氷のようにクール!
Snopedは、オートバイとスノーモービルを合わせたような乗り物で、そのデザインはまるでアート作品を思わせるユニークなスタイル。乗りやすさや使いやすさよりも、アート、デザイン、ファッション、ライフスタイルを追求し、デザイナーのジョーイ・ルイター氏自身も、そのデザインで物議を醸すのが狙いだったとか。
とにかく奇妙な外観のSnopedは空気力学を無視した長方形のデザインコンセプトで、一見安定しそうもない15cm幅のSnopedのフロント部分には、フルハイトのLEDヘッドライトを内蔵。長さ193cmのアルミニウム製シャーシは軽量で、むき出しの90ccエンジンが取り付けられています。
ボディからただ突き出たハンドルバーと座りにくいシートは、カフェレーサーをモデルにしたデザイン。直立したシーティングポジションで運転する姿は、確かに60年台のイギリスで流行したスピードとデザイン重視のクールな改造バイクを思わせます。
今年1月からスタートした本プロジェクトは、約2ヶ月で完了。デザイナーのルイター氏はSnopedを商業ベースに乗せるつもりはないようですが、この手のユニークなデザイン製品は次々と発表していく予定、とのこと。
機能性や燃費や乗り心地を無視したSnopedのような乗り物も、遊び心満載で楽しいですね。これからの発表も楽しみです!