ポルシェ博士のもとに生まれた大衆車。

性能には美しさが伴っているべきだ、とのこだわりを示し続けたと言われる、数々の”名作”を生み出したあのポルシェ博士。彼がヒトラーの依頼で”大衆車”、のちの「ビートル」を開発したことは有名な話。そのビートルファミリーの曾祖父ともいうべき年代の車両がオークションに出展されました!

レアすぎるビートルが生き残っていた

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1938年にお披露目されたKdF タイプ60(のちのビートル)。第二次世界大戦の開戦により量産は阻まれるも、1944年までの戦時下ではいわゆる”公職”の人たちのために細々と製造されていました。

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今回オークションに出展された車両は、1943年生まれの特殊な時代背景がある”ひいじいちゃん”ビートル。落札予想価格はなんと275,000-35,000ドル! 注目すべきは希少価値だけではありません!

オリジナルのオーラがスゴすぎる

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今回出展の KdFタイプ60は車両のレストア記録を見ると、非常に注意深い調査や確かな技術とオリジナルパーツで、細部にいたるまで製造当時の姿を復元することに終始していたことが分かります!

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ドイツ国内の赤十字社に納車されたという車両を見ていると、その当時にタイムスリップしそうなオーラにドキドキします! 外装や内装、エンジンまわりをどうぞユックリご覧ください。73歳なのに新車みたい!

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箱形の古めかしいボディが多勢を占めていた時代に、流線型にこだわって生まれたKdF-Wagen。確かにその時代にしてこの美しいフォルムを見ると、世界大戦後のビートル黄金期に多くの人のハートをわしづかみにしたのも納得です!

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