パナソニックが、4Gネットワークの利点を最大限に活かした製品を発表しました。Panasonic Nuboという名のこの製品は、4Gに対応したセキュリティカメラです。
これまで、セキュリティカメラと言えばWi-Fiネットワークを用いたものがほとんどでした。しかし、Wi-Fiのみに頼っていたのでは、停電などで親機の電源が切れてしまった場合、遠隔操作や遠隔監視などの性能を全て失うことになってしまいます。パナソニックは、4Gネットワークを利用することで、この問題を解決しました。また、独自のデータプランによって、完全な独立型カメラとして機能します。
その他の特徴としては、バッテリーで駆動するということ。そのため、電源を得られないような場所でも使用することが可能です。また、アラート機能が備わっており、人の動きなどを察知したときにアプリに通知するように設定できます。さらに、双方向通信システムが備わっているため、カメラを通して会話をすることができます。
Panasonic Nubo本体は249ドル(約2万5,000円)、データプランは月7ドル~10ドルと予想されており、クラウドストレージへのデータの保存と通知機能を提供します。また、最も高いプランは60ドル程度と予想されており、さらに長期間データを保存しておくことが可能です。
バッテリー搭載で持ち運びが可能なこの端末、ホテル滞在中に部屋に置いておくなどいろいろな使い方ができそうですね。