手ブレを自動で補正できる機能を備えた双眼鏡が「防振双眼鏡」です。手ブレによって視界がぶれるのを軽減できるため、高倍率を使用する場合でも安定した覗きやすい視界で観察や鑑賞を快適に楽しめます。

しかし、各メーカーからさまざまな防振双眼鏡が発売されているため、どれを選ぶべきか迷ってしまうのではないでしょうか。そこで今回は、防振双眼鏡の選び方を踏まえたうえで、用途別におすすめのモデルをご紹介します。

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防振双眼鏡とは?

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防振双眼鏡とは、内部の構造に手ブレ防止機構を搭載した双眼鏡のことです。双眼鏡を使った観察では通常、手首や体の微細な揺れが双眼鏡に伝わることで視界がぶれて見えてしまうのが難点。高倍率のモノほど手ブレの影響は顕著に出るので、視界に遠くの対象物を捉え続けるのはより困難になります。

手ブレ補正機構を備えた防振双眼鏡は、対物レンズへ像を正確に導く役割を持つプリズムが受ける揺れを相殺し、常に安定した状態に保てるのが特徴。手持ちで高倍率を使っても視界がぶれにくいため、遠くでパフォーマンスするミュージシャンや、森に潜む小さな野鳥などをじっくりと鑑賞・観察したい方におすすめです。

防振双眼鏡の選び方

用途に合ったモノを選ぶ

防振双眼鏡は用途に合ったモノを選びましょう。各メーカーからさまざまな防振双眼鏡が発売されていますが、コンサート用のモノとアウトドア用のモノとでは必要な機能や特徴が異なります。

例えば、アウトドア用の防振双眼鏡は薄暗い森に潜む野鳥を観察しやすいように大口径の対物レンズを搭載しており、本体がやや重めに設計されているのが特徴。しかし、コンサートは2時間を超えるプログラムが多いため、アウトドア用のモノを使うと次第に腕が疲れてライブを楽しむ体力的な余裕がなくなります。

防振双眼鏡を選ぶ際は事前に用途をはっきりさせておくのがおすすめです。また、防振双眼鏡は高価なモノなので、後悔しないためにも機能や特徴をしっかりと吟味しましょう。

コンサート・舞台鑑賞用双眼鏡の選び方

防振スイッチをロックできるモノがおすすめ

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コンサートや舞台の鑑賞に使用する防振双眼鏡を選ぶ際は、防振スイッチにロックをかけられるモノがおすすめです。防振スイッチを押し続けないと手ブレ補正機能が有効にならないモノだと、時間が経つごとに指が疲れて集中力が削がれてしまいます。

防振スイッチの固定に対応した防振双眼鏡なら、一度スイッチをスライドしたり押し込んだりするだけでロックできるのが特徴。解除するまで手ブレ補正機能が有効になるので、快適にライブ鑑賞が可能です。

また、一定時間が経つと自動的に電源が切れる「オートパワーオフ機能」があるとより便利。公演に集中するあまり防振スイッチを戻し忘れても無駄なバッテリーの消耗を防げるため、長時間のコンサートでも安心して使用できます。

会場の規模に合った倍率をチェック

倍率とは、肉眼で見たときとの見え方の違いを割合で示した数値。「対象物までの距離÷倍率」で見え方のイメージが可能です。例えば、倍率10倍の防振双眼鏡で100m離れた対象物を見た場合、肉眼で10mの距離から見るのとほぼ同じ見え方になります。

倍率が高いモノほど遠くの対象物をより拡大して観察できますが、視界が狭くなって出演者の動きを追い続けるのに苦労するのが難点。快適にライブを楽しむためには、コンサート会場の規模に合った倍率を持つ防振双眼鏡を選びましょう。

ドームのアリーナ席から鑑賞する場合は、8倍程度の防振双眼鏡でも十分。一方で、同じドームでも2階席や競技場のバルコニー席などで鑑賞する場合は、10倍以上の倍率を備えたモノがおすすめです。

長時間の使用なら重さも重要

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コンサートや舞台の鑑賞で使用する場合は、防振双眼鏡の重量もポイントです。手ブレ補正機構を搭載しており駆動に電池が必要な分、防振双眼鏡は通常の双眼鏡よりも重いのが難点。なかには、1kgを超えるモノもありますが、重い双眼鏡では公演が長時間に及んだ際に負担がかかり、集中力を保ち続けるのが次第に難しくなります。

コンサートや舞台を快適に鑑賞するには、高性能で重いモノよりも、シンプルで軽いモノの方が有利。特に、2時間を超える長丁場の公演になる場合は、電池を除いた本体の重量が500g以下に収まるモノがおすすめです。片手でも簡単に持ち続けられるので、快適にライブを楽しめます。

アウトドア用防振双眼鏡の選び方

視界の広さをチェック

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アウトドアシーンで使用する防振双眼鏡を選ぶ際は、視界の広いモノを選びましょう。双眼鏡を覗いたときの視界が広いモノほど、野外で目的の対象物を探しやすくなるのが特徴。野鳥や野生動物を観察する場合にも重宝します。

視界の広さはスペック表の「実視界」という項目で確認が可能です。実視界とは、双眼鏡を動かさずに覗いたときに見える範囲のこと。倍率が高いモノほど実視界は小さくなり、1000m先で見える視野も狭くなります。

アウトドアでは実視界の広さは特に重要。バードウォッチングや動物観察に使用する場合は、なるべく5°以上の実視界を持つ広視界タイプの防振双眼鏡を選ぶのがおすすめです。

防水性をチェック

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アウトドア用途では、防振双眼鏡の防水性能も重要なポイントです。野外では急な雨に降られることがあるほか、川辺や海辺などの水気の多い場所で使う場合も多々あります。防水機能を備えたモノであれば、雨や飛沫を気にせずに双眼鏡の使用が可能。本格的なバードウォッチングも存分に満喫できます。

防水性能の高さについては、防振双眼鏡のスペック表に記載されているIPから始まる保護等級の表示で確認可能。単に「防水」と記載されているモノよりも、防水性能の程度を具体的に把握できます。

強い雨が降る地域やマリンスポーツで使用する場合は、完全防水であることを示す「IPX7」以上の防水性能を備えた防振双眼鏡がおすすめです。

明るさをチェック

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用途やシーンに適した明るさがあるかも防振双眼鏡選びでは外せないポイントです。双眼鏡の明るさ(光明度)は、スペック表にある「ひとみ径」を2乗することで具体的な数値として算出が可能。同じ倍率でもひとみ径が大きいほど光明度も大きくなり、より明るい視界で観察や鑑賞が楽しめます。

日中に開催される野外コンサートや、晴天下で行程を進めるハイキングなどでは、明るさが4〜9もあれば十分。ただし、薄暗い森に潜む野鳥や動物を観察したり、夜空の天体や星座を観測したりする場合は、明るさが9以上ある防振双眼鏡がおすすめです。明るさは見え方の快適さに直結するのでしっかりと確認しましょう。

使用する電池の種類をチェック

使用する電池の種類も防振双眼鏡を快適に使い続けるうえで重要です。防振双眼鏡の駆動に使われる電池は、リチウム電池CR2・単3乾電池・単4乾電池の主に3種類。それぞれで価格や入手のしやすさが異なります。

リチウム電池CR2は、トイカメラやインスタントカメラなどにも使われるモノ。乾電池と比べてやや高価で、入手できる場所も家電量販店やホームセンターと限られているため、特にアウトドアシーンでは電池の確保が難しくなります。

手軽さや利便性を重視するなら、単3形や単4形の乾電池を使用する防振双眼鏡を選ぶのがおすすめ。電池の価格が安く入手しやすいので、場所に限らず手ブレ補正機能を積極的に活用した観察や鑑賞が楽しめます。

眼鏡をかけている方はアイレリーフをチェック

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アイレリーフとは、瞳ができる眼の位置から接眼レンズまでの距離のことです。眼鏡をかけることで接眼レンズまでの距離が離れても、アイレリーフが長ければ、周囲が影で隠れることなく視界全体を見渡せるのが特徴。防振双眼鏡を眼鏡と同時に併用する場合でも快適で見やすい視界が得られます。

眼鏡をかけたまま防振双眼鏡を使用する場合は、最低でもアイレリーフが10mm以上のモノがおすすめです。10mm未満だと十分な視界を確保できず、視界の周辺部に影が発生しやすくなります。より快適さを重視するなら、アイレリーフ15mm以上のハイアイポイント設計を採用した防振双眼鏡を選びましょう。

防振双眼鏡のおすすめメーカー

ビクセン(Vixen)

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ビクセンは1949年に創業した総合光学機メーカーです。風景や動植物の観察・天体観測・芸術美術鑑賞・スポーツ観戦・セミナーなど、多様な場面に対応できる幅広い機種がラインナップされています。

ビクセンの防振双眼鏡には、小刻みの微小な揺れを吸収するモードと、ゆっくりとした大きな揺れを吸収するモードが搭載。2種類のモードから利用シーンに合わせて選択できるので、さまざまな場面で活躍します。

ケンコー・トキナー(Kenko・Tokina)

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ケンコー・トキナーは1957年に創業した日本の光学製品専門メーカーです。光学製品を中心にグローバルに展開しており、近年は産業用の光学製品まで幅広くラインナップしています。

ケンコー・トキナーの防振双眼鏡は、芸術鑑賞用・スポーツ観戦用・アウトドア用・天体観測用など、さまざまな場面に対応可能です。高倍率でも対象物をくっきりと鮮明に捉えられます。

防振双眼鏡のおすすめ|コンサート・舞台鑑賞

ビクセン(Vixen) ATERA II H10×21

ビクセン(Vixen) ATERA II H10×21
軽量で、手の小さい方でも使いやすいフォルム

防振機能を搭載していながら358gと軽量な防振双眼鏡。長時間の利用でも負担になりくいため、コンサートや舞台鑑賞におすすめです。さらに、暗所での部品紛失を防ぐ一体型のデザインを採用。手の小さい方でも使いやすいフォルムで、操作性にも優れています。

利用シーンに応じて選べる2種類の防振モードを搭載。小刻みな揺れを吸収する「V1モード」は、動く対象を鑑賞したいときに使いやすいモードです。ゆっくりとした大きな揺れを吸収する「V2モード」は静止した対象を鑑賞したいときに活躍します。

電源にはアルカリ乾電池単4形2本を使用。動作時間は約12時間なので、電池消耗を気にすることなく鑑賞に集中できます。また、90分の時間経過でオートパワーオフが発動するため、無駄な電池消耗を減らせるのも魅力です。

ケンコー・トキナー(Kenko・Tokina) VC スマート 10×30 031940

ケンコー・トキナー(Kenko・Tokina) VC スマート 10×30 031940
光の透過率を高め、明るくクリアな像を観察できる

スイッチを入れるだけで細かな手ブレが補正される防振双眼鏡です。薄型のコンパクト設計でフラットな底面になっているため、持ちやすいのが魅力。倍率は10倍と高倍率で、汎用性の高い製品です。

ツイストアップ見口を採用しており、見口を回転させれば好みのアイポイントに調節できます。裸眼にも眼鏡にも対応可能なので、幅広い方におすすめです。また、電源にはリチウム電池CR2を1本使用しており、連続で12時間使い続けられます。

すべてのレンズ面・プリズム面にマルチコートが施されたフルマルチコーティングです。光の透過率を高め、明るくクリアな像を観察できます。アーティストや選手の細かい表情や動きもしっかり捉えられるのが魅力です。

ケンコー・トキナー(Kenko・Tokina) VCスマートコンパクト ブラック 12×21 406120

ケンコー・トキナー(Kenko・Tokina) VCスマートコンパクト ブラック 12×21 406120
スライドスイッチで簡単に防振のオン・オフが可能

コンパクトで軽量な防振双眼鏡。重さは405gで、手の小さい方でも握りやすいフラット設計です。長時間使用しても負担がかかりにくいため、コンサートやライブでの使用に適しています。

スライドスイッチで簡単に防振のオン・オフの切り替えが可能です。また、10分の使用で発動するオートオフ機能も搭載しているため、電池の摩耗を防ぎます。単3形アルカリ乾電池1本で、約10時間連続で使用可能です。

倍率12倍により、ドームスタンド席でもしっかりアップで捉えられます。また、パイロットランプの点灯を隠せる遮光スライドシャッターも搭載。ビデオ撮影と勘違いされることなく、コンサートに集中できます。

富士フイルム(FUJIFILM) フジノン TECHNO-STABI TS 12×28 TS12X28

富士フイルム(FUJIFILM) フジノン TECHNO-STABI TS 12×28 TS12X28

12倍と高倍率で、強力な防振機能を備えた防振双眼鏡。防振機能はスイッチでオン・オフを切り替えられます。遠くの対象物もブレずに鮮明に捉えられるため、コンサートやテーマパークなどさまざまな場面におすすめです。

小型で軽量なボディもポイント。長時間の使用でも負担がかかりにくく、三脚なしでも安定した像を見られます。

サイトロン(SIGHTRON) SIIBL 1242 SIB40-1044

サイトロン(SIGHTRON) SIIBL 1242 SIB40-1044

2軸ジンバル式光学手ブレ補正機構を搭載した防振双眼鏡。ブレの動きに合わせてプリズムが安定する方向に動き、ブレを補正します。乗車中の細かな振動や船上の波の揺れのような大きな振動まで補正し、安定した視界を得られるのが特徴です。

IPX7の防水仕様なのもポイント。コンサート・ライブ鑑賞だけではなく、スポーツ観戦・天体観測・野外活動まで幅広い場面におすすめです。

キヤノン(Canon) 10×30 IS II BINO10×30IS2

キヤノン(Canon) 10×30 IS II BINO10×30IS2

高い周波数の揺れに対応する光学式手ブレ補正機構を搭載した防振双眼鏡。単3形アルカリ乾電池で約9時間連続して使用可能です。さらに、フレア・ゴーストを防ぐスーパースペクトラコーティングも施されています。

小型・軽量で、ホールディング性に優れているのもポイント。コンサート・ライブをはじめ、幅広い場面で活躍するベーシックなモデルです。

防振双眼鏡のおすすめ|アウトドア

ビクセン(Vixen) 双眼鏡 ATERA II H12×30

ビクセン(Vixen) 双眼鏡 ATERA II H12×30

利用シーンに応じて使い分けられる2種類の防振モードを搭載した防振双眼鏡。小刻みの微小な揺れを吸収するモードとゆっくりとした大きな揺れを吸収するモードが搭載されています。動く対象も静止した対象もしっかり観察できるのがポイントです。

電源には単4形アルカリ乾電池2本を使用。約12時間連続して使用でき、90分の連続使用で発動するオートオフ機能も搭載しています。

ビクセン(Vixen) 双眼鏡 ATERA II H14×42WP

ビクセン(Vixen) 双眼鏡 ATERA II H14×42WP

倍率14倍で、2種類の防振モードが搭載された防振双眼鏡。小刻みの微小な揺れを吸収する「V1モード」と、ゆっくりとした大きな揺れを吸収する「V2モード」から利用シーンに合わせて選択できます。

高倍率ながら安定した視界で観察できるのが特徴です。バードウォッチングでも細部まで視認可能で、1等級程度の暗い星も観察できます。また、乗り物から眺めてもブレにくいのもメリットです。

アルカリ乾電池単4形2本で約30時間使用可能。さらに、電源を入れてから90分経過すると発動する、オートパワーオフ機能が搭載されています。無駄な電池の消耗を減らし、観察に集中できるのも魅力です。

防水仕様になっており、屋内外問わず使用できるのもメリット。利用シーンを選ばず使い続けられるシンプルなデザインなので、幅広い場面で活躍します。

ケンコー・トキナー(Kenko・Tokina) VCスマート 14×30WP 406991

ケンコー・トキナー(Kenko・Tokina) VCスマート 14×30WP 406991

防水機能が備わった防振双眼鏡。レンズが曇りにくく、突然の雨にも対応できるため、アウトドアでの使用におすすめです。また、暗いコンサート会場での使用にも配慮しており、パイロットランプの点灯を隠せる遮光スライドシャッターも搭載しています。

14倍と高倍率ながら、±3°の防振補正角に対応できる高性能なアイテム。大きめの手ブレもしっかりと補正し、対象物を鮮明に捉えます。さらに、光の透過率を高めるフルマルチコートが施されているため、視界が明るいのもポイントです。

単3形アルカリ乾電池1本で、約10時間使い続けられます。本体に加えて電池が2本付属しているので、購入後すぐに使えるのもメリットです。

握りやすさにこだわり、電池ボックスをサイドに配置したフラット設計。持ち運びに便利なポーチとストラップも付いています。

阪神交易 防振双眼鏡 シリウス12

阪神交易 防振双眼鏡 シリウス12

独自のジャイロセンサーを搭載した防振双眼鏡。水平・垂直の2軸の振動を抑え、揺れる場所でもしっかりと目標物を捉えられるのが特徴です。単3形アルカリ乾電池で約12時間連続で使用でき、オートオフ機能も備わっています。

倍率は12倍で、さまざまな環境に耐えられるタフさも魅力。全面にマルチコーティングされたレンズの両面には撥水撥油コートも施されています。上空や自動車・船に乗った状態での使用、スポーツ観戦、野鳥観察、コンサートまで幅広い場面におすすめです。

グリップ感に優れた小型設計で持ちやすいのもポイント。三脚ネジ穴も搭載されているため、三脚に固定して使用することも可能です。

富士フイルム(FUJIFILM) フジノン TECHNO-STABI TS-X 1440

富士フイルム(FUJIFILM) フジノン TECHNO-STABI TS-X 1440

独自開発の電子ジャイロ防振システムを搭載した防振双眼鏡。±6°の防振機能により、大きく揺れる船や車からでもクリアな視界を生み出します。14倍の高倍率ながら、三脚不要で安定した像を見られる高機能なアイテムです。

防水性と操作性に優れているのもポイント。マリンスポーツやサファリ観光などのアウトドアの使用におすすめです。さらに、 漁業・山岳・海難警護といった場面での使用もできます。

キヤノン(Canon) 12×32 IS BINO12×32IS

キヤノン(Canon) 12×32 IS BINO12×32IS

2つのプリズムを接合した構成「ポロII型プリズム」により、明るい視野で観察できる防振双眼鏡。倍率は12倍で、バードウォッチや風景観察におすすめです。また、天体観測の際も都会の明るさによるコントラストの低下を抑え、星空を楽しめます。

アイレリーフは14.5mmと長めの設計。長時間使用しても目に負担がかかりにくく、眼鏡着用時でも使用できます。外光を効果的にカットする大型アイカップにより、眼鏡を傷付けることなく使用可能です。

防振技術には一眼レフカメラの製造から培った手ブレ補正機能を採用。呼吸にともなうゆっくりとした揺れにも対応可能で、像の安定性を高め、クリアな視界を捉えられます。単3形アルカリ乾電池で約10時間の連続作動が可能です。

基本構造部材に冷間圧延鋼板・アルミダイカストを採用した、衝撃に強く軽量な構造。さらに、曲面を主体にした手になじみやすいデザインなので、持ちやすいのもポイントです。

キヤノン(Canon) 15×50 IS AW BINO15×50IS

キヤノン(Canon) 15×50 IS AW BINO15×50IS

ロックスイッチ付きの光学式手ブレ補正機構が搭載された防振双眼鏡。防水性能に優れており、フレア・ゴーストを防ぐスーパースペクトラコーティングも施されています。さまざまな天候に対応できるため、アウトドアの使用におすすめです。

ラバーコート外装でホールディング性に優れているのもポイント。倍率は15倍で、対物レンズ有効口径は50mmです。

防振双眼鏡のおすすめ|安い

サイトロン(SIGHTRON) SIIBL 1021 STABILIZER

サイトロン(SIGHTRON) SIIBL 1021 STABILIZER

車での走行時に発生する細かい振動から、船上で受けるような大きい振動まで補正できる防振双眼鏡。電源をオンにするだけで簡単に使用できます。コンサート・ライブ鑑賞だけではなく、自然鑑賞・スポーツ観戦まで幅広い場面におすすめです。

全面マルチコートが施されているため、明るく鮮明な視界を捉えられます。さらに、ツイストアップ式ゴム見口を採用しており、心地よく目元に当てられます。

電源には単3アルカリ乾電池を1本使用。約12時間連続して使用できるため、電池切れを気にすることなく鑑賞に集中できます。

ニコン(Nikon) 10×25 STABILIZED

ニコン(Nikon) 10×25 STABILIZED

片手サイズでコンパクトに扱える防振双眼鏡。重さは約410gで、長時間使用しても負担がかかりにくいのが特徴です。防振機能はワンプッシュで使用でき、約10分経つと自動的に電源が切れるオートパワーオフ機能も搭載しています。

本体は折りたたみ式のボディを採用。カバンにすっぽりと入るので、持ち運びも簡単です。さらに、本体ケース・ストラップに取り付け可能な、交換用のCR2リチウム電池用のケースも付属しています。

スタイリッシュなデザインも魅力。カラーはレッド・ブルー・グリーンの3種類展開です。アーティストのイメージカラーやファッションに合わせてコーディネートできます。高機能で安い防振双眼鏡を手に入れたい方におすすめです。

キヤノン(Canon) 8×20 IS BINO8×20IS

キヤノン(Canon) 8×x20 IS BINO8×20IS

小型で軽量な防振双眼鏡。持ち運びやすいコンパクトなサイズと、曲面を主体にした手になじみやすいデザインが特徴です。滑りにくいディンプル加工と金属調の仕上げが施されており、高いホールド性を実現しています。

倍率は8倍で、フィールドフラットナーレンズを採用。視野中心から周辺まで像を平坦に見せ、平面でもすみずみまでボケにくいクリアな像を観察できます。像を正立させるポロI型プリズムにより、明るく鮮明な視野なのもポイントです。

アイレリーフは、約13.5mmとゆとりのある長さ。長時間の使用でも負担がかかりにくく、眼鏡着用時でも使用可能です。さらに、外光を効果的にカットする大型のアイカップが眼鏡の傷付き防止にも役立ちます。

実視界は6.6°で、広範囲を見渡せるのも魅力。また、CR123Aリチウム電池を採用しており、約12時間連続で使い続けられます。