頭に装着して手軽に仮想現実を楽しめる「VRゴーグル」。VRコンテンツも増加しており、自宅にいながら臨場感のあるゲームや動画を体験できるとして注目を集めています。しかし、普段の生活でVRに触れる機会が少ないうえに、多くの機種があるため、選ぶのに迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、VRゴーグルのおすすめを選び方と一緒にご紹介。人気のモデルもラインナップしているので、ぜひチェックしてみてください。

VRゴーグルとは?

By: sony.jp

VRゴーグルとは、仮想現実を楽しむのに使用するディスプレイ付きのゴーグルのことです。VRは「Virtual Reality」の略で、VRゴーグルを装着すると目の前が映像に覆われ、限りなく現実に近い世界を体験できます。

VRゴーグルは、主にゲームや動画などのエンターテインメントに多く使用され、コンテンツの中に入り込んだかのような没入感のある視聴体験ができるのが特徴。単体で使用するモノやスマホやパソコンと連携するモノがあるので、自身の使い方に合わせて選んでみてください。

スタンドアローンタイプ

By: rakuten.co.jp

「スタンドアローンタイプ」は、外部機器なしでVRゴーグル単体で使用できるタイプのVRゴーグルを指します。ディスプレイやバッテリーなどが内蔵されており、ケーブルを必要としないのが特徴。取り回しやすく、自由度が高いため、手軽に遊ぶことができます。

また、PC接続タイプに比べて、リーズナブルに購入できるのもポイント。利用する際に充電する必要がありますが、臨場感のあるVRを体験をしたい方は、ぜひチェックしてみてください。

PC接続タイプ

By: varjo.com

パソコンに接続して使うVRゴーグルが「PC接続タイプ」です。パソコンの高性能なGPUで処理した映像をVRゴーグルに映すことができ、高画質でゲームや動画を楽しめるのが特徴。トラッキング性能に優れたモデルも多く、快適に遊べるのが魅力です。

本体が比較的高価で、かつ十分なスペックのゲーミングPCが必要なので、導入コストが嵩んでしまうのには注意が必要。しかし、映像世界に入り込んだかのような体験ができるため、本格的にVRを楽しみたい方におすすめです。

スマホタイプ

By: sony.jp

「スマホタイプ」はスマホと接続して使用するタイプのVRゴーグルです。スタンドアローンタイプやPC接続タイプよりも安く買うことができ、手軽に導入できるのが特徴。ワイヤレス接続でケーブルが必要ないため、取り回しがよいのもメリットです。

しかし、性能がスマホ用に作られており、高スペックとはいえないので、高画質で本格的にVRゲーム・動画を楽しみたい方は注意が必要。初めてVRゴーグルを使う方や、使用用途が決まっており、スペックに合った使い方をする方におすすめのタイプです。

VRゴーグルの選び方

トラッキング方法をチェック

首の動きをトラッキングする「3DoF」

By: rakuten.co.jp

「3DoF」対応のVRゴーグルでは、X軸・Y軸・Z軸方向の3つの動きをトラッキングできるのが特徴。頭や首の回転や傾きを感知し、映像内の視点を変更できます。主な使用用途は360°のVR映像の鑑賞で、アクションを伴うゲームを遊ぶのには向きません。

トラッキングする部位が頭周辺のみなので、使用場所を気にしなくてよいのもポイント。限られたスペースでVRコンテンツを楽しみたい方に適しています。また、6DoFに比べて機能が少ないので、比較的リーズナブルに購入できるのもメリットです。

体の動きもトラッキングできる「6DoF」

By: picoxr.com

「6DoF」対応のVRゴーグルでは、3DoFの動きに加えて体の動きもトラッキングできるのが特徴。VR映像内で視点を変更できるだけでなく、自分の位置を動かすことができるので、より現実に近い感覚を楽しめます。

体の動作の認識が可能なため、アクションを伴うゲームのプレイにも使用できるのがポイント。VRゴーグルを用いたエクササイズなどをしたい方にもおすすめです。

3DoF対応モデルに比べて機能が多いため、値段は高価になります。また、使用時に動き回ることが想定されるので、ある程度のスペースが必要なことにも注意が必要です。導入にあたって多少のハードルはありますが、より没入感のあるVRを体験したい方はぜひチェックしてみてください。

長時間使用するなら重量や装着感が重要

By: picoxr.com

VRゴーグルを装着してコンテンツを楽しむ場合、長時間装着することが考えられます。重すぎるモノや接触部分が硬いモノだと、快適に使用できないことがあるので、VRゴーグルの重量や装着感も重視すべき要素です。

一般的に本体重量が700g以上あるモノは、長時間使用すると首に負担がかかってしまいます。700gを目安に、頻繁に使いたい方はより軽量のモデルを選んでみてください。

また、顔との接触部分にクッション性があることや、ストラップの長さの調節ができることも大切なポイント。本体がずれてきれいな映像が見られなくなることを防げます。特にVRゴーグルでアクションを伴うコンテンツを楽しみたい方は、快適に遊べるかどうかに直結するため、しっかり確認してみてください。

メガネをかけたままでも使えるか

By: sony.jp

普段からメガネを使用している方は、メガネをかけたままでVRゴーグルを使用できるかどうかも重要。メガネに対応しているモデルは、メガネを使うためのアダプターや、メガネをかけたままでも装着できるスペースが設けられているので要チェックです。

また、メガネ対応モデルであっても、自身の使っているメガネとの相性が悪いと適切にVRゴーグルが装着できない場合もあるため注意が必要。VRゴーグルのスペック表や説明書を見て、自身のメガネのフレームサイズに対応しているか確認してみてください。

もしメガネの存在が煩わしく感じられる場合は、専用の視力矯正用レンズが用意されているモデルもあります。特にアクションを伴うコンテンツを楽しみたい方は、メガネのずれが生じないのでおすすめです。

ピント調整機能があるモデルを選ぼう

By: rakuten.co.jp

VRゴーグルの「ピント調節機能」もチェックしたい要素です。ピント調節機能搭載モデルは、ピントを調節して自分の見えやすいところに合わせられるため、映像のぼやけが生じず、VRの世界に入り込めるのがメリットです。VR映像を見たときに不快感を覚える「VR酔い」の軽減も期待できます。

なかには、左右のピントを別々に調節できるモデルもラインナップ。左右の視力に違いがある方に特におすすめなので、チェックしてみてください。

VRゴーグルのおすすめ|スタンドアローンタイプ

Meta Meta Quest 2

高解像度で本格的なVRを楽しめる人気のVRゴーグルです。6DoFに対応しており、トラッキング性能に優れているのが特徴。VR動画はもちろん、さまざまなVRゲームも楽しめます。ワークアウトにも活用できるので、使い勝手も良好です。

人間工学に基づいてコントローラーを採用し、操作性が高いのもポイント。親指を置く場所が設けられ、しっかりと保持できるため、激しいアクションを伴うゲームも安全に遊びやすい仕様になっています。

スタンドアローンタイプながら、PC接続に対応しているのも魅力。別売りのケーブルや専用アプリを購入すれば、PC向けのコンテンツも利用可能です。また、軽量かつ長さ調節できるソフトストラップが付いているので、装着感も快適。コストパフォーマンスに優れた便利なモデルを探している方におすすめです。

PICO PICO 4

人間工学に基づいたバランス設計を採用し、装着感に優れたスタンドアローンタイプのVRゴーグルです。ストラップを除いた重さが295gと軽量なことと相まって、長時間の着用も快適。メガネをかけながらでも使用できるほか、専用の視力補正レンズも展開されているので、人を選ばずVRに没入できるのがメリットです。

高画質でVRコンテンツを楽しめるのもポイント。4K+の解像度、最大90Hzのリフレッシュレートを実現しています。視野角も105°と広く、VR世界に入り込んだかのような臨場感を味わえます。6DoF対応で、トラッキング性能も良好です。

「PICO Store」を通じてさまざまなエンターテインメントにアクセスできるのも魅力。動画やゲームだけでなく、フィットネスコンテンツも豊富に用意されており、毎日のエクササイズにも活用できます。機能性が高いだけでなく遊び方も多様で、使い勝手に優れたおすすめの1台です。

Pico Neo3 Link

PC接続にも対応している高性能なスタンドアローンタイプのVRゴーグルです。4K解像度のディスプレイを搭載し、120Hzの高リフレッシュレートを実現しているのが特徴。ストラップの耳部分のスピーカーから3D立体音響を再生できるのと相まって、没入感をもってVR世界を楽しめます。

本製品は装着感に優れているのもポイント。頭や顔との接触部分に柔らかいクッションを採用し、快適に使えます。また、後頭部のダイヤルでフィット具合も調節可能です。6DoFに対応し、トラッキング性能も高いので、大きなアクションを伴うVRゲームをプレイするのにも適しています。

スタンドアローン状態では、専用のアプリストア「PICO Store」からさまざまなVRコンテンツを利用できるのも魅力。パソコンに接続すれば、「SteamVR」にアクセスでき、さらに多くのゲームや動画、アプリを体験できます。VRを自由に楽しめるモデルを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

DPVR DPVR-4D PRO

4K解像度に対応し、VR動画の視聴におすすめのスタンドアローンタイプのVRゴーグルです。高精細で色鮮やかな映像を表示できるのが特徴。3DoFに対応し、自由にVR空間を見渡せるので、没入感をもってVRを体験できます。

豊富なVR動画コンテンツをラインナップしている「4D-CH」を利用できるのもポイント。リアルタイムのライブ配信の視聴や、VRでの観光などが可能で、幅広く楽しむことができます。

ほかにも、HTCが運営する「VIVEPORT」や世界規模のVRサービス「VeeR VR」などもサポートしており、多くのVRコンテンツにアクセス可能。VR動画視聴をメインに考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

VRゴーグルのおすすめ|PC接続タイプ

HTC VIVE PRO 2 HMD

5Kの高画質を誇り、没入感のあるVRを体験できるPC接続タイプのVRゴーグルです。120°の広視野角、最大120Hzのリフレッシュレートを実現し、グラフィック性能に優れているのが特徴。ピント調節機能も搭載されているので、快適にVRを楽しめます。

人間工学に基づいたバランスのよいデザインを採用し、装着感が良好なのもポイント。長時間のゲームプレイをしたい方にも適しています。立体音響が再生可能なハイレゾ対応のヘッドホンが備えられ、高音質でコンテンツを利用できるのもメリットです。

さまざまなVRコンテンツにアクセスできる「VIVEPORT」を利用できるのも魅力。ゲームやアプリ、動画などを幅広くサポートしています。迫力のあるリアルな映像でVRコンテンツを遊びたい方におすすめのモデルです。

HTC VIVE Cosmos Elite

2880×1700ピクセルの、高い解像度が特徴のVRゴーグルです。ピクセル間の距離が短いLCDパネルにより、ディスプレイの網目模様が見える「スクリーンドア効果」を抑え、美しい映像を楽しめます。

ヘッドセットは人間工学に基づいて設計されており、着脱しやすいのもポイント。さまざまな顔の形にフィットし、メガネの上からでも装着できます。

さらに、「SteamVR Tracking」により、高精度な操作性を実現。腕や体をさまざまな角度・方向に動かしても正確に反応します。臨場感のある映像で快適にVRゲームをプレイしたい方におすすめのVRゴーグルです。

Varjo Aero

最先端の光学設計によって、透明感のある高画質映像を楽しめるハイエンドVRゴーグルです。ディスプレイに「デュアルミニLED液晶」を採用しているのが特徴。角度に応じて解像度にバリエーションをつけており、115°の広視野角と相まって忠実度の高いVR体験を実現しています。

独自のアイトラッカーを搭載し、自動でピントを調節できるのも魅力。VR酔いを軽減しつつ、没入感をもってコンテンツを楽しめます。軽量かつ、人間工学に基づいたデザインで装着感も快適。プロ仕様の映像美と、長時間の使用にも対応する着け心地を両立したおすすめのモデルです。

VRゴーグルのおすすめ|スマホタイプ

エレコム(ELECOM) らくちんVRゴーグル VRG-TL01BK

臨場感のある360°映像を楽しめるスマホタイプのVRゴーグルです。スマホにVR対応アプリをインストールし、本製品にセットして使用します。頭の動きをトラッキングしてVR内の視点を動かすことが可能。VR動画の視聴に適しており、コンテンツの中にいるかのような体験を実現します。

本製品は使い勝手に優れているのもポイント。ゴーグル部分は跳ね上げに対応し、ゴーグルを装着したままスマホの操作ができます。また、左右の目の幅に合わせてディスプレイの位置を調節できる目幅調節機能や、ピント調節機能を搭載しているのもメリットです。

ひたいパッドとフェイスパッドのダブルパッド構成で、装着感が快適なのも魅力。パッドの素材には柔らかく通気性のよいメッシュ生地を採用しているため、蒸れを防いで長時間使用できます。手軽に使える高コスパなモデルを探している方におすすめです。

ソニー(SONY) ビジュアルヘッドセット Xperia View

8KHDRの高精細なVR映像を楽しめるXperia専用のVRゴーグルです。独自レンズによる対角120°の広視野角と相まって、現実かのような没入感のあるVRを体験できるのが特徴。色彩の表現も豊かで、リアルな映像を表現することができます。

セットアップが簡単なのもポイント。フロントカバーの内側にスマホをセットし、「Xperia Viewアプリ」で眼間調節をするだけで使用できます。また、コントローラーを必要とせず、首の振りやカバーへのタッチなどで直感的に操作できるのもメリットです。

対応機種は「Xperia 1 IV」「Xperia 1 III」「Xperia 1 II」。該当機種を使用している方は、手軽に高画質なVR動画を視聴できるので、ぜひチェックしてみてください。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) Bluetoothコントローラー内蔵VRゴーグル MED-VRG6

スマホをセットするだけで手軽に使用できるVRゴーグルです。Bluetooth接続を採用しており、4.7~6.1インチのAndroid・iPhoneに対応しています。ヘッドホン搭載で、3DVR専用動画を没入感のある映像を体験できるのが魅力です。

本製品は、ヘッドバンドがゴムでできており、自分の頭に合わせて装着可能。ピントと瞳孔間の距離もダイヤルで調節できるため、快適に映像を楽しめます。また、頭や顔との接触部分に設けられた柔らかいクッションは、取り外して手入れができるので、清潔に使えるのもメリットです。

使い勝手に優れているのもポイント。装着した状態で動画の再生や音量の調節ができるほか、スマホに着信があった場合もVRゴーグルを外さずに電話に出られます。手軽に使える便利なVRゴーグルを探している方におすすめです。

VRゴーグルの売れ筋ランキングをチェック

VRゴーグルのランキングをチェックしたい方はこちら。

番外編:VRゴーグルで遊べるおすすめVRゲーム

Beat Saber

2本のサーベルで迫り来るキューブ状のビートを切り伏せて遊ぶ、臨場感あふれるVRリズムゲームです。右手で赤のビート、左手でビートを正しく切れると得点が加算。間違った方を切るか空振りをするとミス扱いになり、ミスが続くとゲームオーバーになってしまいます。迫力のあるEDMと剣で切る爽快感が人気を集め、世界的ヒットを記録している作品です。

シンプルなゲームながら、VR内の上下左右さまざまな方向から飛んでくるキューブに対応しなくてはならないので、臨場感のあるゲーム体験ができるのが魅力。難易度はEasyからExpart+まで5段階設けられ、自分に合った難しさで遊べます。難易度ごとのスコアランキングも実装され、世界中のユーザーとスコアを競うことができるのもメリットです。

全身を動かしてキューブを切る必要があるため、エクササイズにもなるのもポイント。また、有料DLCを利用すれば、BTSやGreenDayなどの有名アーティストの楽曲を利用でき、自分のお気に入りの曲を使ってノリノリでプレイできます。VRと相性がよく、近未来的な雰囲気でリズムゲームを楽しみたい方におすすめです。

Half-Life: Alyx

2020年にValveがリリースした世界的に高い評価を受けているVR専用のFPSです。舞台は「コンバイン」と呼ばれるエイリアンに侵略された地球。主人公の科学者アリックス・バンスは、「エリア17」にて囚われた彼女の父親イーライを助け出すために、コンバインの支配に対して激しい戦いを繰り広げるストーリーが描かれています。

本作は、VR世界でのリアリティが追求され、高度な没入感を実現しているのがポイント。モノを掴んで持ち上げたり、ドアノブを回して扉を開けたりする動作を自然に行えます。実際に自身がエリア17に存在しているかのような感覚を味わえます。

また、グラフィックの作り込みが精巧で、襲ってくるエイリアンなどの敵が恐ろしく感じられるのも魅力。ホラー要素もあり、VRならではの大迫力な映像を楽しめます。VRでFPSをプレイしたい方におすすめの作品なので、ぜひチェックしてみてください。

The Elder Scrolls V: Skyrim VR

数々の受賞歴を誇るBethesda Game Studiosが手がけるオープンワールドRPGのVR版です。帝国派とストームクローク派で内戦が続くタムリエル大陸の北方「スカイリム」を舞台に、広大なスケールの冒険を楽しめます。元になっているThe Elder Scrolls V: Skyrimは、2011年にリリースされてから今日に至るまでに世界中で3000万本以上売れている傑作ゲームです。

本作の魅力は、圧倒的な自由度の高さ。プレイヤーは「ドラゴンボーン」の力を有した主人公を操作し、帝国の内乱やドラゴンとの戦闘に巻き込まれながら、スカイリムの世界を自分の思うがままに生きることができます。メインストーリーは用意されていますが、ノルドの戦士になるもよし、魔法使いになるもよし、暗殺者として裏世界に生きるのもよしと、自分だけの生き方ができるのが醍醐味です。

本作はVR版のため、実際に自身がスカイリムの地で冒険をしているかのような没入感を味わえるのがポイント。雄大な風景の美しさを感じられる一方、ドラゴンやモンスターなどとの戦闘は大迫力で、迫り来る敵に肝を冷やすことにもなるでしょう。オープンワールドRPGが好きな方はもちろん、初めてプレイするという方にもおすすめの超大作です。