おやつやスポーツ時の栄養補給など、さまざまなシーンで食べられている「羊羹」。昔から多くの人に愛されている、歴史ある和菓子です。羊羹には、練り羊羹・蒸し羊羹・水羊羹など、さまざまな種類があります。

今回は、羊羹の種類別におすすめの商品をご紹介します。羊羹の由来や選び方についても解説しているため、羊羹選びに悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

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羊羹とは?由来や歴史も解説

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羊羹とは、小豆を使用した和菓子です。羊羹の起源は、1500年以上前の中国大陸といわれています。羊(ひつじ)に羹(あつもの)と書く通り、羊の肉を煮込んだスープでした。日本に伝わったのは、鎌倉時代から室町時代が有力説とされています。

禅僧によって伝えられましたが、禅宗では肉食が禁じられていたため、代わりの素材を使って作られるようになりました。小豆に小麦粉や葛粉などの植物性の材料を用いて羊肉に見立てた「蒸し羊羹」から始まり、江戸時代の後期以降にあんや寒天を使った「練り羊羹」や、水分の多い「水羊羹」などが作られるようになりました。

羊羹とういろうの違いは?

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羊羹とういろうは、原材料と食感が異なります。羊羹は主に小豆を原料にしており、砂糖を加えて寒天で固めた和菓子です。一方、ういろうは米粉や小麦粉、わらび粉などが主原料。砂糖や温水などと一緒に練り合わせて型に注ぎ、蒸しあげて固めた和菓子です。

羊羹とういろうは原料が違うため、食感も大きく異なります。小豆を使用した羊羹は、ほどよい弾力があり、なめらかな舌ざわりが特徴です。さまざまな粉を使うういろうは、味のバリエーションが豊富。米粉や小麦粉を使ったういろうはモチモチした食感が特徴で、わらび粉を使ったういろうはプルプルとした食感を楽しめます。

羊羹に含まれる栄養とは?

羊羹は、小豆や寒天などの栄養豊富な素材を使って作られている和菓子です。たんぱく質・食物繊維・ポリフェノールのほか、ビタミン・鉄・亜鉛・マグネシウムなどが含まれています。

特に小豆は、低脂質で高たんぱくなのに加え、食物繊維が豊富な食品。炭水化物58.7%・たんぱく質が20.3%・水分15.5%・脂質2.2%・灰分3.3%で構成されています。一方、寒天は栄養のほとんどが食物繊維で、残りは水分と微量のミネラルから構成されているのが特徴。このように羊羹は、栄養を豊富に含んだ和菓子です。

羊羹の種類

食べ応えのある「練り羊羹」

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「練り羊羹」は密度があり、食べ応えのある一品です。小豆あんと寒天、砂糖を練り上げ、型に入れて固めています。さまざまな羊羹のなかでも定番の種類です。

糖度が高く水分が少ないため、菌が繁殖しにくいのもメリット。空気に触れなければ日持ちするのが特徴です。高級感のあるパッケージを採用した商品が多く、贈答品としてもよく選ばれます。

モチモチの食感が特徴の「蒸し羊羹」

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弾力のあるやわらかい食感を楽しめるのが「蒸し羊羹」です。寒天を使っておらず、あんこ・小麦粉または葛粉・砂糖・水などを混ぜ合わせ、蒸して固めています。練り羊羹と比較すると糖度が低く、あまり日持ちがしません。

練り羊羹よりも前から作られている、昔ながらの羊羹です。栗が入ったモノなども販売されています。昔ながらの羊羹を楽しみたい方は選んでみてください。

ぷるぷるとした食感の「水羊羹」

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ほかの種類の羊羹よりも水分量が多く、みずみずしいやわらかな食感を堪能できるのが「水羊羹」です。口あたりのよさも魅力の1つ。寒天を煮て溶かしたあとに、小豆あんと砂糖を混ぜ合わせて型に流し込み、固めて作っています。

甘さ控えめなモノが多いため、軽やかな味わいが特徴です。夏の時期によく親しまれます。お中元としてもよく選ばれる種類の羊羹です。

羊羹の選び方

好みの味付けや素材をチェック

定番の「小豆」の羊羹

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シンプルな味わいで根強い人気を誇る「小豆」。小豆の甘味や風味を十分に感じられます。製品によって小豆の産地や製法はさまざま。ブランドやメーカーによって異なる味わいや舌ざわりを楽しめます。

小豆の羊羹には、小豆の粒感を感じられる粒あんと、なめらかな食感のこしあんの2種類があります。小豆の羊羹は、小豆あんをベースに作られているため、あんこ好きの方におすすめです。

和栗を使った高級感のある「栗」の羊羹

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和栗を使用した「栗」の羊羹は、高級感を感じられるのが特徴です。栗ならではのあたたかみのある味わいを楽しめます。大粒の栗が入ったモノからカットした栗が入ったモノまで多種多様です。栗が詰まった贅沢な商品は、贈り物にも喜ばれます。

なかには、寒天・求肥(ぎゅうひ)・栗・寒天を散りばめた羊羹も。見た目も味わいもリッチな味わいを楽しみたい方は、栗の羊羹を選んでみてください。

お茶の香りを楽しめる「抹茶・紅茶」の羊羹

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「抹茶・紅茶」の羊羹は、お茶の豊かな香りを楽しめるのが特徴です。お茶ならではの心地よい渋みも感じられます。抹茶味は比較的定番の味わい。こだわっているお店では、宇治抹茶を使用しており、さわやかな味わいに仕上げています。甘さ控えめに作られてるモノが多い一品です。

紅茶味は、挽いた茶葉を白あんに混ぜて作り上げ、芳醇な香りを楽しめるように工夫しているのがポイント。どちらの味わいもお茶と一緒に楽しめます。

変わり種の「チョコ・コーヒー・フルーツ」などの羊羹も

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「チョコ・コーヒー・フルーツ」など、変わり種の風味の羊羹も販売されています。洋風のテイストを加えた羊羹は、それぞれの風味を十分に楽しめるのが魅力です。特にフルーツ味は、厳選した果汁や果肉を使用している商品もあります。皮ごと使用することで、羊羹の素朴な甘みにさわやかさがプラスされるのがポイントです。

コーヒーやチョコは、コクのある風味とほろ苦さを感じる味わいを楽しめます。一風変わった味わいを楽しみたい方はぜひチェックしてみてください。

サイズとパッケージをチェック

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羊羹は、細長い大きめの棹(さお)タイプや持ち歩きに適した1口サイズのモノなどがあります。食べるシーンや用途に合わせてサイズ・パッケージを選ぶのがおすすめです。自分で切り分けて好きなように食べたい方は大きめの棹状をチェック。見た目が豪華なことから、贈答品にも適しています。

1口サイズのミニ羊羹は、シーンを問わずに食べやすいのが特徴です。持ち運びしやすく、スポーツ時の栄養補給にも役立ちます。容器や個包装に入っているモノは、おもてなしの和菓子にも便利です。かわいいイラストがパッケージにあしらわれた商品もあります。

賞味期限をチェック

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羊羹の賞味期限は、種類によって大きく異なります。練り羊羹は糖度が高いため、真空パックで販売している商品が豊富。なかには、5年間の長期保存が可能な商品もあります。蒸し羊羹の賞味期限は、長くても1ヵ月程度です。

水羊羹は糖度が低いため、賞味期限が短いのが特徴。賞味期限は30日〜90日までと製品によって異なります。非常食として長期保存する場合は、練り羊羹がおすすめです。

羊羹のおすすめランキング|有名・人気・高級

第1位 虎屋 小形羊羹

虎屋 小形羊羹

5種類の味の羊羹を楽しめる詰め合わせです。とらやの羊羹は小豆や白小豆などの豆を煮た後に、煮溶かした寒天と砂糖を加えて練り上げています。「夜の梅」は、とらやを代表する小倉羊羹。切り口の小豆を夜の闇に咲く梅に見立てたのが商品名の由来です。

「おもかげ」は、沖縄県西表島産の黒砂糖を使用しています。黒砂糖の風味に、どこか懐かしさを感じられる味わいです。「新緑」は、定番の抹茶羊羹。抹茶のほのかな香りと心地よい苦みを楽しめます。「はちみつ」は、カナダ産のクローバーはちみつを使用。はちみつの豊かな風味をいかしています。

「紅茶」は、熊本県産の紅茶を使用。白あんに挽いた茶葉を混ぜ込んで練り上げ、紅茶特有の甘く香ばしい香りを引き出しています。内容量は1本50gで、各2本ずつの10本入りです。日持ちは製造日から1年。有名店の羊羹を選びたい方におすすめです。

第2位 舟和本店 芋ようかん

舟和本店 芋ようかん

さつま芋と砂糖に少量の食塩を加えて仕上げた、甘さ控えめな芋羊羹です。自然な風味をいかしているため、素材本来の素朴な味わいを楽しめるのが特徴。原材料のさつま芋は1本ずつ手で皮を剥いており、手間ひまをかけて作っています。

着色料・保存料・香料は不使用。そのまま食べてもおいしいですが、オーブンなどで焼くと焼き芋のように香ばしい羊羹を楽しめます。お取り寄せの消費期限は到着日を含み4日で、北海道・中国・四国・九州は到着日を含み3日。口あたりがよく、子供からお年寄りまで楽しめる羊羹です。

第3位 虎屋 竹皮包羊羹

虎屋 竹皮包羊羹

室町時代後期に京都で創業した老舗和菓子店の、とらやが手がける羊羹の詰め合わせです。竹の皮で包まれているのが特徴。とらやの人気商品が1本ずつ入っています。

とらやを代表する小倉羊羹「夜の梅」と、黒砂糖入り羊羹「おもかげ」を食べ比べできるのが魅力。内容量はそれぞれ330g×2で、どちらも1本の中に2つの羊羹が入っています。日持ちは製造日から1年。昔ながらの竹皮包羊羹は高級感があるため、大切な方への贈答品におすすめです。

第4位 銀座千疋屋 銀座フルーツ羊羹

銀座千疋屋 銀座フルーツ羊羹

1894年創業の老舗果物専門店が手がける、羊羹の詰め合わせです。厳選した果汁や果肉を使用。さわやかな甘みを楽しめる、食べ切りサイズのフルーツ羊羹です。

とちおとめを使用した香り豊かな「いちご」、やさしい甘さが特徴の「メロン」、上品な甘さに仕上げた「ぶどう」、さわやかな香りを楽しめる「柚子」、北海道産の小豆を使用した風味豊かな「小豆」の5種類が入っています。

フルーツ風味の羊羹は緑茶だけでなく、コーヒーや紅茶との相性も良好。内容量は48g×各1本で、賞味期限は常温で365日と日持ちします。果物専門店ならではのフルーツ羊羹を食べてみたい方は、ぜひチェックしてみてください。

第5位 山田老舗 袋流し羊羹

山田老舗 袋流し羊羹

表面がやわらかい羊羹の詰め合わせです。水あめがふんだんに入っており、なめらかな舌ざわりと上品な甘さが特徴。紅練・小倉・抹茶・白練の4種類の小城羊羹を楽しめます。

手がけるのは、佐賀県小城市で明治28年に創業した老舗和菓子店です。平成元年の全国菓子大博覧会で内閣総理大臣賞を受賞。平成6年には、最高の栄誉である三笠宮名誉総裁賞を受賞しています。

賞味期限は90日。内容量は各160g×5本で、紅練のみ2本、ほかは1本ずつ入っています。あんこの風味にこだわった羊羹を食べてみたい方におすすめです。

第6位 むら山 本練羊羹・抹茶羊羹2本ギフト

むら山 本練羊羹・抹茶羊羹2本ギフト

2種類の味を楽しめる、羊羹の詰め合わせです。北海道十勝産の小豆や静岡県伊豆産の寒天など、こだわりの素材を使用。厳選した素材と職人の技が生み出す、ぜいたくな一品を堪能できます。

「本練り羊羹」は、やさしい甘みとなめらかな舌ざわりが特徴。美しい照りも魅力で、職人が手間と愛情を注いで仕上げています。「挽き茶羊羹」は、無農薬で栽培したお茶を使用。お茶の苦みと後から現れる甘みのハーモニーが、クセになるおいしさです。

内容量は2本入りで980g。賞味期限は3ヵ月と日持ちします。日本の伝統の味を堪能したい方は、ぜひチェックしてみてください。

第7位 明治食品工業 富士山羊羹 春吉富士

明治食品工業 富士山羊羹 春吉富士

色鮮やかな富士山型の人気羊羹です。6種類の味を楽しめる詰め合わせ。それぞれに国産の素材を使用しており、透明感のある美しいカラーが魅力です。

「小豆」は、時間をかけて練り上げた煉羊羹。「青柚子」は愛媛産の柚子果皮を使用しており、柚子の香りが口の中に広がります。「ニューサマーオレンジ」は、東伊豆産のニューサマーオレンジジャムを使用。「桜葉」は、伊豆松崎産桜葉の心地よい香りを楽しめます。

「びわ」は、びわの実を練り込んでいるのが特徴。「塩」は駿河湾戸田の塩を使用しています。内容量は30g×6個で、賞味期限は常温で180日。2019年の全国お土産グランプリで準グランプリを受賞した人気の羊羹です。

第8位 榮太樓總本鋪 ひとくち煉羊羹

榮太樓總本鋪 ひとくち煉羊羹

切らずにどこでも楽しめる、煉羊羹の詰め合わせです。お茶請けはもちろん、お出かけの際のおやつにぴったり。熟練の職人が伝統の製法で仕上げた7種類の羊羹を手軽に楽しめます。

「小豆」は、北海道産小豆の風味をいかした一品です。沖縄産の黒糖を使用した「黒糖」は、味わい深い風味を楽しめるのが特徴。宇治抹茶を使用した「抹茶」は、さわやかな味わいを楽しめます。

「小倉白小豆」は小豆羊羹に白小豆の粒を加えた、深みのある味わいが特徴。「百花蜂蜜」は、ひと口食べると蜂蜜の風味がふわりと広がります。沖縄産の海塩を使用した「塩」は、小豆の旨味と海塩の風味の相性が良好。「ほうじ茶」は香ばしい香りのなかに、ほのかな甘みを感じられます。

内容量は小豆のみ4本で、ほかは2本ずつ。賞味期限は製造日から18ヵ月で、お取り寄せの場合は発送日から9ヵ月以上の商品が届きます。携帯用に適した羊羹を選びたい方におすすめです。

羊羹のおすすめランキング|練り羊羹

第1位 井村屋 えいようかん

井村屋 えいようかん

備蓄・保存用に適した羊羹です。すっきりした甘さなので、水がなくても食べやすいのが特徴。賞味期限が5年6ヵ月のため、非常食用としてもぴったりです。長年培ってきた羊羹製造技術により、5年間を超える長期保存を実現しています。

備蓄としての工夫が施されているのも魅力です。長期間の保存に耐えられるように、ケース販売品は表面が撥水加工された強化ダンボールを採用。暗闇でも見つけやすいようにパッケージにはホログラムが付いており、中身が羊羹であることを点字でも表しています。

手軽にカロリーが補給できるのもポイントです。1本食べるだけで、ご飯小盛り1杯分に相当する171kcalのエネルギー補給が可能。手で簡単に開けられるため、ランニングなど運動中の利用にも適しています。

内容量は1箱60g×5本入りです。スペースをとらずに備蓄がしやすいコンパクトサイズ。災害・避難時に役立つ非常食を探している方におすすめの羊羹です。

第2位 高林堂 燻×羹 くんばいかん

高林堂 燻×羹 くんばいかん

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和菓子では珍しい、燻し製法の黒糖羊羹です。ウイスキーオークのチップで燻すことで、軽快な燻製の香りをまとわせています。寒天には栃木県茂木の柚子を使用。柚子のさわやかさとほのかな塩味に燻製の香り、三位一体となった旨味を楽しめます。

消費期限は、常温で約3週間です。のしや手提げ袋をオプションで選べるため、大切な方への贈り物にもぴったり。ほかにはない味わいの羊羹を楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてください。

第3位 かし原 塩ようかん

かし原 塩ようかん

食べ切りサイズの塩羊羹です。塩によって引き立てられた甘さを楽しめるのが特徴。ほのかにきいた塩味がクセになる味わいで、豊かな風味を楽しめます。

内容量は1袋に10本入りです。パッケージに切り込みが入っているため、手を汚さずに食べられるのがポイント。暑い時期は冷やすと、よりおいしく食べられます。手軽に食べられる羊羹を探している方におすすめです。

第4位 古見屋羊羹 高瀬舟羊羹

古見屋羊羹 高瀬舟羊羹

高瀬舟の形をした、ひと口サイズの羊羹です。羊羹の命ともいえる自家製あんには、風味がある北海道産襟裳種の小豆を使用。特注品の寒天・砂糖を加え、創業当時から続く井戸水で練り上げることで、まろやかな味わいに仕上げています。

製造直後のモノは表面糖化が起きていないため、購入後しばらく置いてから食べるのがおすすめ。約3週間後、表面が薄く糖化してきたタイミングが食べごろです。

高瀬舟とは、岡山県の主要な河川など全国で用いられていた平底の小型船のこと。船先と後ろをほどくと、手を汚さずに食べられます。賞味期間は常温で2ヵ月。風情を感じられる羊羹を探している方は、ぜひチェックしてみてください。

第5位 井村屋 片手で食べられる小さなようかん

井村屋 片手で食べられる小さなようかん

片手で食べられる、風味豊かな粒あん羊羹です。小豆を炊く際に流れ出る煮汁を捨てずに煮詰める「煮あずき製法」で作られているのが特徴。食物繊維・ポリフェノール・カリウムなど、小豆のおいしさを閉じ込めています。

袋を切らずに押すだけで食べられるパッケージを採用しているのも魅力。1本15gの小さいサイズのため、少し甘いモノが食べたいときに重宝します。内容量は1袋7本入り。手軽に食べられる粒あんの羊羹を探している方におすすめです。

第6位 五勝手屋本舗 丸缶羊羹

五勝手屋本舗 丸缶羊羹

小豆ではなく、金時豆を使った羊羹です。強く主張せず、ほかの素材の味わいをいかした風味が特徴。お茶請けはもちろん、ウイスキーやスコッチにもよく合います。

懐かしい雰囲気のパッケージに入っているのもポイントです。食べたい分だけを押し出し、糸で切る仕組みを採用しており、現存する「糸式羊羹」としては最も古いモノといわれています。

内容量は103gで、賞味期限は製造日から90日です。手がけるのは、江戸時代から北海道の港町で菓子作りを続けている老舗和菓子店。北海道で長く愛されている羊羹を食べてみたい方におすすめです。

羊羹のおすすめランキング|蒸し羊羹

第1位 米屋 栗むし羊羹

米屋 栗むし羊羹

栗がふんだんに入った、ぜいたくな蒸し羊羹です。小豆と小麦粉を主原料にしており、やわらかく、もっちりした食感が特徴。小豆と栗の風味を強く感じられるように、甘さ控えめに仕上げています。

本メーカーの創業は明治32年です。創業者・諸岡長蔵が成田山新勝寺の精進料理の甘味「栗羹」をヒントに生みだした一品。日本で最初に考案された栗羊羹とうたわれています。

内容量は310g。小麦粉を使った羊羹は時間が経つと固くなる特徴があるので、日持ちは約3週間と短めです。創業の精神を受け継ぐ、伝統の味の栗蒸し羊羹を食べてみたい方は、ぜひチェックしてみてください。

第2位 日本堂 皇室献上銘菓 栗小路

日本堂 皇室献上銘菓 栗小路

皇室献上銘菓にも選ばれた、栗蒸し羊羹です。蜜に漬け込んで、ほどよい甘さとやわらかな食感に仕上げた国産渋皮栗を使用。ていねいに蒸した羊羹で包み込み、手間ひまかけて仕上げた羊羹です。

1つずつ竹皮で包まれているため、高級感があるのもポイント。大切な方への贈り物としても適しています。賞味期限は製造日から30日。和栗を1粒丸ごと包んだ、ぜいたくな羊羹を食べてみたい方におすすめです。

第3位 伊豆柏屋 いでゆむし極上栗蒸羊羹

伊豆柏屋 いでゆむし極上栗蒸羊羹

北海道産小豆を使って自家製こしあんを蒸し上げた、昔ながらの手作り蒸し羊羹です。甘露煮の大きな栗が入っているのが特徴。こしあんは甘さ控えめのしつこくない味わいで、栗とのハーモニーを楽しめます。

天然の竹皮で包んで蒸し上げているため、竹の香りをほんのりと感じられるのもポイント。竹皮のままカットすると、より風情を楽しめるのでおすすめです。自家製あんは2種類あり、こしあん以外に北海道産小豆の粒を入れた小倉も選べます。

昭和30年に全国菓子観光大博覧会で名誉大金賞を受賞。平成27年には、伊東市の海・山・里が育んだ地域資源を素材にして生まれた商品「伊東ブランド」に認定されています。内容量は1本410gで、賞味期限は7日。昔ながらの栗蒸し羊羹を堪能したい方におすすめです。

第4位 湊屋 栗蒸羊羹

湊屋 栗蒸羊羹

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やわらかく炊いた栗を使用した栗蒸し羊羹です。羊羹よりも栗のほうが多いといえるほど、栗がふんだんに入っているのが特徴。ほとんど栗を食べているような羊羹です。

手がけるのは、1953年に香川県高松市で創業した和菓子店。全国の厳選した素材や地元の素材を取り入れ、季節感を大事にしながら和菓子を作っています。賞味期限は2週間。栗の風味を思う存分に堪能できる蒸し羊羹を選びたい方におすすめです。

第5位 おいもや 芋ようかん夢の5種食べ比べセット

おいもや 芋ようかん夢の5種食べ比べセット

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人気が高い5種類の芋羊羹を食べ比べできるセットです。「おいもやの芋ようかん」は、ホクホクした食感が特徴。電子レンジやオーブンであたためると、よりホクホク感を楽しめます。「紫芋ようかん」は、なめらかな食感とやさしい味わいが魅力。国産の紫芋を使っており、鮮やかな色合いも人気を集めています。

「チーズ芋ようかん」は、洋菓子を思わせるやさしい味わいが特徴。電子レンジで加熱するとチーズのしょっぱさが引き立ち、よりおいしく食べられます。「レアチーズ芋ようかん」は、上品な味わいの芋羊羹とレアチーズの相性が良好。トッピングされたレモンピールのさわやかな酸味が、レアチーズの甘さを引き立てます。

「アーモンドクランチ芋ようかん」は、濃厚な味わいが特徴。砂糖をまぶしたアーモンドクランチと芋羊羹のハーモニーが口の中に広がります。賞味期限は冷凍で約1ヵ月。多種多様な芋羊羹を楽しみたい方におすすめです。

第6位 若山商店 お芋の蒸し羊かん

若山商店 お芋の蒸し羊かん

さつま芋を使った、芋蒸し羊羹です。職人の熟練の技によって、昔ながらの手法「板流し」を用いて作られているのが特徴。和菓子作りに重要な水は、日光の山々から流れ落ちる日光の伏流水を地下30mからポンプで汲み上げて使用しています。

手がけるのは、昭和21年に栃木県宇都宮市で創業した老舗和菓子店。地元栃木の素材をいかした和菓子を展開しています。賞味期限は常温で89日です。昔ながらの製法で作られた芋蒸し羊羹を食べてみたい方は、ぜひチェックしてみてください。

羊羹のおすすめランキング|水羊羹

第1位 波里 とろける水ようかん

波里 とろける水ようかん

とろけるような口どけと、なめらかな舌ざわりを楽しめる水羊羹。原材料は小豆・砂糖・寒天・食塩のみです。香料・着色料・保存料は不使用。厳選した北海道産小豆の甘みと風味をいかし、こだわりの製法で仕上げています。

特製こしあんから生まれる水羊羹ならではの、のど越しのよさを楽しんでみてください。内容量は110g×15個入りで、賞味期限は製造日から90日。高級感のあるギフトボックスに入っているため、贈り物にもおすすめです。

第2位 天然生活 ひとくちミニ水ようかん

天然生活 ひとくちミニ水ようかん

食べやすいひと口サイズの水羊羹。なめらかな口あたりと、のど越しのよさが特徴です。原材料は小豆・あんこ・寒天をベースに、食塩と水あめを少し加えているだけ。風味豊かな小豆を使用して、時間をかけて炊き上げています。

食べるときは、冷蔵庫で冷やしてから食べるのがおすすめ。冷やすとなめらかな食感とのど越しのよさが引き立ち、豆の風味と甘みをより堪能できます。甘すぎないので、何個でも食べたくなるおいしさです。

ひと口サイズの個包装のため、食べやすくて持ち運びしやすいのも魅力。内容量は16g×50個入りです。賞味期限は製造日から180日。昭和21年創業の国内メーカーがていねいに製造している羊羹です。

第3位 井村屋 カップ水ようかん

井村屋 カップ水ようかん

3種類の味を楽しめる、水羊羹の詰め合わせです。煉・小倉・抹茶が入っており、食べ比べが可能。煉と小倉は北海道産の小豆、抹茶は宇治の抹茶を使用し、寒天だけで固めた瑞々しい水羊羹です。

パッケージは簡単に開けやすいマジックトップを採用。暑い時期は冷蔵庫で冷やしておくと、よりおいしく食べられます。内容量は各70g、煉と小倉が3個ずつで抹茶は2個入りです。長年愛されている水羊羹を探している方は、ぜひチェックしてみてください。

羊羹のおすすめランキング|変わり種

第1位 つちや 柿羊羹

つちや 柿羊羹

岐阜県名産の品種「堂上蜂屋柿」を使って作られた羊羹です。自家農園で栽培した柿を、甘みが濃厚で繊維が少ない干柿にして使用。種を取り除いた干柿をすり潰してジャム状にし、寒天と砂糖を煮詰めたモノを加え、竹の器に流し込んで仕上げています。

手がけるのは1755年に岐阜県で創業した老舗メーカー。本メーカーの技術の粋を集めた代表銘菓です。日本茶はもちろん、コーヒー・紅茶・ブランデーとの相性も良好。暑い時期は冷蔵庫で冷やして、レモン汁をかけるとよりおいしく食べられます。内容量は220gで、日持ちは常温で30日です。

第2位 銀座風月堂 木の実と果実の羊羹テリーヌ

銀座風月堂 木の実と果実の羊羹テリーヌ

木の実やドライフルーツを混ぜ込んだ、新食感の羊羹です。黒と白、2種類の味を楽しめる詰め合わせ商品。甘さ控えめな自家製こしあんは、弾力がありながらもなめらかな舌ざわりが特徴です。

「黒」はスパイスで香り付けしたこしあんに、クルミ・無花果・ピスタチオなどを散りばめた一品。「白」は白味噌とバニラビーンズをベースにした白あんに、松の実・レモンピール・かぼちゃの種・レーズンを加えて、フルーティーに仕上げています。

どちらも日本茶・コーヒー・紅茶・ワインなど、さまざまな飲み物と合わせて楽しめるのが魅力。冷蔵庫で冷やすと、よりおいしさが引き立ちます。内容量は黒5枚、白5枚。消費期限は、到着日から14日程度です。食感や味の変化を楽しめる羊羹を探している方は、ぜひチェックしてみてください。

第3位 路珈琲 鹿鳴 コーヒー羊羹

路珈琲 鹿鳴 コーヒー羊羹

コーヒー専門店が作ったぜいたくな羊羹です。ブラジル産のスペシャルティコーヒー豆を使用。上品かつ甘さをおさえた味わいで、羊羹の食感のなかにコーヒーの風味を力強く感じられます。

コーヒーのお供はもちろん、来客へのおもてなしやギフトにぴったり。内容量は260gで、賞味期限は製造日から6ヵ月と日持ちします。大人の味わいの羊羹を楽しみたい方におすすめです。

第4位 モリンホールディングス 生羊羹 両忘

モリンホールディングス 生羊羹 両忘

和と洋のコラボを楽しめる、生羊羹の詰め合わせです。伝統菓子の素朴な味わいを残しつつ、洋のエッセンスで現代風に仕上げています。北海道産小豆・吉野本葛・和三盆糖など、こだわりの素材を使用。低温でスチームを入れながら焼いて固めることで、なめらかな口どけを実現しています。

厳選した北海道産小豆を使用し、芳醇な栗の香りを楽しめる「栗」。種子島産の安納芋を焼いてペースト状にしたモノに、生羊羹を練り込んだ「安納芋」の2種類が入っています。

内容量は各3個で計6個、賞味期限は冷凍で約20日です。北海道小豆・生クリーム・和素材が絡み合う、良質な味わいの生羊羹を楽しんでみてください。

第5位 井村屋 チョコえいようかん

井村屋 チョコえいようかん

カカオマスとココアバターを使用した、チョコレート味の羊羹です。賞味期限が5年6ヵ月のため、長期保存できます。パサつかない、しっとりとした食感が特徴。バナナに合わせて食べることで、チョコバナナ風のアレンジも楽しめます。

フィルムを引っ張るだけで簡単に開けられるのがポイント。化粧箱を開けるためのつまみは、暗い場所でも手ざわりでわかりやすいように設計されています。内容量は55g×5本入り。高温でも溶けにくく、低温でも凍りにくいため、さまざまな場面で楽しめる羊羹です。

羊羹のおすすめランキング|おしゃれ・綺麗

第1位 長門屋本店 羊羹ファンタジア Fly Me to The Moon

長門屋本店 羊羹ファンタジア Fly Me to The Moon

カットするたびに絵柄が変化する羊羹です。三日月から満月へ少しずつ変化する月に向かって、鳥が羽ばたいていく絵柄を採用。少しずつ夜のとばりが下りてくる様子も楽しめます。

6層のぜいたくな味わいを楽しめるのも特徴です。上には国産の鬼クルミ・クランベリー・レーズンをトッピング。中の月と鳥にはレモン羊羹を使い、シャンパンゼリーのような錦玉羹を小豆羊羹ではさんでいます。

商品名らしく、ジャズメロディーのように変化する味わいがポイント。紅茶やワインと相性がよい、さわやかな味わいです。フォークを入れる場所によって異なるおいしさを堪能してみてください。

日本画家・舛田玲香が書き下ろしたパッケージデザインも魅力。美しく色鮮やかな景色が描かれています。内容量は500gで、賞味期限は60日。おしゃれな羊羹を探している方におすすめです。

第2位 Blue Bottle Coffee Japan ブルーボトル 羊羹

Blue Bottle Coffee Japan ブルーボトル 羊羹

コーヒーとの相性のよさを追求して作られた羊羹です。京都の老舗あんこ屋「都松庵」とブルーボトルコーヒーのコラボ商品。しつこくない浅練りの生地にクルミやイチジクを入れており、シナモンとコリアンダーをアクセントに効かせた味わいを楽しめます。

コクのあるブレンドコーヒーとのペアリングがおすすめ。コーヒーだけでなく、緑茶や紅茶ともよく合います。内容量は4本入り。賞味期限は製造日から1年と日持ちします。コーヒーと相性ぴったりのおしゃれな羊羹を選びたい方におすすめです。

第3位 鶴屋光信 季節の詰合せギフト 誉

鶴屋光信 季節の詰合せギフト 誉

5種類の羊羹を楽しめる、詰め合わせギフトです。厳選した国産素材で作られているのが特徴。季節を感じられる羊羹を、1つずつていねいに手作りしています。

「栗羊羹」は、北海道産小豆と栗の風味を楽しめるのが魅力です。「芋羊羹 うつろい」は、鹿児島県産の安納芋と手亡白あんで炊いて紅葉を浮かべた一品。「抹茶羊羹」は、北海道産の手亡豆を使った白あんと宇治抹茶で炊き上げています。

「つぶ羊羹 大和」は、北海道産小豆の豊かな風味を堪能できる味わい。「葛まんじゅう 柚子」は、柚子風味の手亡豆を寒天蜜と葛を合わせた生地で包んでいます。内容量は各1個で、賞味期限は出荷日から30日。見た目が綺麗な羊羹を探している方は、ぜひチェックしてみてください。

第4位 都松庵 YOKAN FOR COFFEE

都松庵 YOKAN FOR COFFEE

昭和25年創業のあんこ屋が手がけた羊羹です。コーヒーとの相性を追求した商品で、浅煎りのフルーティーなコーヒーとよく合います。こしあんベースの羊羹生地に、クルミ・あんず・無花果をブレンド。マイルドな甘さのなかに、プチプチとした食感を感じられます。

シンプルでおしゃれなパッケージデザインも魅力。パッケージに描かれている丸いコーヒーリングは、実際にカップ底についたコーヒーを紙にスタンプしたモノです。内容量は1本55gの食べ切りやすいサイズ。持ち運びにも適したおしゃれな羊羹を探している方におすすめです。

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羊羹を使ったおすすめアレンジレシピ

ヨーグルトと食べる

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まず、羊羹を小さくカットします。カットした羊羹をプレーンヨーグルトに入れて完成です。1種類の羊羹だけでもおいしく食べられますが、さまざまな色合いの羊羹を入れると、見た目も鮮やかになります。

お餅に挟む

By: toraya-group.co.jp

お餅を薄くスライスし、オーブンやトースターなどで焼き上げます。香ばしく焼き上げるのがポイント。薄くスライスした羊羹を焼いたお餅で挟めば完成です。お餅がない場合は、食パンなどで挟むのもおすすめです。