スポーツに打ち込み、困難を乗り越えて成長していく主人公の姿を描く「スポーツ小説」。思わず応援したくなるモノや、選手や周囲で支える人々の心の内面を描き出し、涙をさそう青春モノが多いのが特徴です。
そこで今回は、スポーツ小説のおすすめをご紹介します。野球・サッカーなどのメジャーなモノからマイナーなモノまでピックアップ。子供から大人まで世代を問わず楽しめるのもポイントです。ぜひ手に取ってみてください。
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スポーツ小説のおすすめ|野球
バッテリー
KADOKAWA 著者:あさのあつこ
野間児童文芸賞・日本児童文学者協会賞・小学館児童出版文化賞など、数々の賞に輝いたスポーツ小説の名作です。天才ピッチャーと、彼を取り巻く仲間や家族との絆を描いた物語。メディアミックス作品も多数展開され、シリーズ累計で1000万部を超える大ベストセラー作品になりました。
ピッチャーとしての才能に絶対的な自信を持ち、ストイックなほどにトレーニングに励んできた主人公・原田巧。そんな彼は、中学入学を前にした春休みに岡山県境の街に引っ越してきます。同級生のキャッチャー・永倉豪は、巧とバッテリーを組むことを熱望しますが……。
子供から大人まで高い人気を有する青春スポーツ小説。中学生という多感な時期を野球に捧げた少年たちの瑞々しい心情と、周囲の大人たちとのドラマが巧みに描かれています。ロングセラーで愛され続けているおすすめのシリーズ作品です。
夏の祈りは
新潮社 著者:須賀しのぶ
公立高校の野球部を舞台に、甲子園出場という悲願のために奮闘する人々の姿を、時代を超えて描いていく年代記です。昭和から平成に至るまでの野球部の変遷とドラマが、全5話で綴られています。
物語の軸は、文武両道を謳う埼玉県立北園高校。埼玉大会での準優勝を最高成績とする野球部は、甲子園出場を悲願として掲げていました。そんな北園高校野球部の挑戦が、1988年から2017年までの長い時間軸で描かれています。
プレイヤー・マネージャー・監督・OBなど、北園高校野球部を取り巻く人々の悩みや成長が、世代を変えながら表現されているのが見どころ。高校野球ならではの伝統と甲子園出場にかける球児たちの想いに触れられる、おすすめのスポーツ小説です。
大延長 堂場瞬一スポーツ小説コレクション
実業之日本社 著者:堂場瞬一
スポーツ小説を数多く手掛けてきた作家・堂場瞬一の名作野球小説。夏の甲子園決勝を舞台に、延長15回で決着が付かず、翌日の再試合にもつれ込んだ球児たちの激闘を描くドラマチックなスポーツ小説です。
甲子園初出場にして、大会屈指の好投手とともに勝ち上がってきた新潟代表の公立進学校・新潟海浜。甲子園の常連校で、破壊的な打撃力が持ち味の東京代表の私立・恒正学園。両校の監督は大学時代のバッテリー同士という奇跡的な組み合わせのもと、熱戦が繰り広げられます。
さまざまな因縁を持つ両校の選手と監督たち。熱戦の様子を描くとともに、甲子園優勝にまつわる人々の欲望と人間ドラマが絡み合います。”高校野球小説の最高傑作”とも謳われるおすすめの作品です。
アルプス席の母
小学館 著者:早見和馬
甲子園出場を夢見る高校球児と、その母の献身に焦点を当てた新感覚の高校野球物語。産経新聞での連載中から大きな反響を集めたスポーツ小説の話題作です。
秋山菜々子は夫を亡くして以来、神奈川で息子・航太郎を1人で育ててきました。湘南のシニアリーグで活躍していた航太郎が次の進路に選んだのは、なんと大阪の新興校。スカウトの声がかからなかった甲子園常連校を倒したうえで、甲子園出場を目指すことにしたのです。
野球部の寮へと入る息子とともに、菜々子もまた大阪へ拠点を移す決断をします。
夢を追って新天地で奮闘する親子の姿を描いた本作品。高校野球の過酷な競争社会の様子と、父母会をはじめとする関係者たちの生々しい裏舞台を垣間見られます。スポーツと家族の関わりについて考えさせられる、おすすめのスポーツ小説です。
スポーツ小説のおすすめ|サッカー
龍時 01-02
文藝春秋 著者:野沢尚
Jリーガーからも高い支持を集める、サッカーをテーマにしたスポーツ小説です。修行のため、単身で海外に渡ったサッカー少年の苦闘を追いかける成長譚。シリーズ化されており、全3部作として刊行されています。
2001年、無名の高校生・志野リュウジはスペインU-17チームとの親善試合に緊急招集されることに。しかし、そこで高い世界の壁を感じ、1人でスペインに渡ることを決意します。家族との葛藤や言語のハードルなどの数多くの苦難を抱えながら、リュウジはサッカー界の頂点を目指しはじめるのです。
サッカーで世界に挑む高校生の熱い闘いを描いた本シリーズ。選手の目線から緻密に表現した、臨場感のある試合模様も見どころになっています。世界を舞台にした、本格派のスポーツ小説を探している方におすすめの1作です。
サッカーボーイズ 再会のグラウンド
KADOKAWA 著者:はらだみずき
サッカーを通して成長していく少年たちのリアルな姿を、小学生のジュニアサッカーチーム編から描いたスポーツ小説シリーズ。「サッカーボーイズシリーズ」として、続編の高校生編も刊行されている人気作です。
桜ヶ丘FCに所属する武井遼介は、小学6年生に上がって早々にキャプテンの座もレギュラーポジションも失い、初めての挫折を経験します。そんな折にやってきた新監督・木暮との出会いをきっかけに、遼介は自分がサッカーをやる意味を改めて考え直すようになり……。
傷つき、悩みながらも、友情を深めて前へと進んでいくサッカー少年たち。シリーズ1作目の本作品では、遼介たちが桜ヶ丘FCで過ごす小学校生活最後の1年間が描かれます。試合を観戦しているようなリアリティのある描写にも定評がある、おすすめのスポーツ小説です。
キャプテンマークと銭湯と
KADOKAWA 著者:佐藤いつ子
悩みを抱えるサッカー少年の心を古い銭湯での交流が解きほぐしていく、人情味あふれるスポーツ小説。中学入試にもたびたび出題されてきた、児童文学の名作です。
サッカーのクラブチームでずっとキャプテンを務めてきた中学生の周斗。しかし、移籍で入団したばかりの大地とキャプテンを交代するようコーチから告げられてしまいます。周斗は悔しさと苛立ちによって、チームから孤立してしまうことに。そんななか、古ぼけた銭湯に辿り着くのです。
銭湯の人々との交流を通して、周斗が精神的に成長していく様が描かれます。チームスポーツならではの難しさや挫折、モチベーションのあり方がていねいに表現されているのが魅力。サッカーが好きな小学生が読書に触れるきっかけとしてもおすすめのスポーツ小説です。
スポーツ小説のおすすめ|バスケ
走れ! T校バスケット部
幻冬舎 著者:松崎洋
実話をもとに、弱小バスケチームの快進撃を描いた痛快なスポーツ小説。全10巻で完結した長編シリーズです。2018年に実写映画化もされ、シリーズ累計部数は120万部を突破しています。
中学時代はバスケ部のキャプテンとして関東大会2位の好成績を残し、強豪の私立H校に特待生として入学した主人公・陽一。しかし、彼を待ち受けていたのは部内での壮絶ないじめでした。都立T校へと編入した陽一は、個性的なメンバーを擁する弱小バスケ部を背負う存在になっていきます。
いじめによってバスケへの意欲を無くしてしまった陽一が、連戦連敗の弱小チームで再起する様を描いたおすすめの1作。T校の痛快な快進撃と、バスケに情熱を注ぐ陽一の夢を、ぜひシリーズを通して追いかけてみてください。
リバウンド
福音館書店 著者:エリック・ウォルターズ
海外で数々の児童文学賞を受賞しているカナダの作家、エリック・ウォルターズのスポーツ小説です。不良少年と車いすに乗った少年が、バスケを通じて友情を深めていく様が爽やかな筆致で描かれます。
舞台はカナダのとある町。不良グループから離れ、バスケのチームに入ろうとしたショーンは、今年転校してきたデーヴィッドと出会います。事故で両足を動かせなくなり、車いすでありながら見事なプレーをみせるデーヴィッド。2人は初対面で喧嘩するも、やがてかけがえのない友情を築いていくのです。
身体的なハンディを背負ったデーヴィッドと、精神面が荒れていた不良のショーン。2人がバスケを通して、ともに前を向きはじめる姿が魅力的に描かれます。思春期ならではの葛藤と、障がいを抱える人の視点が巧みに表現された、中高生におすすめのスポーツ小説です。
スポーツ小説のおすすめ|陸上
風が強く吹いている
新潮社 著者:三浦しをん
直木賞作家・三浦しをんの傑作スポーツ小説。箱根駅伝出場を夢見る素人大学生たちの熱い青春模様を描いた感動作です。舞台化・実写映画化のほか、2018年にはアニメ化もされました。
ある日、街を駆けていた蔵原走に声をかけてきた男・清瀬灰二。同じ寛政大学の生徒だという灰二の紹介で、走は「竹青荘」という古びたアパートへ入居することになります。走を10人目の入居者として迎えた灰二は、竹青荘の住人で箱根駅伝出場を目指すことを宣言するのです。
天才ランナーだった走に対し、メンバーのほとんどは陸上経験が皆無。そんな寄せ集めの彼らが箱根駅伝出場を目指し、それぞれの個性と思いをぶつけ合いながら奮闘する正統派なスポーツ小説になっています。一気読みしたという読者も多い、おすすめの名作です。
俺たちの箱根駅伝 上
文藝春秋 著者:池井戸潤
「半沢直樹シリーズ」や『下町ロケット』を手掛けた池井戸潤がおくる、箱根駅伝をテーマにしたスポーツ小説です。箱根路を目指す陸上部員たちと、箱根駅伝の中継を担当するテレビ局の人間ドラマが描かれます。
本選出場を2年連続で逃している古豪・明誠学院大学の陸上競技部。主将を務めている4年生・青葉隼斗は故障を克服し、10月の予選会へと挑むものの、「箱根の魔物」が彼に襲いかかります。一方、箱根駅伝の中継を担当するスポーツ局のプロデューサー・徳重は、ある難題に頭を悩ませていました。
箱根駅伝を夢見る走者の苦闘と、彼らの晴れ舞台の裏で繰り広げられる放送局サイドのドラマが語られているのがポイント。夢に向かって奮闘している方、夢が叶わなかった方へのエールになる名言が数多くちりばめられた、おすすめのスポーツ小説です。
一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ-
講談社 著者:佐藤多佳子
才能にコンプレックスを持つ主人公が、新たな目標を追いかけて高校の陸上部に青春を捧げる様を描いたスポーツ小説。2007年に本屋大賞と吉川英治文学新人賞をダブル受賞した傑作です。ドラマ化のほか、舞台化もされています。
サッカーのU16日本代表にも選出された兄を持つ主人公・神谷新二は、兄とは対照的に自分の才能の限界を自覚していました。高校に進学した新二は心機一転、幼なじみの一ノ瀬蓮とともに陸上部へと入部。しかし、蓮もまた、中学生のときに全国大会にも出場した天才スプリンターで……。
才能のある幼なじみとともに短距離走でインターハイを目指す、高校3年間にわたる新二の夢路が、3部作で描かれます。新二の成長とともに陸上競技の奥深さにも触れられる、おすすめのスポーツ小説です。
あと少し、もう少し
新潮社 著者:瀬尾まいこ
“感涙必至の青春小説”として高い人気を有する、スポーツ小説の名作。中学生の駅伝を題材に、寄せ集めの個性豊かなメンバー6人で1本の襷を繋いでいく様が連作短編集のように描かれていきます。
陸上部部長・桝井は中学最後の駅伝大会で上位入賞を目指していたものの、顧問は陸上素人の美術教師に代わり、メンバーも足りないという危機的状況に。出場メンバーを揃える段階から始めることになります。果たして寄せ集めの男子駅伝チームは、どのように襷を繋いでいくのでしょうか。
走る区間ごとに視点を入れ替え、6人の走者それぞれの想いや意外な一面を明らかにしていく群像劇になっています。爽やかな読み味で泣けるスポーツ小説を読みたい方におすすめの1作です。
スポーツ小説のおすすめ|その他
DIVE!! 上
KADOKAWA 著者:森絵都
水泳の飛び込み競技に青春を捧げる少年たちの熱い闘いを描いた、スポーツ小説の人気作。第52回小学館児童出版文化賞に輝き、アニメ化や映画化などもされています。
飛び込み競技は、飛び込み台からプールへ飛び込み、多彩な技を正確に美しく決めることを競う過酷な個人競技。弱小ダイビングクラブに通う少年たちは、赤字経営のクラブを存続させるため、オリンピック出場という高い目標に挑むことになります。
わずか1.4秒間の空中演技のなかで採点を下される、飛び込み競技ならではの緊張感を味わえるのが魅力。オリンピック出場権をかけて競い合う中高生の情熱や苦悩がていねいに表現されています。競技に詳しくなくとも引き込まれたという声もある、おすすめのスポーツ小説です。
サクリファイス
新潮社 著者:近藤史恵
自転車ロードレースを題材に、ライバルたちとの青春模様とサスペンスが入り乱れる斬新なスポーツ小説。第5回本屋大賞では第2位に輝き、第10回大藪春彦賞を受賞した傑作です。続編も複数刊行されたほか、コミカライズもされています。
陸上選手から自転車競技に転校し、プロのロードレースチームに所属する白石誓。勝利のためにエースに尽くす日々を送っていたなか、ヨーロッパでの遠征中に悲劇に遭遇するのです。犠牲の上に成り立つプロスポーツの過酷な世界が、ドラマチックに描かれます。
勝利を義務付けられている「エース」と、エースを勝たせるために走る「アシスト」という特殊な役割が設けられたロードレースの勝負の醍醐味が堪能できる1作。本格的なスポーツ小説でありながら、サスペンス要素も巧みに絡められたおすすめの作品です。
ノーサイド・ゲーム
講談社 著者:池井戸潤
2019年のテレビドラマ化で話題を集めた、池井戸潤のスポーツ小説。ラグビー素人の会社員が、社会人ラグビーチームの立て直しを図る逆転劇を描いた物語です。
君嶋隼人は大手自動車メーカーのエリート社員として邁進していましたが、あるきっかけから横浜工場の総務部長へと左遷。さらに、同社のラグビー部・アストロズのゼネラルマネージャーを兼任することになります。
かつては強豪として人気を集めていたアストロズでしたが、今は成績不振によって巨額の赤字を抱える状態に。そんなお荷物社会人ラグビーチームを、君嶋は再生できるのでしょうか。
ラグビーを題材に、企業スポーツが抱える問題点を克明に描き出した新感覚のスポーツ小説。アストロズの成長とともに、会社員として外からチームの経営改革に奮闘する君嶋の活躍も見どころになっています。スカッとできる企業小説が好きな方にもおすすめです。
武士道シックスティーン
文藝春秋 著者:誉田哲也
剣道に熱中する2人のヒロインの青春の日々を描いた、爽やかなスポーツ小説です。「武士道シリーズ」としてシリーズ化もされた人気作。2010年には実写映画化もされています。
日本舞踊から剣道に転身し、みるみる実力を伸ばすものの、勝敗には固執しない西荻早苗。一方で3歳から剣道を始め、勝敗がすべての剣道エリート・磯山香織。2人は中学最後の大会の個人戦で対戦するも、香織は思いがけず初心者の早苗に負けてしまいます。
正反対な価値観を持つ2人は、同じ高校の剣道部で再会を果たすことになり……。
剣道を通して絆を強めていく女子高生2人の、かけがえのないライバル関係が本作品の見どころ。エンターテインメント性あふれるスポーツ小説として、剣道に馴染みのない方にもおすすめのシリーズ作品です。
ボックス! 上
講談社 著者:百田尚樹
性格は正反対の幼なじみ2人が、高校のボクシング部で成長していく様を描いた熱血スポーツ小説です。著者は、『永遠の0』『海賊とよばれた男』などのヒット作を手掛けてきた百田尚樹。第30回吉川英治文学新人賞の候補作に選出され、実写映画化や漫画化もされました。
天才的なボクシングセンスを持つお調子者・鏑矢義平(カブ)。彼が所属する恵比寿高校ボクシング部に、秀才ながらいじめられっ子の幼なじみ・木樽優紀(ユウキ)が入部してきます。カブに憧れるユウキは、地道な練習で着々と実力を伸ばしていきますが……。
高校ボクシング部を舞台に、天才と努力家の2人が経験する栄光や挫折、すれ違う友情を描いた正統派なスポ根物語。二転三転する先が読めない展開とスピード感あふれる筆致が多くの読者を魅了した、おすすめのスポーツ小説です。
パラ・スター side 百花
集英社 著者:阿部暁子
車いすエンジニアと車いすテニスプレイヤーの2人を軸にした、スポーツ小説の感動作。2部作に分かれており、各巻でそれぞれの視点を入れ替えて語られる構成が特徴です。
車いすメーカーで働く百花は、車いすテニスプレイヤーの親友・宝良のために最高の競技用車いすを作るという夢を抱いていました。かつて、高校2年生にして交通事故で車いす生活を余儀なくされた宝良。日本代表チームにも選出され、活躍する宝良に対し、新米の百花は焦りを感じており……。
技術者と選手の両方の視点から、パラスポーツの世界の難しさや厳しさ、支える人々の繊細な仕事ぶりを垣間見られるのが魅力のスポーツ小説です。
青が散る 上
文藝春秋 著者:宮本輝
大学のテニス部で青春時代を過ごす若者たちの4年間を追いかけた、切なさも感じられる青春スポーツ小説です。物語は大学生・椎名燎平が、新設大学の1期生としてテニス部の創設に参加するところから始まります。
仲間たちとともに数々の試練を乗り越えていく燎平の青春模様を、淡々と綴っていく本作品。部員同士の友情やライバル関係、挫折や恋など、コート作りから始めたテニス部で繰り広げられる青春の、さまざまな一コマが描かれます。
テニスを軸にした青春の眩しさだけでなく、若者の将来への戸惑いや不安感が繊細な筆致で表現されているのがポイント。純文学的な物語が好きな方にもおすすめのスポーツ小説です。
スポーツ小説は、困難を乗り越えて成長していく主人公の姿を描く青春モノが多いのが魅力。野球やサッカーなど、よく応援するスポーツを選んで感情移入したり、シリーズモノを選んで主人公を応援したりしながら読むのがおすすめです。さまざまなスポーツがあるので、好みに合う作品を見つけて楽しんでみてください。