ソニー・インタラクティブエンタテイメントから発売されているPS VR。HMDを頭にかぶる形でプレイすることで視野がゲーム画面で覆われるため、Playstation 4の美麗なゲーム映像の世界により深く没入できます。

特に、PS VRでプレイするホラーゲームは、部屋の不気味な雰囲気やゾンビの息づかいなどがよりリアルに感じられるため、体験できる恐怖がさらに増大されるのが魅力。そこで、今回は名作から最新作も含めてPS VRでおすすめのホラーゲームをご紹介します。

PS VRのホラーゲームおすすめ

BIOHAZARD 7 resident evil Gold Edition グロテスクVer. – カプコン

BIOHAZARD 7 resident evil Gold Edition グロテスクVer. - カプコン

PS VR対応のホラーゲーム『バイオハザード7』。ハリウッドで映画化もされた国民的ゾンビホラーゲームの最新作です。従来シリーズと比べてアクション性よりもホラー性が強化されているのが特徴で、重厚なストーリーも世界中で高く評価されています。

主人公はイーサン。行方不明になった妻のミアを探して荒れた屋敷にたどり着きますが、そこで何者かの襲撃に遭い、目を覚ますと狂気で満たされた屋敷の住人ベイカー一家に拘束されます。彼は隙を見て脱出。一家やクリーチャーの妨害に遭いながらもそれらを撃退しつつ、ミアを救出するために屋敷の謎を解き明かしていきます。

本作のVRモードでは銃の命中精度が低めに設定されているのが特徴。主人公は射撃に慣れていない一般人で、またVR効果によって迫りくるクリーチャーに対する焦りも増大するため、ゾンビ映画のようになかなか弾が当てられない感覚を体感できます。非VRモードよりも難易度が高めなので、やりごたえのあるホラーゲームを探している方にもおすすめです。

BIOHAZARD 7 resident evil Gold Edition グロテスクVer. - カプコン

KITCHEN – カプコン

KITCHEN - カプコン

PS VR専用のホラーゲーム『KITCHEN』。本作は『バイオハザード7』本編の前日談とも呼べる作品です。平均プレイ時間は5分ほどと短めですが、ゲーム映像にはVR効果が最大限に活用されており、最高の恐怖を味わえることからレビューでも高く評価されています。

『バイオハザード7』のイーサンと同様、ベイカー一家に拘束された主人公。屋敷内のキッチンで目を覚ましたところからゲームは始まります。そこから眼前で繰り広げられる恐怖と次々に対峙していくという内容です。

本作はなんと100円というサービス価格で購入できるのが特徴。短編ではありますが、作り込みは高いので、バイオハザード品質の恐怖体験がしっかりと味わえます。PS VRがもたらすホラーゲームの魅力を手軽に体感したい方におすすめです。

ホラーSENSE ~だるまさんがころんだ~ – コーエーテクモウェーブ

ホラーSENSE ~だるまさんがころんだ~ - コーエーテクモウェーブ

体感型ホラーアドベンチャー『ホラーSENSE ~だるまさんがころんだ~』。本作はコーエーテクモウェーブが全国のゲームセンターやアミューズメント施設で設置したところ好評を博し、PS VR用のホラーゲームとして移植されたものです。

主人公は肝試しをしに廃校へやって来た若者グループの1人。校内の探索中に突然現れた少女の霊から「だるまさんがころんだ」で遊ぼうと仕掛けられます。お手つきをした仲間たちが次々と命を落としていく中、主人公は次々と襲い掛かる恐怖を乗り越えて廃校からの脱出を試みます。

一本道が多いお化け屋敷系ホラーゲームに「だるまさんがころんだ」の要素を組み合わさることで、恐怖と緊張感がさらに増しているのが本作の特徴。霊による妨害もあり、身の毛もよだつような恐怖体験を味わえます。一方、使うのは○ボタンだけと操作性はシンプル。座った状態のままでもプレイできるので、PS VR初心者でも手軽に楽しめるのも魅力です。

ホラーSENSE ~だるまさんがころんだ~ - コーエーテクモウェーブ

Home Sweet Home – マスティフ

Home Sweet Home - マスティフ

PS VR対応のステルス型ホラー『Home Sweet Home』。本作はタイで開発されたホラーゲームですが、ステルス型ホラーの緊張感に独特の世界観と映像が絡み合うことで、ジャパニーズホラーに通じる精神的な恐怖が堪能できます。日本人にも親しみやすくなっているのが特徴です。

主人公のティムは妻の失踪後に見知らぬ廃屋の中で目を覚まします。家へ帰るためにそこからの脱出を試みますが、その直後にカッターを持ち襲いかかってくる異形の女性ベルと遭遇。攻撃手段が一切ないまま、ベルを始めとするクリーチャーからただ隠れ、逃げ、やり過ごし、妻を探しながら出口を目指します。

ゲーム各所にはパズル要素が散りばめられており、謎解きも楽しめるのが特徴。また、本作の恐怖度は海外でも高く評価されていますが、PS VRで遊ぶと廃屋内で発生する物音やクリーチャーの接近してくる音がよりリアルに感じられるので、さらに増大した恐怖を味わえます。

Home Sweet Home - マスティフ

イモータル・レガシー 不滅の禍 – ソニー・インタラクティブエンタテインメント

イモータル・レガシー 不滅の禍 - ソニー・インタラクティブエンタテインメント

PS VR専用のホラーシューティングアドベンチャーゲーム『イモータル・レガシー 不滅の禍』。本作は中国のスタジオで開発された作品です。中華風の雰囲気を醸し出す世界観で、謎解きとサバイバルホラーがブレンドした手に汗握るゲーム体験が楽しめます。

主人公は特殊部隊に所属する軍人・タイヤ。母が目前で暗殺されたことをきっかけに、母の古い友人であるクシャナと共に母の過去に関する情報が隠されているという伝説の島に向かいます。そこは多数のクリーチャーがはびこる魔境で、それらを撃退しつつ、闇に葬られた恐ろしい過去の秘密を解き明かしていくという物語です。

本作のプレイではPS Moveを使用。両腕にセットできる10種類以上の武器を状況に応じて使い分けつつ、襲い来るクリーチャーを撃退していきます。また、島の各所には罠やパズルが仕組まれているので、バトルスキルだけではなく頭脳が試されるのもポイントです。

イモータル・レガシー 不滅の禍 - ソニー・インタラクティブエンタテインメント

The Inpatient -闇の病棟- – ソニー・インタラクティブエンタテインメント

The Inpatient -闇の病棟- - ソニー・インタラクティブエンタテインメント

PS VR専用のVRホラーアドベンチャー『The Inpatient -闇の病棟-』。本作は謎が謎を呼ぶストーリーで人気を博した『Until Dawn -惨劇の山荘-』と同じ開発チームが手掛けており、同作の前日譚とも呼べる物語が楽しめます。

舞台は1950年代のブラックウッド精神病院。主人公は記憶を失くしてこの病院の患者となった青年で、1人の老医師の問いかけから物語は始まります。自分が何者なのか、なぜこの病院に囚われているのかが一切わからない状態から、病院の闇に潜む謎を解き明かしていくという内容です。

本作のストーリーには『Until Dawn -惨劇の山荘-』でもおなじみの「バタフライエフェクト」システムが採用されているのが特徴。さまざまな人物と会話をしながらストーリーを進めますが、その際に表示される選択肢に応じてストーリーが分岐し、エンディングも大きく変わっていきます。何度でも楽しめるホラーゲームです。

The Inpatient -闇の病棟- - ソニー・インタラクティブエンタテインメント

Stifled – ソニー・インタラクティブエンタテインメント

Stifled - ソニー・インタラクティブエンタテインメント

PS VR専用のステルス型ホラー『Stifled』。本作はシンガポールで活動する新進気鋭のデベロッパー集団であるGattai Gamesが手掛けた作品で、音の反響を活用するという独特のゲーム性から2017年に多数の賞を総なめにした傑作としても知られています。

主人公は辛い経験で心を閉ざすことになった青年デイビッド。彼は一面を暗闇に支配された世界に迷い込んでしまったことに気が付きます。その状態から「音」の力を使って暗闇の中を進んでいくことで、世界の謎や自身の過去に起こった出来事を解き明かしていくという内容です。

本作ではコウモリやイルカが使用する「エコーロケーション」がシステムに採用されているのが特徴。マイクに声を発したり小石を投げたりして音を発生させると世界の輪郭が見えて進めるようになりますが、同時に恐ろしいクリーチャーも呼び寄せてしまうため乱用はできません。タイトル通りの「窒息」するような恐怖を味わえる作品です。

Stifled - ソニー・インタラクティブエンタテインメント

Until Dawn: Rush of Blood – ソニー・インタラクティブエンタテインメント

Until Dawn: Rush of Blood - ソニー・インタラクティブエンタテインメント

PS VR専用となる一人称視点のホラーシューティングゲーム『Until Dawn: Rush of Blood』。本作は2015年に発売された『Until Dawn-惨劇の山荘-』のスピンオフ作品です。原作を忠実に再現した背筋が凍るようなホラーの雰囲気を味わいつつ、爽快感のあるサバイバルシューティングが楽しめます。

舞台は『Until Dawn-惨劇の山荘-』の世界をテーマにしたお化け屋敷。その中をジェットコースターで駆け抜けながら、次々と襲い来るクリーチャーを両手に装備した拳銃で撃退していきます。

本作のプレイにはPS MoveとPS Cameraが必須。二丁拳銃やショットガンなどの武器を駆使して前方から現れるクリチャーに対処するだけでなく、体の動きを利用して攻撃やトラップを回避するアクション要素も盛り込まれています。ホラーゲームの恐怖感とFPSの爽快感を一度に味わいたい方におすすめです。

Until Dawn: Rush of Blood - ソニー・インタラクティブエンタテインメント

ヒア・ゼイ・ライ -眠りし者たち- – ソニー・インタラクティブエンタテインメント

ヒア・ゼイ・ライ -眠りし者たち- - ソニー・インタラクティブエンタテインメント

PS VR専用の『ヒア・ゼイ・ライ -眠りし者たち-』。本作は『ゴッド・オブ・ウォー』のサンタモニカスタジオと、『トゥームレイダー』の開発チームが新たに立ち上げたTangentlemenが共同で手掛けた異色のホラーアドベンチャーです。

主人公は目覚めると地下鉄の駅の中にいます。そこは夢とも現実ともつかない悪夢のようなモノクロ世界。彼は謎の女性に誘われるまま、荒廃した街の深部へと足を踏み入れていくという内容です。途中クリーチャーによる襲撃もあり、逃げたり隠れたりしながら隙を見て進むというステルスホラーの要素もあります。

本作はややVR酔いしやすい作りなのでプレイ中に適度な休憩を勧められますが、全体的な難易度は低めなので、初心者でも気軽に楽しめます。また、マルチエンディング方式のため、プレイ中の行動によってストーリーや結末が変化するのもポイント。繰り返し遊べるのも魅力です。

ヒア・ゼイ・ライ -眠りし者たち- - ソニー・インタラクティブエンタテインメント

眠れぬ魂 RESTLESS SPIRIT – wise

眠れぬ魂 RESTLESS SPIRIT - wise

PS VR専用のインタラクティブシネマ『眠れぬ魂 RESTLESS SPIRIT』。本作は「親子愛」をテーマにした約15分間のホラームービーです。劇中にVR効果を生かした一人称視点でのアクションが組み込まれたことで、通常の映画を超える没入感とゲームを超える臨場感が味わえるようになっています。

主人公は、娘を失った父親。失意に暮れる彼の元に突然少女の霊が現れて、何かを見せようと彼を森へと誘います。真実を探し求めるため、森の奥深くに眠る秘密を解き明かしていくという内容です。

本作では一人称パートと三人称パートに分かれてストーリーが進みますが、一人称パートでのプレイヤーの視線移動によってストーリーが分岐するのが特徴。視線の数だけ演出が用意されており、エンディングも2通りあるので、繰り返し楽しめます。通常の映画では味わえない新しい映画の楽しみを体感したい方におすすめです。

眠れぬ魂 RESTLESS SPIRIT - wise

The Brookhaven Experiment – Phosphor Games

The Brookhaven Experiment - Phosphor Games

PS VR専用となる一人称視点のサバイバルホラーシューティング『The Brookhaven Experiment』。本作はOculus RiftやHTC Viveなどのハードでも配信されており、特にHTC ViveではVRホラーゲームのなかでも最恐の呼び声が高い作品として知られています。

物語の舞台は、とある実験によって次元の壁に亀裂が入り、そこから現れた異形の怪物たちに支配されてしまった世界。主人公であるプレイヤーは限られた武器や道具を駆使して、襲い来る怪物たちの波状攻撃を撃退しながら、世界を滅びに追い込む災厄の原因に迫ります。

本作は360°の全方位から怪物が襲撃してくるのが特徴。前方の敵を倒して安心していると突然背後から不意打ちを食らうなど、わずかな油断も許されない緊迫したプレイが楽しめます。また、専用のPlayStation VR シューティングコントローラーにも対応しているので、より臨場感のあるプレイが期待できるのも魅力です。

The Brookhaven Experiment - Phosphor Games

DYING: Reborn – Oasis Games Limited

DYING: Reborn - Oasis Games Limited

PS VR対応となる一人称視点のホラーアドベンチャー『DYING: Reborn』。中国のゲームパブリッシャーであるOasis Gamesがリリースした作品です。本編は6章構成で、脱出ゲーム特有のパズルのような凝った謎解きが楽しめます。

主人公は、失踪した妹の足取りを追って、寂れた港町ハーバータウンへ訪れた青年のマシュー。彼は何者かの襲撃に遭い、気が付くと古びたホステルに幽閉されます。そして「案内人」を名乗る魚頭の男から試練として、さまざまな仕掛けが施された部屋からの脱出を命じられるという内容です。

本作では、閉ざされた部屋の中に置かれたアイテムや手がかりを集めたり、複数のアイテムを「融合」して新しいアイテムを作り出したりしながら、部屋を脱出するための謎を解いていきます。ゾンビの襲来やグロなどの直接的な恐怖表現はありませんが、間接的な演出により精神的な恐怖が堪能できるのが魅力です。

DYING: Reborn - Oasis Games Limited

CHAINMAN – 桜花一門

CHAINMAN - 桜花一門

PS VR対応のステルス型ホラーゲーム『CHAINMAN』。日本のゲームメーカーである桜花一門が開発した作品です。生き残るために、迫り来るゾンビから逃げ回るといったホラーゲームの醍醐味が存分に楽しめます。

主人公は記憶をなくした青年。絶海の孤島に囚われた彼は、生存者のメッセージを頼りに島からの脱出を試みます。しかし、そこは多数のゾンビやチェーンソーを持った化け物たちが支配する島で、見つかったら即殺されてしまいます。彼らに見つからないように隠れたりしながら逃げ回るという内容です。

本作では攻撃手段は一切用意されていません。周囲の障害物を利用して隠れたり逃げたりすることしかできないため、純粋に追手から迫られるという恐怖を味わえます。ちなみに、本作は2人プレイにも対応。1人はPS VRによる一人称視点、もう1人はテレビ画面からのドローン視点で、お互いに協力し合いながらゲームを進められます。

ドント・ノック・トワイス – Wales Interactive

ドント・ノック・トワイス - Wales Interactive

PS VR対応となる一人称視点のホラーアドベンチャー『ドント・ノック・トワイス』。本作はケイティー・サッコフが主演を務めた同名のホラー映画がベースになっている作品で、原作の世界観が忠実に再現された広大なお化け屋敷の中で謎解きを進めていきます。

主人公は、薬物依存の治療を終えた女性のジェシカ。彼女は念願叶って娘のクロエと一緒に暮らせることになりますが、ある日、クロエは魔女によって屋敷へ連れさらわれてしまいます。ジェシカは魔女の屋敷に乗り込み、囚われた娘を救出するために必要な5つの呪物を探していくという内容です。

本作では、ゾンビやクリーチャーによる襲撃はありません。しかし、突然の落雷やポルターガイストなどの精神的な恐怖を湧き起こす描写が秀逸なので、ジャパニーズホラーを彷彿とさせるような怖さが堪能できます。1400円という低価格で入手できるのも魅力。手軽にVRホラーを楽しみたい方におすすめです。

ドント・ノック・トワイス - Wales Interactive

The Door – Skonec Entertainment

The Door - Skonec Entertainment

PS VR対応となる一人称視点のホラーアドベンチャー『The Door』。韓国のVRゲームメーカーであるSkonec Entertainmentが開発した作品で、VR効果で増幅された恐怖を味わいつつも、脱出ゲームの醍醐味である難易度の高い謎解きが楽しめます。

主人公は遺伝学研究者のジェイコブ。娘の難病を治すために研究所で実験に明け暮れていましたが、ある日、目を覚ますと研究所が閉ざされていることに気付きます。不気味に豹変してしまった研究所から脱出するために、部屋の各所にある手がかりを見つけて、たった1つの出口を目指すという内容です。

本作では部屋に配置されたオブジェクトやアイテム、ヒントなどを駆使しつつ、ギミックを操作することで出口への道を開いていきます。所々にホラー演出が豊富に用意されているので、謎解きの最中にも気を抜けません。やりごたえのあるホラーゲームをプレイしたい方におすすめです。

The Door - Skonec Entertainment

The Exorcist: Legion VR – LegionVR

The Exorcist: Legion VR - LegionVR

PS VR専用のホラーアドベンチャー『The Exorcist: Legion VR』。本作は、ホラー界の巨匠ウィリアム・ピーターブラッティによって作られた名作ホラー映画『エクソシスト』の世界が舞台になっているのが特徴。原作を彷彿とさせる独特の恐怖描写が堪能できるので、映画のファンにもおすすめです。

主人公は、調査要請を受けて怪事件の現場に訪れた捜査官。本編は5章構成で、血塗られた教会、悪魔憑きに関する記述に満ちたメモ帳、儀式的に殺害された神父などに関する調査を進めていきます。映画さながらのグロ描写や悪魔による妨害など、VRならではの迫真の恐怖感を味わえるのがポイント。一瞬たりとも油断できません。

プレイにはPS MoveとPS Cameraを使用。また、本作にはやりこみ要素として操作達成率の概念があり、達成率に応じて各章クリア後の演出が変わります。何度も繰り返し遊べるおすすめのホラーゲームです。

The Exorcist: Legion VR - LegionVR

The Walker – Winking Skywalker Entertainment

The Walker - Winking Skywalker Entertainment

PS VR専用のホラーシューティング『The Walker』。本作は中国最高峰のゲーム開発を代表する作品としてソニーから「China Hero Project」に選出された実績のあるタイトル。中華風の街を舞台に手に汗握るサバイバルが楽しめるホラーゲームです。

主人公は宋朝の皇帝に仕えた方相氏(鬼祓い)の末裔。モンスターの襲撃によって魔都と化した上海の街を舞台に、古代の武器と護符を駆使して360°全方位から襲いかかるモンスターの群れを駆逐していくという内容です。単にモンスターと戦うだけでなく、忠実に再現された上海の街並みが楽しめるのも魅力となっています。

本作はPS Moveでのプレイに対応。右手には剣と銃、左手には護符を装備し、必要に応じて護符で武器に属性効果を与えることで火力アップが可能です。また、敵の弓矢や魔法を交わす場合は実際に体を左右に動かす必要があるので、臨場感のあるバトルが楽しめます。

The Walker - Winking Skywalker Entertainment

The Persistence – Firesprite

The Persistence - Firesprite

絶望的なSF世界を舞台にしたPS VR専用のゲームソフト『The Persistence』。本作は、ステルスやローグライクなど、さまざまなゲームジャンルの要素が詰め込まれたホラーゲームとなっています。

主人公は宇宙船「The Persistence」でセキュリティオフィサーを務める乗組員。事故によって宇宙船がブラックホールの重力井戸に投げ出されたことで、主人公を含む全員が死亡。その後、クローンとして復活を遂げた主人公は、宇宙船を地球に帰還させるために、凶暴な突然変異体と戦いながら宇宙船のシステムを修復していきます。

本作はマップが毎回変化するのがポイント。モジュールの組み合わせパターンは膨大で、同じフィールド構成になることはほぼありません。プレイする度に新しいチャレンジが楽しめるのも魅力です。

The Persistence - Firesprite

The Bellows – Castle Steps

The Bellows - Castle Steps

PS VR専用のホラーゲーム『The Bellows』。本作はプレイヤーを怖がらせることを目的として制作された「バーチャルお化け屋敷」とも呼べる作品で、PS VRのVR効果を最大限に生かした身の毛もよだつリアルなホラー体験が楽しめるのが魅力です。

プレイヤーは気が付くと悪夢のような恐怖世界に飛ばされます。現実のお化け屋敷と同じように探索ルートは1本道ですが、先へ進む度にさまざまな恐怖の演出が待ち構えているので油断はできません。クリーチャーによる襲撃はありませんが、演出が秀逸なため、精神を強く揺さぶられる恐怖感を味わえます。

本作は560円という安い価格で購入できるのも魅力。プレイ時間は平均30分と短めですが、ホラー演出を始めとするゲーム映像のクオリティは高いので、手軽にVRホラーの魅力を味わいたいという方にもおすすめです。

The Bellows - Castle Steps

帋人形 – ORENDA

帋人形 – ORENDA

PS VR対応となる一人称視点のホラーアドベンチャー『帋人形』。本作は2018年にSteamでも配信されたVRタイトル『PaperDolls』をベースに移植された作品で、中華風の館の廃墟を舞台に、謎解きやバトルアクションが楽しめるホラーゲームです。

舞台は、清朝末期に建てられた不気味な館。主人公は車の運転中に娘と共に事故に遭い、謎の館で目を覚まします。主人公は数々の難解な謎解きや帋人形(かみにんぎょう)と呼ばれるクリーチャーによる襲撃に見舞われながらも、行方不明になった娘を探し出すために館の中を探索します。

本作では、館の各所に置かれたさまざまなアイテムを駆使して謎を解いていきます。不意に襲ってくる帋人形を呪術で撃退する要素もあり、手に汗握るアクションが楽しめるのも魅力。プレイ内容によって決まる評価システムも実装されているので、やりこみゲーが好きな方にもおすすめです。

帋人形 – ORENDA