いま目をつむった状態で歩くことができますか。
「何かにぶつかるのでは」と動くことすら怖いと感じるでしょう。目の不自由な人は普段から日常生活に支障がでないよう努力はしていますが、やはり知らない街中で障害物を避けて歩くには手助けが必要ですよね。
今後その助けとなりそうなのが、イギリス・ノッティンガム大学の学生たちが考案した、視覚障害者を安全に誘導する手袋SenSei Gloveです。手の甲側に取り付けられた超音波センサーが障害物を感知し、その距離が近くなると警告音がなり知らせてくれるというのが基本的な仕組み。
ノッティンガム・ビジネス・スクールの起業家コンテストで優勝しています。現在は試作段階にあり商品化の予定はありませんが、今後の課題はサイズと重さをより下げることだそう。
最新技術に頼ることも必要ですが、街中で視覚障害者が困っていたら、ひとこと声をかけて誘導するなどのコミュニケーションが一番大切ですよね。