電子レンジであたためるだけで手軽に食べられるパックご飯。忙しいときに時短調理をしたり、災害時のために備蓄したりするのに役立ちます。また、白米だけでなく、玄米やもち米を加えたモノ、赤飯やドライカレーなどを調理できるモノなど、バラエティ豊かな品揃えも魅力です。
そこで今回は、おすすめのパックご飯をご紹介します。白米・玄米・その他と種類ごとにピックアップしているので、ぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- パックご飯の魅力とは?
- パックご飯のおすすめ|白米
- パックご飯のおすすめ|玄米
- パックご飯のおすすめ|その他
- パックご飯のAmazon・楽天市場ランキングをチェック
- パックご飯の選び方
- 番外編:パックご飯の美味しい食べ方
- 番外編:災害時の備蓄には賞味期限が長い「レトルト米飯製造」のモノを
パックご飯の魅力とは?
パックご飯の魅力は、炊くと時間がかかるご飯があたためるだけですぐに食べられる手軽さです。うっかりご飯を炊き忘れてしまったとき、ご飯を炊くのが面倒なとき、炊飯器を持っていない方など、さまざまなシーンで活躍します。
災害で電気が使用できず、炊飯器でご飯が炊けないときにもパックご飯が便利です。卓上ガスコンロで沸騰させたお湯で湯せんすれば、簡単にあたたかいご飯が食べられます。ご飯が入っているパック容器の状態でそのまま食べられ、食器が必要ないのもポイント。コンパクトで収納しやすく、賞味期限が長いのも魅力です。
パックご飯のおすすめ|白米
ウーケ(WOOKE) 天然水仕立て ふんわりごはん 北海道のおこめ ゆめぴりか
北海道産ゆめぴりかを、北アルプスの天然水で炊き上げたパックご飯です。「米の食味ランキング」で最高位の特Aを14年連続で受賞しているゆめぴりかは、北海道を代表するブランド米。甘みが強く濃い味わいが感じられ、粘りが強いのが特徴です。
酸味料を使用せずに炊き上げています。内容量は200g。24パックセットです。賞味期限は、製造月を含めて12ヵ月。粘りが強く、甘いお米が好みの方におすすめのパックご飯です。
東洋水産 マルちゃん あったかごはん ななつぼし
北海道産のななつぼしを使用したパックご飯です。基準をクリアしたお米を精米後すぐに炊き上げています。原材料は米と水のみ。トレー内で炊飯し、炊きたての状態をそのままパックしています。
お米の中心まで水分が入り込み、芯から炊き上げる加圧式炊飯を採用。お米のでんぷんが甘みに変化し、粘りも増します。1パック200g入り。3パック・5パックの2種類を展開しています。ななつぼしを楽しみたい方におすすめのパックご飯です。
まいすたぁ 無菌パック米飯 つや姫白米
山形県産のつや姫を使用したパックご飯です。つや姫は、「亀ノ尾」の系譜である新品種。艶やかな白さと旨み、強い甘みが特徴です。米粒の大きさが均等で、ほどよい粘りのあっさりとした食感が感じられます。
内容量は150g。無菌パックに詰められているのもポイントです。1袋に3パック入っています。賞味期限は、製造から約5ヵ月間。東北164号を父に山形70号を母に持つ「つや姫」を使用したパックご飯を楽しみたい方におすすめです。
全農パールライス パックご飯 栃木県産コシヒカリ
栃木県産のコシヒカリを使用したパックご飯です。酸味料やph調整剤は使用していないため、米本来の味わいが感じられるのが魅力。玄米のまま工場に入荷し、精米・炊飯・パック詰めまでを約4時間という短時間で行っています。
ご飯の甘さ・ツヤ・粘りを引き出すため、高圧力で加熱して調理。トレー容器にお米と水を入れて直炊きし、完全無菌の状態で製造されているのもポイントです。内容量は180gで、1袋に3パック入っています。栃木県産のコシヒカリを堪能したい方におすすめのパックご飯です。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 長期保存 パックごはん
賞味期限が製造から5年間と、長期保存ができるパックご飯です。炊き上がったご飯を脱酸素剤入りの袋に入れた後、遮光性の高いアルミ袋に入れて長期保存を実現しています。原材料は国産米と宮城の水のみのため、炊きたてのご飯の香りや味が堪能できるのも魅力です。
お米は15℃以下の低温で保存・精米し、鮮度を保っています。精米したら15秒後には炊飯し、米の酸化を防止。内容量は180gです。12パックと48パックの2種類を展開。長期保存ができ、災害に備えられるパックご飯を探している方におすすめです。
テーブルマーク 国産こしひかり小盛ごはん
少食の方や小腹が空いたときにぴったりのパックご飯です。1食100gの食べきりサイズ。国産のコシヒカリと新潟の美味しい水を使用して炊き上げています。加圧加熱と蒸気炊飯の二段階加熱製法で製造しているのがポイント。外はふっくら、中はもっちりとした食感に仕上げています。
1食ずつ切り離せる便利なトレーも魅力。切り離し線部分が2つ折りになるよう、何度か折り曲げた後、切り離し線から簡単に2つに分けられます。1袋に6食入り。電子レンジで約1分加熱すればすぐに食べられます。少量タイプのパックご飯を探している方におすすめです。
ウーケ(WOOKE) 特盛 お茶碗二杯分のごはん
お茶碗2杯分300gのご飯が入った特盛のパックご飯です。国産のお米と北アルプスの天然水を使用しています。天然水は、環境省選定名水百選に選出された地下水。酸味料を使用していないので、お米本来の味わいが楽しめるのもポイントです。
本商品は、国際基準規格SQFを取得した工場で製造されています。賞味期限は、製造月を含めて12ヵ月。白米をたっぷり食べたい方におすすめです。
大塚食品 150kcalマイサイズ マンナンごはん
富山県産のコシヒカリに、こんにゃく粉を原料としたマンナンヒカリを加えたパックご飯です。マンナンヒカリは、形も大きさもお米にそっくりな米粒状加工食品のこと。香りも食感も白米のような味わいのため、食べていても違和感がないのが魅力です。1パック150kcalで、食物繊維4.7gを摂取できます。
内容量は140g。通常のご飯と同じく、炊き込みご飯・チャーハン・リゾット・おかゆなどにアレンジもできます。健康や美容意識が高い方におすすめのパックご飯です。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 低温製法米のおいしいごはん あきたこまち
秋田県産のあきたこまちを使用したパックご飯です。あきたこまちは、濃厚な香や旨み、しつこさのない甘さが特徴で繊細な味わいの和食にぴったり。粘りが強く、もちもちとした弾力性が感じられます。
米の保管に適した15℃以下の低温で管理し、鮮度を損なわないようにしているのもポイント。精米や包装まで低温で管理し、α-アミラーゼをはじめとする熱に弱い酵素を守っています。精米後、宮崎県の水で炊き上げているのが魅力。原材料は米と水のみで、酸味料は不使用です。
内容量は180g、賞味期限は製造から12ヵ月間。角型の容器は、表面に凸凹加工を施しているので米粒が付きにくい仕様です。コンパクトで持ちやすく食べやすいサイズ感。あきたこまちが好きな方におすすめのパックご飯です。
パックご飯のおすすめ|玄米
JA全農ラドファ 発芽玄米ごはん 金のいぶき
宮城県産の「金のいぶき」を使用したパックご飯です。通常の玄米より胚芽が約3倍大きく、栄養を豊富に含んでいます。もちもちとした食感を楽しめるのが特徴。噛めば噛むほど、甘みと旨みが広がります。冷めてからも食べやすい味わいなのもうれしいポイントです。
あたためるだけで、炊きたてのような美味しさが堪能できます。内容量は150gです。賞味期限は、製造から12ヵ月間。炊き込みご飯や雑炊などにアレンジして食べるのもおすすめです。
幸南食糧 プレミアム玄米ごはん
玄米食のために開発された品種「金のいぶき」を使用したパックご飯です。食べにくいというイメージを持たれがちな玄米の印象を変えたいという思いから金のいぶきを採用。ぷちぷちとした食感と、米ぬか由来の甘みが口の中に広がります。
金のいぶきは、契約栽培されたモノを使用。GABA・食物繊維・ビタミンE・γ-オリザノールなどの栄養成分を豊富に含んでいるのも魅力です。内容量は120g。豊富な栄養素を含んだパックご飯を食べたい方におすすめです。
ファンケル(FANCL) 発芽米ごはん
発芽米を100%使用したパックご飯です。お米は、60種類以上の品種と産地から厳選した北海道産の一等米のみを採用。玄米を発芽させることで、やわらかくて食べやすく、栄養価もアップしているのがポイントです。
水は、名水百選に選ばれ、炊飯に適している富山アルプスの天然水を使用しています。クリーンな蒸気で水と発芽米を短時間で高温殺菌する無菌充填製法で製造。粒立ちがよく、あたためると炊きたての香りが広がります。酸味料は不使用です。内容量は160g。通常の玄米よりも栄養価を高めた発芽玄米のパックご飯です。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 発芽玄米 パックご飯
発芽玄米と白米をミックスした、美味しくて食べやすいパックご飯です。玄米を発芽させた発芽玄米は、ぬかがやわらかくなっているのが特徴。固さやボソボソとした食感が抑えられ、食べやすい食感が魅力です。原材料は、国産米と宮城の水のみを使用しています。
お米は、15℃以下の低温で保管・精米し鮮度を保っているのがポイント。内容量は150gです。3食・9食・24食・48食セットを展開しています。発芽玄米と白米をブレンドした食べやすいパックご飯を探している方におすすめです。
結わえる 寝かせ玄米4種ミックス
4種類の味わいを詰め合わせたパックご飯。セット内容は、北海道産小豆ブレンド・富山県産黒米ブレンド・国産十五穀ブレンド・国産もち麦ブレンドです。玄米は、茨城県稲敷市の契約農家が栽培する特別栽培米を使用しているのもポイント。特別栽培ミルキークイーン・コシヒカリ・あきたこまちを独自のバランスでブレンドしています。
特許技術を取得した特殊な圧力釜で炊き上げ、高温高圧調理で手間のかかる寝かせ玄米を再現。もちもちとした食感が楽しめます。内容量は各180gです。賞味期限は、約3ヵ月以上。さまざまな味わいの食べ比べを堪能したい方におすすめのパックご飯です。
パックご飯のおすすめ|その他
東洋水産 マルちゃん ふっくらおこわ 中華風
しょう油とごま油の香りが広がる中華ちまき風に仕上げたパックご飯です。もち米とうるち米を8:2の割合でブレンドしているため、もちもちとした食感が楽しめます。具材に、にんじん・しいたけ・鶏肉が入っているのもポイントです。
内容量は160g。3パック入りも展開しています。家庭で作るのには手間がかかって面倒なおこわを、あたためるだけで手軽に食べられるパックご飯です。
たいまつ食品 餅屋が作った赤飯
新潟県産のこがねもち米を使用したパックご飯です。小豆は北海道産のモノを採用しています。もち米のもっちりとした食感と、小豆の豊かな風味が広がる味わいが魅力。ほどよく塩味が付いているので、あたためればすぐに食べられるのもうれしいポイントです。内容量は160g。自宅で手軽に赤飯が食べたい方におすすめのパックご飯です。
尾西食品 尾西のドライカレー
お湯または水を注ぐだけで完成するパックご飯です。袋内部の注水線までお湯または水を160ml注ぎます。袋を閉じて熱湯15分・水60分待てば完成です。国産米100%の炊きたてご飯を急速乾燥したアルファ米を使用しているため、ふっくらとした食感。スプーンが付いているので、災害時やアウトドアでも活躍します。
さやいんげん・味付き玉ねぎ・コーン・にんじんが具材として入っているのもポイントです。アレルギー物質28品目は不使用。5年間保存でき、日本災害食学会が定める日本災害食の認証を受けています。内容量は100gで、出来上がり量はお茶碗軽く2杯分の260g。災害用の備蓄のほか、キャンプやアウトドアにもおすすめのパックご飯です。
東洋水産 マルちゃん ふっくら とり釜めし
とり釜めしが楽しめるパックご飯です。お米・鶏肉・ごぼうを合わせて炊き上げ、風味豊かに仕上げています。お米・鶏肉・ごぼうは国産のモノを使用しているのもポイントです。ベースの味付けは甘め。昆布エキスを加え、コクと旨みをプラスしています。
賞味期限は、製造から6ヵ月間です。内容量は160g。3パック入りも展開しています。釜めし好きな方におすすめのパックご飯です。
東洋水産 マルちゃん 街かど食堂 チキンライス
あたためるだけでチキンライスが楽しめるパックご飯です。国産のうるち米を使用し、ケチャップの甘みが広がる味わいに仕上げています。具材は、鶏肉・コーン・にんじん・玉ねぎの4種類。しっかりとした味付けで、どこか懐かしさを感じさせる味わいが広がります。
食欲をそそる見た目の色合いと香りもポイントです。内容量は160g。3パック入りも展開しています。具材を切ったり、味付けするのが面倒な方におすすめのパックご飯です。
唐房米穀 霧島湧水うなぎおこわ
霧島山系の湧水で育ったうなぎをトッピングした贅沢なパックご飯です。うなぎは、コク深いタレを塗ってじっくり焼き上げています。うなぎの旨みを引き出すごぼうも具材に採用。お米は、佐賀県産のもち米「ヒヨクモチ」を使用しているので、もっちりとした食感です。
冷凍された状態で届きます。内容量は125gです。賞味期限は、製造日から365日間。贅沢なパックご飯が食べたい方におすすめです。
パックご飯の選び方
お米の種類で選ぶ
スタンダードな「白米」
パックごはんのなかでスタンダードなのが白米。コシヒカリ・あきたこまち・ななつぼしなど、さまざまな品種のお米を使ったパックご飯が販売されています。お米をとぐ必要がなく、電子レンジであたためれば食べられます。食事後も空のパックを捨てるだけ。炊飯器の釜を洗う手間も省けます。
そのまま食べてもよいですが、カレー・丼・チャーハン・おかゆなど、さまざまな料理に活用できるのも魅力。内容量がさまざまで、用途に合う商品を選びやすいのもポイントです。
健康志向の人に人気の「玄米」
白米よりも水に浸したり、炊飯したりするのに時間がかかる玄米も、パックご飯なら電子レンジであたためるだけで手軽に食べられます。手軽に玄米を食べたい方や、あまり美味しく炊けない方におすすめです。
また、玄米はぬかや胚芽がそのまま残っており、栄養が豊富に含まれているのも魅力。食物繊維、ビタミン、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが多く、健康に気を使いたい方に人気があります。最近では、玄米を使ったアレンジレシピも多数紹介されているので、ぜひ参考にしてみてください。
食感が特徴的な「もち麦」
水溶性食物繊維「β-グルカン」を多く含み、健康志向の方に人気があるもち麦。白米に混ぜて炊くと、弾力のある食感を楽しめるのが特徴です。食物繊維以外にも、マグネシウムやカリウムなどのミネラルも豊富。また、白米の割合を少なくすることで、糖質を抑えられます。
ダイエットをしている方や健康維持の食事に興味がある方におすすめ。パックご飯なら、もち麦を用意したり白米を炊いたりする必要がなく、手軽にもち麦ご飯を楽しめます。
「赤飯」や「おこわ」も人気
もち米を炊いたおこわや、小豆を混ぜて炊いた赤飯も人気があります。パックご飯を使えば、もち米や小豆を事前に準備する必要がありません。材料がなくてもいつでも赤飯やおこわが食べられます。
味が付いたパックご飯は、ドライカレー・釜めし・チキンライスなど種類が豊富なのも魅力。食事のレパートリーが簡単に増やせます。食生活を手間なく豊かにできるので、ぜひ活用してみてください。
1パックあたりの量をチェック
パックご飯の内容量は商品によってさまざま。100~150gの小盛サイズから少し多めの200g、300gの特盛サイズまで揃っています。茶碗1杯分のご飯がおよそ150gを目安に、食べきれるサイズのモノを選んでみてください。
一度に多く食べたい方は、数食分がまとめて入ったセット商品がおすすめです。開封後のパックご飯は炊飯器で炊いたご飯とほぼ同じ。適切な内容量のモノを選んで鮮度がよいうちに食べきるのがポイントです。
お米の品種にも注目
もっちりとした「コシヒカリ」
北は東北地方から南は鹿児島県まで、日本全国で栽培されている「コシヒカリ」。なかでも新潟県産のコシヒカリは人気のあるブランド米です。「越の国に光り輝く稲」になるよう期待と願いをこめて名付けられたとされています。
コシヒカリの特徴は炊いたときにツヤのある白さが出ること。また、粘りと弾力のある食感、香りのよさとかすかな甘みを感じられるのも特徴です。現在は、新潟一般・佐渡・岩船・魚沼の4銘柄に区分され、市場に流通しています。
やわらかすぎず硬すぎない「あきたこまち」
コシヒカリと奥羽292号を掛け合わせて作られたのが「あきたこまち」。現在では、秋田県を誇る人気のブランド米です。秋田県で生まれたといわれている絶世の美女・小野小町が名前の由来とされています。
白色に輝く透明感が特徴。香りがよく、甘み・旨み・コクなど味のバランスが取れた安定感のあるお米です。冷めても味が劣化しにくく、お弁当やおにぎりなどにも向いています。
さっぱりとした「ななつぼし」
北海道を代表するブランド米が「ななつぼし」。人気ブランド米「ひとめぼれ」に連なる系譜を持ち、現在では北海道米の作付面積の多くを占めています。北斗七星のように輝いてほしい、という願いで名付けられたとされるお米です。
ほどよい粘り気と甘さで、しつこさを感じさせない味わいが特徴。冷めても美味しく食べられるので、弁当や寿司にもおすすめです。
湯せんや電子レンジ加熱など、調理方法をチェック
パックご飯は電子レンジで加熱する調理方法が一般的です。パッケージに記載されている電子レンジのワット数や、加熱時間を守って調理してみてください。
また、多くのパックご飯は電子レンジを使わなくても調理可能。鍋にお湯を沸かし、パックごと加熱すれば、あたたかいご飯が食べられます。停電など電気が使えない状況では、カセットコンロがあると湯せんができて便利です。
パックご飯によっては、水を使って作れる商品もあります。突然の災害に見舞われたときなど、熱源を用意できない状況でも利用可能。もしものときのため、いくつかストックしてみてください。
添加物の有無をチェック
パックご飯の長期保存が可能な理由は、徹底した殺菌が行われているためとされています。「無菌包装米飯製造」の場合は殺菌したご飯を無菌環境で無菌化した材料で包装。「レトルト米飯製造」の場合は調理後のご飯を加圧・加熱して殺菌しているとされています。
添加物を使用せずに長期保存することが可能ですが、使用されているパックご飯もあります。添加物が気になる方は、パッケージを確認してみてください。
コスパを求めるならセット商品がおすすめ
パックご飯には、数食分をセットにした商品もあります。1食分では足りないときやまとまった人数分必要なときなどに便利。また、非常時の備蓄用にも重宝します。
インターネット通販では、20個や36個など大量のパックご飯をセットにした商品もラインナップ。コスパを気にする方は、1パックあたりの価格を比較して安くて品質のよいパックご飯を選んでみてください。
賞味期限内に食べきれるように注意
パックご飯は長期保存ができるのもメリット。賞味期限が半年から1年以上の商品が多く、なかには5年も保存可能な非常食に特化したパックご飯もあります。お米が切れたときのためのストックや、災害時のための備蓄に便利です。
開封した場合は、賞味期限内であっても早めに食べきります。備蓄用や非常食などで長期保存する場合は、賞味期限が切れてしまわないように注意しておくことも大切。包装に穴があかないようていねいに扱い、日の当たらない涼しい場所で保存するのもポイントです。
番外編:パックご飯の美味しい食べ方
パックご飯は電子レンジや湯せんで調理可能ですが、キャンプなどアウトドアなどではフライパンがあると便利。粘り気が比較的少ないパックご飯は、チャーハンを作るのに向いています。あらかじめパックご飯に卵を混ぜておき、市販のチャーハンの素を入れてフライパンで炒めるだけででき上がりです。
番外編:災害時の備蓄には賞味期限が長い「レトルト米飯製造」のモノを
パックご飯には2種類の製造方法があります。ひとつは「無菌化包装米飯製造」。炊飯前のお米を殺菌し、調理後に無菌包装したパックご飯です。加圧処理をしないため炊きたての状態に近く、ご飯本来の食感や風味を楽しめます。
「レトルト米飯製造」はお米を気密性の高い容器に入れ、調理後に加圧加熱殺菌したパックご飯です。もち米を使った赤飯やおこわ、水分量の多いおかゆなどに向いた製法ですが、白米などにも使われています。
無菌化包装米飯製造のパックご飯も長持ちしますが、パウチ後に殺菌しているぶん、レトルト米飯製造の方が賞味期限が長いのが特徴。災害時の備蓄には、レトルト米飯製造の商品が向いています。ただし、どちらのパックご飯も定期的に賞味期限をチェックして交換するようにしてみてください。
パックご飯は使っているお米の種類・品種・調理方法・賞味期限など、商品によってさまざま。赤飯やドライカレーなど、味が付いたモノもあります。災害時の備蓄が目的なら、できるだけ賞味期限が長い商品を選ぶのがおすすめ。購入したパックご飯はこまめに確認し、賞味期限が切れそうになったら必ず交換してみてください。