遠くの対象物を見るのに役立つ双眼鏡。ライブ・コンサートやスポーツ観戦、天体観測、バードウォッチングなどさまざまなシーンで活躍します。しかし、倍率や口径、視野などがモデルによって異なり、どれが自分の用途に適しているのか迷ってしまう場合も少なくありません。
そこで今回は、双眼鏡にフォーカスしてシーン別におすすめモデルをご紹介。あわせて選び方も解説するので、気になっている方はチェックしてみてください。
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- 目次
- 双眼鏡の選び方
- 双眼鏡のおすすめメーカー
- 双眼鏡のおすすめ|ライブ・コンサート向け
- 双眼鏡のおすすめ|スポーツ観戦向け
- 双眼鏡のおすすめ|星空・天体観測向け
- 双眼鏡のおすすめ|バードウォッチング向け
- 双眼鏡のAmazon・楽天市場ランキングをチェック
双眼鏡の選び方
用途に合わせて倍率を選ぶ
ライブ・コンサート

ライブやコンサートで使用する際の双眼鏡は、高倍率のモデルが適しているとは限りません。会場に合わせた倍率の選択が重要。とくに、対象物までの距離を重視して選びましょう。ステージまでの距離は座席の位置によって異なりますが、公演によっては同じ会場でもステージの位置が変わる場合もあり注意が必要です。
会場の大きさによりますが、たとえばアリーナ席や1階席なら8倍以下が倍率の目安。2階席より上でステージまで距離があるなら10倍以上のモデルを選ぶなど、座席の位置に合わせて選択しましょう。ライブやコンサートではアーティストがステージ上を動き回ることも多く、表情をアップで見やすい高倍率よりも動きをしっかり捉えられるモノが適しています。
なお、ライブやコンサートは全体的に照明を落とした状態で暗いので、光を取り込みやすいモデルがおすすめ。視界が明るいモデルなら暗い会場でも見やすく、快適な観覧を楽しめます。
スポーツ観戦

スポーツ観戦では、倍率が高すぎる双眼鏡だとフィールド全体を捉えられず、見える範囲が狭くなる場合があります。一瞬で大きく動くような場面では、視野から外れてしまう場合があり注意が必要。会場の規模や座席の位置に合わせて、倍率が高すぎないモデルを選びましょう。
たとえば、フィールドに近い場所で観戦するなら8倍以下、上のほうの席なら10倍程度が倍率の目安です。
サッカーのような動きが激しいスポーツの観戦では、広い視野角のモデルがおすすめ。同じ倍率でもモデルによって視野の広さが異なるので、のぞいた際に見える範囲が広いモデルが適しています。
また、屋外での観戦では防水性を備えているのかも要チェック。急な雨で濡れてしまっても、故障を防げる防水性を備えていれば安心です。
星空・天体観測

星空や天体観測を楽しむ目的で双眼鏡を選ぶなら、倍率に注目しましょう。夜空一面に広がっている星空を見渡すなら6~8倍程度、月面のような天体を見るような目的では10~30倍以上のモデルが適しています。星の光はにじみやすいので、レンズコーティングを施しているモデルをチェックしてみてください。
また、天体観測では明るさも重要な要素です。明るいモデルなら、肉眼では見えない星の観察にも対応可能。肉眼では同じような点の集まりに見える星空でも、高解像度のモデルで見ると星の色や光の違いをしっかり観察できます。
なお、双眼鏡の明るさは倍率と口径のバランスで決まる点に留意しておきましょう。初心者の方が天体観測用として選ぶ際は倍率7~8倍、口径30~40mmを目安に選んでみてください。
バードウォッチング

バードウォッチングでは、観察シーンに適した倍率の双眼鏡を選びましょう。たとえば、野鳥との距離が近い森林なら8~10倍程度が目安。湖沼や干潟で距離がある場合は、8~12倍程度のモデルが適しています。
上級者なら30倍以上の高倍率モデルも候補になりますが、必要以上に倍率が高いと、飛びまわる鳥を捉えられなくなるので注意が必要です。
鳥の羽の色や模様などもしっかり観察したいなら、光を取り込みやすく明るい視界を確保できるモデルをチェック。まるで肉眼で見ているような見え方が期待できます。バードウォッチングでは長時間双眼鏡を持ち続けるケースが多いので、軽量コンパクトで腕に負担をかけないモデルもおすすめです。
また、なかには、カメラ付きの双眼鏡や動画機能付きの双眼鏡も。鳥の撮影に興味がある方はチェックしてみてください。
口径の大きさで選ぶ

双眼鏡選びでは、口径の大きさも重要です。対物レンズの内径「対物レンズ有効径」が大きいほど集光力が高く、明るさとシャープさが向上するのが特徴。たとえば「8×42 7.0°」と表記されているモデルの場合、「42」の部分が対物レンズ有効径の42mmを表しています。
しかし、同じ対物レンズ有効径でもレンズ精度、材質などによって見え方が異なる場合も。倍率が高くても、口径が小さいと暗くてブレやすく、使用するシーンによっては見えにくくなってしまいます。逆に口径が大きいレンズだと双眼鏡の重量が増えて扱いにくくなる場合もあるので、シーンに応じた倍率と口径のバランスが大切です。
使用シーンによって一概には言えないものの、対物レンズ有効径は携帯性を重視したコンパクトモデルで25mm以下、野鳥観察など本格的なモデルで30~49mmが目安。天体観察や業務用なら、50mm以上の大口径モデルをチェックしておきましょう。
視野の広さをチェック

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双眼鏡で広い範囲を捉えたいシーンでは、視野の広さをチェック。双眼鏡をのぞいたときに視野がどの程度の角度に広がって見えるのかを表す「見掛視界」と、双眼鏡を動かさずに見られる範囲「実視界」があります。見掛視界が大きいモデルは、高倍率でも視野角が広いのが特徴。見掛視界が60°以上の広視界タイプなら迫力ある見え味を楽しめるので、チェックしてみてください。
実視界は、たとえば「8×42 7.0°」と表記されていれば「7.0°」の部分を指します。数値が大きいほど実視界が広く、対象物を探しやすいのがメリットです。しかし、倍率が高くなるほど実視界が狭くなるのが一般的。モデルによって倍率と実視界が異なるので、両方のバランスによって視野の広さが変わってくる点に留意しておきましょう。
重量をチェック

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双眼鏡を選ぶ際は、重さもチェックしておきましょう。バッグなどに入れて使いたいときにサッと取り出して使えるサイズなら重量も抑えられ、長時間の使用でも快適に使えます。ライブや劇場で使うなら、重量200g程度のモデルがおすすめ。持ち運びが楽々です。
屋外でスポーツ観戦する際は、突然雨が降ってきてもすばやく仕舞える軽量コンパクトモデルが安心。登山やトレッキングなどアウトドアで持ち歩く場合や、野鳥観察で長時間持ち続けるようなシーンでも軽いモデルが適しています。
しかし、天体観測などで活躍する高機能なモデルほど重くなる傾向があるので、必要な機能性も考慮しながら選ぶのが大切。大口径モデルで重量が気になる場合は、必要に応じて三脚を用意しておきましょう。
屋外で使うなら防水・防振機能付きがおすすめ

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屋外で双眼鏡を使う場合は、ボディ内に水が入り込むのを防げる防水性を備えたモデルが安心です。とくに、天候が急変する恐れがある山でのバードウォッチングや屋外でのスポーツ観戦・ライブなどで使うなら、防水性をしっかりチェックしておきましょう。
なかには、内部に窒素ガスを充填して優れた防水性を発揮するモデルも。水の侵入はもちろん、結露や曇りを防げるのでチェックしてみてください。
あわせて、防振機能の有無も要チェックです。自動で手ブレを防ぎ、手で持ってのぞいている際の揺れを軽減できるのが特徴。高倍率でのバードウォッチングや薄暗いホールのコンサートなどで視界に集中したいときにおすすめです。
双眼鏡のおすすめメーカー
ニコン(Nikon)

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ニコンはカメラや望遠鏡、測量機器などを展開している日本の光学機器メーカーです。双眼鏡においても、専門メーカーならではのラインナップの充実度が魅力。見やすさや持ち運びやすさを追求している多くのモデルから、使用シーンにぴったりな1台を選べます。
なかでも、レンズに多層膜コーティングを施しているモデルに注目。屋内でも明るい視界を実現し、薄暗く視界が見えにくいコンサートホールや劇場で見やすさをサポートします。
ビクセン(Vixen)

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ビクセンは天体望遠鏡や単眼鏡、フィールドスコープなどを扱っている総合光学機器メーカー。「多くの方が星空を楽しみたくなる時代や文化を作り出すこと」を目指しており、天体望遠鏡のラインナップが充実しています。
双眼鏡においては、手持ちで手軽に使える小型タイプを豊富に展開。風景や星空観察、スポーツ観戦、ライブ・コンサートなどさまざまな使用シーンに合わせて選択できます。なかには、超広角とロングアイレリーフを両立しているモデルも。メガネをかけたまま使いたい方はチェックしてみてください。
サイトロン(SIGHTRON)

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サイトロンは、アメリカで設立されたメーカーです。ハンティング用ライフルスコープや射撃用ダットサイトの専門メーカーとして創設しました。現在ではハンティング関連だけでなく、天体観測や野鳥観察などで活躍する双眼鏡を豊富に取り扱っています。
なかでも「とにかくよく見える双眼鏡を」を合言葉に、日本の工場で熟練工が1台ずつ生産しているハイエンドモデルに注目。明るいコントラストで高い視野を実現しているほか、完全防水設計で屋外でのライブやスポーツ観戦、アウトドアシーンで安心して使えます。
双眼鏡のおすすめ|ライブ・コンサート向け
ニコン(Nikon) ACULON T02 8×21
ポップなカラーリングが印象的な双眼鏡です。好きなアーティストや応援しているチームのカラーに合わせて、気分を盛り上げながらコンサートやスポーツ観戦を楽しみたい方におすすめ。重量195gの軽量ボディで重さを気にせず持ち歩きやすく、付属のネックストラップで首にかけておけるのも便利です。
レンズに多層膜コーティングを施して屋内でも明るく鮮明な視界を実現しています。薄暗く視界が見えにくいコンサートホールや劇場で使用するのにもぴったり。大きなピントリングの搭載ですばやくピント合わせできるほか、ターンスライド方式の接眼目当てで操作しやすいのも魅力です。
ニコン(Nikon) 遊 4x10D CF
同社のなかでも薄くて軽い双眼鏡。フラットなスリムボディで厚さ19mmかつ質量65gと、持ち運びやすさを重視したい方におすすめのモデルです。高級感のあるエレガントなデザインも魅力。最短合焦距離1.2mで、美術館用や劇場用として適しています。
すべてのレンズとプリズムに多層膜コーティングを施しているのも特徴。明るい視界を確保でき、薄暗いコンサートホールや劇場での見やすさをサポートします。「視度調整機構」を省いた構造にも注目。眼幅の調節とピント合わせだけの簡単操作で使用でき、扱いに慣れていない初心者も安心です。
ニコン(Nikon) STABILIZED 10×25 S
手ブレを補正する「STABILIZED機能」を搭載している双眼鏡。ステージで動きまわるアーティストを追っているときに手ブレを抑えられ、表情やアクションをよりクリアに見たい方におすすめです。連続動作最大約12時間で、長時間のコンサートやライブでも安心して使えます。
2軸折りたたみ式の軽量ボディにより、長時間の使用や持ち運びが楽々。オートパワーオフ機能を備えており、切り忘れを気にせず使えます。10倍と12倍で倍率を切り替えできるのも便利。アリーナクラスなら10倍、ドームやスタジアムなら12倍などとシーンに合わせられる使い勝手のよさが魅力です。
ニコン(Nikon) 8x20HG L DCF
眼の位置から接眼レンズまでの距離が長いロングアイレリーフ設計の双眼鏡です。メガネを装着したまま全視野をクリアに見られるのがおすすめポイント。目当ての素材にソフトな使用感のシリコン素材を採用しており、快適にコンサートやライブを楽しめます。
接眼目当てには、扱いやすいクリック付きターンスライド方式を採用。本体内部に窒素ガスを充填した防水・防曇構造により、レンズが曇りやすい状況にも適しています。本体ダイキャストには、軽量で強度に優れたマグネシウム合金を使用。持ち歩きも楽々です。
ビクセン(Vixen) 双眼鏡 APEX J HR10×42WP
大口径42mm、倍率10倍の双眼鏡です。明るさと視野の広さを両立しているのが特徴。色にじみを抑えて優れた光学性を発揮する特殊ガラスレンズを採用しているなど、アーティストの細かな表情をク鮮明に見たい方におすすめです。窒素ガスを充填してゴムで密封した防水設計により、野外ライプやフェスなどでも安心して使えます。
重量は615g。別売りオプションのホルダーを用意すれば、三脚の取り付けも可能です。見掛視界60.7°で広角な視野を確保。のぞき口に高さを変更できる目当てゴムを備えており、メガネを着用している方でものぞきやすくなっています。
ビクセン(Vixen) 双眼鏡 SW10×25WP
見掛視界66.5°を実現している広角タイプの双眼鏡です。旧JIS規格で75°の超広角を維持しながら、接眼レンズとプリズムの光学距離の短縮によって17.3mmのロングアイレリーフ化に成功しているのがおすすめポイント。レンズから目を離しても視界が見やすく、コンサートやライブの快適な観覧を行えます。
対物レンズや接眼レンズなどの光学面に3層以上の反射防止特殊コーティングを施しているのも特徴。レンズ面の光の反射を排除して、コントラストの低下と光量ロスを抑えた明るくクリアな視界を確保しています。
不活性窒素ガスを充填した防水加工により、アウトドアシーンでも活躍。ボディ全体が手に密着しやすいデザインによる優れた操作性やホールド性、のぞきやすさにも注目です。
サイトロン(SIGHTRON) SV 8X42ED SIB40-1006
同社が長年培ってきた技術を盛り込んだハイエンド双眼鏡です。高い光学性能を追求しており、コンサートだけでなく、アウトドアやスポーツなどさまざまなシーンで活躍します。日本の工場で熟練工が1台ずつ生産している高い品質と信頼性が魅力です。
完全防水設計で、天候が急変しても安心。本体内部に乾燥窒素を充填し、内部の曇りを防いでいます。軽量ながら丈夫なマグネシウムダイキャストボディによる、バランスの取れたデザインにも注目です。
ケンコー・トキナー(Kenko・Tokina) ウルトラビューEX コンパクト 8×32
対物レンズ有効径32mmの大口径ながら、軽量化を実現している双眼鏡です。倍率8倍で重量375gと、見やすさと持ち運びやすさを両立しているおすすめモデル。ロングアイレリーフ設計で接眼部にツイストアップ見口を備え、メガネをかけている方にも適しています。
見掛視界60°以上の広視界設計により、一度に広範囲を捉えられるのも魅力。抗菌設計のボディ外装で細菌を抑える効果を期待でき、清潔な状態で使いたい方にぴったりです。内部に窒素ガスを充填した防水設計で、レンズの曇りが気になるアウトドアシーンでも活躍。IPX7相当の防水性を備えています。
ペンタックス(PENTAX) UCF R 8×21
手にフィットしやすいコンパクトな双眼鏡。手のひらサイズのコンパクト設計です。質量210gの軽さで、年配の方でも気軽に持ち運びできます。手に馴染みやすいラバーコートにより、ホールドしやすいのもポイントです。首にかけられるネックストラップが付属しています。
レンズにマルチコーティングを施している点にも注目。表面反射光が大きく、明るくくっきりとした視界で快適にコンサートや演劇を楽しめます。買い求めやすい低価格も魅力です。
双眼鏡のおすすめ|スポーツ観戦向け
ニコン(Nikon) スポーツスターEX 8x25D CF
重量300gの軽量コンパクトな双眼鏡です。2軸折りたたみ式とあいまって持ち運びやすく、スポーツ観戦や旅行などで携帯性を重視したい方におすすめ。見掛視界59.7°なので、大きなスタジアムやサッカー場で広い範囲を見るのに役立ちます。
接眼目当てにターンスライド方式を採用しているなど、使いやすさも良好。本体内部に窒素ガスを充填した防水設計により、天候の急変が心配な屋外スタジアムやアウトドアシーンでの使用にも適しています。
ニコン(Nikon) Sportstar Zoom 8-24×25
ズーム機能を搭載している双眼鏡。8~24倍の3倍ズーム機能を搭載し、観戦する場所に合わせて倍率を調節できるのがおすすめポイントです。応援する選手のプレーはもちろん、表情も見て楽しみたい方に適しています。小型軽量モデルで持ち運びも楽々です。
ボディ内部すべてのレンズとプリズムに、光の透過率を高める多層膜コーティングを施している点にも注目。明るく鮮明な視界を確保でき、光が少なく視界が見にくい屋内でのスポーツ観戦や曇天時のスタジアムでも快適に使えます。
ビクセン(Vixen) 双眼鏡 APEX II HR12x30WP 16524
軽量ながら耐久性に優れているアルミ合金ダイキャストボディ採用の双眼鏡です。折りたたみ式機構とあいまって、持ち運びしやすいおすすめモデル。スポーツ観戦はもちろん、旅行やトレッキングなど携帯性を重視したいシーンで活躍します。
レンズにマルチコートを採用しているほか、プリズムにハレーションを低減するフェイズコートを施しているのも特徴。像の明るさをアップさせる高反射コートも採用しているなど、光量ロスを抑えて明るくクリアな視界を得るための工夫をこらしています。
サイトロン(SIGHTRON) FESTA 12×21 STABI III
カラーバリエーションの豊富な双眼鏡。9カラーから選択でき、応援しているチームのカラーに合わせて気分を盛り上げたい方におすすめです。人間工学に基づくコンパクト設計で操作しやすく、約353gの軽さで持ち運びしやすいモデルを求めている方にも適しています。
防振角±3°の「2軸ジンバル式光学手振れ補正機能」を搭載しているのもポイント。ブレの動きに合わせてプリズムを安定する方向に動かす仕組みで、安定した視界で快適な観戦をサポートします。単4形アルカリ乾電池2本で約34時間連続動作するのも魅力です。
ペンタックス(PENTAX) UD 9×21
重量約195gの双眼鏡です。小型ながらホールドしやすいオリジナルデザインとあいまって、手軽に扱いやすいモデルを探している方におすすめ。スポーツ観戦やコンサートなどで、携帯性を重視したい方にも適しています。
光の透過率を高めるフルマルチコーティングを施したレンズにより、フレアやゴーストを抑えた視界を実現しているのも特徴。目当て部分が伸縮する構造になっており、裸眼の方からメガネをかけている方まで幅広く使える点にも注目です。
双眼鏡のおすすめ|星空・天体観測向け
ニコン(Nikon) WX 10×50 IF
天体望遠鏡で使用している光学性能を備えた接眼レンズ搭載の双眼鏡です。見掛視界76.4°の超広視界を実現しています。像面湾曲を視野最周辺まで適正化できる「フィールドフラットナーレンズシステム」により、広い視野で鮮明な星を楽しめます。
EDガラスを1鏡筒内に3枚搭載し、色にじみの原因となる色収差をしっかり補正。高品質多層膜コーティングを全レンズとプリズムに施しており、明るい視野で星本来の色を楽しめるのも魅力です。超広視界ながらロングアイレリーフ化に成功し、メガネを装着しまま使えます。
ニコン(Nikon) EDG 10×42
同社のフラッグシップモデルの双眼鏡。対物レンズ有効径42mmで、本格的に星空観測を楽しみたい方におすすめです。像面湾曲収差を解消する「フィールドフラットナーレンズシステム」を搭載し、視野全域でシャープかつクリアな像を実現しています。
プリズムに「高反射誘電体多層膜」と「位相差補正コート」を施しているのも特徴。高いコントラストや解像力を実現しています。水深5mに10分間浸かっても内部工学系に影響がないと謳われる優れた防水性を備えているため、突然の天候悪化でも安心です。
ビクセン(Vixen) ATERA II EDH16x50WP

防振機能を搭載している同社のフラッグシップモデル。2軸ジンバル制御防振機構の強力な手ブレ補正により、16倍の高倍率でも手持ちで安定した視野を確保できる双眼鏡です。2種類の防振モードをシーンに合わせて切り替えできます。
高品質EDガラスレンズを採用しているのもおすすめポイント。色にじみを抑えたシャープな像で、天体観測を楽しめるのが魅力です。上空を飛ぶ鳥の観察などでも活躍。木に留まっている鳥の目の輝きや羽の模様などを細部まで観察できる、高い性能が期待できます。
サイトロン(SIGHTRON) Comet Scan 15×70
優れた集光力を発揮する大口径対物レンズ搭載の双眼鏡。かすかな光を放つ対象に対応できる性能を備え、星雲や星団、彗星観測などにおすすめです。朝夕の薄暗い環境で行う野生動物の観察などにも適しています。
すべてのレンズ面に多層膜コーティングを施したフルマルチコートにより、高い透過率と色の再現性を実現。ロングアイレリーフ設計で、メガネをかけたまま使いたい方にもぴったりです。突然の雨でも慌てる必要がない、完全防水設計になっています。
双眼鏡のおすすめ|バードウォッチング向け
ニコン(Nikon) MONARCH M7 8×42
スタリッシュなデザインが印象的な双眼鏡です。グラスファイバー入りポリカーボネイト樹脂採用の軽量ボディが特徴。握りやすい形状でホールド感に優れており、快適なバードウォッチングを行えます。
見掛視界60.3°の広視界により、バードウォッチングはもちろん星空観測やスポーツ観戦でも活躍。すべてのレンズ・プリズムに多層膜コーティングを施しています。明るくナチュラルな色調と視界を実現しているのも魅力です。
ニコン(Nikon) MONARCH HG 8×30
広視界タイプながら、視野周辺までシャープな見え味を実現している双眼鏡。光学系全体で適正化する「フィールドフラットナーレンズシステム」を搭載し、視野全域でシャープかつクリアな像でバードウォッチングを楽しめるのがおすすめポイントです。
ロングアイレリーフ設計で、メガネをかけたままで使いたい方にもぴったり。クリック付ターンスライド方式を接眼目当てに採用しており、のぞきやすい位置で目当てを顔にフィットさせやすいのも魅力です。ロック機構付きの「視度調整リング」で不意のずれを防げるため、快適な使い心地でバードウォッチングを楽しめます。
ニコン(Nikon) PROSTAFF P7 8×30
バランスの取れた性能を備えている双眼鏡。実視界8.7°、見掛視界62.6°の広視界タイプで、開放感のある視界が得られます。バードウォッチングですばやく野鳥を探すのに役立つおすすめモデルです。見たいモノを捉えやすく、スポーツ観戦や旅行などさまざまなシーンでオールラウンドに使えます。
高反射誘電体多層膜コーティングにより、明るい視界を実現しているのもポイント。自然な色調とクリアな視界で野鳥を観察できます。窒素ガスを充填した防水・防曇構造で悪天候下でも安心。レンズには水や油性の汚れを弾く撥水・撥油コーティングを施しており、汚れを拭き取りやすくしています。
ビクセン(Vixen) 双眼鏡 ATERA II H14x42WP
対物レンズ有効径42mmの双眼鏡。2軸ジンバル制御防振機構による手ブレ補正機能を搭載しています。14倍もの高倍率ながら、手持ちでも安定した視野を得られるのがおすすめポイントです。バードウォッチングを楽しみたい方に適しています。
2種類の防振モードを選べるのも便利。小刻みの微小な揺れを吸収するモードと、ゆっくりとした大きな揺れを吸収するモードを利用シーンに合わせてスイッチひとつで切り替えできます。単4形アルカリ乾電池2本を使用して、最大約30時間連続動作するスタミナ設計も魅力です。
ビクセン(Vixen) アトレックII HR10×32WP
ハイアイポイント設計の双眼鏡です。長時間のバードウォッチングでも目が疲れにくく、メガネをかけたままでも広い視野を実現します。プリズムとレンズ全面にマルチコートを施した「PFMコート」を採用し、優れたコントラストを得られるのも特徴です。
倍率10倍で、鳥を大きく捉えられるモデルを求めている方におすすめ。雨や雪で濡れても鏡筒内に水が入らない防水性を備えており、天候の急変にも対応できます。屋根型プリズム仕様で鏡筒を直線上に設計した、スマートなフォルムも印象的です。
双眼鏡とひとくちに言っても、さまざまなモデルが販売されています。選ぶ際は携帯性や倍率、視野などが使用シーンに適しているか確認しておくのが重要です。迷った場合は、多くの用途に対応できる汎用性の高いモデルをチェックしてみましょう。おすすめした双眼鏡を参考に、自分にぴったりなモデルを見つけてみてください。