メガネをかけたままでも快適に使える双眼鏡。メガネを外す手間なく、コンサートやスポーツ観戦などを楽しめるのが魅力です。しかし、製品によってアイレリーフの長さや倍率などが異なるので、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、メガネをかけたまま使える双眼鏡のおすすめをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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メガネをかけたまま使える双眼鏡の選び方
アイレリーフ15mm以上のモデルを選ぼう

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メガネをかけたままで双眼鏡を使う方は、アイレリーフが15mm以上のモデルを選びましょう。アイレリーフとは、接眼レンズから目までの快適な距離を示す数値です。数値が長いと、メガネをかけていても視野全体が欠けることなく、隅々まで見渡せます。
ハイアイポイント設計の製品もおすすめです。アイレリーフが長く作られており、長時間の観察でも目が疲れにくいのが魅力。コンサートやスポーツ観戦を快適に楽しみたい方にぴったりです。
アイカップの調整機能も確認しておくと安心。高さを変えられるツイストアップ式なら、メガネの有無に合わせて簡単に調整できて便利です。
倍率を選ぶ

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双眼鏡は、用途に合った倍率を選ぶのがポイントです。たとえばライブやコンサートなら、会場の規模や席からの距離に応じて選択しましょう。アリーナ席など比較的ステージから近い場合は6〜8倍、スタンド席なら8〜10倍が目安になります。
スポーツ観戦では、選手の細かな動きを捉えやすい8〜10倍が一般的です。また、野鳥など自然観察で使う方には、対象との距離感を保ちながら観察できる7〜10倍が適しています。
ただし、倍率が高くなるほど視野は狭くなり、手ブレの影響も受けやすくなる点には注意が必要です。
長時間使うなら軽量なモノを選ぼう

コンサートやスポーツ観戦などで長時間使う方は、本体の重さもチェックしましょう。一般的に400g以下の製品であれば軽量とされており、首から下げても負担を感じにくく、快適に使用できます。
軽い双眼鏡は、腕が疲れにくく観察に集中できるのがポイントです。また、バッグに入れてもかさばりにくいため、旅行やアウトドアでの持ち運びにも適しています。機能性とあわせて重さも確認してみてください。
機能をチェック
暗い場所でも見えやすいフルマルチコート

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レンズのコーティングは、視界の明るさやコントラストを左右する重要な要素のひとつ。とくにフルマルチコートは、すべてのレンズとプリズムの表面に多層の膜を施したタイプです。光の反射を抑えて透過率を高めるため、明るくクリアな視界が得られます。
照明が暗めの劇場や夕暮れどきの屋外など、光が少ない環境で観察する方におすすめです。対象の色やディテールをはっきりと捉えたい場合は、チェックしてみてください。
屋外で使用するなら防水性をチェック

屋外でのバードウォッチングやスポーツ観戦に使うなら、防水機能があると安心。防水性能は、保護等級を示す指標で確認できます。急な雨や水しぶきがかかる場面でも、内部に水が侵入するのを防ぎます。
登山や釣りといった水辺のアクティビティでも気にせず使えるのが魅力。なかには、完全な防塵性能や、一定時間水に浸かっても故障しにくい高い防水性を備えた製品もあります。
高倍率なら手ブレを補正する防振機能付きがおすすめ

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10倍を超える高倍率の双眼鏡を選ぶなら、手ブレ補正機能付きのモデルがおすすめです。細かな揺れを軽減し、安定した視界をキープしてくれます。とくに高倍率になるほど手ブレは目立つので、手ブレ補正機能付きのモノを選ぶと快適に使えます。
また、視界が揺れないことで、より安定した観察が可能。クリアな視界で快適に観察したい方は、ぜひチェックしてみてください。
メガネをかけたまま使える双眼鏡のおすすめ
ビクセン(Vixen) 双眼鏡 ATERA II ED H16×50WP
2軸ジンバル制御による手ブレ補正機構を搭載した双眼鏡です。16倍と高倍率でありながら、手持ちで安定した視界を実現します。
EDレンズ採用により、色にじみを抑制し、シャープな描写が可能です。野鳥の微細な羽毛や遠くの星座まで、臨場感のある観察ができます。
防水設計により雨天でも安心して使用でき、アウトドアシーンにも便利。野鳥観察や天体観測を楽しみたい方におすすめの双眼鏡です。
ビクセン(Vixen) 双眼鏡 アトレックII HR8×32WP
15mmのアイレリーフにより、メガネをかけたままでも広い視野が確保できる双眼鏡。アイレリーフが眼鏡レンズとの干渉を防ぎ、快適な観察を実現します。長時間の観察でも目が疲れにくいのもポイントです。
PFMマルチコートとBaK4プリズムにより、色再現性に優れた自然な視界を実現。防水設計により、雨や湿気から保護し、アウトドアでも安心して使用できます。
ラバーボディを採用しており、高い耐久性もポイント。コンサートや観劇でも使いやすい、おすすめの双眼鏡です。
ビクセン(Vixen) 双眼鏡 アトレックII HR10×32WP
10倍の高い拡大率を備えながら、メガネユーザーにも配慮したハイアイポイント設計の双眼鏡。眼鏡をかけたままでも視野全体をしっかりと観察できます。
色収差を抑制した自然な色彩を表現できるのが特徴。マルチコーティングが光の反射を軽減し、コントラストの高い明瞭な視界を実現します。32mmの対物レンズで十分な明るさを確保します。
コンパクトなサイズで持ち運びやすい軽量設計。防水性能により、屋外での使用にも安心して対応できます。
ビクセン(Vixen) 双眼鏡 ATERA II H12×30
ATERAシリーズの防振技術を搭載した12倍高倍率双眼鏡。手持ち観察時の微細な揺れを効果的に抑制し、安定した視界を維持します。
メガネ使用者にも配慮したアイポイント設計で、眼鏡をかけたままでも快適な観察が可能。色再現性に優れた自然な視界により、野鳥の羽色や暗い星まで鮮明に観察できます。
30mmと小型の対物レンズながら、十分な明るさと解像度を確保。防振機能付きの高倍率双眼鏡を探している方におすすめのモデルです。
富士フイルム(FUJIFILM) フジノン 双眼鏡 FUJINON TECHNO-STABI TS-L 2040
20倍の高倍率と強力な防振機能を備えた双眼鏡です。手持ちでの高倍率観察時に生じがちな手ブレを効果的に抑制し、安定した鮮明な視界を提供します。遠方の被写体も細部まで明るくクリアに観察可能です。
特殊低分散ガラスのEDレンズを採用しており、色収差を軽減。40mmの大口径ながら約853gと軽量なのもポイントです。
防振機能は連続30時間の長時間駆動が可能。ハンドストラップとネックストラップが付属し、安全で快適な使用をサポートします。野鳥観察や天体観測で高倍率で観察したい方におすすめです。
ニコン(Nikon) PROSTAFF P7 8×30
見掛視界62.6°の広視界設計により、素早く動く野鳥も観察できる双眼鏡。ロングアイレリーフ設計によりメガネをかけたままでも、広い視野を快適に観察できます。
高反射誘電体多層膜と位相差補正コーティングにより、明るく自然な色調と鮮明な視界を実現。対物レンズと接眼レンズには、撥油・撥水コーティングを採用しており、水や指紋が付きにくく、ふき取りも簡単です。
グラスファイバー入りポリカーボネイト樹脂を採用した、軽量ボディも特徴。防水・防曇設計で、悪天候でも安心して使用できるモデルです。
ニコン(Nikon) PROSTAFF P7 10×42
10倍の高い拡大率と62.9°の広視界を両立させた双眼鏡。高倍率による詳細な観察も可能です。動きの速い野鳥やスポーツシーンでも、対象を見失うことなく追跡できます。
ロングアイレリーフ設計により、メガネをかけたままでも視野全体を快適に観察可能。高反射誘電体多層膜と位相差補正コーティングにより、色再現性と解像度に優れた自然な視界を実現しています。
また、視度調整リングにロック機構を搭載しており、観察中の視度ずれを防止。高倍率での自然観察を楽しみたい方におすすめです。
ケンコー・トキナー(Kenko・Tokina) ウルトラビューEXコンパクト 8×32
フルスペックプリズムシステムを採用したコンパクト双眼鏡。375gと軽量設計でありながら、本格的な光学性能を実現しています。持ち運びに便利なサイズで、日常使いから本格的な観察まで幅広く対応できます。
すべてのレンズ面とプリズム面にフルマルチコートを施し、光の透過損失を抑制。誘電体多層膜とフェイズコートなどにより、明るく鮮明な視界を実現します。
水深1m相当のIPX7防水性能により、雨天でも安心して使用可能。PPS樹脂とラバー素材による耐久性の高い構造で、アウトドアシーンにも対応できます。
メガネをかけたまま双眼鏡を快適に使うには、アイレリーフが15mm以上のモデルがおすすめ。また、用途に合った倍率や、長時間使っても疲れにくい軽量なモデルを選ぶこともポイント。ぜひ本記事を参考に、自分に適した1台を探してみてください。