3Dプリンターって本当に何でも作れてしまうのですね。
事故や病気、その他の不運により手足を失ってしまった子供たちの助けとなる義肢ですが、従来のものは非常に高価なうえ、子供たちのニーズにあいませんでした。彼らが望むのは、自然な見た目や関節まで動かせる5本指ではなく、単純に自転車に乗ったり鉛筆を持ちたいといったことだから。
そこでドイツ人工業デザイナーが考案したのは、3Dプリンターで作れる子供用の義手です。個人の特徴やニーズ、サイズにあわせて、形状や見た目、機能をカスタマイズできます。
何といっても3Dプリンターで作製できるため、安価に手に入れることができるようになります。普及すれば、発展途上国の子供たちも手に入れやすくなるのではないでしょうか。
義手は、カニの爪のように簡単に挟んで掴むことができる手が付いており、子供たちの夢である、自転車に乗ったり飲食したりお絵かきしたりといった作業がしやすくなっています。
テクノロジーの正しい使い方ですね。今後も子供たちの笑顔のために、更なる技術発展を願います。