健康意識や美容意識が高い方から注目されている「高カカオチョコレート」。カカオマスに含まれるポリフェノール量は、コーヒーや赤ワインよりも多く、より効率的に摂取できるのがうれしいポイントです。
今回は、高カカオチョコレートのおすすめをご紹介します。選び方もあわせて解説するので、ぜひチェックしてみてください。
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- 目次
- 高カカオ(ハイカカオ)チョコレートとは?どんな成分が含まれる?
- ブラック・ダーク・ビターチョコレートとの違いは?
- 高カカオチョコレートの選び方
- 高カカオチョコレートのおすすめ|カカオ70%〜79%
- 高カカオチョコレートのおすすめ|カカオ80%〜89%
- 高カカオチョコレートのおすすめ|カカオ90%以上
- 高カカオチョコレートの売れ筋ランキングをチェック
- 番外編:高カカオチョコレートを使ったおすすめレシピ
高カカオ(ハイカカオ)チョコレートとは?どんな成分が含まれる?
高カカオチョコレートには、カカオ由来のカカオポリフェノールが多く含有されているのが特徴。カカオポリフェノールは、健康に気を遣っている方も注目の成分です。
一方で高カカオチョコレートはカカオの含有量が多い分だけ、一般的なチョコレートと比べて脂質の量が多い傾向にあります。脂質が多いということはカロリーも高くなるので、一般的に摂取量は1日30g程度までを目安にしてみてください。
カフェインやテオブロミンも一般的なチョコレートより多く含まれるため、制限している成分がある場合は食べすぎに 要注意です。成分についても理解を深めて、ハイカカオチョコレートを楽しんでみてください。
ブラック・ダーク・ビターチョコレートとの違いは?
ブラック・ダーク・ビターチョコレートと高カカオチョコレートとの違いは、カカオの含有量にあります。そもそも、高カカオチョコレートには厳密な定義は存在しません。しかし、一般的にカカオの含有率が70%以上のチョコレートを、高カカオチョコレートとして分類する傾向にあるのがポイントです。
ビターチョコレートとブラックチョコレートは、カカオ含有率が40~60%程度で、ミルクを使っていないチョコレートのこと。また、ダークチョコレートとは、チョコレートの別称で「チョコレート」と同義です。似たような言葉でもそれぞれが異なる意味合いを持っているので、ぜひこの機会に覚えてみてください。
高カカオチョコレートの選び方
カカオの含有率で選ぶ
高カカオチョコレートには、70~99%までさまざまなカカオ含有量のモノがあります。パッケージに記載されている70%や80%という数字は、チョコレートに含まれるカカオの成分量です。
カカオ含有率90%以上のモノは苦味が強いのが特徴。人によっては食べにくいと感じる場合もあります。少量でカカオポリフェノールを摂取したい方は、カカオ含有率が高いモノを選びましょう。初めて高カカオチョコレートにチャレンジする方は、甘味が感じられる70%程度のモノがおすすめです。
カカオの産地で選ぶ
カカオの主な産地は、アフリカ大陸・北アメリカ大陸・南アメリカ大陸・東南アジアなどです。日本で使用されているカカオ豆の多くはガーナ産。ガーナ産カカオは、ナッツの甘味や軽いスパイスの香りが特徴です。
エクアドル産は、ジャスミンのような香りと軽い渋みのある味わいが魅力。ベトナム産は、爽やかな酸味が青リンゴやいちごを彷彿とさせます。マダガスカル産の特徴は、柑橘類や赤いベリーのような酸味と甘味。ベネズエラ産は、ペースト状のナッツのようなまろやかさと上品な花の香りが楽しめます。
産地ごとに味わいや香りが異なるので、食べ比べてみるのもおすすめです。
価格・コスパをチェック
高カカオチョコレートを選ぶ際は、価格にも注目してみてください。ブランドや商品によっても差があるので、予算やシチュエーションに応じてチョイスするのがポイントです。たとえば、大手メーカーの商品とクラフトメーカーの商品では、一般的に大手メーカーの商品の方が安い傾向にあります。
大手メーカーはコストパフォーマンスを気にする方に適しており、日常的に食べる高カカオチョコレートとしてもおすすめ。クラフトメーカーは高価な分、使用する原料にこだわっていたり、パッケージに趣向を凝らしたりしているのが特徴で、贈答用など特別なシチュエーションにぴったりです。
高カカオチョコレートのおすすめ|カカオ70%〜79%
明治(meiji) チョコレート効果 カカオ72%
発売されてから25年以上のロングセラー商品、明治の「チョコレート効果シリーズ」の高カカオチョコレートです。カカオ分は72%。カカオ豆の加工方法にこだわり、酸味と甘味のバランスにすぐれた味わいを追求しているのが特徴です。洗練されたカカオの風味を楽しめます。
72%以外にも、86%と95%もラインナップ。気分によってカカオ分を選択できるのもうれしいポイントです。同シリーズは、カカオが含有するカカオポリフェノールに注目し、日々の生活に取り入れやすいよう開発。健康に気を遣っている方におすすめのチョコレートです。
ユーラク ブラックサンダーミニバー カカオ72%
食べやすくて美味しいチョコバーを目指して開発された、高カカオチョコレートです。華やかな香りのカカオマスを厳選。カカオ分72%のチョコレートを使用して、芳醇なカカオ感を楽しめるブラックサンダーに仕上げています。
ココアクッキーとプレーンビスケットにハイカカオを合わせることで、カカオ分が高くても食べやすいチョコレート菓子として楽しめるのが魅力です。
「ブラックサンダーシリーズ」は、リーズナブルな価格とユニークな名前が特徴のチョコレート菓子。食べごたえもちょうどよく、多くの方から愛されています。ビターすぎる高カカオチョコレートは食べづらいと感じている方におすすめです。
ピュアフィールド ショコラキューブビター
甘くて美味しいカカオの風味を楽しめる、高カカオチョコレートです。砂糖はゼロ。カカオ分は79%のビターチョコレートです。
エリスリトールを甘味を足す成分として配合することで、糖類を使わずとも甘さの感じられる味わいに仕上げています。カカオは、ドミニカ共和国やエクアドル産のモノを使用。カカオポリフェノールが豊富に含まれています。
植物油脂は使っていないため、口どけもなめらか。形状は約1cm程度のキューブタイプなので、ひと口で気軽に食べられるのも魅力です。身体のことを考えながら、美味しいチョコレートを食べたい方はチェックしてみてください。
ロイズ(ROYCE’) ロイズオリジンチョコレート カカオ70%
香り・余韻・味わいを堪能できる、ロイズの高カカオチョコレートです。産地の異なるカカオを使った、4種類のチョコレートがアソートに。カカオ分は、カカオの魅力を引き出せる70%に設定しています。
内容は、穏やかな酸味と華やかな風味を楽しめる「エクアドル」、ドライフルーツのような風味が特徴の「ベトナム」。香ばしさと苦味が特徴の「ベネズエラ」、フルーティーで清涼感のある「マダガスカル」の4種類です。
チョコレートごとにフローラル・フルーティー・ナッティーといった、各カカオの特徴を引き出せるように工夫。丁寧に食べ比べることで、味わいの違いを楽しめます。 産地ごとの特徴を比べてみたい方におすすめの商品です。
ショコドーネ カカオ70%毎日チョコレート
思う存分食べられる、カカオ分70%の高カカオチョコレートです。1kg入り。1つずつ個包装されているので、食べたいときに気軽に取り出して食べられるのが魅力です。
製造では、チョコレートソムリエが監修を担当、メーカーが培ってきたデータと、独自の設備によって上質なハイカカオのチョコレートに仕上げています。
特に、コンチング工程にこだわり、時間をかけ行うことでカカオの苦味・渋み ・えぐ味・酸味を抑え、クリアな味わいに。ほかの高カカオチョコレートに比べ、食べやすくカカオの風味を楽しめる商品です。大容量のチョコレートを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
ダダカ(DADACA) CATLATE エクアドル CACAO70% 3枚入り
猫の描かれたかわいらしいパッケージが印象に残る、高カカオのチョコレートです。カカオ自体の風味を味わいたい方にぴったり。カカオ分は70%で、タブレットが3枚入りです。パッケージはロンドンを拠点とするドイツ人アーティストが手がけています。
チョコレート自体にも4匹の猫があしらわれており、猫の形に沿って割って楽しめるギミックの効いたチョコレートです。エクアドル産のカカオを使った、シングルオリジンチョコレート。同ブランドではほかの産地の商品もラインナップしているので、食べ比べもおすすめです。
ノワールブレ(Noirbre) LES CACAOS タブレットショコラ チュアオ
カカオ豆・砂糖・レシチンのみで作られた、シンプルな高カカオチョコレートです。厳選したカカオ豆を、日本の工房で1℃・1秒にこだわって焙煎。カカオの持つ風味を引き出せるように工夫しています。
各カカオの産地に注目し、産地の個性を楽しめるように仕上げているのもポイントです。「チュアオ」は、ベネズエラ・チュアオ産のカカオをカカオ分72%で加工。シトラスのアロマと適度な酸味で、チョコレート好きに向けた味わいを実現しています。
チョコレートブランド「LES CACAOS」は、ピエールマルコリーニの初代シェフパティシェを務めた黒木琢磨氏が手がけるショコラトリー。カカオの魅力を日本に伝えるために、多様なお菓子を作り販売しています。キャリアのあるショコラティエが手がける、高カカオチョコレートが気になる方におすすめです。
オーシートレーディング BINONファームトゥーバー タブレット チョコレート 小 ダーク75%
ベトナムの東南部に位置するバリアブンタウの農園のカカオ豆を使用した高カカオチョコレートです。発酵作業を時間をかけて行うことで、芳醇でフルーティーな風味を楽しめるのが特徴。カカオ75%は、ベリーのような酸味とトロピカルフルーツのような香り、さらに多様な風味を感じられると謳われている商品です。
同じ産地のカカオ豆で、全5種類の商品をラインナップしているのも特徴。カカオ分やフレーバーの違いで表れる、味わいの変化を楽しめるのも魅力です。チョコレートの奥深さを知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
ロイヤル・アーツ green bean to bar CHOCOLATE MADAGASCAR 70% NIBS
柑橘のような清涼感を楽しめる、フルーティーな高カカオチョコレートです。マダガスカル産のカカオを使用。果実感を活かすため、温度に気を遣って焙煎を行っています。適度な渋さを備えており、長く続く余韻を堪能できるのも特徴です。
さらに表面にはカカオニブスをまぶしており、小気味よい食感を楽しめます。「インターナショナルチョコレートアワード アジアパシフィック2023」で銀賞を受賞。マダガスカル産カカオの個性を体験してみたい方におすすめです。
高カカオチョコレートのおすすめ|カカオ80%〜89%
シーエフシージャパン カカオクルード 有機ローチョコレート カカオ 80%
かすかに甘さを感じられる、高カカオのチョコレートです。カカオクルードは、豊富なラウリン酸を含むとされるココナッツパルプと、クリオロ種のカカオ豆から作られるのが特徴。イタリアで初めて、カカオ豆をローストせずに仕上げるローチョコレートに挑戦したブランドとしても知られています。
ローチョコレートは、カカオ豆の持つ栄養素を壊すことなく摂取できると謳われているのが魅力です。カカオ分70~100%まで、幅広い高カカオチョコレートをラインナップしているのも特徴。ローチョコレートに興味のある方はチェックしてみてください。
不二製油 ヘルシーカカオ ハイカカオ
メディアにも取り上げられる、高カカオのチョコレートです。毎日食べるのにもおすすめの商品。世界でもトップレベルのシェアを有するチョコレートメーカーが手がけています。
100gに1500mgと、赤ワインの6倍程度含まれるとされるハイカカオのポリフェノールの量に注目。健康に気を遣っている方にもうれしいチョコレートです。使用しているカカオはガーナ産。丁寧に焙煎し、香ばしい風味を引き出しています。
また、コンチングにも気を遣うことで苦味や渋みの少ない綺麗 な味わいに仕上げているのも特徴です。1粒のカロリーは約9kcal。1日22粒程度の摂取が目安です。日常的に楽しめる高カカオチョコレートを探している方はチェックしてみてください。
森永製菓 カレ・ド・ショコラ カカオ88
贅沢な時間を過ごせる、森永製菓の「カレ・ド・ショコラシリーズ」の高カカオチョコレートです。香り・口どけ・食感にこだわり、チョコレートの厚さは4mmに。さらに、口に含んだ際の心地よさを追求して、タブレットの側面の傾斜を14°に設定しています。
世界中から厳選したカカオを、個性を活かすように焙煎。カカオの持つクリアな風味を引き出しているのも特徴です。
包み紙の質感にもこだわり、食べる前から贅沢な気分を味わえるのもポイント。本商品はカカオ分88%です。ほかにも豊富なラインナップがあるため、選ぶ楽しみもあります。こだわりの詰まったチョコレートを探している方におすすめです。
高カカオチョコレートのおすすめ|カカオ90%以上
リンツ(Lindt) エクセレンス 90%カカオ
カカオ分90%のリンツの高カカオチョコレート。原料を厳選し、贅沢な味わいに仕上げているのが特徴。コクのあるカカオの風味と、均整の取れた味わいです。
カカオ分が非常に高く、なめらかな口当たり。五感で高カカオチョコレートの魅力を楽しめると謳われています。同メーカーから発売されている「85%カカオ」と比べても味わいに 大きな違いがあるので、食べ比べもおすすめです。
「エクセレンスシリーズ」は、リンツのタブレットチョコレートのトップレンジ。タブレットは薄く作り上げ、ラグジュアリーなパッケージを採用することで、味の分かる大人のためのチョコレートを目指しているシリーズです。歴史のあるブランドのチョコレートが気になる方はチェックしてみてください。
鈴商 ALTER ECO オーガニックフェアトレードチョコ ノワール トーゴ 95%
カカオ分95%の濃厚な高カカオチョコレートです。カカオ由来の苦味とコクを楽しめるのが魅力。使用するカカオは厳選されたペルー産で、伝統的な製法によってチョコレートへ加工しています。乳化剤・香料は不使用です。
深煎りコーヒーや、プレミアムテキーラとペアリングして楽しむのもおすすめ。本商品は、フェアトレード認証を受けているのも特徴。チョコレートとしての品質だけでなく、生産者の生活の質が向上していくことを目指しています。カカオ生産者にも敬意を払ってチョコレートを楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてください。
高カカオチョコレートの売れ筋ランキングをチェック
高カカオチョコレートのランキングをチェックしたい方はこちら。
番外編:高カカオチョコレートを使ったおすすめレシピ
ホットチョコレート
寒い日にぴったりの「ホットチョコレート」。チョコレートを溶かして飲むぜいたくなドリンクで、ココアが好きな方や甘いドリンクが好きな方におすすめのレシピです。
チョコレート25gに対して、牛乳を150cc用意します。小鍋に牛乳と刻んだ高カカオチョコレートを入れて、軽く沸騰させながらかくはんさせます。チョコレートが溶けたら火からおろし、カップに注いで完成です。
お好みで砂糖を加えたり、ホイップした生クリームを添えたりして楽しむのもおすすめ。使用するチョコレートのブランドや種類を変えるだけで、バリエーションを楽しめます。
ガトーショコラ
濃厚な味わいが魅力の「ガトーショコラ」。小麦粉を使わないレシピのため比較的簡単に挑戦できておすすめです。まずは、ボウルにチョコレートとバターを入れて湯煎で溶かし、牛乳・ココアパウダーの順で、それぞれ混ぜながら加えます。
別のボウルでメレンゲを作成。先ほど作ったチョコレートのボウルにメレンゲを2回に分けて加えて、しっかりと乳化させます。
型紙を敷いた型に生地を流し入れ、型を軽く叩いて表面をならし、170℃のオーブンで25~30分程度焼成。焼きあがって冷めたら型から外し、お好みで粉糖をふりかけて完成です。
チョコレートムース
やわらかくとろける口当たりが楽しめる「チョコレートムース」。高カカオチョコレートを使い、ブランデーを加えれば大人も楽しめるスイーツに仕上がるのがポイントです。
あらかじめバターは室温に戻し、卵は卵黄と卵白に分けておきます。ボウルにチョコレートを入れて湯煎して溶かし、バターと卵黄、ブランデーを加えて乳化。別のボウルに入れた卵白を泡立ててメレンゲを作ります。
チョコレートの入ったボウルにメレンゲを2回に分けて加え、ゴムベラでかくはんし容器に移します。冷蔵庫で固まるまで冷やしたら完成です。お好みでナッツや粉糖をトッピングしてみてください。
カカオ含有量が多くなるほど、苦味が強くなり食べにくいと感じてしまうこともあります。まずは、カカオ70%からスタートして少しずつカカオ含有量の多いチョコレートにチャレンジしてみましょう。おすすめの高カカオチョコレートのなかから、お気に入りを見つけてみてください。