブス(Columbus) ブートブラック ツーフェイスプラスローション
油性と水性の2層構造で汚れを効果的に落とす革靴クリーナーです。ボトル内で分離した2つの層を混ぜることで、どちらの汚れにも対応できる仕様が特徴。モイスチャー成分も配合されており、汚れ除去と同時に革にしっとり感を与えます。
使用時は容器をよく振って乳白色のローションにしてから布に取り、靴の汚れを拭き取るだけ。速乾性があるため、効率的に作業できるおすすめの製品です。
コロンブス(Columbus) ベーシック チューブ入り 靴クリーナー
低臭タイプで臭いを気にせず使える革靴クリーナー。無色なので靴の色を選ばない汎用性の高さが魅力です。
汚れや古いクリームをしっかり落としながら、革に柔軟性も与えるのがポイント。50gの手頃な容量で扱いやすい仕様です。さまざまな機能を備えたおすすめのクリーナーです。
コロンブス(Columbus) 抗菌クリーナー ニューネオクリーナー
天然抗菌防臭剤を配合したツヤ革専用の革靴クリーナーです。革靴の臭いが気になる方におすすめ。ワックス成分不使用のため、ベタつきがなく速乾性に優れているのが特徴です。
革靴だけでなく、バッグや家具などのツヤ革製品にも使用できます。容量は60g。革製品をまとめて衛生的に管理したい方におすすめです。
コロンブス(Columbus) レザーリフレッシュローション
皮革用オイルと高級アルコールを主成分とした乳化性の革靴クリーナー。革に栄養を与えながらしなやかに保つ効果があります。汚れ落としと保革の両機能を兼ね備えており、日々のお手入れに適した仕様です。
本製品は、ツヤ革の製品に使える仕様。靴だけでなく、バッグやレザーウェアなどにも使用できます。柔らかい布に適量を付けて均一に塗布し、5~10分後に乾いた布で磨くだけの簡単ケアが魅力です。
サフィール(SAPHIR) ユニバーサル レザーローション
汚れ落とし・栄養補給・ツヤ出しを1本で行える3in1タイプの革靴クリーナーです。革の劣化を防ぎつつ、保湿効果で弾力を回復。マイルドな処方で革への負担を抑えながら日常ケアができます。
ローション状で塗り込みも簡単。スムースレザー全般に対応し、靴・バッグ・ジャケットなどさまざまな革製品に使用可能なため、幅広い革製品をお手入れしたい方におすすめです。
サフィール(SAPHIR) レノマットリムーバー
頑固な汚れを落とすのに便利な革靴クリーナー。スムースレザー専用設計で、こびりついた汚れや塩吹きなどもしっかり落とします。中性タイプで、革にダメージを与えにくいのが魅力です。
乾燥が早く、シミになりにくい揮発性の高い配合。プロの靴磨き職人も愛用すると謳っている、おすすめの製品です。
ダブロックス(DABLOCKS) 革靴クリーナー
国内メーカー製の革靴クリーナーです。容量は50g。持ち運びしやすいサイズなので、外出先でも手軽に使用可能です。革靴はもちろんバッグや財布などの革製品にも幅広く対応します。
汚れに加えて古いクリームの層もしっかりと除去でき、革本来の美しさを引き出します。日常的なメンテナンスから集中的なケアまで、さまざまなシーンで活躍。革製品のお手入れを習慣化したい方におすすめです。
革靴クリーナーの使い方

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革靴クリーナーを使う際は、まず目立たない部分で試して色落ちやシミが起きないか確認しましょう。ネル生地のような柔らかく清潔な布に、小豆粒から500円玉大くらいのクリーナーを取ります。使いすぎを防ぐため、一度キャップなどに出してから布に付けると量を調節しやすく便利です。
革を傷めないよう、力を入れずに優しく円を描くように拭き取るのがポイントです。布の同じ面を使い続けると、落とした汚れが革に戻ってしまうことがあります。布のきれいな面に変えながら、作業を進めてみてください。汚れがひどい場合は、2~3回繰り返して丁寧に落としましょう。
クリーナーを使ったあとは革が乾燥しやすくなっています。時間を空けずに保湿クリームやオイルで栄養を補給することが大切です。後処理をしっかり行うことで、革の通気性や柔軟性が保たれ、結果的に靴の寿命を延ばすことにつながります。
革靴クリーナーは、強力な洗浄力を持つモノからデリケートな革に使えるモノまでさまざまです。汚れの種類や革の素材に合わせて、適したクリーナーを選ぶことが大切です。洗浄力だけでなく、革への優しさや保湿効果も考慮すると、よりよい状態を保てます。ぜひ本記事を参考に、自分に適したアイテムを探してみてください。