あたたかみのある表情が魅力の「スエードスニーカー」。スニーカーならではのラフさと革靴のような上品さを兼ね備えているため、幅広いコーデに合わせやすく、大人のワードローブに1足揃えておきたいアイテムです。

今回はスエードスニーカーの人気ブランドとおすすめアイテムをご紹介します。着こなしの参考になるコーデや、購入した後のケア方法などもあわせてご紹介するのでぜひチェックしてみてください。

スエードとは?

By: nike.com

「スエード」とは、革の裏側をサンドペーパーなどで起毛させ、毛羽立てた面を表として仕上げた素材のこと。優しい肌触りと、あたたかみのある表情が魅力です。

また、ソフトな質感ながら耐久性に優れているのも特徴。表面が毛羽立っているため水を弾きやすく、一般的なレザーシューズと比べると雨の日でも着用しやすいのがポイントです。

さらに、日常的なケアは必要なものの、ほかのレザーに比べると工程数は少なめ。簡単なお手入れでキレイな状態をキープしやすいのもメリットのひとつです。

スエードスニーカーの魅力

By: puma.com

スエードスニーカーの最大の魅力は、あたたかみのある素材感。秋冬の着こなしにすんなりと馴染み、季節感のある着こなしを楽しめる点はキャンバス、メッシュなどの素材を採用したスニーカーにはないメリットです。毛足が短めのモノなら春夏のコーデにも合わせやすく、オールシーズン活躍します。

また、スニーカーというカジュアルなアイテムながら革靴のような上品さも兼ね備えており、落ち着いた雰囲気で履きこなせるのも大きな魅力です。カジュアルスタイルの足元に取り入れれば、グッと大人っぽい着こなしに。一方、かっちりめのコーデに合わせれば、ほどよいこなれ感を演出できます。

スエードスニーカーのおすすめブランド

プーマ(PUMA)

By: puma.com

「プーマ」はドイツ生まれの人気スポーツブランド。これまでにサッカーの神様と呼ばれるブラジル選手のペレや陸上のウサイン・ボルトなど著名なアスリートを数多くサポートしてきました。

ブランドのアイコンであるスエードスニーカー「スウェード」はストリートでの人気が高く、ファッションシーンでも存在感を放っています。

ナイキ(NIKE)

By: rakuten.co.jp

90年代のハイテクスニーカーブームを牽引した「AIR MAX 95」をはじめ、歴史に残るスニーカーを数多く手掛けてきた「ナイキ」。圧倒的なアイテムラインナップが特徴で、名作スニーカーの素材アレンジモデルなども豊富に展開されています。スエードスニーカーを探す際にもぜひチェックしておきたい定番ブランドです。

バンズ(VANS)

By: rakuten.co.jp

「バンズ」は1966年に創業したアメリカのブランドです。スケーターを中心に人気が高まり、現在ではスニーカーの定番ブランドとしての地位を確立。クラシックな佇まいのモデルが幅広い層から支持されています。さまざまなコーデに馴染み、デイリーに履けるスエードスニーカーを探している方におすすめのブランドです。

アディダス(adidas)

By: adidas.jp

「アディダス」はプーマの創業者であるルドルフ・ダスラーの弟、アドルフ・ダスラーにより設立されたドイツのスポーツブランドです。スニーカーはローテク、ハイテクともにラインナップが豊富。カラーも充実しており、自分のスタイルに合う1足が見つかりやすいおすすめブランドです。

スエードスニーカーのおすすめモデル

プーマ(PUMA) スウェード ビンテージ スニーカー

1968年に誕生し、現在でもプーマの定番モデルとして愛され続けている「スウェード」。「フォームストリップ」と呼ばれる流線型のラインをサイドにあしらった、シンプルかつアイコニックなルックスが魅力です。カラーも豊富にラインナップしています。

本モデルは1970年代後半~1980年代中盤にかけて生産されていたモデルの復刻版です。当時のシルエットをベースにしながらバランスを修正し、洗練されたアッパーデザインに。さらに、クッション性の高いインソールを採用することで快適な着用感も兼備した1足に仕上げられています。

プーマ(PUMA) スウェード ミッド XXI スニーカー

2021年に発売された注目のスエードスニーカーです。プーマの象徴的モデルである「スウェード」のミッドカットタイプで、足元にほどよいボリューム感をプラスできるのが魅力。パッド入りで履き心地に優れているのも嬉しいポイントです。

モダンなシルエットに仕上げられており、重たい印象にならないので春夏のコーデにもぴったり。ロールアップしたデニムと合わせれば、こなれたストリートスタイルが完成します。シューレースはボディと同じカラーのモノと白の2本が付属しており、コーデに合わせて印象を変えることが可能です。

ナイキ(NIKE) BLAZER LOW ’77 SUEDE

By: nike.com

高性能なバスケットボールシューズとしてデザインされた「ブレーザー」。本モデルはオリジナルモデルのリメイクで、アイコニックなスタイルを継承しています。

スッキリとしたローカットフォルムで軽快な足元を演出でき、履き口にパッドが入っているため履き心地も良好。また、サイドのレトロなスウッシュロゴもポイントで、こなれ感のあるコーデが叶います。

スポーツシーンを想定したモデルゆえに耐久性が高く、気軽に履けるのも魅力。シンプルなルックスで飽きがこず、ワードローブの定番アイテムとして長く愛用できる1足です。

ナイキ(NIKE) AIR FORCE 1 HIGH ’07 LV8 SUEDE

発売からほどなくして、NBAのスター選手たちに愛用されるようになった名作バスケットボールシューズ「エアフォース1」。1982年に誕生したモデルながら、今もなおブランドのアイコンとして人気を集めています。

本モデルは、ムスリムカラーのスエードアッパーにガムソールを組み合わせた男らしいデザインが魅力の1足です。履き口のベルトで足をしっかりとホールドできるため、フィット感も良好。ハイカットタイプで存在感があり、コーデのアクセントにもぴったりです。

バンズ(VANS) Old Skool Pig Suede

バンズを代表するスニーカーのひとつである「オールドスクール」。1977年に発売されたロングセラーモデルで、サイドにあしらわれた「サーフライン」とスッキリとしたローカットフォルムが特徴です。

本モデルでは、アッパーにピッグスエードを採用。撥水加工が施されているため、天気が悪くなりそうな日にも気兼ねなく着用できます。

また、柔らかな質感と落ち着いた表情も魅力。カジュアルスタイルの足元を大人っぽく演出できるおすすめの1足です。

バンズ(VANS) CLASSIC SLIP-ON 98 DX ANAHEIM FACTORY PACK

カリフォルニア州アナハイムのファクトリーで製造されていたクラシックモデルに、現代のテクノロジーを落とし込んで完成させたこだわりの1足。無駄のないミニマルなデザインをキープしつつ、現代的な履き心地のスニーカーに仕上げられています。

スリッポンタイプで楽に着脱ができ、デイリーコーデに気軽に取り入れられるのが魅力。ほどよくリラックス感があるため、休日スタイルの足元にもおすすめです。

アディダス(adidas) キャンパス 80S

80年代後半~90年代にかけて、ストリートを中心に人気を博した「キャンパス」。現在でも人気は衰えることなく、多くの方に愛用されています。

リッチなテイストのスエードアッパーに、スポーティなスリーストライプスでアクセントをプラス。まっさらな白ではなくオフホワイトのソールを備えているのもポイントで、クラシックな佇まいがおしゃれ心をくすぐります。

また、さまざまな着こなしに馴染む汎用性の高さも魅力。カジュアルスタイルに合わせる定番の1足としてワードローブに揃えておきたいおすすめのスエードスニーカーです。

アディダス(adidas) スタンスミス スエード

“世界で最も売れたスニーカー”としてギネス認定されたことでも有名なアディダスの人気モデル「スタンスミス」。洗練された足元を演出できるミニマルなルックスが特徴で、性別や年代を問わず愛されている1足です。

ライトグレーのスエードアッパーをまとった本モデルは、スラックスのようなきれいめパンツとも難なくマッチ。革靴ほどかっちりせず、かつスマートな雰囲気で履きこなせるのが魅力です。デニムを用いたベーシックなカジュアルスタイルも、どこか上品な印象に仕上がります。

ニューバランス(new balance) CM996

履き心地のよさに定評のあるスニーカーブランド「ニューバランス」の人気モデル。ボリューム控えめの細身シルエットが特徴で、カジュアルからきれいめまで幅広い着こなしに合わせられます。

アッパーには上質なピッグスキンスエードを採用しており、大人っぽい印象。メッシュ素材と組み合わせているため、通気性がよいのも魅力です。2層構造のミッドソールとPUインソールが優れたクッション性を発揮し、快適な歩行をサポートします。

ニューバランス(new balance) ML574

ニューバランスのアイコン的存在として知られる「ML574」。舗装されていない道でのランニングを想定したオフロード仕様のモデルで、凹凸のあるゴツゴツとしたソールとややぽってりとしたフォルムが特徴です。

本モデルでは、オリジナルモデルの特徴的なデザインをキープしつつ、アッパーの構造やソールの硬度などを見直すことでより快適な履き心地を実現。たくさん歩く日にも気軽に着用できます。幅広いコーデに合わせて履ける王道のスエードスニーカーを手に入れたい方におすすめです。

オニツカタイガー(Onitsuka Tiger) TIGER ALLY

国内のみならず、海外でも高い人気を集めるシューズブランド「オニツカタイガー」のおすすめスエードスニーカー。1980年代のジョギングシューズをベースとしたレトロスポーティなデザインが魅力です。

パンチングが施されたアッパーとサイドに走るラインがアクティブな雰囲気を演出。アッパーのかかと周りを補強することで、安定感のある履き心地を実現しています。

また、ミッドソールのかかと部分にはブランド独自開発のスポンジ材「フューズゲル」を搭載。快適な着用感にこだわって選びたい方におすすめの1足です。

コンバース(CONVERSE) ALL STAR COUPE SUEDE WV OX

ローテクスニーカーの定番ブランド「コンバース」のおすすめモデル。無駄を削ぎ落としたミニマルでスマートなフォルムが目を引きます。毛足の短いピッグスキンスエードを採用しているため、よりスッキリとして見えるのがポイントです。

ドレッシーなデザインなので、ジャケパンスタイルにもぴったり。上品なスエードの素材感により、洗練された足元を演出できます。カラーはネイビー、トープと落ち着いた雰囲気の2色がラインナップしています。

ディアドラ(DIADORA) EQUIPE SUEDE SW

イタリアのスポーツブランド「ディアドラ」が手掛ける、天然皮革を贅沢に使ったオールスエードモデルです。ストーンウォッシュ加工が施されており、ヴィンテージ感のある表情がおしゃれ心をくすぐります。

ドライビングシューズによく見られる、かかとを巻き上げたアウトソールを備えているのも特徴。さらに、ヒール部分の数字の刺繍がバックスタイルにアクセントを添えています。こなれ感のあるメンズコーデが叶うおすすめのスエードスニーカーです。

リーボック(Reebok) Club C FVS Shoes

イギリスの人気スポーツブランド「リーボック」のおすすめスエードスニーカーです。もともとテニスシューズとして設計された「CLUB C」のデザインを受け継ぎつつ、靴底をバルカナイズドソールにアップデート。スケートシューズのようにアクティブで、ストリートスタイルに合わせやすい1足に仕上げられています。

スッキリとしたアッパーデザインゆえにスエード特有の表情が強調されており、素材の風合いを堪能できるのも魅力です。

コモンプロジェクト(Common Projects) ACHILLES LOW SUEDE

ニューヨーク発のフットウェアブランド「コモンプロジェクト」が手掛けるドレッシーなルックスのスエードスニーカー。スエードアッパー・ソール・シューレースをワンカラーでまとめたミニマルなカラーリングと洗練されたシルエットが特徴で、上品な足元を演出できます。

また、アウターヒールに施されたゴールドのシリアルナンバーもポイント。控えめながらもおしゃれなアクセントとして機能しています。周りとかぶらない特別感のある1足を求めている方におすすめです。

リプロダクション オブ ファウンド(REPRODUCTION OF FOUND) ジャーマントレーナー

さまざまな国、時代のミリタリーシューズを再現するブランド「リプロダクション オブ ファウンド」が手掛けるスエードスニーカー。本モデルのベースとなっているのはドイツ軍で採用されていたトレーニングシューズ、通称“ジャーマントレーナー”です。履き口にパッドを配し、スケートボーディング仕様の1足に仕上げられています。

アッパーには風合い豊かなイタリアンスエードレザーを採用。サイドやヒール部分にあしらわれたホースハイドレザーとのコントラストが際立つ、スッキリとしたデザインが魅力です。

スエードスニーカーのおすすめメンズコーデ

セットアップスタイルのハズしアイテムに

By: rakuten.co.jp

ネイビーのセットアップできれいめにまとめたメンズコーデです。ビジネス感が出てしまわないよう、インナーにはバンドカラーシャツをチョイス。一般的な襟付きシャツを合わせた場合に比べて砕けた雰囲気になり、こなれ感のあるスタイルに仕上がっています。

足元に合わせたのは淡いグレーのスエードスニーカー。セットアップに違和感なく馴染み、かつ抜け感のある足元を演出しています。セットアップを着るとスーツのようになってしまうと悩んでいる方は、ほどよくカジュアルダウンするテクニックとしてぜひ参考にしてみてください。

カジュアルスタイルに落ち着いた雰囲気をプラス

By: rakuten.co.jp

タータンチェック柄のカジュアルジャケットを主役に組み立てたおしゃれなコーデです。インナーにはベーシックなTシャツではなく、ポロシャツをチョイスすることで大人顔の着こなしに。ジャケット下からのぞくブラックカラーが全体の印象を引き締めています。

足元はネイビーのスエードスニーカーで落ち着いたテイストに。主役ではないものの、カジュアルな着こなしを大人っぽく昇華させるアイテムのひとつとしてしっかり機能しています。

番外編:スエードスニーカーのお手入れ方法

履きおろす前に防水スプレーをかける

スエードは表面の毛羽による自然な撥水性がある素材ですが、濡れによるシミや汚れの定着を防ぐために防水スプレーをかけておくのがおすすめです。30cmほど離したところから、ムラなくスプレーするのがポイント。最初に使うときには、変色がないか目立たない部分で試してみてください。

また、履き続けるうちに効果が薄れてくるため、定期的にスプレーする習慣をつけましょう。雨が降りそうな日には、出かける時間の30分以上前に防水スプレーをかけておくと安心です。

履いた後はブラッシング

By: converse.co.jp

スエードスニーカーは表面の毛にホコリが絡みつきやすいので、履いた後にはブラッシングを行いましょう。靴全体にまんべんなくブラシをかけて起毛の間に入り込んだホコリや小さなゴミを取り除いたあと、毛流れを意識しながら優しく毛並みを整えます。

表面の汚れを落とすだけでなく、起毛素材特有の風合いをキープするためにもブラッシングは重要。1日履いた後には毎回ブラッシングするのがおすすめです。一般的なシューズ用ブラシのほかに、スエード素材専用のブラシも販売されているため、気になる方はチェックしてみてください。

色あせやうるおい補給にはコンディショナーを使う

By: converse.co.jp

スエードスニーカーを履き込んでいくと、経年変化により色が薄れて白っぽくなっていきます。特に濃いカラーの場合、色あせが目立つのでスエード用の補色スプレーでメンテナンスを行いましょう。

スエードスニーカーよりも薄めの色味の補色スプレーを使うのが、自然な色合いに仕上げるためのポイント。補色と防水、または補色とうるおい補給を同時に行えるアイテムもあるので、靴の状態に合わせて選んでみてください。

軽めの汚れは消しゴムクリーナーやクリーナースプレーを使う

By: converse.co.jp

普段のブラッシングケアで落とせない汚れには、消しゴムタイプのクリーナーを使うのがおすすめ。防水スプレーがきちんと効いていれば汚れが表面に留まっている場合が多いので、消しゴムの要領で丁寧にこすることで汚れを落とせます。

また、汚れが起毛の奥に入り込みシミになってしまった場合には、スプレータイプのクリーナーを試してみてください。汚れを浮かせてから乾いた布で拭き取れば、目立つシミを薄くする効果が期待できます。スプレータイプのクリーナーでメンテナンスを行った後は優しくブラシをかけて陰干しし、水気を飛ばしてから再度ブラッシングして毛並みを整えましょう。