360°全方位映像が楽しめるPS VRは、バーチャルリアリティによって臨場感あふれる世界が体験できます。PS VR対応ゲームやコンテンツは立体的で迫力のある映像だけでなく、3Dオーディオ処理が施された立体音響も魅力です。
PS VRにはイヤホンが付属していますが、より高音質なサウンドを求めるならヘッドホンがぴったり。そこで今回は、リアルなサウンド再生が可能なPS VR用のおすすめヘッドホンをご紹介します。
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PS VR用ヘッドホンの選び方
PS VRではワイヤレスヘッドホンは使えないので注意
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PS VRでは、ワイヤレスヘッドホンを使用できません。ヘッドホンには、対象機器とケーブルでつなぐ「有線接続」とBluetoothなどでつなぐ「無線接続」があります。
しかし、PS VR本体には、無線接続に必要なBluetooth機能が搭載されていません。PS VR用にヘッドホンを購入する場合は、有線タイプの製品を選びましょう。
構造をチェック
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PS VRの形状は、ゴーグルを少し大きくしたようなデザインです。装着するヘッドホンの形やサイズによっては、物理的に干渉する可能性があります。とくにヘッドホンとPS VR双方のヘッドバンド部分がぶつからないかや、ヘッドホンのイヤーカップ部分がPS VRにあたらないかをチェックしましょう。
また、ヘッドバンド型と比較すると種類は少ないですが、ネックバンド型のヘッドホンもおすすめです。PS VRのヘッドバンドと干渉しにくいのが魅力。なかにはヘッドホンをつけたままでもPS VRの着脱ができるモデルもラインナップされています。
密閉型
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ヘッドホンは、スピーカーと同じようにドライバーユニットの前面だけでなく背面にも音を発しています。密閉型のヘッドホンは、イヤーカップ背面を樹脂や木材で覆うことで、後ろ側に出た音が外部に逃げにくいのが特徴です。
外部からの音が入りにくいので、VRコンテンツのサウンドに集中でき、高い没入感が得られます。なお、耳の周囲を密閉するので、長時間使用すると蒸れを感じたり耳や頭が圧迫されたりする場合があるので注意しましょう。
開放型
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開放型ヘッドホンのイヤーカップ背面はメッシュ構造になっている場合が多く、再生された音が外部に出やすくなっているのが特徴です。イヤーカップの内部が密閉されていないので、開放感のある自然で抜けのよいサウンドが楽しめます。
PS VRのゲーム中でも周囲の音が聞き取りやすいのもポイント。圧迫感も少ないので、長時間使用時におすすめです。
サラウンド機能は不要
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ヘッドホンが搭載している「バーチャルサラウンド機能」とは、ステレオ2chに加え、疑似的なch（チャンネル）を追加して立体音響を実現する機能。360°方向から音が聞こえてくるので、VRコンテンツにぴったりな機能です。
しかし、PS VRにはヘッドホンの「バーチャルサラウンド機能」とは別に、3Dオーディオ技術を使用した立体音響処理が施されています。そのため、「バーチャルサラウンド機能」を搭載したヘッドホンを使うと、PS VRの3Dオーディオ処理と干渉してしまうので注意が必要。PS VRのゲーム・コンテンツには「バーチャルサラウンド機能」非搭載のモデルか、「バーチャルサラウンド機能」をON・OFFできるモデルがおすすめです。
PS VRにおすすめのヘッドホン
ソニー(SONY) ステレオヘッドホン MDR-1AM2 B
快適性に優れた、小型・軽量のヘッドホンです。イヤーパッドには、低反撥ウレタンフォームを採用しています。加えて、合皮に特殊な加工を施すことで、高い吸放湿性を実現。長時間のプレイでも快適に使用できます。
また、広帯域再生を実現する40mmHDドライバーユニットを搭載。可聴帯域をはるかに超える100kHzの超高音域まで再生できます。
本製品には、制振ハウジング機能も搭載。振動を抑えることで、よりクリアな音質を楽しめます。装着時の快適性や音の抜け感を重視したい場合におすすめです。
ソニー(SONY) ステレオヘッドホン MDR-ZX310
リーズナブルながら音質に優れたヘッドホンです。直径30mmドライバーユニットを採用。低域から中域までバランスの取れた音を楽しめます。
また、密閉性の高いイヤーパッドを採用しているのも特徴。PS VRから出る音に集中できるため、より高い没入感が得られます。
本製品は、摩擦を低減する「セレーションコード」を採用。PS VRのプレイ中の動作でコードが絡みにくく、快適に使用できます。安くて音質のよい製品を探している場合におすすめです。
ハイパーエックス(HyperX) Cloud Alpha ゲーミングヘッドセット HX-HSCA-RD/AS
音の歪みを抑えたヘッドホンです。低音を、中音と高音から分離させる「デュアルチャンバードライバー」システムを採用。正確かつスムーズなサウンドでPS VRをプレイできます。
また、ソフトレザーを使用しており、圧迫感が少ない設計なのも特徴。長時間のプレイでも快適に使用できます。
ノイズキャンセリングマイクを取り外せるのもポイント。マイクが本体に付属しているPS VRプレイ時は取り外して、ほかのゲームプレイ時に取り付けるという使い方ができます。PS VRにはもちろん、ほかのゲームでも使用したい場合にもおすすめです。
オーディオテクニカ(audio-technica) ポータブルヘッドホン ATH-WS1100
迫力のある重低音が楽しめるヘッドホンです。大迫力の低音を実現する「エクストラエアフローベース・ベンティングシステム」を搭載。クリアな中高域を兼ね備えた、重低音再生を楽しめます。
また、重低音とハイレゾ再生を両立させる「高磁束磁気回路」を搭載。厚みを感じさせる低域表現が可能です。
振動を抑制する「デュアル・エンクロージャー構造」を採用しているのもポイント。余計な振動を抑えることで、中高域の歪みを軽減します。とくに重低音を重視したい場合におすすめです。
ホリ(HORI) PlayStation VR用ヘッドホン PS4-075
ソニーの公式ライセンス製品を多くラインナップしている「HORI」のヘッドホンです。PS VR用のヘッドホンとして展開。後頭部に装着する「ネックバンド式」を採用しています。PS VRに干渉しにくく、スムーズに取り外しを行うことが可能です。
また、40mmドライバーを搭載。高音質の迫力のあるサウンドを楽しめます。
本製品は、密閉式のイヤーパッドを採用。外部からの音が入りにくい設計で、高い没入感を得られます。PS VR用の製品という信頼性を重視したい場合におすすめです。
バングアンドオルフセン(Bang＆Olufsen) オーバーイヤー型ヘッドホン BEOPLAY H4 2ND GEN
丸みを帯びたおしゃれなデザインが特徴のヘッドホンです。「Limestone」と「matte black」の2つのカラーを展開。インテリアとしても活躍します。
また、確かな音響性能を搭載。1925年から築かれてきた同社のサウンドエンジニアリングが注ぎ込まれていると謳っています。
Googleアシスタントに対応しているのもポイント。音楽やポッドキャスト、ラジオを声だけで操作できます。
本製品は、有線接続および無線接続の両方に対応。PS VRの接続は有線で、外出時のスマホの接続は無線で、と使用できます。デザイン性と音質の両方を重視したい場合におすすめです。
オーディオテクニカ(audio-technica) プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M40x
音を忠実に再現できるヘッドホンです。低音・中音・高音の全体域で色付けのない音を再現します。
また、本製品は、密閉式を採用。楕円形上のイヤーカップを採用しており、長時間のプレイでも快適性を保てます。
耐久性に優れたイヤーパッド・ヘッドパッド素材を採用しているのもポイント。長く安心して使用できます。忠実なサウンドを楽しみたい場合におすすめです。
Srhythm ヘッドホン NC25
とにかくコスパに優れたヘッドホンです。ハイレゾ対応の40mmダイナミックドライバーを搭載。パワフルな低域と柔らかい中高域のバランスの取れたクリアな音質を楽しめます。
また、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載。周囲の騒音を検知して、低周波ノイズを最大90％削減できます。よりPS VRの世界に浸りやすい環境を構築可能です。
本製品は、有線接続と無線接続の両方に対応。PS VR以外にも音楽や動画などの鑑賞・視聴用として使用できます。加えて、折りたたみ式を採用。専用ケースが付属しているため、外出先にも持ち運びやすい仕様です。
PS VRでの使用はもちろん、スマホやパソコンなどに接続して音を楽しみたい場合に適しています。
スカルキャンディ(Skullcandy) Crusher Wireless S6CRW-K591
低音再生時に振動を感じられるヘッドホンです。世界で初めてサブウーファーを搭載し「震えるヘッドホン」と謳われています。
PS VRの視覚からの映像だけでなく、聴覚からもバーチャリティを感じることが可能です。また、振動の強さはスライド式のコントロールレバーで調節できます。
加えて、振動機能をOFFすることも可能。ゲームジャンルや場面によって自由にカスタマイズできます。音の振動を楽しみたい場合におすすめです。
アーカーゲー(AKG) ヘッドホン K240 STUDIO-Y3-E
プロレベルの音質をお手頃価格で楽しめるヘッドホンです。ひとつひとつの音を丁寧に表現。微細な残響音までもしっかりと拾えます。
また、セミオープンエアー構造を採用。抜け感のよいクリアなサウンドを楽しめます。音の定位や奥行きまでリアルに表現可能です。
装着感に優れているのもポイント。上下左右に稼働できる、厚みのあるイヤーパッドを採用しています。長時間のプレイでも快適に使用可能です。
価格を抑えながらも音質にこだわりたい場合に適しています。
ライターからヒトコト
バーチャルリアリティ空間が楽しめるPS VR。より高い没入感を得るには、グラフィックだけでなく音響面にもこだわるのがおすすめです。耳全体を覆うヘッドホンは、PS VRサウンドをパワフルかつ忠実に再生可能。臨場感あふれる音が満喫できるPS VR用ヘッドホンを探してみてください。