「人を真ん中に考えるクルマ」。
フォルクスワーゲンの公式サイトのトップページに記されている印象的なフレーズ「人を真ん中に考えるクルマ」。未来の自動運転車でもそのコンセプトは生かされるでしょうか? それを確かめるべく、今回はブラジルのフォルクスワーゲンのインターン時代に Danilo Makio Saito 氏が生み出した”突き抜けた”コンセプト LUNA を見てみましょう。
3つの部分からなる自動運転探検車
今回のコンセプトカーは自動運転探検車。”台車”にあたる陸上ドローン、人が乗るキャビン、専用の飛行ドローン、という3つの部分で構成。人の安全を確保したまま、さまざまな探索を陸から空からしてしまおう! というのです。
ベースキャンプを設置
探索を始めるにあたって、まず人が乗車しているキャビンを自動で”台車”から降ろします。すると、比較的安全な場所に”ベースキャンプ”があっという間に出現! あとは指令を出すだけです。
陸から探索
キャビンから指令を出された”台車”は高性能の陸上ドローンとして、陸路で行けるところまで分け入り、さまざまなサンプルを持ち帰ってきます。その際の映像はキャビン内の大画面で一望!
空から探索
また、”台車”陸上ドローンの及ばないところは専用飛行ドローンの出番です。通信範囲内で自由に飛び回り、貴重なデータを収集。秘境であってもラクラク安全探検が可能に!
ドローンを2台も抱えた自動運転車という”突き抜けた感”満載のフォルクスワーゲンのコンセプトカー LUNA。これが実現するまで地球の秘境を大切にしたいですね!
イロイロなことがあって厳しい意見にさらされてきたフォルクスワーゲン。LUNA のような「人を真ん中に考えるクルマ」づくりを頑張ってほしいですね。