現在使っているデスクの上に設置するだけで、手軽に立ったままでも作業できるようになる「卓上スタンディングデスク」。サイズや昇降の仕組みなど、特徴の異なる複数のアイテムが展開されています。

そこで今回は、卓上スタンディングデスクのおすすめ製品をご紹介。メリットやデメリット、サイズを選ぶときのポイントなどもあわせて解説するので、購入の際はぜひ参考にしてみてください。

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卓上タイプのスタンディングデスクとは?

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卓上スタンディングデスクとは、机の上に設置することでパソコン作業などを立ってできるようになる製品のこと。新しくスタンディングデスクや昇降デスクを導入するスペースがない場合でも、今使っている机の上に置くだけで手軽に使えておすすめです。コスト面でも新しい机を購入するより安く抑えられます。

通常のデスクのような一段タイプのモノや、モニターを置く上段とキーボードやマウスを置く下段に分かれた二段タイプのモノがあります。自身の作業環境に合わせて選ぶことが可能です。

いきなりスタンディングデスクに買い替えるのは不安があるという方でも試しやすいのがポイント。高さが変えられるタイプのモノを購入すれば、自分に合った高さで作業ができます。

卓上スタンディングデスクのメリット・デメリット

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卓上スタンディングデスクのメリットは、机ごと買い替える必要なく現在の作業スペースの高さを変えられる点。さらに、持ち運びができるのもおすすめポイントです。仕事用のスペースはもちろん、気分を変えたいときはリビングなどほかの場所でも高さを調節して作業できます。

また、スタンディングデスクや昇降デスクのメリットを手軽に得られるのも魅力。座りっぱなしによる体への負担を軽減できるほか、姿勢を変えることで集中する効果も期待できます。

デメリットは、机をフラットに使いたいときに、毎回卓上スタンディングデスクを片付ける必要がある点。置きっぱなしを前提としていない場合、面倒に感じる可能性があります。そのほか、スタンディングデスクや昇降デスクと比べると天板部分が狭い点にも注意が必要。作業スペースが足りるかどうかも考慮して選んでみてください。

卓上タイプのスタンディングデスクの選び方

設置に必要なスペースをチェック

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製品を選ぶ際、使いたい机の上に卓上スタンディングデスクの土台が収まるかのチェックは重要。土台サイズは製品ページに書かれている場合が多いので、事前に確認しておきましょう。

サイズの合わない製品を購入してしまうと、土台が机からはみ出してしまう可能性もあります。あらかじめ机の横幅や奥行のサイズを測ってから購入するのがおすすめです。

天板のサイズをチェック

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卓上スタンディングデスクの天板サイズは、幅を確認して選ぶのがおすすめ。ノートパソコン以外に、モニターやキーボード、マウス、ドリンクなど、作業時に必要なモノを考慮し、ゆとりがあるかどうかをチェックしておきましょう。

ノートパソコンとマウスのみなど、置くモノが少ない場合は横幅50cm前後がちょうどよいサイズ。モニターとキーボード、マウスなどをセットで置きたい場合には、60cm以上のモノを選ぶとある程度の余裕を持って配置できます。

高さ調節機能の範囲をチェック

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キーボードの操作時やメモを書くときのように、机の上に手を置いて作業する際の肘の角度は90°が適しています。

例えば、身長170cmの方が立って作業する場合、肘が直角になるデスクの高さの平均は約100cm。そのため、今使っている机の上に卓上スタンディングデスクを置いたときの高さが、100cm前後になるモノを目安とするのがおすすめです。

ただし、使う方の身長や腕の長さ、作業内容などによって作業しやすい高さは異なります。心配な方は昇降可能な幅が広いモノを検討してみてください。

耐荷重をチェック

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卓上スタンディングデスクは製品によって耐荷重が設定されているため、デスク上に置きたいモノの総重量を考慮して選ぶ必要があります。例えば、ノートパソコンやマウスのみであれば10kg程度で十分です。モニターやキーボードなども置くことを想定している場合は、重さを事前に測っておきましょう。

また、卓上スタンディングデスクでタイピングなどの作業をする際には、腕をのせることが前提。その分デスクにかかる重さも変わります。耐荷重を超えた負荷をかけると故障の原因になるため、余裕を持って製品を選ぶのがポイントです。

ガス圧式なら昇降も簡単

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ガス圧式の卓上スタンディングデスクは、脚部分に注入された高圧ガスの圧力によって脚部分を伸縮させるタイプ。レバーやハンドルを引きながら上下へ動かすことで、高さを変えられます。段階がなく、スムーズに高さを変更できる点もおすすめです。

上げ下げする際に強い力を必要としないため、力に自信のない方も使いやすいのが魅力。より簡単に昇降を行いたい場合、電動式のモノもおすすめです。

収納時のサイズにも注目

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卓上スタンディングデスクを頻繁に出し入れする場合、収納時にコンパクトに収まるかは重要なポイントです。

基本的に卓上スタンディングデスクは、折りたためるモノがほとんど。折りたたみ時に薄型になる製品を選ぶことで、机と壁のちょっとした隙間などにも簡単に収納できるのでおすすめです。

デスクトップを置くなら2段式がおすすめ

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デスクトップパソコンを置くなら、上段と下段に分かれた2段式のモデルがぴったり。モニターは画面が見やすい位置、キーボードも使いやすい位置にそれぞれ配置できます。段差があるぶん、視線を高い位置で保ちやすいのも魅力です。

1段式以上に空間を活用できるため、作業スペースも広く確保できます。スピーカーやタブレットなど、手元に置けるアイテムが増えるので、デスクの機能性も向上。自分好みにカスタマイズできます。

卓上タイプのスタンディングデスクのおすすめ

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) スタンディングデスク 100-MR205BK

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) スタンディングデスク 100-MR205BK

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大型モニターやフルキーボードも置ける卓上スタンディングデスクです。上下に大型の天板を備え、総耐荷重も約15kg確保。広々としていながら土台はコンパクトなので、120×60cmの一般的なワークデスクにも設置できます。

ガス圧式で、レバーを使うことにより約11.5~51cmまで無段階での高さ調節が可能です。ゴム脚を採用した安定性の高い構造も相まって、理想的な位置で快適に作業ができます。

下段のキーボード台を外して床に直置きすれば、ローデスクとしても使用可能。状況に合わせて使いやすいのもおすすめポイントです。

上段には、グロメット式モニターアーム用のホールを搭載。また、ケーブルホルダーも備えており、昇降時にケーブルが巻き込まれにくいのも魅力です。

ERGOMAKER スタンディングデスクコンバーター

ERGOMAKER スタンディングデスクコンバーター

上段にノートパソコンとモニターを並べて作業できる製品です。上段の耐荷重は15kgで、天板も幅約80cmのワイドサイズ。下段はキーボード・マウス・電卓などを置くのに便利です。

人間工学に基づいた設計を採用しているのも特徴。ガススプリングが付いており、高さの調節はハンドバーを軽く握るだけで行えます。約12.5~52cm間での無段階調節が可能で、天板を下げれば座った状態での作業に対応できるのもおすすめポイントです。

本製品はタブレットやスマホを立て掛けられるスリットも搭載。ケーブルを逃すのに便利な配線穴も3箇所備わっています。

SHUWEI スタンディングデスク 卓上 SW-004

SHUWEI スタンディングデスク 卓上 SW-004

キーボードやマウスも置ける2段式の卓上スタンディングデスクです。天板は幅が約80cmあり、広々としています。上段の耐荷重が約20kg、下段は約3kgと丈夫なのも特徴です。

炭素鋼で作られた土台にX型のフレームを合わせており、作業時や昇降時も安定感があります。また、作業しやすいよう、角を丸く加工しているのもポイント。下段の手前側はカーブ状に仕上げられています。

木目調のおしゃれなデザインで、インテリアとマッチしやすいのもおすすめポイント。天板とキーボードトレイには撥水加工が施されており、簡単にお手入れできます。コーヒーや紅茶など、ドリンクを飲みながら作業することが多い方もチェックしてみてください。

エルゴトロン(ergotron) WorkFit-Z ミニ昇降デスク 33-458-917

エルゴトロン(ergotron) WorkFit-Z ミニ昇降デスク 33-458-917

インテリア性に優れた卓上スタンディングデスクです。天板にグレーの木目調を採用したおしゃれなデザインが魅力。ダークカラーのフレームともマッチしています。

天板のサイズは幅79×奥行40cmと大きめ。耐荷重は11.3kgで、24インチまでのモニターを設置できます。モニターの前にスマホやタブレットが立て掛けられるのも特徴です。

下段は、キーボードやマウスを設置できます。ハンドレバーで高さを変えられるのもメリット。作業中や高さ調節時のぐらつきも少なく、安定性に優れています。

DMM.make 卓上昇降デスク デュアル DKS-LDD650G2

DMM.make 卓上昇降デスク デュアル DKS-LDD650G2

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2段式のなかでは、比較的コンパクトな卓上スタンディングデスク。本体のサイズは約幅65×奥行61.5cmで、スペースが限られている場合でも空間を有効活用しながら作業ができます。

ガス圧式なので、レバーを引くだけでラクに高さが変えられるのもポイント。約11~43.5cm間の無段階調整に対応しており、細かく調節できます。

メープルカラーのおしゃれな天板を使用しており、インテリアにもなじみます。耐荷重は15kgと、モニターやスマホを置くには十分。下段に設けられたキーボードトレイの耐荷重は2kgで、キーボードと合わせてマウスも置けます。

グリーンハウス(GREEN HOUSE) ガススプリング式昇降デスク GH-HASA-BK

グリーンハウス(GREEN HOUSE) ガススプリング式昇降デスク GH-HASA-BK

折りたたみ式で使いやすい昇降デスクです。天板は幅60×奥行40cmで、必要な広さを確保しつつ、邪魔にはなりにくい大きさ。脚部がシンプルなので、圧迫感も少ないのも魅力です。

上段と下段との間に13.8cmの高低差を設けているのもポイントです。肩や肘が上がりすぎず、自然な高さで入力できます。

ガス圧式を採用しており、レバーで高さを調節できるのも特徴。床に置いて座椅子と組み合わせれば、ローテーブルとしても活躍します。

トラスコ中山(TRUSCO) ガス圧式卓上PCデスク アルコーヴ TMT107S-BK

トラスコ中山(TRUSCO) ガス圧式卓上PCデスク アルコーヴ TMT107S-BK

スリムで持ち運びやすい卓上スタンディングデスクです。天板が厚さ1.5cmとスリムなため、高さを下げることでコンパクトにまとまります。下段のキーボードスタンドは取り外せるので、パーツを分けて保管できるのも特徴です。

12~50.5cm間での無段階の高さ調整に対応しており、比較的幅広く昇降できます。レバーで簡単に上げ下げできるため、はじめて使う方にもおすすめです。

SAIJI 卓上スタンディングデスク

SAIJI 卓上スタンディングデスク

メインの天板にノートパソコン用のスタンドが付いた卓上スタンディングデスクです。天板は約12~42cmまで5段階の高さ調節が可能。加えて、ノートパソコン用のスタンドも3段階で角度が変えられます。

天板の幅は約56.6cmで、ノートパソコンやマウスを置くスペースを確保。右端には、スマホスタンドとして使えるスロットも搭載しています。天板や脚部には丸みのあるデザインを採用。機能的で使いやすい、おすすめのモデルです。

RELAXWORK スタンディングデスク L-BB

RELAXWORK スタンディングデスク L-BB

安定性に優れたスタンディングデスクです。X型のフレームを採用しており、底面には滑り止めが付属。床に置いてもぐらつきにくいため、ローテーブルとしても重宝します。

天板は約幅78.5×奥行52cmと大きく、ノートパソコン・キーボードなどを設置できるサイズ。作業しやすいよう、自由に使えるスペースが広いモノを選びたい方にもおすすめです。

レバーを引くと、約5.5~41cm間で天板が上下するのもポイント。天板を下げて折りたためば、スリムにまとまります。

FENGE スタンディングデスクコンベター SD108003MB

FENGE スタンディングデスクコンベター SD108003MB

ガススプリングホバリングシステムが採用されており、高さをスムーズに調節しやすい製品です。高さ調節で使用するボタンが天板の表面に設けられているのが特徴。作業しながらでも昇降しやすくおすすめです。

天板は幅約65cmで、モニター・マウスなどを並べられる大きさ。手前には仕切り付きのスペースがあり、タブレットやスマホと筆記用具を分けて置けます。持ち運び用のハンドルも付いているため、移動させたいときにも便利です。

イケア(IKEA) ドゥッブラ ラップトップスタンド 905.881.09

イケア(IKEA) ドゥッブラ ラップトップスタンド 905.881.09

収納スペースが限られている場合にも取り入れやすい、おすすめの製品です。天板のサイズは幅60×奥行40cmとコンパクト。折りたたむことでスリムにまとまり、わずかな隙間にも収まります。

ガススプリングを備えており、ハンドルで高さ調節が可能。昇降幅は18~41cmで、座って作業したいときにも役立ちます。

スタンドの底部にはパッドが付属。安定性を高められるのはもちろん、設置場所に跡が残るのも防げます。