ロードバイクと日本の匠のわざが融合。
空前の自転車ブームに押されて、街中では一日見かけるロードバイクは数知れません。人によってはどれも同じに見えるようです。でも日本の職人が作ったすごいロードバイクが登場しました。それは見たこともないようなデザイン。今回ご紹介するのは、オールチタン製で、どの部分にも日本の匠のわざが感じられる唯一無二のロードバイク、Samurai Bikeです。
サムライの鎧
Samurai Bikeのコンセプトであるサムライ。フレームの曲げられている部分は、扇型のパーツをつなげていく、エビ管溶接という技術で仕上げられ、溶接の跡はあえてそのままにしています。
また、フレーム下部のトラス構造の部分は、エビ管溶接の質感やデザインと相まって、サムライの鎧を演出しています。
サムライの刀
フレームの優美な曲線は、刀の反りがモチーフに。ホイールの凄味のある金属感はまさに刀ですね。変速機などのためのワイヤー類はフレーム内を通され、Samurai Bikeの醸し出す雰囲気を損なっていません。
オールチタンのすごさ
Samurai Bikeは、特定のパーツを除き、ほとんどの部分がチタン。ハンドルバー周辺の作り込みは圧倒されますね。レーザーカットで「彫られた」ロゴデザインの鋭さや、ハンドルバーの温もりある職人わざの跡は、ハイテクノロジーなのに日本伝統工芸品のような気品を漂わせています。
性能も一般的なチタン製のロードバイクに引けを取りません。チタンの振動吸収性と美しいフレーム形状は、びっくりするくらい、スムーズな乗り心地を約束します。
カーボン製のロードバイク全盛ですが、Samurai Bikeはまさに日本のロードバイクですね。
標準的なロードバイクのフレームとはかけ離れた構造を持つSamurai Bikeですが、床の間に飾りたくなります。乗るとしたら、ウェアはピチピチで?それとも!?