赤ちゃんの歩行をサポートする「歩行器」。つかまり立ちや伝い歩きをするようになった赤ちゃんが、楽しく過ごせる便利なアイテムです。シンプルで持ち運びやすいモノや、おもちゃ付きで安定感のあるモノなど、さまざまな製品が販売されています。
今回は、タイプ別におすすめの歩行器をご紹介。どれを選べばよいか迷っているパパ・ママのために、歩行器の選び方についても解説します。
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- 目次
- 歩行器のメリットとは?
- 歩行器を使うのはいつから?
- 歩行器の選び方
- 歩行器のおすすめメーカー
- 歩行器のおすすめ|丸型
- 歩行器のおすすめ|四角型
- 歩行器の売れ筋ランキングをチェック
- 歩行器を使うときに気をつけることは?
歩行器のメリットとは?
つかまり立ちや伝い歩きするようになった赤ちゃんの移動をサポートする歩行器。ドーナツ状のテーブルの中心に赤ちゃんを座らせて使用します。キャスター付きで赤ちゃんが一人で移動できるのが特徴。また、赤ちゃんの視点が高くなり、いつもと違う景色を楽しめます。
付属のおもちゃに夢中になり、一人遊びをしてくれることもあるため、パパ・ママの育児を手助けするアイテムとしても活躍。歩行器に座らせるとごきげんになる赤ちゃんも多く、ぐずり対策にも役立ちます。また、危険なモノから赤ちゃんを一時的に遠ざけたいときにも便利です。
安定感のある走行が可能なため、転倒してケガをするリスクを軽減できるのもメリット。ただし、長期間使い続けると赤ちゃんの発達に影響を及ぼす可能性もあるため、正しい使用を心がけましょう。
歩行器を使うのはいつから?
歩行器は、腰が据わる生後8~9ヶ月頃から使用するのがおすすめ。腰据わり前に歩行器を使用してしまうと、赤ちゃんの体に負担が掛かる可能性があるので注意が必要です。
ただし、赤ちゃんの成長には個人差があります。月齢にこだわらず、赤ちゃんの発達状況を確認したうえで使用を検討しましょう。なお、歩行器は長期間にわたって使うモノではありません。卒業時期の目安は、一人歩きができるようになる生後15ヶ月頃です。
使用期間が限られているので、リーズナブルな製品や2WAY仕様の製品などにも注目してみてください。
歩行器の選び方
形状で選ぶ
スムーズに動けるシンプルな「丸型」
「丸型」は、円形のキャスターが付いた昔ながらのタイプです。赤ちゃんが全方向に移動できるので、歩行練習にぴったり。角がないため、障害物にぶつかりにくいのも魅力です。一般的には、正面にテーブルが付属しており、食事にも使用できます。
多くの製品がシンプルなデザインを採用しているほか、価格帯が安いのも特徴。軽量かつコンパクトな歩行器もラインナップしており、保管や持ち運びに便利です。
遊具としても楽しめる「四角型」
「四角型」の歩行器の多くは、遊具としても使用できます。押すと音が鳴るボタンやつかんで遊べるハンドルなど多彩な仕掛けを搭載。赤ちゃんが一人遊びできるので、パパ・ママの手が離せないときに役立ちます。
人気キャラクターをモチーフにしたモノやカラフルなモノなど、デザインのバリエーションが豊富なのも特徴です。また、丸型よりも重量があるぶん、転倒に強く安定感があります。
おもちゃボードを取り外して遊べたり、本体を手押し車に変形できたりと、多彩な使い方ができる製品もラインナップ。気になる方はチェックしてみてください。
転倒防止機能をチェック
歩行器を選ぶ際は、安全性に配慮されているかも要チェック。赤ちゃんが歩行器ごと倒れるのを防ぐ転倒防止機能付きのモノを選ぶのがおすすめです。また、赤ちゃんが歩行器を使用している間は、目を離さないように心がけましょう。
歩行器のなかには、規定の安全基準を満たしていることを示す「SGマーク」が付いているモノも。安心して使用できるモノが欲しい方は、チェックしてみてください。
なお、歩行器周辺のおもちゃや生活用品を片付け、転倒の原因をなくすことも大切です。できるだけ段差のない、平らな場所で使用しましょう。危険性の高いキッチンや階段周辺には、ベビーゲートを設置するのもおすすめです。
成長に合わせて高さ調節できるモノがおすすめ
歩行器は、赤ちゃんの両足のかかとが床にぴったりとつき、膝が少々曲がる高さで使用するのが大切。足がつかない状態で使用すると、赤ちゃんの体に負担が掛かる可能性があるので注意しましょう。
歩行器のなかには、高さを調節できるモノも。一般的に、ベルトタイプとレバータイプの2種類をラインナップしています。ベルトタイプは、赤ちゃんが座るシートのベルト部分で高さの調整を行います。赤ちゃんの成長に合わせて無段階で調整できるのがメリットです。
レバータイプは、製品によって調整できる段階が決められています。細かい調整はできませんが、ワンタッチで気軽に高さを変更できるのが魅力です。
折りたたみ式ならコンパクトに収納できる
歩行器を選ぶときは、部屋に合ったサイズかも確認しましょう。歩行器は、赤ちゃんを座らせるシートやテーブルに加え、しっかりとしたフレームを採用しています。置き場所によっては、窮屈に感じる場合も。部屋が狭い場合や収納スペースがない場合は、コンパクトに折りたためる歩行器を選ぶのがおすすめです。
なかには、折りたたむと厚さが10cm程度になり、省スペースで保管できる製品もあります。本体重量が軽いモノを選べば、旅行先や帰省先へ気軽に持ち運べて便利です。
歩行器のおすすめメーカー
永和
「永和」は、ベビー・子ども用品を製造・販売する兵庫県のメーカーです。パパ・ママが使いやすい育児用品を目指して、子育てに精通した専任デザイナーが企画・開発を行っています。歩行器をはじめ、バウンサーやおまる、乗用おもちゃなどさまざまな製品を取り扱っているのが特徴です。
中国・台湾にある工場では最新の設備を導入し、厳しい品質管理を徹底。一貫生産体制により、高品質な製品をロープライスで提供しています。
ジェー・ティー・シー(JTC)
1997年に創業された大阪のベビー用品メーカー「JTC」。歩行器のほか、ベビーゲートやベビーサークル、補助便座など、育児をサポートする製品を多く取り扱っています。安全性を何よりも大切にしており、製品には厳しい安全基準を設けています。
また、海外のパートナー工場で、徹底した品質管理が行われているのも特徴です。安心して使える歩行器を選びたい方は、チェックしてみてください。
歩行器のおすすめ|丸型
永和 シンプルウォーカー ブラウン ストップマット付き
シンプルなデザインで使いやすい「永和」の赤ちゃん用歩行器。片手で簡単に折りたためるのが特徴です。折りたたみ時の厚さは約10cmとコンパクトで収納場所を取りません。重さは約2.5kgなので、気軽に持ち運べます。
ゆったり使える幅約42cmのテーブル付き。歩行器を動きにくくするほか、食べこぼしをキャッチして床が汚れるのを防ぐストップマットを装着することで、食事用テーブルとしても使えます。ストップマットはスナップボタンで簡単に着脱可能。幅広いシーンで活躍するおすすめの歩行器です。
永和 ミッフィーわくわくウォーカーST
ミッフィーが好きな方におすすめの歩行器です。シート部分やフレームなど、随所にかわいいミッフィーがデザインされています。白とオレンジをベースにした、おしゃれなカラーリングも魅力です。
8か所に設置したキャスターが、元気に動く赤ちゃんの歩行をサポート。床やフローリングに傷が付きにくい、消音キャスターを採用しています。また、片手でコンパクトに折りたためるのもメリットです。
テーブルは食事がしやすいゆったりサイズ。フチがあるため、食器やおもちゃなどの落下を防げるのもうれしいポイントです。
ジェー・ティー・シー(JTC) まぁるいほこうき
直径5cmのダブルキャスターを6か所に設置した「ジェイ・ティー・シー」の歩行器。消音設計のキャスターを採用しているため、マンションやアパートでも使いやすいのが特徴です。また、床が傷付きにくいのもおすすめポイントです。
シートにはふんわりとしたポリエステル素材を用いており、赤ちゃんを優しく包み込みます。また、4か所の金具を握ることで簡単に折りたためて、使わないときは省スペースで収納可能です。
花岡商店 BabyGo! シンプル歩行器 ベビーウォーカースタンダード
飽きのこないデザインが特徴の歩行器です。カラーはベーシックなブラウンのほか、ポップなブルーボーダー・ピンクボーダー・グレーボーターを展開しています。丸型設計を採用しており、赤ちゃんが全方向にスムーズに動けるおすすめの製品です。
高さ調整は股ベルトで行う仕様。成長に合わせて細かく設定できるのがうれしいポイントです。また、走行音が静かな消音キャスターを採用。床を傷付けにくいのもメリットです。折りたたむと厚さ10cmになるコンパクト設計で、省スペースで収納できます。
S51Concept フルーツウォーカー
オレンジ・リンゴ・キウイ柄のマットがおしゃれな歩行器です。マットは取り外して洗えるほか、シート部分に撥水加工が施されているので、汚れをサッと拭き取れて便利。衛生的に使えるおすすめの製品です。
本体重量は約2.3kgと軽く、気軽に持ち運びが可能。厚さ約10cmに折りたためるので、狭い場所にも収納できます。そのほか、歩行器の動きを止める防水仕様のストッパーシートが付属。食べこぼしや飲みこぼしなどをキャッチし、床が汚れるのを防げる点も魅力です。
歩行器のおすすめ|四角型
永和 ベビーウォーカー ブラウン
楽しいおもちゃボードが付いた「永和」の歩行器です。動物の鳴き声がするボタンや回して遊べるハンドルなど、赤ちゃんが夢中になる仕掛けが充実。パパ・ママの手が離せないときでも、一人遊びできます。
赤ちゃんの成長に合わせて、7段階で高さを調整できるのも魅力です。おもちゃボードを取り外せば、食事用テーブルとしても使用可能。歩行器の動きを止める安全ストッパーが付いているので、落ち着いて食事ができます。
やさしい色合いで部屋に馴染みやすいのもおすすめポイントです。
ジェー・ティー・シー(JTC) てくてくウォーカー
赤ちゃんが楽しめる機能を多数搭載した「JTC」の歩行器。クラクションの鳴るハンドルや音楽に合わせて光るボタンなど、一人遊びできるおもちゃボードが付いています。
おもちゃボードを取り外せば、シンプルな食事用テーブルとしても使用可能。歩行器を固定できるストッパー付きで、食事中や家事をするときに便利です。赤ちゃんが座る部分には、ふんわりと柔らかいポリエステル素材を採用。外して手洗いできるので、清潔に保てます。
エム・アンド・エム(M&M) それいけ!アンパンマン おしゃべりウォーカー
アンパンマンが好きな赤ちゃんにおすすめの歩行器です。楽しく遊べるICメロディ付きトイトレーには、多くの人気キャラクターがデザインされています。思わず触りたくなるギミックで、赤ちゃんが夢中になって遊べます。
使わないときはコンパクトに折りたためて、場所を取らないのもうれしいポイント。折りたたむときにパパ・ママが指を挟まないよう、セーフティ機能が付いています。また、赤ちゃんの成長に合わせて、細かく高さを調節できるのも特徴です。
日本育児 はらぺこあおむし 2in1ウォーカー
はらぺこあおむしをモチーフにした、長く使える歩行器です。つかまり立ちができるようになったら手押し車としても使える2WAY仕様。音が鳴って光るトイユニット付きで、楽しく歩行練習ができます。
前輪タイヤには360°回転するキャスターを設置し、操作性をアップ。段差からの落下を防ぐ安心ストッパーも備えています。コンパクトに折りたためたり、食事テーブルとして使用できたりと、パパ・ママにうれしい機能を多数搭載。赤ちゃんの興味を引きやすいカラフルでかわいいデザインもおすすめポイントです。
カトージ(KATOJI) ベビーウォーカー ミッキーマウス
おしゃれなベビー用品を展開するメーカー「カトージ」のミッキーマウスがデザインされた歩行器です。ミッキーマウス型のトイバーやメロディが鳴るおもちゃなど、赤ちゃんが夢中になる仕掛けが満載。おもちゃを取り外して単体で遊べるのもおすすめポイントです。
折りたためば厚さ26cmとコンパクトになるので、収納に困りません。本体重量は3.9kgと四角型の歩行器としては軽めなので、持ち運びがしやすいのも魅力です。黒をベースにしたシンプルなデザインで、インテリアにも馴染みます。ディズニー好きの方は、ぜひチェックしてみてください。
歩行器の売れ筋ランキングをチェック
歩行器のランキングをチェックしたい方はこちら。
歩行器を使うときに気をつけることは?
赤ちゃんが歩行器を使用する際は、大人が目を離さず、しっかりと見守ることが大切です。加えて、使用する場所や時間にも注意しましょう。
使用場所は、赤ちゃんが転倒しないように、なるべく段差のない平らな場所を選びます。棚に衝突してモノが落下したり、刃物などに触ったりしてケガをしないよう、周辺環境を整えることも大切です。
また、思わぬ事故につながる可能性があるため、階段のある2階以上の部屋では使用しないようにしましょう。やむを得ず使用する場合は、ベビーゲートやフェンスを設置して、安全なスペースを作ってあげてください。
また、使用時間を決めることも大切です。歩行器に長時間乗せたままだと、筋肉の発達や歩き方に影響を及ぼす可能性も。できれば1回20分前後、1日1~2時間を目安に使用してみてください。
赤ちゃん用の歩行器は、移動しやすいシンプルなモノや遊具としても使えるモノなど、さまざまな製品が販売されています。使用するシーンや部屋の状況を考慮して選びましょう。本記事を参考に、家庭にぴったりの一台を見つけてみてください。